2016/05/06 - 2016/05/07
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Mirabellaさん
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アレキパからリマの空港に着いたのは16時頃。荷物をピックアップ後、グリーンタクシーのカウンターに行くが誰もいない。「みんなこのタクシー使うんじゃないの?」ってキョロキョロしてたら、ちょうど受付の女性が戻ってきて「今、車がないから他のタクシー使ってちょうだい」と言って、立ち去って行った。
他のタクシーと言われても困ったなぁ、と思いながら外に出てみると、すぐそこにグリーンタクシーの受付があり行列ができていた。
「なんだ、みんなここで並ぶのか」と私も列に入ると、やはり「車が出払ってるから、時間かかるわよ」と言われたが、待つことにした。
しばらくすると、行先ごとに数名ずつが係員に案内されて行き、さらにその後グリーンタクシーの身分証を付けた運転手が、「ミラフローレスに行くの?」と聞きに来て「乗合いワゴンでも良ければ10ソル安くして60ソルで行くけど、どう?」と提示してきた。
私にとっては、少しでも安くて、一人でタクシーに乗る不安感のない乗合は好都合。運転手に連いて駐車場へと向かった。
- 旅行の満足度
- 3.5
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まさかグリーンタクシーに乗れない、なんて事態を想像したことなかったから一時は焦ったけど、結果的には良い展開となり1組のカップルと、リマ在住の日本人と私がワゴン車に同乗することに。
私のスーツケースを運んでくれてる運転手の隣を歩きながら、車がないってどういう事情なのか聞いてみると、天候不良でクスコ行のフライトがキャンセルになったらしい。確かに、天候を考慮するとクスコへは午前中に飛ぶ方が良いと言われている。
治安の悪さで知られる空港周辺のカジャオ地区、ここを走る時だけは運転手が窓を閉める。乗客も荷物が外から見えないよう、座席ではなく床に置くのが安心。
これがカジャオかと眺めながら、まず車はサン・イシドロへと向かった。 -
リマ在住の男性が途中「あっ」って言ったのに気づいていたんだけど、どうやら運転手が道を間違えて、同じ場所をグルグル回ってたみたい。
その事は後ろに座っていたカップルも気づいていたようで、日本人男性が「もうここで良いから」と降りて行った後、3人で大爆笑だった。
次はカップルのホテルに向かったが、またしても運転手がどんくさくて、かなり時間がかかった。
彼らの宿は私もBookingで見たことがあり、私が今夜宿泊するTierra Vivaにはペルー初日に泊まったらしく、「すっごく良いホテルだったわよ」と教えてくれた。
うんうん、私もここに泊まりたくて決めたんだよ。 -
旅の最終日はちょっと良い部屋で過ごそうと選んだTierra Viva Miraflores。
ツイン95ドルは私にはちょっとお高めだったが、二人で泊まれば手頃な料金。 -
メトロポリターノもラルコマールも徒歩圏内で、周囲にスーパーやレストランがあるから便利。
ホテルがあるボリバル通りは、人通りの多いアルフレッド・ベナビデス大通りを下ってすぐの場所、エントランスにスタッフが立ってくれているから夜も安心だった。 -
アメニティはOSMEというメーカのオーガニックコスメ、とっても香りが良かった。
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リマに着いたら早めに夜ご飯を食べに出掛けるつもりだったのに、タクシー運転手がトロかったせいで、ホテル到着に時間がかかってしまった。
セビーチェは昼に食べる料理だけど、人気レストランのPunto Azuleなら食べれるかなと思い、距離的にもホテルから近そうだし行ってみることにした。
ホテルを出てアルカンフォレス通りを北に進むと、写真のベナビデス大通りに出てくる。目の前の建物はスーパーのVIVANDA。
(この時は通りの名前を分からずに歩いてる) -
VIVANDAの向かいにはホテルFIESTA、ここはサルサが踊れるっぽい。
ベナビデス通りを右に進んで、とある道で曲がったが「あぁ、多分この道じゃないな。また間違ってるな私」と途中で引き返した。 -
ベナビデス通りを戻ってくると、ちょうどFIESTAの真向かいにレストラン DON BELISARIOがある。この店はグーグルでホテルの近くにあることをチェックしていた。
レストランで食べるのはやめて、テイクアウトにしよう。ホテルで食べれば、帰りの時間を気にする心配もない。
料理を注文して支払いを済ませたら、ちょっと向かいのスーパー(VIVANDA)で買い物してくるから、と店員に伝えて店を出た。 -
スーパーで買いたかった物はビール。(笑)
ササっと缶ビールを2本購入してドン・ベリサリオに戻ったら料理はまだだった。
しばらく席に座って待っていると、店員が持ってきた到底一人分とは思えない袋の量を見てビックリ、つい笑ってしまった。 -
すっごく美味しそうな匂いを放つ袋を両手に持って、フロントのスタッフにニッコリ笑って部屋へと急いだ。
ドン・ベリサリオへ食料調達に行ったのがバレバレだったかな。(笑) -
ビールはやっぱりクスケーニャで。
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ペルーに来たら食べたかったアーティクーチョ(牛の心臓)、付け合わせはカモテ(サツマイモ)とチョクロ(トウモロコシ)。
アーティクーチョだけでも満足できる量だったけど、 -
ペルー風の味付けが絶品だから日本に帰る前に食べておきたくって、Pollo a la brasa(チキンの炭火焼き)も注文していた。
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いつも付け合わせがフライドポテトだから、今回はクレマ・デ・チョクロを選んでみた。
クリーミーで美味しい♪ けど、お腹にずっしり。 -
サラダにサルサ3種。
料金はアンティクーチョ13.8ソル+チキン14.04に税金等がついて計34.1ソルをカード払い。
美味しくって、お腹いっぱい。超満足。 -
翌朝、いよいよペルー最終日。帰りのフライトは23:30だから、ほぼ一日街歩きできる。
ホテルで朝食を食べてチェックアウト。フロントにスーツケースを預け、念のためメトロポリターノの駅、セントロ(旧市街)への行き方をたずねておいた。
ホテルからメトロポリターノの駅へは、ベナビデス通りを真っすぐ歩いて10分程度。全く何の心配もなく歩ける。 -
駅に着いたら、窓口でチャージ用のカードを購入(5ソル)。その後、機械でチャージしようと思ったら小銭がなくって、チャージも窓口でお願いした。
その時、セントロなら「セ(C)ーだ」と言ってくれるんだけど、何がCなのか意味が分からず、そういえばフロントのお姉さんにも「セー」と言われてたんだった。
すると、窓口のお姉さんが「BUS ”C" Jiron Union」と書いてメモを渡してくれた。
そっか、私って気づくのが遅い! -
メトロポリターノは専用レーンを走るバスだから渋滞の心配がない。到着駅の名前がちゃんと電光掲示板に表示されるし、観光客に優しい乗り物。
バスが混んでたから入り口付近に立ったんだけど、ドアが開く際にスライド部がガッツンおでこに当たってしまい、けっこう痛かった。
きっとその様子を見てたと思われるオジサマが、私に席を譲ってからバスを降りて行った。優しい人〜。 -
Jiron Unionで下車、適当な方向に歩き始めたら、他の観光客達が横断歩道を渡って行った。
「あっ、私また間違ってるな」とその場で見つけたカフェでアルマス広場への行き方を聞くと、やっぱり横断歩道を渡るのが正解だった。
そうして到着した広場は、 -
黄色いコロニアル建築群がカテドラルを囲むように並んでいる。
昔よくテレビで見て抱いていたイメージよりも、明るくてきれいな広場だった。 -
アーチの奥には商店やレストラン。
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これがリマの市役所。
色の効果もあってパッと見は華やかだけど、じっくり見ると繊細さに欠ける建物かな。 -
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黄色の建物たちも茶色のバルコニーがアクセントになっているけど、カテドラルに隣接している大司教宮殿の木造バルコニーは美しさが際立つ。
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建設された年代の違いだろうな。
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広場を観察したところで、カテドラルを見学してみよう。
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料金は10ソル。
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中に入ってすぐ右手の部屋は、リマ市の創設者であるフランシスコ・ピサロの墓になっている。
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ネイティブ達を迫害し可能な限りの金を奪い、キリスト教を強制して新しく町を造ったピサロが英雄かのように扱われているようで違和感を感じたのだが、このカテドラルが完成する頃には多くのスペイン人が移り住み、混血の人々が権力を持っていたから自然な流れだったのか?
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ピサロの身体の一部がこの棺の中で眠っている。
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つい金細工をあしらったバロック式のゴージャスな祭壇に目が向いてしまう。
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飾りっ気が少ないリマのカテドラル、シンプルな中央祭壇だったが、そんなことに関係なく人々の信仰心は厚いのだろう。
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中央祭壇の下にはカタコンベと呼ばれる地下墓所があり、歴代の司教たちが静かに眠っている。
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年末年始にペルーを旅すれば、町中でベレンを目にすることもあるのだろうけど、私が見た唯一のベレンは、リマのカテドラルの博物館で。
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博物館は、ちょっと疲れるくらいに展示物が多かった。
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2階へ
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古書などが展示されていたが、すぐに降りてしまった。(笑)
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再び、地下へ。
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埋葬時の衣装が紹介されている。
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ミイラの写真、苦手な方はすいません。
ここはカテドラルだからインカの人々の間で伝わるミイラ文化とはまた異なるけれど、死者を思い慕う気持ちは同じだろう。 -
さて次は、どこに行こうか。
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あの子達と同じ方向に行ってみよう。
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最近は京都でも走ってるオープントップバス。私もいつか、どこかの国で乗ってみよう。
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観光ポリスに道を確認して、やってきたのは、
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サントドミンゴ教会・修道院
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教会は無料で見学できる。
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修道院へはここから入るみたいだけど、
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ちょっと気になったのが、このピンク色のパサージュ。
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狭い通りなんで後ろに下がれず、一番上から道路まで写真に入りきらなかった。
素敵なアーケード、ちょっと検索してみたけど詳細は分からず。 -
サントドミンゴ修道院には、リマ出身の聖女サンタ・ロサが眠っている。
スペインのカセレス出身の父親と、クリオージャの母親との裕福な家庭に生まれたイサベル・フローレス・デ・オリバは、幼い頃から聖シエナのカテリーナの影響を強く受け、断食・苦行・慈善事業等の活動などを始める。
12歳でドミニコ会の修道院に入り31歳で亡くなるまでの間、厳しい自己犠牲の生活を続けた。
彼女の死後、数々の奇跡が起きたと認定されていることから、彼女は薔薇にちなんだROSAの名でアメリカ大陸初の聖人となった。 -
サント・ドミンゴ修道院の内部は、スペイン建築そのものと言えるような建物だった。
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このタイルを見れば、あぁセビージャのアスレーホだなとピンとくる人が多いだろう。
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なんだか、あまりにもスペインで、スペイン人達に征服される前のリマって、どんな風だったんだろう。
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一つ目のパティオ
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二つ目のパティオはヤシの木が南国風で、個人的にはマジョルカ島を思い起こしてしまった。
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当たり前のことなんだろうけど、コルドバのメスキータでも思ったのは、こうして神聖な場所を、ちゃんと掃除してる人がいるんだよね、ってこと。
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かなりの蔵書と思われる立派な図書館。窓辺で勉強しているのは聖ドミンゴか。
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アンダルス風だったパティオを通ってトイレへ。
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こちらは聖ドミンゴ修道院横のベラクルス聖堂。
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色がビビッドで、名前の如くメヒコっぽい、と思うのは単純すぎるか?
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再びアルマス広場に戻ってくると大統領府の前に人だかりが。
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ちょうど12時頃だったようで、衛兵交代式の最中だった。
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頑張って手を伸ばして撮ってみるものの、前方に立つ人達が邪魔で諦めた。
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本当は、この時間にはミラフローレスに戻って、店が混む前にプント・アスールでセビーチェランチにしたかったんだけど、チェックアウトが遅くなってしまったり、旧市街散策もそう早くには切り上げられずだった。
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この建物は、列車の駅なのか、元駅舎を利用した文学関係の場所なのか、どっちだろう。
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ここは入ってみたけど、
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何の遺跡か、よく分からない展示物だった。
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そのまま、ぶらり歩きながらサンフランシスコ教会へ。
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入場料が無料のせいか、ほぼ閉館時間だったせいか(12〜16時はクローズ)、サンフランシスコ教会前は大勢の人だかりだった。
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柔らかなクリーム色の外観と異なり、インパクトのある内部。
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この教会のパティオを囲むタイルも美しいセビージャのものなのだが、残念ながら上手く写真に残すことができなかった。
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最後に、中央祭壇の写真を撮って帰ることにしよう。
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あと、旧市街で見ておきたかった場所は歩き方に載ってたトーレ・ダグレ宮殿だが、いつのもごとく地図を見てもたどりつける自信がなかった。
旧市街で道に迷いたくないなぁと思い、ちょうどサンフランシスコ教会前に立っていた女ポリスに行き方をたずねたら、トーレ・ダグレ宮殿が何か分からないようで、電話で誰かに確かめてくれた。 -
このまま3本目の通りまで真っすぐ進んで、右に曲がると良いわよ、と教えてもらった通りに歩くと、それらしきピンク色の建物が見えてきた。
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歩き方によると、南米の中でも際立ったコロニアル建築の一つで、ムーア人の影響を受けたセビージャ風の外観だそう。
アルゼンチン人のサン・マルティン将軍がトーレ・ダグレ公爵のために建てた邸宅で、現在は外務省本館のため内部見学は不可。 -
目を引くのは木製のバルコニーだけど、わざわざ見に来るほどでもないかも。
それよりも気になったのは次の豪邸。 -
リマにはピンク色の建物が多かったが、存在感があったのが、このCASA GOYENECHE。
1771年に完成したこの家は、何度も転売され現在はペルー銀行の所有。
写真を撮っていたら奥から人がやって来たから立ち去ったんだけど、見学可能だったかも知れないのに、今考えたら話をしてみるべきだった。 -
もうミラフローレスに帰りたいんだけどメトロポリターノの乗り場が分からず、いったん広場に帰ってきた。
ここでまたポリスに行き方を教えてもらい、にぎやかな通りを歩いて駅へと向かった。 -
ミラフローレスに戻ったら、セビーチェ食べるぞ〜♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- ガブリエラさん 2016/09/30 13:11:39
- 自分で間違いに気付くみらちゃんは、すごい!!!
- みらちゃん☆
こんにちは♪
なかなか連絡できず、ごめんね!
箱根も行ってきたよ〜(*^_^*)
乗りあいタクシーのドライバーさん、きっと私みたいに方向音痴だったんだね(笑)。
でも、無事に着けて、本当によかったよ〜!!!
街歩きでも、間違ってたら、途中で気づくみらちゃんはすごい!
私なんて、ズンズン歩いていって、「え?!ここどこ?!」ってなるもん(笑)。
牛の心臓\(◎o◎)/!
私、臓物系食べられないんだよ〜!
でも、味付けはきっと美味しいんだろうな〜♪
ホテルも快適そうだし、カテドラルをはじめ、建物が素敵ヽ(^o^)丿
ペルーのイメージ、ちょっと変わったよ〜♪
ガブ(^_^)v
- Mirabellaさん からの返信 2016/10/04 00:10:01
- RE: 自分で間違いに気付くみらちゃんは、すごい!!!
- ガブちゃん、こんばんは。
>
> こんにちは♪
> なかなか連絡できず、ごめんね!
> 箱根も行ってきたよ〜(*^_^*)
>
返事が遅くなってしまってゴメンね。予定どおり今朝ホーチミンから帰ってきたよ。心配していた雨もさほど降らずだったわ。
帰りのフライトはビジネスクラスだったの♪ラッキーだったわ。
ガブちゃんも箱根の贅沢旅を満喫できたようで何より。
> 乗りあいタクシーのドライバーさん、きっと私みたいに方向音痴だったんだね(笑)。
> でも、無事に着けて、本当によかったよ〜!!!
> 街歩きでも、間違ってたら、途中で気づくみらちゃんはすごい!
> 私なんて、ズンズン歩いていって、「え?!ここどこ?!」ってなるもん(笑)。
>
道分からない運転手が多そうだった。超有名で誰でも知ってるスポットに行くのにもスマホをナビ代わりに見ながら走ってたタクシードライバーもいたからね。
そうそう今回ホーチミンでも、さんざん歩いたのに目指してた店が見つけられず、って残念な事があったわ。(*_*)
> 牛の心臓\(◎o◎)/!
> 私、臓物系食べられないんだよ〜!
> でも、味付けはきっと美味しいんだろうな〜♪
>
私もホルモン系苦手なんだけど、これは別みたいで、すっごく美味しかったの♪
> ホテルも快適そうだし、カテドラルをはじめ、建物が素敵ヽ(^o^)丿
> ペルーのイメージ、ちょっと変わったよ〜♪
>
リマも中心部は都会なんだよね。ペルー旅行記、あと一本で終わりなんだけど、なかなか手がつけれらないまま。
ガブちゃんのエクシブ旅行記、またお邪魔させてもらうね♪
いつもありがとう。
みらべい
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