2016/09/23 - 2016/09/23
3104位(同エリア4364件中)
belleduneさん
- belleduneさんTOP
- 旅行記839冊
- クチコミ134件
- Q&A回答177件
- 1,501,801アクセス
- フォロワー63人
松栄堂本店から山田松香木店へ歩いてみました。青山に松栄堂支店ができて、月1回お香を楽しむ会に出ています。NHK文化センターの聞香の席にも、参加してみました。嗅覚が良いと思っているので、もう少し違いが分かるち高を括っていましたが、微妙な匂いの違いは、経験を積まないと分からないと思いました。香水の調香はエッセンスの匂いが強いため、分かり易いのですが、香木は同じ木でも、削る箇所によって、臭いが異なります。聞香は次第に嗅覚が鈍ってきます。奥の深い香道です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
烏丸通を烏丸御池と烏丸丸太町の中程にあるのが、平成26年に改装された「松栄堂本店」です。この1階店舗も京都環境賞の市長賞を受賞しています。
丹波篠山の里長をしていた畑六左衛門守吉が「笹屋」を創業して、薫香製造を生業としてきました。三代目の守経の時、御所の主水職を務め、「松栄堂」となり、現在で十二代目になります。 -
青山店とリスン青山店は同じフロアにあり、こじんまりとしていますが、この本店は京都らしい落ち着いた雰囲気で、流石貫禄のある店内でした。京都には4軒の店舗がありますが、清水の産寧坂店も料亭坂口を改装しています。
-
ここは、「當道職屋敷」です。當道は、室町時代(1390)以降、近世を通じて用いられた目の不自由な方の組織でした。鎌倉時代に「平家物語」を語る琵琶法師達が権利確保のために形成した座が母体となって室町初期に成立しました。
當道の祖は、第54代仁明天皇(834〜850)の第4皇子・光孝天皇の弟君「人康親王」が病で失明され、仏門に入られ、法性禅師と称されました。宮の御領地より貢米御家領を残らず、奉請され、これが組織体としての「當道」の礎となりました。
當道職屋敷は、元、東洞院仏光寺東入ルにあった初代総検校「明石覚一」より當道に関わる人々の箏、三絃、地歌の技能試験と係争の政務が行われていました。
明治4年(1871)維新政府による當道制度の廃止に伴って、職屋敷も廃止され、後年屋敷は検校達によって当地で復活しました。 社団法人 京都當道会 -
京都御所の向かい側を少し入ったところにある「山田松香木店」。江戸時代の享保年間(1716〜1735)に薬種業を営んでいました。明和〜寛政年間(1764〜1801)にかけて、薬種の扱い品目を香りに特化して、香木、芳香性薬種(香原料)を中心とする香木業に移っていきました。奈良時代に鑑真和上が渡来して、医薬品と共に、練り香の製造方法が伝えられました。平安時代になると、練香は貴族達が自ら香料を調合した「薫物」を創り出しました。部屋や衣類に香りを薫きしめていました。武家社会になると、武士は兜にお香を薫きしめ、高ぶる気持ちを静めていました。交易が盛んになって来ると、多様な香木が流通し、薫物に変わって、香木中心の「焚香」が普及してきました。香木の収集も進んでいきました。
-
香道は、元禄の頃に盛んとなり、細かい規則が定まっていったそうです。江戸時代になって、使い易いように線香が生まれました。伽羅という言葉が頻繁に使われ、「伽羅を焚き尽くす」とは、「倒産する」ことを意味しました。香木は、加熱しない限り、変質しないので、「金に等しい」と言われてきました。
屋号はこまつや、香具屋、沈香屋などの名称が使われていましたが、旧屋号に因んで、現在のものとなりました。上賀茂神社で毎年行われる「賀茂曲水の宴」で薫物を献上しています。
平川町に格子を外観に使った東京店がありますので、一度行ってみるつもりです。 -
御池通まで戻ってきたら、ちょうど「嶋臺ギャラリー」の前に出ました。「嶋臺」は、慶長13年(1608)に糸割符商として創業しました。江戸中期から銘酒「嶋臺」を扱う酒問屋とを兼業しました。元治の大火(1864)で焼失した後、現存の建物は、明治16年(1883)に再建されたもの。曾ては、東洞院通から西は車屋通までの大規模ななもので、伝統的な町屋建築の最高のものでした。今でも、御池通沿いに大きな町家としてひと際目立っています。
-
内部を見学することも出来ますが、ちょっと時間が遅かったので、次回来てみます。
-
角のお蔵では書道の展覧会をしていました。
-
-
帰りは、寺町通を通ります。「一保堂」は、享保2年(1717)創業の茶の加工と陶器の販売をしていました。享保年間は「近江屋」でした。
屋号「一保堂」は、弘化3年(1846)に山階宮家から賜ったもので、「茶一つを保つ」の意味だそうです。
自分で買ったことはありませんが、子供の頃から頂き物として馴染みのあるお茶でした。 -
昨年3月31日に撮ったものですが、まだ葉が茂っていない頃なので、すっきりしていますね。
-
昨日、祇園近くで見つけたお店「ぽっちり」。蝦蟇口や小物のお店です。お墓参りの前に通ったので、まだお店が開いていませんでした。
-
この看板が優良意匠屋外広告物になっています。蝦蟇口をデザイン化したもので、面白いですね。
-
祇園は、現在「温習会 都おどり」が毎秋に催される祇園甲部歌舞会主催の京舞・井上流の会です。10月1日〜6日迄です。朝から看板をクレーンで設置していました。
-
その会のポスターが張ってある祇園界隈。お昼には人で混み合うことでしょう。
-
置屋さんの路地を抜けて...
-
-
弥栄中学校の向かいにあるのが、「祇園 佐川急便」です。
-
祇園界隈に合わせたシックな佇まいです。
-
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
belleduneさんの関連旅行記
二条・烏丸・河原町(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20