Venice-水面に浮かぶ世界遺産☆宝石箱のような街

2016/09/24 - 2016/09/28

世界遺産に登録されてる「ベネチアとその潟」。街やラグーン全体が世界遺産だなんて、世界遺産の上を歩くようなものです。アドリア海の真珠とも言われるベネチア。かつては国際経済や貿易の中心であり繁栄時代もあったのです。

鉄道でベネチアへ入る方法はミラノ側からとローマ側からと入る方法がありますが、ローマ、フィレンツェから行ったほうがまさしくアドリア海に浮かぶ真珠のようなラグーンの島々を見ることが出来て感動的ということでローマ側から入りました。

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィレンツェ発ベネチア、サンタルチアへ向かう列車の車窓からこんな風景が見えてきたらすぐそこです。
サンタルチアといえば、ほらあの歌が聞こえてきそうですね＾＾

ベネチア、サンタルチア駅

サンタ ルチア駅 駅

駅を出るとすぐ大運河カナルグランテで、水上バス（ヴァポレット）の乗り場となる。
車がない社会で代わりに船だけ、だから空気がとてもきれいで空が真っ青です。
これから行く人はぜひ映画「ツーリスト」をご覧ください。

サンタ ルチア駅 駅

これが水上バスです。
私たちは、ベネチアに住む友人の持つアパートメントでお世話になります。
サン・マルコ広場まで30分くらい。

ゴンドラはゴンドリエーレさんがゴンドリエーレの歌（カンツォーネ）を歌ったり、観光名所を案内してくれます。
80ユーロ／40分（一槽）

リアルト橋　白い巨像とも呼ばれる。
商業の中心地で、橋の上にはアケードがあり、土産店などが並んでいる。

リアルト橋 建造物

サン・マルコの鐘楼が見えてきたらもうすぐです。

サン・マルコ広場に着きました。
オーディオガイドによると建設中に2つのポールの間には実はもう１本のポールがあったが、真ん中のポールは海に倒れ落ち、探しても見つからなかった。
ベネチア人は不吉なことからこの真ん中を通らないという。

サン・マルコ寺院 (Basilica di San Marco)
キリスト教の『新約聖書』に収められている四つの正典『福音書』の記者の一人マルコに捧げられたベネチア最大の大聖堂

サン マルコ寺院 寺院・教会

サン・マルコ寺院の入口
中は撮影禁止です。

サン マルコ寺院 寺院・教会

ドゥカーレ宮殿
ベネチア共和国時代の総督居館と政庁
ゴシック建築

ドゥカーレ宮殿 城・宮殿

マルチャーナ図書館は現在でも、最も重要な図書館の一つ。所有する75万冊以上の蔵書の中には沢山の金泥写本、珍しいビザンティンやアラブ、中世の写本、アルド・マヌーツィオの稀覯本、最も有名な物に、フランドルの芸術家による『グリマーニの聖務日課書(Breviario Grimani)』がある。

国立マルチャーナ図書館 博物館・美術館・ギャラリー

ムーア人の時計塔 - Torre del'Orologio

サン・マルコの鐘楼に登ってみます。

これがそのサン・マルコの鐘です。

市内が見渡せます。
みんな同じ屋根の色で統一されていますね。

ヴェネツィアとその潟 旧市街・古い町並み

サン・マルコ広場
旧行政館 - Procuratie Vecchie

サン マルコ広場 広場・公園

こちらがサン・マルコの鐘楼上から撮影したサン・マルコ寺院
コンスタンティノープルのビザンティン建築を模倣したと言われている。

サン マルコ寺院 寺院・教会

対岸に見えるサン・ジョルジョ・マッジョーレ聖堂

先にある時計台は曲がっているように見えますが、本当に曲がっています。
この辺の建物はみんな斜めだったり曲がっていたりします。
カナル沿いのレストラン。
プレミアリーグをやっているパブを発見

夜のグランドカナルもライトアップされています。

友人のアパートメントからの風景

サン・マルコの鐘楼の音で目が覚める。６時なら６回、７時なら７回鳴る。
この鐘の音がなんとも言えない優しい暖かい音を奏でている。

友人の部屋から見えるサン・マルコ寺院

今回お世話になったイタリア人の友人は、このサンマルコ広場のすぐ近くに住んでいる。老舗のワインの流通業を営み、サンマルコ周辺にいくつもビルを持っているのだという。ベネチアは車のない社会で、古いアパートメントにはエレベーターもない。
遠くのスーパーまで船で買い物に行き、４階まで階段を上がらなくてはならない生活に慣れているとはいえ、やはり年とともに大変なことだろう。

サン マルコ寺院 寺院・教会

サンマルコ広場周辺の裏通り。
土産店やレストランが軒を連ねている。
このエリアはベネチアで最も高い。
同じ土産物でも他の場所の2倍はします。

ディズニーシーのゴンドラの風景のモデルはここから来ているんだそうです。
もう街中がシーです！

どこを散策しても古い街並みが美しい。

洗濯物は隣の建物に引っ掛けて干します。

ベネチアを歩いていて迷ったら、サン・マルコ方面、リアルト橋方面と必ず指示があるので、道しるべを探せばOK.

リアルト橋 建造物

リアルト橋の中の商店街
この先には市場もあります。

ゴンドラ乗場　暇なときは交渉できます。

ため息橋
ドゥカーレ宮殿と古牢獄の独房を結んでいる。
囚人が投獄される前に見ることのできる最後の景色であったため、この窓からため息橋をついたことからこう呼ばれている。

ため息橋 建造物

ただ歩いているだけでもとても素敵な街です。

９月のベネチアは本当に気持ちのいい気候で、昼間は暑いくらいで夜は涼しいです。
空気はドライで日本の夏とは違い、すがすがしい天気です。
歩くのにちょうどよいです。

いたるところにカメラを持った人や、プロのカメラマンと思われる人とも遭遇します。絵になる風景がたくさんあります。

リアルト周辺はホテルや観光の中心で、大カナル沿いにレストランが軒を連ねています。

リアルト橋近く西側は、高級娼婦の館があったところです。
映画「娼婦ベロニカ」にも登場するように、ベネチアにはコーティザン(高級娼婦)という職業があった。高級娼婦は知性や教養をを身に付けた知性人や、詩人などがいた。貴族や政治家の愛人として外交にも影響を及ぼしたのです。

地元ベネチアFCのメンバーズクラブですかね。
昔、名波浩（ななみひろし）さんがいたFCですね。

夜のリアルト橋

リアルト橋 建造物

素敵なお家の前に船着き場があって、お出かけは自家用モーターボートですね。

歩き疲れたらカフェで休憩
カプチーノやカフェラテも美味しいですが、普通のコーヒーが飲みたかったら、アメリカーノといえば見慣れたやつが出てきます。

サン・マルコの水上バス乗場前は土産屋さんや、画家の人が絵を描いて売っています。

私も記念にこの画家さんからこの絵を買いました。

ありがとう、ベネチア！本当に素敵な街、素敵な人々、素敵な思い出です。
また、絶対に来たい場所です。
ベネチアは歩いていると不思議な魔法に包まれるような街でした。

この旅行記へのコメント （1）

• sanaboさん 2016/10/10 00:33:27

  はじめまして

  Wuoofieさん、はじめまして
  
  ご訪問、ご投票をいただきましてありがとうございました。
  
  ヴェニスにはフィルムカメラの時代に訪れていますが
  デジカメ持参で再訪したい街リストの上位にあります。
  
  街並みに映るサン・マルコの鐘楼の影のお写真、とても素敵です！
  ヴェニスは被写体としての魅力に溢れるまさに「宝石箱」のような
  街ですね。
  
  フィレンツェも大好きな街ですので、またお邪魔させていただきます。
  これからもどうぞよろしくお願いいたします。
  
  sanabo