ラホールの古い町並み散策そしてインド側のフラッグセレモニーからもパキスタンジンダバード！！

2016/08/11 - 2016/08/12

今日は町並み散策ということでラホールフォート近辺を少しだけ散歩してみました。ラホールには古い建物がたくさんあり場所によってはかなりカオスなムードが漂っていて見ごたえがありました。たった1泊のパキスタンでしたが満足度は高かったです。
昨日はパキスタン側のワガボーダー、今日はインド側のアターリーからフラッグセレモニーを観覧しましたが、群衆が一つになって盛り上がるパキスタンに比べインド側はまとまりが無くセレモニーそのものの価値観が違う印象を受けました。見るならパキスタン側をお勧めします。
時期により開始時間は変動するとのことですがパキスタン側１８：００、インド側１８：３０にセレモニーは開始され所要３０分でした。陸路で国境を通過する場合、双方ともセレモニー開始の３時間以上前には抜けた方が確実のようです。私は１５時前にパキスタン側を出国しようとしましたが時間切れだと告げられました。


今回のここまでの行程は以下のとおり

１日目　日本→シンガポール（ＡＮＡ）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11159938

２日目　シンガポール観光　→　アムリトサル（スクート）→パキスタン
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160476

３日目　ラホールフォートなど散策　→　アムリトサル

エリア ラホール(パキスタン)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は何も急ぐことは無いのでホテルでしっかり朝食を食べてからの出発です。
オムレツが悪かったのでしょうか。この旅で唯一腹をくだしました。

学校です。
城壁のようになっていてとても立派です

マーケットのようです。

とにかく砂ぼこりが凄い

ワガボーダーに向けて道路整備が行われているようですがあまり進んでいる感じがありません。路面が悪かったり渋滞したりで国境までの道が非常に悪く過酷な状況でした。

秩序なく人や車が入り乱れる交差点が各地域へのバスターミナル様な感じになっていました。

奥に見えるのがラホールジャンクション駅

芝生たくさん人が転がっていました。

街並みに美観が全くありませんが、これが逆に美しい〜

駅前のＳＬのところで何か映像を撮っていました。

切符売り場
運賃や行き先が全て現地文字なのでさっぱりわかりません。

ホームの様子

青空床屋

マーケットが並ぶ通りの入口です

めちゃくちゃですごい町並みです。

レンガ造りの建物に組み込まれた木造の出窓が印象的でした

このように建物の壁から木が生えていたりするのですが一体どういう状況なのだか意味がわかりません。

路上では現地の方々が朝食を召し上がられていました。

チャパティにペイスト状のものを付けて食べていたり、テールスープに浸して食べていたり興味はありましたが、どこも混雑していたので見送りました。

普通に牛車も活躍しています

デリー門です

デリー門の向こう側

デリー門を通過すると何となく観光地っぽいような雰囲気になり少し街並みが変わりました。

パキスタン建築なのでしょうか。
このような出窓をよく見かけました。

１馬力って怪力ですね

朽ちた屋根とめちゃくちゃな電線
きっと盗電だらけなんだろうな

秩序の無い狭い商店を永遠と歩きようやく抜けると正面にはラホールフォートがありました。

パキスタンの派手なトラックに何が書かれているのかと思いじっくり見てみるとパキスタンの観光地や名物が書かれている感じでした。

ものすごく大きなモスクで迫力があります。

高架道路が完成してる一画もありました。
とても近代的で周りの景色に合致していません。

コンクリートの塔がありましたが中には入れないようです

独特なデザインでかっこういい

ラホールフォートの裏側は広場を整備中のようで広範囲で更地になっていました

壁の造りとか繊細な感じで美しい

ラホールフォートの入口です。
５００ルピーも取られてしまいほぼ全財産無くなりました。
あまり興味がないため基本的にこういった見学料の必要な施設には入らないのですが特に見所もないため今回は入ってみました。

壁が剥がれていても美しいので完全修復したらとても美しいのではないかと思います。

適当に歩き回ります

中は広いだけで特にインパクトなし

外に出ました。

モスクがあるので行ってみます

こちらは無料

見終わりました

土木作業員たちの寝どこだと思うのですが暑そうです。

適当に歩いていたらバスターミナルを見つけました。

とても大きな廃バス

いろんな派手なバスが往来していて大きなターミナルでした。

リキシャに相乗りしてラホールジャンクションまで２０ルピーで移動して徒歩でホテルに戻りました。

ホテルをチェックアウトして歩いていたらスコールになってしまったのでバスターミナルで雨宿り

路線図なのですがまるで星座の絵みたい

ワガに行くバスがあったらいいなと思い適当に歩いて、いろんな運転手に聞きまわっていたら偶然、ワガ方面に行くバスに乗ることができました。２５ルピーで国境の最寄りの町に行きました。

ラホールを去る前にカレーを食べました。

シシカバブ２本とカレーで１００ルピーもしました。

食べている最中にいろんな人に集られて面倒くさかったです。

ここら辺の周辺国でいつも不思議に思うことがあるのですがテーブルがたくさん空いているのに人が食べているところに一緒に座ってくるんですよね。。。

時間帯が悪いらしく国境行きのリキシャはみんなガラガラでなかなか出発しそうな雰囲気がありませんでしたが何とか集まっているリキシャを見つけ乗り込みました。

国境手前で警備からお前昨日も何回も行き来しているなと不審がられてしまいましたので、もうインドに帰るから〜と伝えたところあっさり通過させてくれました。

とにかく検問が厳しくてパキスタンを抜けるまでに１０回くらいパスポートチェックがあり手荷物検査も４回くらいありました。パキスタン出国は１５時前だったのですが既に出国カウンターが終了していて、なんで遅れたんだ理由は？と問い詰められました。いやいや閉まるの早いでしょ。何時に閉まるのか聞いたら１５時半だと。。。
両国のゲートを通過している最中、インド側の席には既に観客が入り始めていたので閉門ギリギリのようです。
インド側、パキスタン側どちらも暇らしく４人くらいに囲まれいろんな質問を受けながらハードルの高い審査をクリア。双方とも事務処理に１０分くらいずつ要したし、またもや恋人はいるのか。なぜだ。どうしてなんだ。ものすごく問い詰められるのです。こんな意味不明な出入国審査はじめてで疲れました。一気に４０歳くらい老いた気分です。

インドに再入国

インドのセレモニーでのパスポートチェックの際、サリーを着た欧米の女性の方がＩＤは持っていないと伝えたところ、警備がお前は既にインド人だ。問題ないと言って通していました。面白いインドジョークです。

インド側はパキスタンとはケタ違いの人数です。
この群衆に見られながら観覧席に向かいます。

いや〜
この光景最高です

やりました！
特一等席を確保です！

インド側の観覧席は工事中でめちゃくちゃな状態です。

式典が始まるまでの間、インド側は民衆が踊ったり適当な感じでいろいろやっていました。

パキスタン側も人が集まってきました。

パキスタン側で鳴っている音楽がとても格好よくてＣＤとか欲しかったのですが手に入るわけもなく。

開始時間より少し早めですがパキスタン側でパレードが始まりました。

昨日はこんなの見た記憶が無いんだけどな。。。

重たいけど３００ｍｍレンズを持ってきたかいがありました。

パキスタン側でみるよりずっといい眺めではっきり見えます。

パキスタン側の門に「ZINDABAD」ジンダバートと刻印されているのがかっこういい〜

インド側のセレモニーに参加しているのにパキスタン側に釘付けです。

インド側も見なくては、、、

パキスタンに向かって大きく足を振りかざします。

アタ〜ッ！と真空波を撃ち込んでいるような光景

両国にらみ合って威嚇しているかのような光景

またグループで入ってきました

司令官的な人でしょうか

一瞬だけ門が開き双方の兵士で何かやった後、すぐに閉門

ヘイ！ボス！
任務完了です！的な感じでしょうか。

インド側の群衆はまとまりがなく落ち着きもなくこちら側に座っていていまいちな感じでした。

パキスタン側の雄叫びが長く声も美しい〜

群衆も大盛り上がりです。

危うく私もこちら側から「パキスタン・ジンダバード♪」って叫んでしまうところでした。

いよいよクライマックスです

旗が降りはじめました

旗を回収して畳んでいます。

パキスタン側も旗を持って撤収。

終わってみればインド側に居ながらずっとパキスタン側を見てしまっていました。

セレモニーの終わりと同時に陽が沈む

そして閉門

撤収です

パキスタン側はまた何やらパレードが

最後の最後までパキスタンを見つめながらセレモニー会場を後にしました。

パキスタンとインド両方のセレモニーを見ましたが圧倒的にパキスタンの方が素晴らしいです。

これからアムリトサルに行きます。


続く