再度一人旅〜プノンペン編3〜

2016/09/29 - 2016/10/02

プノンペン二日目です。
時差二時間にも関わらず、体内時計ががっちりしているのか普段起床する5時半に目覚めてしまいました
(現地時間3時半！！！)

仕方なく、朝御飯の6時半までぼーっとしてました。
明るくなってくるのは5時半すぎたくらいでした。

エリア プノンペン(カンボジア)

ホテルの朝食会場から見えたプノンペンの街並み。

オープンエアの雰囲気のいい会場ですが、
やはり雨季とはいえ朝から蒸し暑いです。

朝食の内容は、、、
現地らしさを追求しないならいいかも。

ボンケンコンのホテルからワットプノンまで
トゥクトゥクで移動します。
2ドル。
交渉が面倒ですが仕方ない。


ワットプノンは
プノンペンの名前の由来になったお寺。
1372年に信仰深いペン夫人が流木の中に隠されていた仏像を安置するために作ったお寺だそうです。

開場は7時から。
外国人は1ドル、現地の方は無料だそうです。

なぜでしょう？

プノンペンではよくこういう風に小鳥を飼っている？のを見ました。

裏のほうにあるアンコール王朝最後の王、ポニャー・ヤットのストゥーパ。
ストゥーパとは、遺骨や仏舎利を納めた建築物だそうで、日本の卒塔婆と意味的には同じだそうです。
かなり違うような気がしますが(^_^;)

ストゥーパの下はこんな風にレンガ積みになっています。




実は、ここから先は私は行けませんでした。


なぜ！？
それは犬がいたから！




プノンペンで繋いだ犬を見ませんでした。
そして野良犬が多い！
ここは狂犬病根絶地域ではないので、
狂犬病の犬に咬まれるとほぼ死が確定です。

それ以前の話として
私は犬がとにかく苦手なのです(^_^;)

犬が邪魔をして、ということが旅行中多々ありました。

しかたなく、そのままワットプノンとはサヨナラしました。

ワットプノンの周囲は公園になっています。

ワットプノンの公園周囲の道路。

プノンペンの歩道は全体的に歩行者には優しくないです。
ここは、本当に人一人通るのがやっとです（笑）

何でこんな風にしてるかなー(^_^;)

国立図書館。

現役で利用されている、とのことでしたが、
開館前に行ったのでこんな感じでした。

かつてのフランス統治を思い起こさせる素敵な建物です。

後ろを振り返ると
ポニャー・ヤット王のストゥーパが見えます。

そして、中央郵便局。

この建物も素敵です♪


でも今回はここには郵便物を出しに来たのですが、、、

８時には開くはずなのにおかしいなぁ、、、

ん？
ポストの上になにかが貼ってある？

がーーーーーんっ！！！


10月2日までお盆休み！




かなりショックです。

ちなみに、今回の日程ははからずもまるまるお盆期間となってしまったため、アプサラダンスショーも影絵ショーも目をつけていたお店もほとんどお休みでした((T_T))
祝日の日程には気をつけましょう…

気をとりなおし、
トンレサップ川沿いのシソワットキーを歩きます。

ランニングしている人、釣りをしている人も何人かいて、とてものどかな風景です。


ただし、犬はいます(-_-;

シソワットキーの遊歩道の南端あたりにいきなり
健康器具が大量に！

市民の皆さん、健康に気をつけてください。

とか書いてあります。

ワットウナロム。

お盆だから、おまいりする人でごった返しています。

王宮前の広場。

鳩がとても多い！

王宮に向かって国王、
王宮には国王の母？
の絵がかざってあります。

王宮とシルバーパゴダ、入場料は6.5ドル。


１ドルが4200リエルなのか4000リエルなのか、
けっこうまちまちです。
必然的にリエルは使わないようになります。



ガイドブックには「日本語ガイドも頼める」とありましたが、頼んでみたら「いないよ」とのこと。
お盆でお休みなのか、もういないのかはわかりませんでした。

しかたないなー、と思って歩いていったら、
入口すぐそばで日本語が！
ちょうどどこかのツアーのガイドさんが解説をしていたので、お願いして一緒に回らせていただきました。
本当にラッキーでした。


王宮はお盆でだからなのか、改修のためなのか、
中には入れませんでした。

即位殿を覗きます。

そしてシルバーパゴダへ。

周囲の廻廊の壁画にはラーマーヤナ。
ちゃんと物語になっています。

右側にノロドム王の騎馬像、
左側にシルバーパゴダです。

シルバーパゴダ内部は撮影禁止です。

シルバーパゴダの名前の由来は、
床のタイルが銀だったそうで、とてもきらびやかだったとうことです。
現在も一部を見ることができます。
美しい細工があるタイルでした。

カンボジアは金と宝石の産地ということで、
中にはノロドム王の骨壺を焼いたときに出た灰などを溶かして作った仏像があります。
金の像で、大量のダイヤモンドで飾られています。

他にも納められた多くの仏像を見ることができます。

なぜかある
ミニチュアのアンコールワット。

王家式典の館には、
白象が奉られています。

一番前ではシヴァ神が悪い神を地団駄を踏むように踏みつけながら踊っている像がにらみをきかせています。


ところで、そのガイドさんが教えてくれたのですが
パゴダを上から見ると、出っ張りとその回りを囲む何重もの輪になっていますが、出っ張りは山、何重もの輪は海を模しているのだそう。
山は神聖なもので、海によって穢れから隔離されている、と。
そしてその海を渡り山に登ることができるのは蛇しかいない、と。
蛇は神聖な生き物なのですね。

だからお寺の上の飾りは蛇の尻尾を、瓦は蛇の鱗を表しているのだそうです。





ガイドさんには謝礼を、ご一緒させていただいた方々には言葉でお礼を伝えて、ここでわかれました。

本当にためになりました。
ラッキーでした。


まだ11時を少し過ぎたところでしたが、歩き通しで汗だくだったので、一度ホテルに帰ってシャワーを浴びて着替えました。

出直して、

王宮隣の国立博物館に。


お盆休みのプラエパカアの脇を通り抜け入口へ。
入場料は5ドル。
ガイドブックには日本語ガイド頼める、とありましたが、ここでも「No」とつれない返事。
本当にいないのか？
それともお盆休み？
謎です。

入口で写真つきの解説本を買える、ともあったのでそれをガイド替わりに、と思いましたが50ドル！？
やめました。


なんだかことごとく裏をかかれているような、、、

どこかのお兄ちゃんが
彼女とこんなことしていました。


ん〜、
皆さんはやめましょうね。

ここは中庭と正面のガルーダの像は撮影できます。

他はガイドブックを参照なさってください。



博物館周囲のお店でよく見るジャヤヴァルマン七世像は、本物は威厳溢れる像で圧倒されます。
8本腕のヴィシュヌ神にも横たわるヴィシュヌ神にも通じることですが、クメール彫刻は表情は柔らかなのに佇まいに威厳があります。
さすがです。
そんなに大きい施設ではないので、じっくり見ても二時間あれば足りると思います。


ちなみにここにも犬が大量にいます。

お腹がすいたので、
通りかかったKFCで食べます。
この時点で午後3時。

カンボジアのケンタッキーはご飯がセットになっていました。蒸したご飯なのかと思ってぱくっといってみたら


お、美味しいではないですか！！！

まさに海南チキンライスのライスです！
カンボジアのケンタッキーは
揚げた海南チキンライス！！！

本当に美味しかったです♪


ちなみにイオンカードを見せると割引になるそうです。

独立記念像。

逆光になってしまいましたが、前国王シアヌーク像。

現シアモニ国王(67)は王妃も子もいないそうなので、
次の国王は兄か弟になるらしいです。
現国王はオカマなんだよ〜♪とガイドさんは言ってましたが、本当でしょうか？




一度ホテルに帰ってきて、
また！
シャワーを浴びて、本日二本目のビール（笑）



ここでショッキングなことが！！！

荷物はリュックに入れていたのですが、
ファスナーが壊れてしまいました！

これでは掏られてしまいます。
大至急代替えを用意しなくては…


個人商店はほとんどお盆休み。
しかたなく、イオンモールに行きます。

ちょっと遠かったのですが歩いていきました。

正解でした。

駐車場がいっぱいで、
周りの道路はイオン渋滞していたのです！
恐るべしイオン！！！


中に入ってみたら、日本と同じく20日、30日は割引があるんです。
なるほど、だから混雑に輪がかかっていたのですね。


売っていたものは、日本と大して値段もかわらず。
でもとにかく必要なので探しまわってリュックを一つ買いました。


ここで驚いたのが、カンボジアではカードの認証に暗証番号のみではなくサインを2枚も要求してきます。
イオンの店内に日本人店員がいたので訊いてみたら「カンボジアはそうなんです。日本も金額によっては暗証番号だけでなくサインもですよねぇ。」
いえいえいえいえ、そんなことありませんが(^_^;)

次のイオンカードの請求、ちゃんとチェックしなければ。


2日目はこれで終わり。
変な時間にKFCを食べたためか、全くおなかがすきません。
しかたなく、ホテルのレストランでラーブをつまみにビール飲んでおわり。

ラーブです。

ではおやすみなさい。