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古い写真を見直すシリーズが残っていた。ベルリンの壁が壊されてまだ数年後のことだが、オーストリアでの国際会議が終わった後、ハンガリーのブダペストを訪問した。仕事関係の話以外に限ると実はあまり話題もない。急ぎ足で動きまわっただけだ。しかし、このころの写真は質が酷い!一眼レフを手放した後、写真熱がなくなったままのころだ。安い、お手軽カメラでフジ・フィルムだと、こういう色彩感の乏しい写真になったのだろう。ただ、ブダペストはその後、訪問していないので、これらが唯一の写真だ。王宮の横にあるハンガリー国立図書館はちゃんと案内していただいたのだが、そこで見た貴重品コーナー等内部の写真は撮影できない。  <br /><br />丘の上に広がる城のあるほうがブダで、ドナウ川の反対側のほうが国会議事堂のあるペストだ。当時は、まだまだ、旧ソ連圏に所属していた国々では、西側に移動したがる人が大量にいて、このブダペストからは隣のウィーンに移動する人が、このころでも、たくさんいて、ごった返していた。ウィーンからブダペストまで、行きはドナウ川を下るフェリーで移動し、帰りは鉄道を利用した。ここ数年、再び、似たような移動が起きているが、ウィーンでも、昨年秋に滞在した時は、移動中の人々をたくさん見た。こういう時は治安上の問題も起きやすく落ち着かないものだ。<br /><br />なお、ハンガリー語は、フィンランド語やエストニア語と姉妹言語で、ヨーロッパの諸言語とはまったく異なった系統に属するが、文化的にはヨーロッパのなかにすっかり溶け込んでいる部分が多い。ハプスブルグ家の文化圏のなかにいたせいで、ウィーンと共通な文化面もあるくらいだ。ウィーンのハプスブルグ家の文化認識はそういう意味では面白い。スロバキアやチェコに行くと、スラブ語系でロシア語と親戚の言語がウィーンの近くで使用されているわけだし、ハンガリー語のようにヨーロッパ系でもない言語までがすぐ近くで使用されているのだ。それらを統合してきたウィーンを中心とするハプスブルク家の伝統は、ドイツの各地とはまったく異なる汎ヨーロッパ的な面がある。だからベートーヴェンやブラームス等が集まってきたのだ。特に音楽家はハンガリーなどからも、ウィーンを目指して来たものだ。<br /><br />(追加)アップした後、最近のブダペストの旅行記を少し見たら、人気スポットで写真を出さないのは聖イシュトヴァーン大聖堂だ。当時、内部が汚くて、天井も暗く、さえなかった。近年は流石に磨き上げているようだ。オペラは夏だから閉鎖中だったと思う。<br /><br />(2016年作成)<br /><br />(追加(2020年9月26日):ハンガリーの思い出は、バルトークの家や、リスト音楽院に行ったほかに、やはり、トカイ・ワインだろう。トカイ・エセンシアは、その中のトップのものだが、2本飲んだことがある。いずれも、長年付き合っているヨーロッパの音楽家が、現地で最高品をゲットして我が家に持ち込んでくれたものだが、群を抜く貴腐ワインだ。ボルドーのシャトー・ディケムと並ぶ、夢の世界が味わえる貴腐ワインだ。)<br /><br /><br />

ハンガリーのブダペスト(1992年)追加版

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1992/07/09 - 1992/07/11

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tad

tadさん

古い写真を見直すシリーズが残っていた。ベルリンの壁が壊されてまだ数年後のことだが、オーストリアでの国際会議が終わった後、ハンガリーのブダペストを訪問した。仕事関係の話以外に限ると実はあまり話題もない。急ぎ足で動きまわっただけだ。しかし、このころの写真は質が酷い!一眼レフを手放した後、写真熱がなくなったままのころだ。安い、お手軽カメラでフジ・フィルムだと、こういう色彩感の乏しい写真になったのだろう。ただ、ブダペストはその後、訪問していないので、これらが唯一の写真だ。王宮の横にあるハンガリー国立図書館はちゃんと案内していただいたのだが、そこで見た貴重品コーナー等内部の写真は撮影できない。

丘の上に広がる城のあるほうがブダで、ドナウ川の反対側のほうが国会議事堂のあるペストだ。当時は、まだまだ、旧ソ連圏に所属していた国々では、西側に移動したがる人が大量にいて、このブダペストからは隣のウィーンに移動する人が、このころでも、たくさんいて、ごった返していた。ウィーンからブダペストまで、行きはドナウ川を下るフェリーで移動し、帰りは鉄道を利用した。ここ数年、再び、似たような移動が起きているが、ウィーンでも、昨年秋に滞在した時は、移動中の人々をたくさん見た。こういう時は治安上の問題も起きやすく落ち着かないものだ。

なお、ハンガリー語は、フィンランド語やエストニア語と姉妹言語で、ヨーロッパの諸言語とはまったく異なった系統に属するが、文化的にはヨーロッパのなかにすっかり溶け込んでいる部分が多い。ハプスブルグ家の文化圏のなかにいたせいで、ウィーンと共通な文化面もあるくらいだ。ウィーンのハプスブルグ家の文化認識はそういう意味では面白い。スロバキアやチェコに行くと、スラブ語系でロシア語と親戚の言語がウィーンの近くで使用されているわけだし、ハンガリー語のようにヨーロッパ系でもない言語までがすぐ近くで使用されているのだ。それらを統合してきたウィーンを中心とするハプスブルク家の伝統は、ドイツの各地とはまったく異なる汎ヨーロッパ的な面がある。だからベートーヴェンやブラームス等が集まってきたのだ。特に音楽家はハンガリーなどからも、ウィーンを目指して来たものだ。

(追加)アップした後、最近のブダペストの旅行記を少し見たら、人気スポットで写真を出さないのは聖イシュトヴァーン大聖堂だ。当時、内部が汚くて、天井も暗く、さえなかった。近年は流石に磨き上げているようだ。オペラは夏だから閉鎖中だったと思う。

(2016年作成)

(追加(2020年9月26日):ハンガリーの思い出は、バルトークの家や、リスト音楽院に行ったほかに、やはり、トカイ・ワインだろう。トカイ・エセンシアは、その中のトップのものだが、2本飲んだことがある。いずれも、長年付き合っているヨーロッパの音楽家が、現地で最高品をゲットして我が家に持ち込んでくれたものだが、群を抜く貴腐ワインだ。ボルドーのシャトー・ディケムと並ぶ、夢の世界が味わえる貴腐ワインだ。)


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この旅行記へのコメント (1)

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  • tadさん 2018/09/09 22:14:15
    追加したい写真が見つからない!
    ブダペストでは、この有名な観光地だけでなく、リスト音楽院に入り、コンサート・ホール内部の写真や、後でバルトークの家も訪問しているのだが、写真が見つからない。いずれ、見つかったら修正したい。

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