2016/09/22 - 2016/09/25
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kyosakuさん
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2016年9月のG20サミットで注目を浴びた、浙江省の省都である杭州。
上海から手軽に行ける距離で、見所も多そうな町の様なので、行ってみる事にしました。
関西空港から上海へと飛んで、3泊4日の旅。
往復の飛行機と、1、2泊目を杭州、3泊目の上海のホテルだけ押さえて、ガイドブックも持たず、下調べもせず、スマートフォンだけ持って、行き当たりばったりの旅です。
旅の1日目は、関空から上海へ飛び、バスで杭州へと移動します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
関西空港から上海へは、中国国際航空のCA164便、
機材はA321で、普段乗りなれているLCCのA320より少し大きめ。 -
中国の飛行機は、飛行中は機内モードでも電源オンが許されないので、写真を撮ることができませんでした。機内食はサンドイッチで、温かい食事は無し。
9:00のほぼ定刻に関空を飛び立ち、約2時間半のフライトで、上海浦東国際空港の第2ターミナルに到着。 -
浦東空港から、今日中に杭州のホテルにたどり着かなくてはなりません。
さて、どうするか。
移動手段を考えがてら、早めの食事を取ることに。
ターミナル1とターミナル2の間、リニアモーターカーや地下鉄の駅があるエリアに、飲食店が集まっています。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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無難にハンバーガーやフライドチキンで済ませても良いのですが、さっそく牛肉麺を注文。36元と内容の割には高めです。サイドメニューの海草は、口に合わず残してしまいました。
食事をしながら、杭州へ行く方法を考えます。
高速鉄道で移動するには、虹橋駅へと行かねばなりませんが、地下鉄2号線(途中乗り換えあり)か、空港バスに乗る必要があります。
スマホで調べていると、浦東空港から杭州に直行するバスが、ほぼ一時間おきにあるようです。
杭州のどこに着くか不安ですが、バスで行くことに。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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長距離バス乗り場の案内にしたがって進みますが、乗り場に行くエスカレーターが閉鎖されています。
一方で、エレベーターは大きなスーツケースを持った乗客が列を作っています。
仕方なく粗末な非常階段を降りていきます。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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メモ帳に行き先と枚数を書いて、窓口でバスの切符を購入。
上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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12:00発のバスになりました。運賃は110元也。座席も指定されています。
上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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荷物検査を潜り抜けて、待合室へ。
トイレはタバコを吸う人たちの吐く煙が充満しています。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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発車の10分ほど前に、改札開始。他の乗客と一緒に、切符を見せて乗り場に向かいます。
上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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普通の観光バスですが、外見はともかく、室内は結構くたびれています。
私は一番最前列の通路側。前の眺めが利く特等席です。
隣には40歳ぐらいの女性が座りました。上海浦東国際空港 (PVG) 空港
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8割ぐらいの乗車率でバスは定時に出発。空港から片側4車線の立派な高速道路を西に向かいます。
運転手のおじさんは、自分のiphoneにイヤホンを挿し、両耳に装着しながらハンドルを握ります。日本の感覚だと、おいおい大丈夫か!?と思いますが、ここは中国。細かいことを気にしていたらキリがありません。
バスはドッシンバッタンと、道路の段差が直接お尻に響く、結構ひどい乗り心地。
それでもウトウトしていると、車内になんとも言えない臭いが充満して目が覚めます。
だれかオナラしたのかな?でも臭いが違うな?と思っていたら、なんと隣の女性が「ドリアンスナック」なるものを食べていました。窓の開かないバスでは結構応えます。
一袋食べ終えたので、ほっとしていると、女性は二袋目をオープン!勘弁してくれ! -
途中どこかで休憩があるかと思いきや、ずっとバスは高速道路を走り続けます。
単調な景色に、飽きてきました。新幹線の線路と並走し、ときどき列車とすれ違います。
上海を出発して2時間半ほどで、高速道路を降りて杭州の街中に入ってきました。
車も多く、勝手に想像していたよりも大都会です。 -
渋滞の中を走り、事前の案内通り、ほぼ3時間で杭州に到着。
どこでバスを降ろされるのか心配でしたが、地下鉄の武林広場駅の少し西、民航售票処が終点でした。タクシーに乗らずに、ホテルに移動することができそうです。 -
武林広場駅から地下鉄で2駅、龍翔橋駅まで移動し、そこから歩いて杭州の宿、グランドメトロパークホテル(維景国際大酒店)にチェックインします。
グランド メトロパーク ホテル ハンツォウ ホテル
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ロビーの液晶テレビには、ドイツのメルケル首相や、国連の潘基文事務総長の写真が表示されています。このホテルに泊ったのでしょうか?そこまで高級そうには見えませんが…。
グランド メトロパーク ホテル ハンツォウ ホテル
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物を置いて身軽になって、何はともあれ杭州に着たら西湖へ。
街の中にこれだけ大きな湖があるのは新鮮です。
琵琶湖はもちろん、宍道湖に比べてもずっと小さい湖ですが、それでも大きいです。西湖 (杭州西湖の文化的景観) 滝・河川・湖
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中国は平日ですが、西湖のほとりは大勢の観光客で賑わっています。
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湖のほとりを歩いていると、遊覧船がありました。
湖の中の島、三潭印月に渡ったり、湖を一周したりと、いくつかコースがあるみたいですが、湖を一周する船に乗ってみることに。西湖 (杭州西湖の文化的景観) 滝・河川・湖
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50元で切符を買って船に乗ると、すでに座席は埋まっています。
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私の後からも次から次へと客を乗せ、立ち客で満員になってから出航しました。
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一時間ほど船の中で立ちっ放しはしんどいですが、歩いて湖畔を巡るよりは楽です。
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船の中にはトイレはありません。子供を抱きかかえて、船の端で用を足させる人、ゴミ箱の中におしっこをさせる人…。中国トンデモニュースの世界が目の前で繰り広げられます。
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雷峰塔が見えてきます。
2002年に再建された塔なので、建物自体は歴史的価値は低そう。 -
一時間弱の船旅を終えて、元の場所に戻ってきました。
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すでに日は暮れ、夕食の場所を探さなければなりません。
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延安路沿いのショッピングモールに入りました。いろいろ食事をできる店はありますが、ピザや韓国焼肉を食べても仕方ないので、さらに外へ。
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百度地図アプリで検索し、ビルの3階で営業している火鍋屋さんに入ることにしました。
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なんとか店には入ることができましたが、注文ができません。中国語のメニューを見ても、何が出てくるかまったく想像つかない。
まずは鍋の出汁の味を決めなくてはなりません。
店員は英語などまったく通じない模様。だんだんと機嫌が悪くなってくるのがわかります。
辛(ラー)と連発して、辛目とさっぱりめの二味の出汁が入った鍋が出てきました。 -
次は具材の注文です。羊肉や牛肉が食べたい!ほかのテーブルで食べているお客さんの注文している品を指さし、何とか具材の注文も済ませます。
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注文するたびに、お金をその場で払うシステム。ビールもカウンターでお金を払ってもらってきます。出てきたのは雪花ビール。日本のビールに比べると薄味でよく言えばさっぱりした、悪く言えば飲んだ気にならない味です。
夕食にありつくのに苦労しましたが、これも旅の楽しみ。 -
火鍋屋を出て、南へと歩いていくと、「南宋御街」という、おしゃれな通りに出くわしました。昔風の建物が並んでいて、中国というより西洋風です。
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そのまま南へと歩くと、にぎやかな通りとクロスします。河坊街といって、土産物屋がたくさん並んでいます。浅草の仲見世通りに近い、という印象ですね。
河坊街 その他の店舗
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さすがにビールで酔った足で歩きくたびれました。
河坊街 その他の店舗
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地下鉄に乗って、ホテルへと戻り、関空出発からの長い一日が終わりました。
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