イギリスの美観とインドのカオスが融合したダージリンの町の景観を楽しもう

2016/08/15 - 2016/08/16

ダージリンは何もない静かな田舎町を想像していたのですが、山の斜面に建物が乱立しゴミゴミしてイギリス植民地時代の名残の建物とインドのカオスと大自然を兼ね備えた不思議な町でした。
そういえば今までインドに対して不衛生さや不信感などいろいろ抱きながら旅行していましたが、今回は余裕で旅行することができてたっぷり楽しめました。気づかないうちに旅のスキルも上がってきているのかもしれません。

ここまでの行程は以下のとおり

１日目　日本→シンガポール（ＡＮＡ）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11159938

２日目　シンガポール観光　→　アムリトサル（スクート）→　パキスタン
　　　　ワガボーダーのフラッグセレモニー観賞
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160476

３日目　ラホールフォートなど散策　→　アムリトサル
　　　　アターリーのフラッグセレモニー観賞
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162424

４日目　アムリトサル　→　デリー（エアインディア）　→　シリグリ　→ジャイゴン
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162694

５日目　ブータン（プンツォリン）　→　シリグリ（宿泊）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11163448

６日目　シリグリ　→　ダージリン　ダージリンヒマラヤ鉄道のＳＬ　ダージリン（宿泊）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11163529

☆今回の旅行記☆

７日目　ダージリンの町を散策　→　シリグリ　→　バグドグラ（インディゴ航空）　→　コルカタ

エリア ダージリン(インド)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

蒸気機関車の撮影を終えホテルでのおやつとして買い出しのためお店を探しましたが売店しかなく大したものが手に入りませんでした。
紙袋に無理やり詰め込んでくれた飲み物とスナック菓子

カビの生えたような建物やレンガ剥き出しの建物、そしてイギリス時代のリフトの廃墟、そして晴れていれば綺麗な山並みが見渡せるこの滅茶苦茶な景観が最高です。

秩序なく人が往来する中、屋台が出ていました

カレーっぽいものを食べました。
それにしても盛り付けが汚い、、、

ちょっと前だったら食の安全に不安を抱いてしまいこんなものに手を出すことはできませんでしたが、今は率先して喜んで挑戦できるだけの度胸が付きました。

市場です

日没前に大半の店が閉店してしまいます

こちらはマーケットのようですが既に後片付けが始まってしまっていました

こんなにゴミゴミしていて狭い町に広場があり驚きました

この広場から反対側の谷が見渡せましたが何もありません

イギリス植民地時代の建物が美しい

チャイを呑んでいたらおじさんに声をかけられ飲み屋のカウンターのようなテーブルに座らされました。
左右おじさんに挟まれ右のおじさんはやたら顔が近くてキモかった。。。
チャイを呑み終わった後、さっさと退散。

噴水もありますが水は無く

この一画はとてもお洒落な感じで世界チェーンのファストフードなどもありビックリ仰天

この建物はお洒落なカフェでした
インドに居ることを忘れてしまいそうです。

またモモを食べます。
お釣りが無いようで代わりにキットカットを渡されました。
梱包袋に金額がプリントされていたのですが、とても小さいキットカットが５ルピーとまあお高いこと。

ホテルに戻りました。
山の斜面に僅かに夜景が見えます。

寒い地域なのでホットシャワーがアツアツで出てくれたのはありがたかったです。

翌朝に夜と同じアングルで撮影したものです。
モスクも教会もお寺もある不思議な町です。

清々しい朝です。
この景観が見たいのでこのホテルに決めました。

ちょっと変わった形のお寺です

山の斜面が急なためジグザグな道がたくさんあります

朝のチャイを一杯。
１０ルピー出したところお釣りが無いのでビスケットを持って行きなさいと２枚渡されました。
チャイとビスケットを一緒に頂くのは初めてですが美味しいですね。

昨日は見かけなかった大きなバスがたくさん並んでいました。

段々の建物

このホテルは歴史的な名ホテルのようで警備も居て建物もしっかりしていそうでした

山奥にいろんな建物が無造作に乱立したダージリンの街並み

昨日のマーケットは全部片付けらえれた状態でまっさら

広場にもほとんど人が居ません

ちょっとだけ雲海っぽくなっていました

寝起きな感じの犬たちがボケーッとしていました

大勢の人で昨日は賑わっていたお洒落な道も静かです。

夜は明かりが綺麗なのですが昼はわりと普通な感じですね。

銀行のようです

屋根が大きく雪国の牧場のような建物

道路のカーブに合わせて建てられた長くカオスな建物

植民地時代の建物とインドの建物がごちゃごちゃに混ざっています

長い階段が続く路地

ここだけ路地の入口がゲートになっていて気になりましたがちょっと入りにくかったのでパスしました

ホテルに戻り部屋の窓から景色を眺めてチェックアウト

シリグリ行きの車が何処から出ているのか見つからず、街中でもあまり見掛けなかったので見つけ次第乗り込んでトランクに乗ってダージリンを去りました。

写真は昨日の線路がループしているところです。ここに入るには入場料が必要なようですが私は線路を歩いてここまで来たためゲートをスルーしてしまい無料でした。

ガソリン補給中

ここで昼食タイムとなりました

皆さんが食事中、私は周辺を散策

茶畑を見つけました。

昼食タイムがあったためシリグリまで４時間くらいかかりました。

時間に余裕があるのでカレーを食べたいと思い適当に入り６０ルピーのベジタリアンのターリーを注文したところムスリムかと聞かれました。
奥のカレーはニンニクがきいたスープで激しく美味しく、あまりに美味しいのでその場で叫んでしまいそうでした。これ本当です。
手前のイモカレーを勝手に補充されておかわりとなり大満足のカレーでした。

何もやることが無いのでシリグリの町を歩いてみましたがやはりつまらない。

いきなり突風とスコールになり３０分くらい足止めになりました。

あまりにもつまらない街なので雨がやんだ後、チャイで一息つき道端でバスを捕まえバグドグラへ移動しました

時間が余ってしまって猛烈にやることが無いので民家の路地を散策しました

何の変哲もない普通の住宅地です

川に出ました。
豚が居たり川で洗濯している人が居たりのどかな風景です

ちょっとスラム街っぽい

激しく汚い！これぞインド！

あるていど歩いてしまい飽きたのでバグドグラ駅に行ってみることにしました。
あからさまにスラム街であまりよろしくない感じなのですが犯罪に巻き込まれるリスクは低いと判断できたのでカメラを片づけて足早に通過しました。

駅が見えました

ホームで牛や犬を見かけることはあるのですがヤギは初めてです

地図上だと道路があり歩いて駅から空港まで行けそうな感じだったのですが、その道路は空港敷地内の道路のためバリケードがあり行くことができず誤算でした。

最後の食事としてモモを頂きました。
何処で食べてもある程度の美味しさが確保されている安定の食べ物です。

バグドグラ駅の時刻表をインターネットで調べたところ表示されなかったのでてっきり廃墟駅なのかと思っていましたが、きちんと列車が停車して人が乗降していました。

道端で路線バスを捕まえ空港との分岐点で降ろしてもらいました。

バグドグラの空港は何も無く待ち時間が激しくつまらなかったです。
インディゴ航空でコルカタへ向かいました。
非常口なんかリクエストしていないのに勝手に非常口になっていました。

コルカタは特に面白いものも無いので乗り継ぎ時間はカレーやビールを楽しみながらラウンジで過ごしました。

なぜだかまた非常口の席でした。再びインディゴでインドを去ります。

もう帰りますが、毎度のお決まりで最後にもう１カ国だけ寄り道します。


続く