ダージリンヒマラヤ鉄道ＳＬを追っかけろ！

2016/08/15 - 2016/08/15

念願のブータン訪問とパキスタン訪問を終え今回の旅の使命は果たしたので余った時間をつぶすための場所としてダージリンを選びました。ダージリンは以前、ネパールから国境越えてして訪問しようという計画があったのですがネパールの交通機関がストライキになってしまいカトマンズで足止めのため計画破綻となり行くことができなかったという経緯がありますのでリベンジも兼ねての訪問となりました。
ダージリンというと真っ先に紅茶をイメージするのですがダージリンヒマラヤ鉄道の蒸気機関車（スチームトレイン）のトイトレインも有名で多くの観光客の方がＳＬ乗車を楽しんでいました。蒸気機関車は乗るより見ている方が楽しいので追いまわしたり先回り待ち伏せしたりしていろいろな場所で写真を撮って楽しみました。


ここまでの行程は以下のとおり

１日目　日本→シンガポール（ＡＮＡ）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11159938

２日目　シンガポール観光　→　アムリトサル（スクート）→　パキスタン
　　　　ワガボーダーのフラッグセレモニー観賞
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11160476

３日目　ラホールフォートなど散策　→　アムリトサル
　　　　アターリーのフラッグセレモニー観賞
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162424

４日目　アムリトサル　→　デリー（エアインディア）　→　シリグリ　→ジャイゴン
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11162694

５日目　ブータン（プンツォリン）　→　シリグリ（宿泊）
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11163448

☆今回の旅行記☆

６日目　シリグリ　→　ダージリン

エリア ダージリン(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝６時にシリグリのバスターミナル前で乗合タクシーに乗り込んだのですが、ハズレだったようで人が集まらず出発まで１時間くらい待ちました。

運賃は１３０ルピーです。某ガイドブックの運賃は少々高め

紅茶畑の広がる道路を走って行きます

ハンドル操作を誤ったら崖下へ一直線です。

KURSEONG駅前を通過
小じんまりしながらも意外に栄えた町でホテルもありました

道路は線路と並走しています

３時間程度でダージリンに到着しました

まずは適当にホテルを探しチェックイン

景色がいい部屋がいいなと思い眺めのいい部屋をお願いしました。

１５００ルピーと少々お高めですがよしとしましょう。

いろんな配管が埋められず地面に盛り上がっています

ヨーロッパ風の重厚感ある建物

空気も澄んでいていい眺めです

列車の時刻表を見て運行時間をチェック

メンテナンス中の蒸気機関車

線路立ち入りたい放題で自由ですね

１駅先のグームに行きたいので乗合タクシーを探します

私はトランクなので少々楽ですが本来５人乗りの車に１２人も載っています。
しかも前に４人でマニュアル車ですが運転席に２人も座っている。
この状態でマニュアル車を運転できるのだからすご技としか言いようがありません。

２０ルピーでグームに到着

駅の隣が博物館になっていて車両が展示されていました。

道路は交通量が多く危ないので線路を使ってグームからダージリン方面に歩いて戻ります。

ループ線のところに来ました。
坂が急なので線路はぐるっと一周して高低差を凌ぎます

ループ線の中央にはお茶の木が植えられていたり公園のような感じになっていました。

先回りして機関車が来るのを待ちます。

ループの下側から

遠くから蒸気機関車のシャッシャッシャという音が大きく聞こえたり小さく聞こえたり音のペースが速くなったり遅くなったり、カーブや坂に差し掛かるたびに走行音の音色が変化します。

やっと機関車が顔を出しました。

機関車が真下を通りぬけていきます。

蒸気機関車の煙を下から喰らうなんてあまり無い経験かもしれません

坂道を登るのがやっとのようで鈍い音で必死に進んでいきます

真っ青な綺麗な空に立ちあがる真っ黒な煙

駅に停車しました。
乗客も見学者も写真タイムです

なんと続けてディーゼルが来ました。

間もなく蒸気機関車は出発

とても遅いので走れば追いついてしまいます

真っ黒な煙が上がるので機関車が何処にいるのか一目瞭然
機関車を追いかけます。

グームまで歩いて戻りました。
機関車の煙で辺り一面真っ白

すごいところから煙が出ていますが格好いい〜〜〜

しばらくするとディーゼルもやってきました。
普通に商店スレスレのところを走って行きます。

蒸気機関車がダージリンに向け出発して行きました。

かっこういいです

線路はこのような感じで何度も道路と交差します

グームで出発待ちのディーゼル

ダージリンまで乗合タクシーで戻ったのですが、なかなか機関車が来ないため様子を見に行ってみたところ線路を工事していました。

しかもレールが外されているーーー

すぐそこで機関車が立ち往生していました。

この赤幕が停止の合図のようです

状況を知らない乗客たちは呑気に写真撮影

ずっと煙を喰らい続けているアパートはたまったものではありません

やがてディーゼルも来てしまいました

渋滞です

工事の進捗状況を見に行くと

今レール切ってるから〜♪と余計に悪化しているような、、、

大勢でのやっつけ仕事です

マイペースな感じでボルト留めしています

ボルトが大量に落ちているのですが大丈夫なのでしょうか

いつ機関車が帰ってくるのか見通しがたたないためダージリン駅に戻りました

晴れると斜面に並ぶ建物がよく見えて綺麗です

今日は使われることが無かったようですが機関車には一日中火が入っていました。

おやつにモモを頂きました

水汲み場です

各地へのバス乗場です

赤いスープがとても気になりスパイシーか？と聞いたらリトルスパイシーだというので試食させてもらったところ、いいお味で即買い。

スナック菓子の袋の中に奥の赤いスープを入れてくれていろいろなスナック菓子をかき混ぜて食べるものですが、このフードは見た目のインパクトも大きかったのですが食べてみて意外に美味しく衝撃的でした。現地の多くの方が召し上がっていましたのでここらのローカルフードなのかもしれません。
食べていたら変なものが口に入ったので口から出してみたところおまけのステッカーでした。

綺麗なショッピングセンターもありましたが激しく混んでいました。

皿から溢れているチョウメンをおやつに頂きました

上にある鉄骨は昔のリフトの跡です

再びダージリン駅へ

またレールを運び出そうとしています

たくさんの客車が留置されていますが形がちぐはぐです

これだけ旧そうでいい感じの客車です

車内は木製でキッチンの普通の椅子が置かれていました。

先ほど足止めを喰らっていた機関車が戻ってきていて連結方向を変えようとしています

雲が迫ってきています。

小雨の中、バック走行で真っ黒い煙を上げてゆっくりと出発しました

グームに向けて一往復の旅です

この後、この方たちがまた本線上に出て行きました〜
ってことは、、、
また戻りの時に通行止めでしょうか〜