弾丸ジブチ（アッサル湖）！（ダルエスサラーム発着：エチオピア航空）

2016/09/18 - 2016/09/18

今回はアフリカ北東部の小国ジブチを訪れました。
ジブチは海賊対策の自衛隊が駐屯していることで、広くその名が知れ渡りましたが、
ガイドブック等資料という資料は殆どないうえに、ソマリアの隣国という事で少々の
不安を感じながら行ってまいりました。

訪問してみた感想は観光インフラは殆どないに等しいので変に観光スレしていない所は
良かったですが色々な面でのコストが掛かります。

ビザについては空港到着時に簡単に取得することが出来ます。
書類はパスポートと搭乗券のみです。
（乗り継ぎで到着した場合全ての搭乗フライトについての搭乗券が必要になりますので
無くさないようにしてください。）

手順はイミグレーションオフィスに入ると向かって正面はビザ保有外国人カウンター、
向かって左がビザ支払い受取所、向かって右側はジブチ人カウンターとなっていますが
右側のジブチ人カウンターに並び、ビザの無い事を担当官に伝えます。
担当官はパスポートとすべての搭乗券、指紋をスキャンするとともに、いくつかの質問をしてきます。
問題が無ければ、支払い受取所へ並ぶように言われます。
係官がパスポートを持って来るので、再び質問に答え言われたビザ代を支払います。
私は3日間有効のトランジットビザでしたが、USD60！！
高い！！

空港に両替所はありませんが税関を出た正面にATMがあり問題なく現地通貨を手に入れることが出来ました。
言語切り替えがありますので、フランス語が出来なくても大丈夫です。

今回は時間もないので、かの死海よりも塩分濃度が高くかつアフリカ大陸最低地というアッサル湖を訪問
しました。
アッサル湖までの公共交通機関がないため、うまく移動が出来ない様ならば諦めて市内をブラブラして帰ろうと
思っていましたが、市内まで乗せてもらったタクシードライバーに「アッサル湖に行きたいんだけど、
どうすれば行けるかな？」と聞くと、そのドライバーが連れて行ってくれるという事なのでお願いしました。
いろいろ調べるとツアーで行くと一人USD300〜400のようなので、USD150くらいで行ければ良いかなと思っていましたが
交渉の末USD200で折り合いをつけました。
この価格ならば妥当なので良かったです！
しかしこの後死を覚悟するような事に遭遇するとはつゆとも思っていませんでした・・・
とにかく無事に帰れて良かったです(-_-;)

エリア その他の都市(ジブチ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エチオピア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

今日もいつものダルエスサラームから出発ですが、ボーディングパスが中々印刷されなかったりゲートが突然変更になっていたりと、どうも上手くいかないなと思っていましたが、まさか現地であんな怖い目に合うとはこの時には夢にも思いませんでした。

機体はDHC-8。
座席配列は左2、右2でした。
今回はほぼ満席です。

そういえばダルエスサラームの夜景をあまりアップしていないなと思いましたので、
一枚。
こう見ると結構きれいな街ですね。

今回もノーチョイスのハムサンド。
アルコールも無しとは・・・・・

月が綺麗に輝いていました。

いつものつもりで考えもせずに出発ロビーに行ってみると、
15番ゲートが無い！！

搭乗券を見るとターミナル1と書いてあります！！
時間が少ないので焦りますが、ターミナル２からターミナル1へはバスで移動します。
沖停めでアディスアベバへ到着した場合は、バスを降りたところでそのままシャトルバスを待ちます。
ブリッジで到着した場合は一番下のバス発着所へ向かいます。

何とか間に合いましたが、今回はどうも上手く噛合わないです。

ジブチまではB737-700。
座席は左3、右3の配列です。
満席でした・・・

このフライトもノーチョイスのハムサンドですが
キットカットがプラスされていました。

ジブチに無事到着です、空港は米軍や自衛隊等がおり
警備が物々しいので写真は自粛いたしました（笑）

タクシーで市内まで来ました。
観光客も殆んどみませんでしたが、私が日本人とわかると
満面の笑顔とサムアップで「日本人は良い！！」
ちょっとうれしく思いました。
しかし、暑い！！40℃は超えていますがドライバーによると夏が終わったから
暑くないよとの事ですが、いえいえ充分暑いです！！

市内は本当にゴミが酷い！
もう少し綺麗にすれば雰囲気も変わるのになぁ

写真の緑と白の車がタクシーです。

ドライバーのアハメドと何故か途中でピックアップした
彼の奥さんの3人でアッサル湖へと向かいます。
前回のレソトと比べると全く違う雰囲気です。
今回は本当に荒地という表現がしっくりきます。

荒地の中の一本道をひたすら走ります。

ついに眼下にアッサル湖を見下ろすポイントまで
やってきました！！

これは凄い！！
写真では中々伝わらないですが、圧倒的な迫力です！！

アフリカは行くところ行くところ、本当に様々な表情を見せてくれます。

アッサル湖湖畔を目指します。
正面に見える白い部分は全部塩です。

湖畔に到着です。
ここは海抜-50程、アフリカで一番低い場所に到着です。

あとはキリマンジャロに登れば、最高と最低地点を制覇できますね（笑）

白の反射が眩しくてサングラス無しでは厳しいです！
行かれる時にはサングラス必携です。

塩を舐めてみましたが、死海の塩より味はマイルドな気がします。

ここの気温は50度近いです・・・
でも来れて良かった！！
素晴らしい景色です。

湖水の透明度は結構高いです。

泳げるとの事でしたが、水着が無いので足だけ浸かってみました。

もうこの感覚は温泉です！
そのくらい水温が高いです。

足が塩でピリピリします！！

また一つ世界を知りました。

ドライバーが言うには、C国の会社が進出して来て重機を使い
根こそぎ塩を持っていくそうで、困っているとの事でした。

湖畔には塩や貴石を売る売店があります。
人の気配を全く感じていなかったのに、
湖畔から戻ると2人の売り子がいました！！

個々の塩は丸い結晶になるのが有名で、通常タイプの塩と丸い結晶の塩を買いました。
塩の結晶はプレゼントしてくれました。

占めて、2000DJF（約1150円）高いのか安いのか全く分かりません（笑）

そろそろ市内へ戻ります。
全然暑くないと言っていたアハマドは汗だくだくで少しにやけてしまいました(^^)/

レソトと同じように天空へ続くような道ですが、レソトよりも標高2000m以上引くと思うと不思議な感覚です。

荒野を走ります。

途中で数匹ラクダを見ましたが、野生か放牧か聞くのを忘れました(;´･ω･)

高速走行中突然の破裂音と共に、車体が旋回！
後部タイヤのバーストです！！
周りに他の車両がいなくて助かりましたが、もう人生終わった
と思いました(´;ω;｀)
怖かった・・・
でもまだ死ねないという事が分かったので良かったです（笑）

荒野に生えるタイヤ痕（笑）

海外でのパンク経験は意外と少なく今回を含めて2回です。
前回のパンクはキルギスの山中の登りだったのでスピードも出ておらず
全く問題ありませんでしたが、今回は本当にやばかった！！

事故は本当に突然やってきますね。

気を取り直して市内へ向かいます！

途中野生のマントヒヒがいました！
普通の猿と違って迫力が違いすぎる！！

しかし普通にいる猿のレベルがマントヒヒって・・・

市内に到着し、アハメドと共にお勧めのシーフードレストランへ向かいます。
シエスタ中で殆どのお店が閉まっています。

レストランに到着です。
中々良い雰囲気です。

店内もレトロな雰囲気がたまりません。
ハエの多さもたまりません（笑）

食べたい魚を自分で選び、調理方法を指定して席で待ちます。

魚は選びましたが、調理方法はアハメドにお願いしました。
ピリ辛風味に仕上げた白身魚でとても美味しかったです！

でっ勿論、手掴みです！！
暑いので冷やす用の氷を持ってきてくれましたが、
氷は怖いので私は使いませんでした。

付け合わせは、バナナのペーストともう一品はよくわかりませんでしたが、
パサパサした食感でした。

これに水とジュースをつけて、一人1650DJF（約949円）
ここも高いのか安いのか分かりません（笑）

店から出てくると人通りがほとんどなくなっていました。
日没後から再び活気が戻るそうです。

今回運命を共にしたドライバーのアハメドです。
彼も連絡先公開OKでしたので記載しておきます。
ジブチ訪問の際はどうぞご利用ください。

[phone]
AHAMED

チェックインを終え待合ロビーで休みます。
待合ロビーにはバーカウンターがありましたのでビールを
頂きます。
残念ながらジブチではビールを製造していないので、圧倒的な影響を
受けているエチオピアのビールを頂きました。

1100DJF（約632円）日本並みに高いです！

駐機場にはなんとアントノフの輸送機が！！

このカウンターでビールを頂きました。

セキュリティーチェックを受けゲート前ロビーへ移動します。
ここだったらダルエスサラームの方がまだ良いな（笑）

帰りも同ルート同機材で無事にダルエスサラームに戻りました。
いや〜本当に生きててよかったを実感しました！

アハメドも今日の日は絶対に忘れないと熱く語っていました。

ジブチはまだまだ素朴さが残る場所でしたが、移動の難しさとコストの高さ
など観光インフラの整備が進むと良いかなとも思いますが、今のままでもいいのかな
等々色々と考えさせられる旅となりました。

この旅行記へのコメント （6）

• 哈桑湖さん 2016/12/24 04:15:55

  アッサル湖、すごいですね。

  eahawkさま
  アッサル湖、すごいですね。
  こんな世界があるんですね、びっくりです。
  ただそんなに簡単に行ける場所ではないですね。
  ジブチというと隣りにエリトリアやソマリアがあって物騒な感じがしますが、
  eahawkさまのブログを拝見しますと、それほどでもなさそうですね。
  いつか行ける日が来るといいと思います。
  行くときにはサングラス必携なんですね。
  今回はアッサル湖の綺麗なお写真、ありがとうございました。

  eahawkさん からの返信 2016/12/25 06:15:01

  RE: アッサル湖、すごいですね。

  コメントありがとうございます。
  
  > アッサル湖、すごいですね。
  > こんな世界があるんですね、びっくりです。
  
  本当に感動しました。まさか行けるとは思っていなかったので。
  
  
  > ただそんなに簡単に行ける場所ではないですね。
  
  タンザニア在住の強みを生かして訪問いたしました。
  
  
  > ジブチというと隣りにエリトリアやソマリアがあって物騒な感じがしますが、
  > eahawkさまのブログを拝見しますと、それほどでもなさそうですね。
  
  いけない事ですが、タンザニア在住でアフリカ慣れしている状況は否めません。
  これを機会に気を引き締めて日本人の恥さらしにならないように気を付けます（笑）
  それを引いてもそれ程危険は感じませんでした。日本人受けが良いので日本人とわかると
  途端に笑顔になります。
  
  
  > いつか行ける日が来るといいと思います。
  > 行くときにはサングラス必携なんですね。
  > 今回はアッサル湖の綺麗なお写真、ありがとうございました。
  
  是非機会が訪れることをお祈りいたしております！！
  

• まみさん 2016/10/12 12:43:06

  またすごい秘境に。。

  パンクで回転ですか、そりゃ怖いですね！
  私がパンクしたときは、運転手が調子悪かったのか、すっと車を留めましたし、あんなになんにもないところでもなかったので、そこまでスピードを出してなかった記憶があります。
  なんにせよ、無事でよかったです！

  eahawkさん からの返信 2016/10/12 23:36:05

  RE: またすごい秘境に。。

  まみさん
  
  コメントありがとうございます
  
  
  > パンクで回転ですか、そりゃ怖いですね！
  
  もう静かに覚悟を決めていました（笑）
  後からじわじわ来ますね怖さが・・・
  
  > 私がパンクしたときは、運転手が調子悪かったのか、すっと車を留めましたし、あんなになんにもないところでもなかったので、そこまでスピードを出してなかった記憶があります。
  > なんにせよ、無事でよかったです！
  
  やはりスピードは大事故の最大要因だと確信しましたよ（笑）
  
  とにかくお互い無事に旅を続けましょう！！
  
  eahawk

• gontaraさん 2016/09/19 20:28:33

  無事で良かった

  困りました・・・
  また、行きたい場所が増えてしまった！
  アッサル湖、かなりハードル高そうです。
  丸い塩の華を是非見てみたいです。
  塩分濃度が死海より高いって、飽和状態かと思ってたら、違うんですね。
  あぁ〜困った、困った、行きたいなぁ〜〜
  
  B-373の座席、３−２なんですね、全席ビジネスクラス？並に幅広ですね。
  

  eahawkさん からの返信 2016/09/20 01:05:52

  RE: 無事で良かった

  gontaraさん
  
  いつもありがとうございます！
  B737の座席すみません自分のミスです・・・
  3×3です。
  
  私も最初はハードル高いかなと思っていましたが、
  行ってみて良かったです。
  死海みたいに観光地化していないのも好印象でした。
  
  アフリカは広すぎて且つ見所満載なので私もいつも困っています（笑）
  
  次の弾丸はどこを狙おうかと模索中です（笑）
  
  eahawk