2016/09/17 - 2016/09/20
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キリさんですさん
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バルト三国一人旅、最終編のリトアニア編です。
リトアニアのヴィリニュスの街歩き、途中で寄ったシャウレイの十字架の丘及びカウナスの杉原記念館での写真も併せて掲載します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
12時30分リガ発のバスでシャウレイに向かいます。
出発前に食事をしたリガの鉄道駅です。
毎度のことですが印象深い街を離れるときは一抹の寂しさがありますね。 -
バスはほぼ満席でした。日本人は私一人です。
乗り心地の良いバスでした。 -
2時間半もバスに揺られて15時頃にシャウレイのバスステーションに到着。
直ちに、翌日の9時30分シャウレイ発カウナス行きのバスのチケットを購入。十字架の丘へはバスにするかタクシーにするか迷ったのですが、長時間のバスの移動で疲れが残っておりタクシーにしました。 -
十字架の丘の入口です。
私を歓迎してくれているようです。 -
大量の十字架の中の坂道を登っています。
-
奥に行くほど、ますます十字架の数が多くなりました。
すごいですね。 -
皆さん、かなり雑に置いていくのですね。
購入したロザリオをこの中に置いてきました。
お墓でもないのでバチがあたることはないとはいえ、もっとキチンと置くべきと思いますが、これで良いのですかね。 -
道に迷っているような女の子がいました。
お母さんが夢中で十字架を置く場所を探しており、その姿を見つめているようです。 -
薄暗くなってきたので早々に待たせているタクシーに乗り、シャウレイの街に戻りました。滞在時間はたった30分でした。
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シャウレイのバスステーションで食事後、ホテルまで歩くことにしました。
バスステーション前のティルジェス通りからからヴィタウト通りへ曲がった処です。
途中で地元の奥さんに出会い、「2本目の道を右に曲がった奥にありますよ」と教えてもらいました。 曲がる道が分からなかったので助かりました。 -
やっとホテルに到着です。
今夜のホテルは節約して安いトウルネホテルです。
値段相応のホテルでした。 -
ホテルに荷物を置いて、早速シャウレイの街を見学に行きます。
目抜き通りのヴィリニアウス通りに来ました。 -
公園でカボチャ、ニンジン等の野菜を飾って見つめている親子がいました。
何のおまじないですかね? -
シャウレイ市庁舎です。
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聖ペテロ&パウロ教会を見学して、シャウレイ街歩きはあっさりと終了です。
翌日はシャウレイのバスステーション9時30分発のバスでカウナスへ移動しました。ほぼ満員でした。 -
12時にカウナスのバスターミナルに到着しました。
ショッピングセンター内のカフェで昼食後、ヴィリニュス行きのバスのチケットを購入。荷物を預けようとしたのですがロッカーの場所が判らずウロウロしました。
ロッカーはショッピングセンター内ではなくバスターミナル前のコンテナの中でした。 -
バスターミナルの前の道を真っ直ぐに行き、信号を渡ったところに、このような公園の入口がありました。
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公園の中を真っ直ぐに直進すると右側にモスクが見えてきました。
この先で公園を出て、左の方面に歩いていきます。 -
道路が整備中のため道が分からなくなり、地元の老夫婦に杉原記念館の場所を聞いたところ、近くにあったこの階段の方を指でさして、「この階段を登った方が近道ですよ」と教えてくれました。
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階段を登りきった処で自転車に乗って遊んでいた子供達に教えてもらい、やっと杉原記念館に到着しました。
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入口にこのような表札があり、間違いないようです。
横にあるボタンを押しました。
中から事務員の女性が出てきて、案内をしてくれました。 -
杉原記念館の中です。
係りの女性から「ビデオを見られますか?」と聞かれましたが「杉原さんの功績は映画や本で十分に知っており、私一人なので結構です」とやんわりと断り、部屋に飾られている品々をじっくりと見学させてもらいました。 -
この机で腕が動かなくなるまで必死でビザを書き続けて6000人以上のユダヤ人の命を救った杉原さんの姿が目に浮かぶようです。
ダメな本国の上司の指示に逆らって自分の信念を貫く、杉原さんのような方が私は好きです。 今の日本に必要な方ですね。 -
机の上に書きかけのビザと承認印が置かれていました。 時間切れで領事館を追い出されるまで「一人でも多く助けよう」との杉原さんの熱い思いが感じられ感激しました。
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杉原さんのお母さんの写真も飾られていました。
穏やかな笑顔ですね。 このお母さんの写真を見ながら「もう無理かな」と挫けそうになった心を奮い立たせてビザを書き続けていたのでしょうね。
見学後、直ちにカウナスのバスステーションに戻りました。 -
カウナス発15時のバスで今回の旅の最終地、ヴィリニュスのホテルに到着です。
ヴィリニュスのパノラマホテルの前です。
このホテルはヴィリニュス駅及びバスターミナルの近くでロケーションが良く、部屋から旧市街が見えて、居心地の良いホテルでした。 -
翌日の朝、ホテルの前で夜明けの門へ行く道を教えてくれた女性です。
穏やかな雰囲気で素敵な女性でした。
日本人は誠実そうで大好きとのことでした。
気分良く街歩きをスタート。 -
夜明けの門です。
ホテルから歩いて5分程でした。
9つあった城門のうち唯一残った門だそうです。
上部にリトアニアの紋章がある立派な城門です。 -
夜明けの門を抜けて旧市庁舎の方面へブラブラ歩いています。
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聖三位一体教会です。ウクライナ・カトリックという珍しい宗派の教会です。
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聖カジミナル教会です。
1604年にイエズス教会によって建てられた教会だそうです。
この教会は支配者が変わるたびに憂き目にあった悲運な教会だったそうです。 -
旧市庁舎と市庁舎広場です。
この旧市庁舎の建物の1階の左側に観光案内所があり、フリーマップを入手。
聖ペトロ&パウロ教会に行く時にトロリーバスを使う予定なので、近くのキオスクの場所を教えてもらい「ヴィリニエチオ・コルテレ」のカードを購入。 -
市庁舎広場にある噴水です。
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市庁舎から大聖堂へ行く途中にヴィリニュス大学がありました。
大学構内のサルビエヴィユスの中庭です。
帝政ロシア時代に抵抗運動の本拠地として使われたそうですが、今では由緒ある大学で2万人の学生が学んでいる総合大学です。 -
鐘楼と大聖堂です。
ヴィリニュスのシンボルの教会です。
鐘楼は高さ53mとかなり高く、ホテルの窓からも見えました。 -
大聖堂の前の広場から、遠方にゲディミナス塔が見えました。
丘の裏側にリフトが有るのを忘れ徒歩で登りました。
まだまだ若いです。 -
ゲディミナス塔からの眺望です。
大聖堂と鐘楼が見えます。 -
裏側のネリス川方面です。
近代的なビルが立ち並んでいました。
「この街もいずれは近代的な街に変貌するのか」と思うと複雑な心境ですね。。 -
ゲディミナス城に入ってみました。
中は博物館と展望台でした。 -
展望台からの眺望です。
ヴィリニュスの旧市街の景色を撮影する時は、より高い塔の中の展望台からの撮影をお薦めします。 -
近くに「3つの十字架の丘」が見えました。
この丘の上でフランシスコ派の3人の僧侶が磔にされ、その死を忍び1989年に建てられたそうです。ここからの旧市街の景色が素晴らしいとのクチコミがありましたので行ってみることにしました。 -
ゲディミナス城の出口を右方向へ行くと工芸博物館あり、博物館の横のヴィリニャ川沿いの道を歩いていきました。
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しばらく歩くと橋があり、渡って行きます。
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階段を登っている二人連れがいたので、後を付いていきました、
しかし本来のルートとは違う道のようです。
頂上で一緒になり「私たちが道を間違えたようですいませんでした」と謝っていました。 -
イチオシ
やっと「3つの十字架の丘に」到着しました。
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道を間違えて先を歩いていたポーランド人のカップルです。
男性の方がポーランド内の日本語学校で日本語を勉強中とのことなので、たどたどしい日本語でしたが楽しい対話会でした。東京オリンピックの時に二人で日本に行きたいとのことでしたので、東京を案内してあげる約束をしました。 4年後の再会が楽しみです。 -
旧市街の裏道にある「ガビ」でランチにしました。
ビールとリトアニア料理です。
雰囲気が良くユッタリとした気分で美味しく頂きました。
この店は価格も手頃でお薦めです。 -
ガビの店の近くの聖ミカエル教会です。
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多数のレンガが組み合わされた聖アンナ教会です。
ゴシック建築の良さを感じられる、素晴らしい教会でした、 -
聖ベルナルディン教会です。
15世紀半ばにフランシスコ会によって建てられた教会だそうです。
ヴィリニュスは教会の数が多く、とても覚えていられません。 -
旧市街の東側のウジュビス共和国の入口のウジュピオ橋です。
ウジュピオ共和国は芸術共和国として独立宣言が行われているそうで、毎年4月1日にはこの橋に検問所が設けられパスポート無しでは入れないそうです。
芸術家や学生たちが増えて「ヴィリニュスのモンマルトル」とも呼ばれているようなので興味が湧き、入ってみました。 -
ラッパを吹き鳴らす天使の像です。
2002年の独立記念日に除幕された記念碑だそうでず。
通りの真ん中に建っていました。 -
ウジュビス内の道路です。
ごく普通の街並みでした。 -
しかし奥の方へ行くと壁に落書の家が増えてきました。
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所々にこのようなに荒れた箇所が残っていますが、今後どのように変貌していくのか楽しみな街ですね。、
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ホテルに戻り休憩後、2番のトロリーバスで聖ペテロ&パウロ教会に向かっているところです。
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イチオシ
聖ペテロ&パウロ教会はヴィリニュスを代表する素晴らしい教会です。
今回見学した多数の教会の中で、私が最も感動した教会です。 -
この教会は内装だけで30年の年月をかけたそうで、2000以上の彫刻群があります。聖人、天使、獣、植物と多岐に渡っており、各々の完成度も高く、「素晴らしい」の一言です。
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とても全ての彫刻像を載せることはできませんが、一つ一つが実に丁寧に作られています。
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聖ペテロ&パウロ教会からトロリーバスで移動中にリトアニア国立博物館が見えましたので、急遽トロリーバスを降りて、KGB博物館へ行って見ることにしました。
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KGB博物館です。
政治的な理由で逮捕された人々が拘留されて拷問された場所です。
内部の実際に拷問された部屋、処刑された部屋等々の写真でプログで掲載するにはどうかと思うので、やめておきます。 -
ゲディミノ大通りに面した建物の外壁に地下室で命を落とした方々の名前が刻まれていました。
大通りにこのような外壁を残していることにリトアニアの国民がいかにKGBに恨みを持っていたのかが感じられ、まだ戦争による「心の傷跡」が癒されていないのですね。 -
ケディミノ通りを大聖堂方面へ歩いて行く途中に寿司屋があったので、久しぶりの寿司を美味しく頂きました。
最近は何処の国でも日本人及び日本で修行した職人が握ってくれる店が多くなり美味しくなってきたのが嬉しいですね。 -
久しぶりの日本酒と寿司を堪能していたら、陽が暮れていました。
今回の一人旅では夜景を撮るのを忘れていたので、大聖堂からホテルまで歩いて帰り、タップリと夜景を撮りましたので、その中の4枚を掲載します。
大聖堂近くの屋外のレストランが並んでいる通りです。 -
続いて、旧市庁舎と市庁舎広場の夜景です。
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市庁舎広場から夜明けの門に向かっている時に撮影したビルの夜景です。
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イチオシ
最後に夜明けの門の夜景です。
今回のバルト三国一人旅で最後に撮った写真です。
何とも言えない魅力的な不思議な淡い色合いの門でした。 -
バルト三国は全て同じような国と思っていましたが、実際に街歩きをしてみて微妙に異なりました。「都会的なタリン」、ダウガヴァ川と堀に囲まれた「爽やかなリーガ」、高い教会が無く「のどかなヴィリニュス」と3通りでした。しかし道を訪ねた時の「笑顔で親切な対応」は三国とも共通しており親日的で居心地の良い国々でした。
中世の面影を残すバルト三国の街歩きは理屈抜きで楽しく、いつかまた訪れてみたいと思います。
(終わりです)
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