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<br /> <br />1989年7月31日。<br /> 昨日は、ブエノスアイレスで南米名物の「カラシ泥棒」に遭遇した。<br /><br />これは、いい話のネタになったね。<br />からしを思いっきり付けられたが、何も盗まれなかったし、怪我もなかった。<br /><br />ホテルは、ウルグアイの首都、モンテビデオのバスターミナルの近く、町の中心の「HOTEL ARAMAYA」に、飛び込みで決めた。<br /> 一泊シングルで4800ウルグアイペソ(シャワーは共同)。<br /><br />1ドルは622ペソ。<br />つまり、100ペソが20円程度かな。<br /><br />確かこの時期は、1ドルが140円程度だったと思う。<br />が、計算が面倒なので、120円ちょっとと考えてわかりやすくする。<br /><br />さて、今日やることは、モンテビデオ見物。<br />だがその前に、明日のブエノスアイレスへ戻る手段を手配してしまう。<br /><br />まず、郵便局へ行って、絵葉書を4枚(1枚140ペソ/約30円)、切手(170ペソ/35円)買った。<br />その後で誰に出すか考える。<br /><br />実家と、ロンドンで一緒だったKくん、そのあとはたと手が止まった。<br /> 僕には友達といえる人はとても少ないんだ。<br /><br />かといって、それほど親しくないのに、海外から絵葉書を送りつけるのも、迷惑だろう。<br />というのが、僕はただ、海外から絵葉書を送るのが趣味なだけで、送る相手は誰でもいいんだ。<br /><br />無理に送り先を考えて、「モンテビデオにいます♪」と書いた。<br />これで、僕がウルグアイに来たことは、絵葉書で証明できる。<br /><br />次は、モンテビデオから、ブエノスアイレスへ戻る交通手段の確保だ。<br />アルゼンチンは、バリローチェでも、ブエノスアイレスでもイヤなことばかりで、本当は戻りたくない。<br /><br />しかし、アルゼンチンへ行けば、ブラジルとの国境を通れるわけで、そこにはイグアスの滝がある。<br /> 南米観光の目玉だから、いくらアルゼンチンがいやだといっても、ブエノスアイレスから、イグアスの滝へバスで行くことは仕方がない。<br /><br />つまり、またモンテビデオ(ウルグアイ)から、ブエノスアイレス(アルゼンチン)へ戻るわけだ。<br /> 適当な旅行代理店へ飛び込んで、相談してみる。<br /><br />すると、「ブケバス(BUQUEBUS)」というものを見つけた。<br /> 明日午前8時15分にモンテビデオを出て(集合は、30分前の午前7時45分)、コロニアへ行き、コロニアから大型船に乗り換える。<br /><br />船は正午に出て、2時間後の午後2時にブエノスアイレスへ到着。<br />そこからまたバスに乗って、ブエノスアイレスの中心地へ行くようだ。<br /><br />モンテビデオから、ブエノスアイレスまで、バスと船を乗り継いで、6時間。<br /> 料金は、8350ペソ(約13ドル半)。<br /><br />これで、絵葉書も出して、モンテビデオへ来た証明もできたし、明日の手配も済んだ。<br />これから後が、モンテビデオの町歩きだ。<br /><br />まずは高いところへ上って、上から見下ろすのはどうだろう。<br /> 「PALACIO MUNICIPAL(市役所)」のMIRADOR(展望台)へ。<br /><br />モンテビデオはラプラタ川というのか大西洋というのか、川(海)に面している。<br /> 展望台に上ると、風が強くて、川(海)が茶色に濁り、波がたっているのが見える。<br /><br />風が強くて、あんまりいい景色でもないので、とっとと降りる。<br />この料金が、50ペソだから、10円。<br /><br />10円なら、展望台に上って景色が悪くても我慢できるね。<br /> 東京スカイツリーなんか、低い方の展望台で2000円も取って、見えるものは、下町の貧相な町並みだけなんだから(涙)。<br /><br />僕は、「Lonely Planet South America on a Shoestring」を見ながら観光していた。<br /> 市役所には、観光案内所があるということなので聞いてみたが、「もうなくなった」とのこと。<br /><br />市役所の職員が、よく同じことを聞かれるのがイヤなのだろう、迷惑そうな顔をしていた。<br />たいして見るものもないが、歩いていてバリグ航空のオフィスを発見。<br /><br />ふと「ブラジルのエアパスみたいなものはないのかしら」と思いつく。<br />ブラジルへ入って、アマゾンまで陸路で行くのは、疲れるだろうからね。<br /><br />オフィスのセニョリータに聞くと、「830ドルのエアパスしかない。サンパウロまたは、リオデジャネイロまでの航空券と一緒に購入すること」という返事。<br /> 高いし、使い方が面倒なので、もちろんパスは買わない。<br /><br />正直、僕があちこちで話をしているのは、スペイン語の勉強という意味が大きいわけで、どうでもいいんだ(笑)。<br /> 「MERCADO DEL PUERTO(港の市場)」へ行く。<br /><br />適当な時間になって、お腹がすいてきたので、レストランへ。<br />このレストランのウェイターが、びしっとした身なりで、愛想もいいベテランだった。<br /><br />どろりとした野菜スープ(480ペソ/100円)に、ビフテキ(1800ペソ/360円)、ハウスワイン1リットル(1000ペソ/200円)。<br />ウェイターの仕切りが上手で、僕に声をかけてくるタイミングも絶妙。<br /><br />僕は店の客の少ない時間を選んで入った。<br />ラテン系のところでは、夜遅くならないと賑わあないからね。<br /><br />貫禄のあるウェイターは、僕が日本人だとわかって、日本をほめる。<br />また、ウルグアイでの、韓国人の評判の悪さを愚痴ったりしたよ。<br /><br />僕はチップの話になると、「チップを払うときは、チップを払うような気持ちになる。だから無理に考えるな」と言う。<br />それは、モンテビデオのこのウェイターのことを思い出すからだ。<br /><br />料理は、3280ペソ(650円)程度だが、チップを弾んで20パーセントくらい付けて、4000ペソ(800円)にした。<br />いま考えると、スペイン語の練習にもなったのだから、5000ペソくらい払ってもよかったが。<br /><br />ウェイターのおかげで、すっかり気分がよくなった。<br />やはり、ウェイターというのは、才能も経験も必要な、芸術家のような職業だね。<br /><br />外を歩いていて、本屋を見つけた。<br />NEWSWEEKが1100ペソ、PENTHOUSEが2000ペソ(ともに英文)。<br /><br />CATEDRAL(大聖堂)へ行って、祈った。<br /> 「すべては神の導きのままに!」<br /><br />ホテルへ戻り、明朝チェックアウトすることを告げる。<br /> 今日は食事と本でウルグアイペソを予想以上に使ってしまったので、支払いをドルキャッシュとウルグアイペソを混ぜて済ませる。<br /><br />さて、明日は、ブエノスアイレスへ戻る。<br /> 今度は、ホテルの当てがあるんで、特に問題はない。<br /><br />とっとと、イグアスの滝へ行って、ブラジルへ入りましょう。<br />ところが、アルゼンチンという国は、僕には鬼門らしく、またまたトラブルが待ってたのでした。<br /><br /><br /> <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

モンテビデオを展望台から見下ろし、レストランでビフテキを食べて、チップをドカンとはずむ。@モンテビデオ/ウルグアイ

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1987/09/07 - 1990/05/05

46位(同エリア75件中)

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みどくつ

みどくつさん



1989年7月31日。
昨日は、ブエノスアイレスで南米名物の「カラシ泥棒」に遭遇した。

これは、いい話のネタになったね。
からしを思いっきり付けられたが、何も盗まれなかったし、怪我もなかった。

ホテルは、ウルグアイの首都、モンテビデオのバスターミナルの近く、町の中心の「HOTEL ARAMAYA」に、飛び込みで決めた。
一泊シングルで4800ウルグアイペソ(シャワーは共同)。

1ドルは622ペソ。
つまり、100ペソが20円程度かな。

確かこの時期は、1ドルが140円程度だったと思う。
が、計算が面倒なので、120円ちょっとと考えてわかりやすくする。

さて、今日やることは、モンテビデオ見物。
だがその前に、明日のブエノスアイレスへ戻る手段を手配してしまう。

まず、郵便局へ行って、絵葉書を4枚(1枚140ペソ/約30円)、切手(170ペソ/35円)買った。
その後で誰に出すか考える。

実家と、ロンドンで一緒だったKくん、そのあとはたと手が止まった。
僕には友達といえる人はとても少ないんだ。

かといって、それほど親しくないのに、海外から絵葉書を送りつけるのも、迷惑だろう。
というのが、僕はただ、海外から絵葉書を送るのが趣味なだけで、送る相手は誰でもいいんだ。

無理に送り先を考えて、「モンテビデオにいます♪」と書いた。
これで、僕がウルグアイに来たことは、絵葉書で証明できる。

次は、モンテビデオから、ブエノスアイレスへ戻る交通手段の確保だ。
アルゼンチンは、バリローチェでも、ブエノスアイレスでもイヤなことばかりで、本当は戻りたくない。

しかし、アルゼンチンへ行けば、ブラジルとの国境を通れるわけで、そこにはイグアスの滝がある。
南米観光の目玉だから、いくらアルゼンチンがいやだといっても、ブエノスアイレスから、イグアスの滝へバスで行くことは仕方がない。

つまり、またモンテビデオ(ウルグアイ)から、ブエノスアイレス(アルゼンチン)へ戻るわけだ。
適当な旅行代理店へ飛び込んで、相談してみる。

すると、「ブケバス(BUQUEBUS)」というものを見つけた。
明日午前8時15分にモンテビデオを出て(集合は、30分前の午前7時45分)、コロニアへ行き、コロニアから大型船に乗り換える。

船は正午に出て、2時間後の午後2時にブエノスアイレスへ到着。
そこからまたバスに乗って、ブエノスアイレスの中心地へ行くようだ。

モンテビデオから、ブエノスアイレスまで、バスと船を乗り継いで、6時間。
料金は、8350ペソ(約13ドル半)。

これで、絵葉書も出して、モンテビデオへ来た証明もできたし、明日の手配も済んだ。
これから後が、モンテビデオの町歩きだ。

まずは高いところへ上って、上から見下ろすのはどうだろう。
「PALACIO MUNICIPAL(市役所)」のMIRADOR(展望台)へ。

モンテビデオはラプラタ川というのか大西洋というのか、川(海)に面している。
展望台に上ると、風が強くて、川(海)が茶色に濁り、波がたっているのが見える。

風が強くて、あんまりいい景色でもないので、とっとと降りる。
この料金が、50ペソだから、10円。

10円なら、展望台に上って景色が悪くても我慢できるね。
東京スカイツリーなんか、低い方の展望台で2000円も取って、見えるものは、下町の貧相な町並みだけなんだから(涙)。

僕は、「Lonely Planet South America on a Shoestring」を見ながら観光していた。
市役所には、観光案内所があるということなので聞いてみたが、「もうなくなった」とのこと。

市役所の職員が、よく同じことを聞かれるのがイヤなのだろう、迷惑そうな顔をしていた。
たいして見るものもないが、歩いていてバリグ航空のオフィスを発見。

ふと「ブラジルのエアパスみたいなものはないのかしら」と思いつく。
ブラジルへ入って、アマゾンまで陸路で行くのは、疲れるだろうからね。

オフィスのセニョリータに聞くと、「830ドルのエアパスしかない。サンパウロまたは、リオデジャネイロまでの航空券と一緒に購入すること」という返事。
高いし、使い方が面倒なので、もちろんパスは買わない。

正直、僕があちこちで話をしているのは、スペイン語の勉強という意味が大きいわけで、どうでもいいんだ(笑)。
「MERCADO DEL PUERTO(港の市場)」へ行く。

適当な時間になって、お腹がすいてきたので、レストランへ。
このレストランのウェイターが、びしっとした身なりで、愛想もいいベテランだった。

どろりとした野菜スープ(480ペソ/100円)に、ビフテキ(1800ペソ/360円)、ハウスワイン1リットル(1000ペソ/200円)。
ウェイターの仕切りが上手で、僕に声をかけてくるタイミングも絶妙。

僕は店の客の少ない時間を選んで入った。
ラテン系のところでは、夜遅くならないと賑わあないからね。

貫禄のあるウェイターは、僕が日本人だとわかって、日本をほめる。
また、ウルグアイでの、韓国人の評判の悪さを愚痴ったりしたよ。

僕はチップの話になると、「チップを払うときは、チップを払うような気持ちになる。だから無理に考えるな」と言う。
それは、モンテビデオのこのウェイターのことを思い出すからだ。

料理は、3280ペソ(650円)程度だが、チップを弾んで20パーセントくらい付けて、4000ペソ(800円)にした。
いま考えると、スペイン語の練習にもなったのだから、5000ペソくらい払ってもよかったが。

ウェイターのおかげで、すっかり気分がよくなった。
やはり、ウェイターというのは、才能も経験も必要な、芸術家のような職業だね。

外を歩いていて、本屋を見つけた。
NEWSWEEKが1100ペソ、PENTHOUSEが2000ペソ(ともに英文)。

CATEDRAL(大聖堂)へ行って、祈った。
「すべては神の導きのままに!」

ホテルへ戻り、明朝チェックアウトすることを告げる。
今日は食事と本でウルグアイペソを予想以上に使ってしまったので、支払いをドルキャッシュとウルグアイペソを混ぜて済ませる。

さて、明日は、ブエノスアイレスへ戻る。
今度は、ホテルの当てがあるんで、特に問題はない。

とっとと、イグアスの滝へ行って、ブラジルへ入りましょう。
ところが、アルゼンチンという国は、僕には鬼門らしく、またまたトラブルが待ってたのでした。













旅行の満足度
4.0

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