バルト三国一人旅の２カ国目のラトビア（リガ）編です。　リガの旧市街の街歩き、新市街のユーゲントシュティール建築巡り、遊覧船に乗りダウガヴァ川からのリーガの街の眺めをノンビリと楽しんできました。

バルト三国一人旅（ラトビア編）

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2016/09/15 - 2016/09/17

248位(同エリア783件中)

#街歩き

エリア

リガ(ラトビア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 4.0

交通: 3.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 高速・路線バス徒歩

航空会社: スカンジナビア航空

エストニアのタリンから５時間かけてラトヴィアのリーガのバスターミナルに無事到着しました。
テレビで何度も見た飛行船の格納庫を活用したこの大きな中央市場を見ると、ラトヴィアのリーガに来たことを実感し、しばらくボーとして佇んでいました。
バスターミナルで明後日のリトアニアのシャウレイ往きのバスのチケットを購入。
地下道を通り、ホテルのある旧市街へ行きます。
今回のホテルは旧市街の入口近くのウエルトンセントラムホテルで、地下道を抜けてから徒歩３分程度で近く、清潔で居心地の良い綺麗なホテルでした。
ホテルでシャワーを浴び昼食を食べ、早速街歩きの開始です。
ホテルのすぐ近くに聖ヨハネ教会がありました。
天気は快晴で気分爽快です。
かつての城壁の一部の狭い入口を抜けてヤーニスの中庭に入ります。
ブレーメンの音楽隊の姿がみえました。
赤い外壁のレイテルン家です。
リーガで最初に建てられたバロック建築の建物だそうです。
外壁の上部に口を開けた修道士の顔が見えました。
小さく分かりにくい場所にあるので見つけるのに苦労しました。
近くに聖ペテロ教会が見えました。
リーガの街歩きをする前にまずはこの教会の展望台に登って、街全体を見渡した方が良いとのクチコミがあったので、素直な性格なので迷わず昇ることにしました。
教会の中です。何故か受付に誰も居ませんでしたがソッと入ってみました。
この「先代の雄鶏」の近くで掃除している女性（実は受付の係員）がいたので展望台への登り口を聞くと「チケットを買って２階のエレベータ乗り場へどうぞ」とのこと。
聖ペトロ教会の展望台からの眺望です。
南の方面にカマボコ型の中央市場と周りの建物より一際高い科学アカデミーが見えました。
すぐ近くのダウガヴァ川とアクメンス橋です。
北西方面のダウガヴァ川とヴァンシュ橋方面です。
北側が旧市街方面でリーガ大聖堂すぐ近くに見えました。
ペトロ教会近辺です。
大まかな位置関係が分かったので、旧市街の散策を開始します。
まずは聖ペテロ教会のすぐ近くのブラックヘッドの会館です。
ブラックヘッド会館の前の市庁舎です。
市庁舎近辺は道が狭く分かりにくいですが大聖堂に向けて歩いて行きます、
歩いて５分程でリーガ大聖堂へ到着です。
リーガ大聖堂の中です。
美しい多数のカラフルなステンドグラスがあり、驚きました。
重厚なパイプオルガンと共に豪華な大聖堂です。
現在は教会としての活動の他、コンサートホール、博物館として使われているそうです。
大聖堂前のトウアマ広場です。
ここから先が道が分かりにくいので、地元の方に教えてもらうことにしました。
海外一人旅で覚えたのは地図に頼らずに地元の方に教えてもらうことですね。
笑顔が素敵な女性がこちらを見ていたので、この近くの見処を尋ねたらメモに書いて丁寧に教えてくれました。話の途中から何故かリオのオリンピックの話に変わり楽しい対話会となりました。日本人の体操の内村選手が大好きだそうです。
２０２０年には是非東京へ来てくださいと勧めておきました。
彼女に教えてもらったスミルシュ通りのユーゲントシュティールの建物です。
ここは彼女に教えてもらわなければ見逃すところでした。
ダウガヴァ川沿いのリーガ城です。
思っていたよりは簡素な建物でした。
イエーカバ通りからマザーピルズ通りを左に曲がったところの三人兄弟です。
今回は三人姉妹でなく三人兄弟でホッとしました。
聖ヤコブ教会です。
周りが狭い路地なので写真を撮るのに苦労しました。
スェーデン門です。
ひとりの娘が禁止されていたスエーデン兵士と恋に落ち、罰として門の内側に塗り込められたとの悲しい伝説があるそうです。
スエーデン門を抜けた処の右側に城壁がありました。
リーガの旧市街も１８世紀まではタリンのようにこのような城壁で囲まれていたそうです。
火薬塔です。
火薬の保管に使われた塔で、以前は「砂の塔」と呼ばれていたそうです。
現在はラトヴィア軍事博物館として使われています。
リーヴ広場に面した猫の家です。
小ギルドの会館です。
リーヴ広場近くのレストラン「ＸＬペルメニ」です。
本日の街歩きを終了し、この店で夕食を済ませてホテルへ戻りました。
この店はセルフ形式で気軽に入れる店で水餃子が美味しく、一人旅にはお薦めの店です。
翌日は自由記念碑から見学スタートです。
まずは遊覧船に乗りました。
遊覧船は朝早いせいかガラガラに空いていました。
お陰で自由に動き回れたので写真撮影には好都合でした。
遊覧船は出発して直ちに、狭い運河を抜けて中央市場のすぐ横を通過していきます。
やがて広いダウガヴァ川に合流します。
天気も良く、素晴らしい景色です。
右側には旧市街が見えてきます。
昨日、歩いて見学した諸々の教会が見えてきます。
イチオシ

リーガ大聖堂が見えてきました。
青空に映えて、堂々たる雄姿でした。
遊覧船の終了後、乗り場近くの公園でトランペットとアコーデオンを演奏している年配の二人がいたので、ラトヴィアでの曲名が分からないのでハミングで「百万本のバラ」をリクエストしたら、嬉しそうに演奏してくれました。
ふとっちょのトランペットの方の響き渡る音色が素晴らしく、改めて「百万本のバラ」のメロデイーが好きになりました。
自由記念碑の処に戻りました。
丁度、警備の二人が観光客の写真撮影に応えるように銃を構えてデモンストレーション中でしたのでパチリ。
自由記念碑から東北方面の見学へ行きました。
救世主生誕大聖堂です。
エスプラネーデ公園を横切り、ラトヴィア国立美術館へ来ました。
ラトヴィアの美術史が一覧できる豪華な美術館でした。
今回のリーガ見学の目的の一つの「ユーゲントシュティール建築」を見に来ました。
アルベルタ通りとエリザベテス通りのユーゲントシュテールの建造物を何点か掲載します。
イチオシ

ユーゲントシュテイールの建物です。
ユーゲントシュテイールの建物です。
ユーゲントシュテイールの建物です。
古聖ゲルトルート教会です。
旧市街から離れているせいか、寂しく暗い教会でした。
遠いところをわざわざ歩いて来る程の教会ではなかったナとの印象。
次は５番トラムに乗って遊覧船から見えたリーガ港へ行って見ます。
リーガのトラムは旧市街を囲むように走っており、南北へ移動するときは便利でした。後半は歩き疲れたので、リーガ港、国立劇場、自由記念碑、バスターミナル、中央市場への移動はもっぱらトラムを活用しました。
リーガ港近くの公園です。
５番トラムの終点にあります。
トラムはここでUターンしてリーガ駅の方へ戻っていきます。
リーガ港です。
船が停泊しているだけで、何も見学する処もないので、写真を撮ってすぐに戻りました。
私はカフェで休憩するよりはトラムで街の景色を見ながら休憩するのが好きです。
再び５番トラムに乗りリーガ駅の方へ戻りました。
いよいよリーガ見学も最後となったので、南方面の中央市場と科学アカデミーに行ってきます。
中央市場です。
元飛行船の格納庫だったので天井の高さと幅が予想以上に広いのに驚き。
ドームが５つあり、肉屋、魚屋、乳製品、果物等が大量に山積みされており壮観でした。
倉庫替わりに使われているドームもありました。
屋外にもテントが張られ、野菜、果物が販売されていました。
続いて中央市場から歩いて５分ほどで科学アカデミーのビルに来ました。
リーガ到着時に聖ペテロ教会からの眺望を楽しんだので、有料でもあり重複するので展望台へ昇るのを躊躇したのですが、折角ここまで来たので登ってみることにしました。こちらからの展望も素晴らしく登って正解でした。
科学アカデミーより更に南方面のダウヴァガ川の景色です。
旧市街方面です。
手前に中央市場が見えます。
旧市街方面です。　　
聖ペトロ教会と聖ヨハネ教会が並んで見えました。
イチオシ

リーガのツートップの教会をアップにして見ました。
帰国後も夢に出てきた素晴らしい景色でした。
最後に
リーガは「百万本のバラ」の曲で知り、昔から大好きな街でした。
リーガ大聖堂を中心にした旧市街の散策とダウガヴァ川の遊覧船から見た景色が素晴らしく、改めて惚れ直しました。
いつまでも中世の面影を残した素敵な街でいて欲しいものです。（終わり）