こんな暑い夏に関西方面の世界遺産を巡る旅☆１日目大阪☆

2016/08/11 - 2016/08/15

かなり昔の話ですが北海道の公立高校の修学旅行と言えば、たいてい京都奈良と言った関西方面。
普段なかなか休みが取れない我々夫婦ですが、お盆休みを利用して、約４０年ぶりに炎天下の関西方面を旅してきました。
３０度を超える日なんて年に２?３週間しかない北国札幌から、暑さMAX38度の関西方面世界遺産を巡る旅。
御用とお急ぎでない方は寄ってらっしゃい見てらっしゃ?い(^▽^)/

１日目の行程
札幌市(自宅)→イツモパーキング→新千歳空港→(Peach)→関西空港→(南海特急ラピードβ／JR大阪環状線)→ホテルニューオータニ大阪→大阪城→八軒家浜船着場→(御舟かもめ)→湊町船着場→道頓堀→新世界→初代エビス(夕食)→ホテルニューオータニ大阪

エリア 大阪

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

今回の旅はLCCのPeachで真夏の大阪へ参ります。
なんでまた、８月中旬にくそ暑い関西方面の旅をと思うかもしれませんが、
安かったんです。
お盆シーズンの航空券はどの航空会社も高くて夫婦二人となると考えてしまいます。
昨年LCCの洗礼を受けた我が家。
もう怖いものはありません。
自宅を8時前に出て、いつものイツモパーキングにくるまを預けバスで千歳空港には9時頃には到着。
早めにセキュリティチェックを抜け出発ゲート前まで来ました。

そう言えば新千歳空港では、8月5日に搭乗時刻締切間際の女性客が保安検査場で係員になんでこんな面倒くさい検査やるのとか難癖つけて、係員が上司に相談に行っているスキに金属探知機をすりぬけて制限エリアに入るという事態が発生し、なんの関係もない約1000人の乗客が一度制限エリアから出され、最初から保安検査をやり直すと言う事態となり欠航や大幅な遅延が発生し大混乱となったのです。
この時、当の本人は搭乗券を無くしたとかで免許証で本人確認し羽田行きの飛行機に乗り、その場には居なかったというのは後から分かったことです。

たった一人の身勝手な行動が原因で旅行の予定が大幅に狂ったり、いやな思い出になってしまった人もたくさん居る筈です。
ホントに全く迷惑この上ない話ですね(｀ε´)

新千歳空港 空港

のっけから話が脱線してしまいました(^^;)
さて今回搭乗するpeachの派手派手〜な機体が予定より少し遅れて到着。
乗客を降ろして慌ただしく清掃作業を行っている頃です。

新千歳空港 空港

あとは搭乗を待つだけ。
当然朝からビールモード突入。
サッポロクラシックでカンパ〜イ(^▽^)/

新千歳空港 空港

この日は我々夫婦の旅を祝福するかのような良い天気。
そろそろ離陸の時間です

新千歳空港 空港

あっという間に空の上。
この後の上空の天気もよさそうです。

CAさんのピンクの制服が目にも鮮やかなんですが、この後トラブル発生。
後ろの乗客がシートポケットに入れたペットボトルと思しき物体が背中に当り、普通に座っていても痛いんです。
Peachのシートって、シートポケットに入れたペットボトルのスクリューキャップの位置がリアルに分かるくらい薄いんです。
真ん中から少しでも左右にズラして入れてくれれば全く気にならないんですがね。

直接言うのも角が立つので、通りかかったCAさんに「あの～、後ろの人がシートポケットに入れてるものが背中に当たって痛いんですが...」と言うと、
「そのようなサービス(伝える事)はしていません」とつれない返事(・_・;
え～、マジっすかと思ったけど、後ろを振り返ると女性で寝ている様子。

痛いと言いたくても言えない状況で背中の突起物を我慢していると、物販でに通りかかった先程のCAさんが、見兼ねたのか「あの～、ペットボトルが前の方の背中にあたってるのでズラしてあげて下さい」みたいな事を言ってくれました。
やればできるじゃん、ホントもっと早く言ってよ～（●｀ε´●）
後ろの席の女性からはその後も謝罪の言葉はありませんでした。
まあ、人生そんなもんです。でもとりあえず、問題はクリア。

関空から難波行き南海電鉄ラピード特急券付き乗車券の割引販売です。
1430円から400円引きの1030円とかなりお得。
予め調べておいたので迷わず２枚購入しました。

２時間弱で関西空港上空まで来ました。
早いもんです。

関空に無事着陸
千歳は旅客ターミナルから直接乗れたけど、関空は歩き＋バスなんですね。
まあ天気が良いから良しとしましょう。

関西国際空港 空港

千歳から関空までの飛行時間は２時間弱。
時間的には東京に行くのと、さほど変わりませんね。

関西国際空港 空港

着いた所は滑走路の端っこ。
歩いてバスに乗って第二ターミナルまで行きます。

関西国際空港 空港

お初の関空第二ターミナルに到着。
どこから南海電鉄に乗るのかな?と色々探したけど、それらしきモノなし。
ネットで検索すると専用無料バスで第一ターミナルまで移動しなければならないことが分かりました。なるほどね、リサーチ不足でした。

関西国際空港第二ターミナル 空港

バスに乗って、更に歩いて第一ターミナルに到着。

関西国際空港第一ターミナル 空港

ピーチ機内で購入した南海電鉄の難波駅行きチケットを関空駅で乗車券に交換してラピードβに乗ることに。
窓口の中華系と思われる、ちょっと日本語が怪しいお姉さんに、次は何時発?と聞くと後３分で出発しますと言われ、慌ててエスカレータを降りてホームへ。
ラピードは既に入線済みで出発ぎりぎり間に合いました(^^;

関西空港駅 駅

中々にかっこいい電車じゃないですか。
でも見とれてる余裕もなく、写真2枚撮って慌てて車内へ。

関西空港駅 駅

特急指定席だけあってゆったりしています。
冷房効いてて涼しいし、空いてる、こりゃあ楽ちん(#^^#)

南海電鉄新今宮駅でラピードを下車。
前途無効なので難波駅まで行かなくても良いんですね。
私はここでSuicaに8000円チャージ、カミサンはSuica持っていないのでICOCAを新規に購入し、同じく8000円チャージ。
こうすることで今日以降の関西圏移動でいちいち乗車券を購入しなくて良いのです。
何故8000円かと言うと4泊5日の移動に掛かる旅費を計算した結果8000円だったからなんです。
因みに札幌の交通系電子マネーはJR北海道のKitacaと札幌市営交通のSAPICAがあります。
また脱線したので話を戻します(^^;
新今宮駅でＪＲ大阪環状線内回りに乗り、大阪城公園駅まで移動。
写真に写っている右側のホテルがきょうの宿泊先。

大阪城公園駅 駅

今日から2泊するホテルニューオータニ大阪からの大川の眺め。
水上バスが白波を立てて涼しげに水面を駆けてきます。
比較的高層階だったので眺めも抜群でした。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

部屋からは大阪城が間近に見えます。
夜のライトアップが楽しみです。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

このホテルちょっと予算オーバーだったですが、某ホテル予約サイトの夏割の魔力に負けて２泊分をゲット。
ちょっと歴史を感じさせる部分もあるけど、きれいだし流石に高級ホテル。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

大阪城側の30平米デラックスツインはこんな感じ。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

作りはちょっと古い感じもしますが設備は立派です。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

ウェルカムドリンクをいただけるということで早速電話したら、出てきたのがこれ。
正直ちょっとがっかり。
もう少しいいグラスなら感じも違ったかも。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

時間もないので、部屋で少し休んですぐに目の前の大阪城見物に出発。

大阪城の真下まで来ました。流石にデカイ。

大阪城 名所・史跡

大阪城の入場券売場そばにある水飲み場にとまっていた綺麗な蝶々。
この暑さだから蝶だって暑いに違いありません(^^;

大阪城 名所・史跡

お盆初日と言う事もあり激混み。しかも外人客が多い。

大阪城 名所・史跡

大阪城ってエレベーターあるんですね。
確かに階段で上まで登るのは厳しいかも。
15分位並んでようやく順番が来ました。
階段で登るコースもあるみたいですが、あっさり断念しエレベーターで一気に上階へ。

大阪城 名所・史跡

上からの眺め。
屋形船が優雅に堀を通っていきます。

大阪城 名所・史跡

なるほどね、これが金の鯱鉾か。
キンキラキンで豪華ですね。

大阪城 名所・史跡

大阪城内は各層とも博物館のようになっています。
別に博物館の展示物を見に来た訳じゃないのにね〜。
姫路城のように当時の城内の様子が見たかったな。
これは真田丸の攻防を描いた屏風絵とそのミニチュアです。

大阪城 名所・史跡

金箔張りのトラと鯱。
さすがにイミテーションでしょうね。

大阪城 名所・史跡

人通り見て回って多聞櫓を通り大手門から外へ。

大阪城 名所・史跡

でもなんか城っていいですね?。
理由は分かりませんが落ち着きます。

大阪城 名所・史跡

この後、舟に乗って道頓堀まで行きますが、
その前にクールダウンと休憩を兼ねて天満橋駅の京阪シティモールの喫茶店で水分補給。

京阪シティモール ショッピングモール

落ち着いた雰囲気の店内で疲れを癒やします。
普段は喫茶店とかほとんど入らないのですが、今日は特別です(^^)
暫しの休息と水分が欲しい。それくらい暑いんですよ。

京阪シティモール ショッピングモール

京阪シティモールのすぐ裏手にある八軒家浜船着場に少し早めに到着。
これから予約していた「御舟かもめ」さんのバークルーズで道頓堀までに出かけるのです。

八軒家浜船着場 名所・史跡

この舟、船長さんを除いた定員は10名。
バークルーズは八軒家浜船着場から道頓堀の湊町船着場まで約50分、水の都大阪の水路をゆったりクルーズすると言う企画です。(予約が少ない時は欠航することもあるそうです)
ちなみに料金は大人1名2,100円(お茶付き)。
今日は満席だそうで10名の内2名がちょっと遅れて到着し、舟は夕暮れの船着き場を出航。
我々夫婦以外はみんな若いカップルばかりで、このクルーズ、デートにも良いのでしょうね。

八軒家浜船着場 名所・史跡

出港してから、大阪城方面へ一度向かいました。
確かに大阪城見えるけど、架線に被ってあまりいい眺めとはいえませんね。

大川 自然・景勝地

いい感じに空が茜色に染まってきました。
「今日は雲も少なく綺麗な夕陽見られそうです」と船長さんが言っていた通り見事な夕暮れです。

大川 自然・景勝地

中之島に差し掛かった辺りで左に曲がり「阪神高速1号環状線」高架下の東横堀川に入ります。
途中には水門があり、ここを通る時がなかなかの見ものでした。
舟が水門と水門の間まで来るとエンジンを止め、後ろの水門が閉まると水量調整して高低差を無くしてから前の水門を開けて進むんですね。
パナマ運河の縮小版と考えれば面白いかも(^^)
あとで調べたところ、この水門は東横堀川水門と言うらしいです。
ちなみに反対側の道頓堀川の端にも水門があるらしいです。

東横堀川 自然・景勝地

水門脇のフェンスのそばにアオサギが獲物を狙って待ち構えていました。
船長さん曰く水門の開閉の際に驚いて跳ねる魚を狙っているのだとか。

東横堀川 自然・景勝地

水門を通り過ぎても、まだまだ高速道路の高架下を舟は進みます。

東横堀川 自然・景勝地

しばらくすると舟は右折して道頓堀方面へ進んでいきます。
すると今までとは全く違う賑やかなエリアに入ってきました。

道頓堀川 名所・史跡

左岸では今では見ることもなくなった、昔懐かしいチンドン屋さんが華麗なステップを踏みながら熱演中。

道頓堀川 名所・史跡

いよいよ陽も暮れてきて灯り始めたネオンと相まって幻想的な感じ。

道頓堀川 名所・史跡

ドン・キホーテ前の大きな恵比寿さんの看板。
いかにも大阪らしい感じです(^^)

道頓堀川 名所・史跡

道頓堀エリアの中心に入ってきました。
ネオンの派手さが増してきます。

道頓堀川 名所・史跡

あの有名なグリコの看板発見。
電飾点灯にはまだ時間があるようです。

道頓堀川 名所・史跡

終点の道頓堀湊町船着場が近づいてきました。
終わってみればあっと言う間のバークルーズ。

道頓堀川 名所・史跡

船着き場から陸へ上がるとすぐ横はバーベキューのお店、いい匂いがしてきます。
この時すでに時間は19時10分頃、そろそろお腹も空いてきました。

道頓堀 名所・史跡

道頓堀の看板下で一枚。

道頓堀 名所・史跡

美味しそうな店が所狭しと軒を連ねています。

道頓堀 名所・史跡

札幌にもススキノと言う一大繁華街はありますが、何かが違います。
よ〜く観察していると分かりました。
看板の色や形が派手でデカくてインパクトが強烈なんですね。

道頓堀 名所・史跡

河豚と鰻?が泳ぐ生け簀。
とっても美味しそうでかなり惹かれました。

道頓堀 名所・史跡

ふれあい地蔵の提灯の列。
札幌ではまず見ない光景です。

道頓堀 名所・史跡

いい感じにマジックアワーとなって綺麗な画になりました。

道頓堀 名所・史跡

その反対側は既に真っ暗。ネオンサインが映えます。

道頓堀 名所・史跡

道頓堀川沿いに沢山の人。
グリコの巨大電飾看板が点灯し、みんな記念写真撮ってます。

道頓堀 名所・史跡

出ましたグリコ。
これ見ないと大阪に来た意味がな〜いヽ(´ー｀)ノ

道頓堀 名所・史跡

まあどれも特徴的な看板ばかり。
これはもう一種のアートですね。

道頓堀 名所・史跡

かに道楽の看板、かになら札幌も負けません。
かに将軍、かに本家、かに家、かに亭まだまだあるよって、
張り合ってどうする(^^;

道頓堀 名所・史跡

くいだおれ太郎、これも見ないと大阪来た感じしないからね。
大阪は名物多いわ。

道頓堀 名所・史跡

串かつだるま、これも強烈な看板ですね。
まだまだ見ていたいですが、カミさんが人混みに酔ったと言うことで夕食を取るために目的地に移動することに。

道頓堀 名所・史跡

目指す目的地は新世界の串カツ屋初代エビス。
通天閣が見えてきました。

通天閣 名所・史跡

新世界は串かつ激戦地だとか。
もう既に8時を回っており、おなかの虫も鳴いてます。

新世界 名所・史跡

目的地の店を一度通り過ぎて、他にも良い店がないか物色。
串かつの店先にビリケンさん座ってました。

新世界 名所・史跡

この派手な店舗全体が看板のようになっているのは串かつの店横綱。
ここでも良かったんだけど。

新世界 名所・史跡

で、今来た道を戻って、目的の店「初代エビス」に到着。

新世界 名所・史跡

店内はほぼ満席。うなぎの寝床みたいに奥に細長い店です。
この店もインターネットで調べて、わざわざ割引クーポン持ってきたのですが、あとで使えないと言われてちょっとガッカリ

初代ヱビス グルメ・レストラン

とりあえずビールでかんぱ〜い。
この店の生はプレモルでした。

初代ヱビス グルメ・レストラン

早速大阪名物どて焼を注文。
ふむふむ、これがどて焼きか。味噌ベースでピリ辛のホルモンってところかな。

初代ヱビス グルメ・レストラン

続いてお目当ての串かつ登場。

初代ヱビス グルメ・レストラン

ついでに頼んだエビス焼き。
お好み焼きにエビフライが乗ってる感じ。

初代ヱビス グルメ・レストラン

はいはい、ソースは二度漬け禁止ですよね。
札幌から来た我々にはちょっとクドい感じでしたが、味はまあまあというところ。
満腹となったのでお会計。
札幌から大事に持ってきた割引きクーポン券を出すと今日はお盆なので使えませんだって。なに〜そんなのどこにも書いてないぞと文句を言うも取り合ってもらえず正規料金払ってとっとと帰ってきました。
あ〜腹立たしい。

初代ヱビス グルメ・レストラン

通りで串かつを持ったビリケンさんを一枚撮影して新世界を後にしました。

新世界 名所・史跡

近くのJR新今宮駅まで歩き、大阪環状線内回りに乗ります。
約10分位待って電車が到着し、大阪城公園駅まで乗車。

新今宮駅 駅

15分ほど乗車で大阪城公園駅に到着。
徒歩でホテルまで戻ります。
公園もライトアップされていて綺麗。
大阪城公園内にあるローソンで缶ビールを買って部屋に到着。

大阪城公園駅 駅

部屋に戻ると大阪の夜景が眼下に広がってとても綺麗です。
月も出てるし大阪城もライトアップされてる。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

こちら側もなかなかの夜景。
あのビル群は大阪駅・梅田方面のようです。

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル

部屋から望遠レンズで撮影した大阪城のライトアップ。
う〜ん、部屋から大阪城のライトアップが見られるとは、なんと言う贅沢なんだろ。
という訳で、明日は姫路城と神戸に行く予定なので早めに寝ることに。
おやすみなさい。

(続く)

ホテルニューオータニ大阪 宿・ホテル