2016/05/15 - 2016/05/16
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frau.himmelさん
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ローテンブルクでマイスタートルンク祭りを見て、ニュルンベルクに戻ってきました。
これから、ローテンブルクで私たちシニアにずっと付き合ってくださったMさんもご一緒に、お食事に行きます。
でもちょっとその前に、時計の針を戻して今朝の出来事から始めますね。
シニア男女3人組、前回もニュルンベルクを訪れたのに、なぜ今回もやってきたのか?
I女史が思わず漏らした言葉がきっかけでした。
「あれはどこだったかしら、煙がもうもうと立ち込めるレストランで食べた小さなソーセージ、あれほんとはもう少し食べたかったのよね~!」
食い物の恨みは恐ろしいですからね。
そのころのドイツは、ひと頃のように怒涛のように押し寄せる難民の姿はなくなったとはいえ、まだ私たちの記憶の中には、ミュンヘン駅やザルツブルク駅の混乱した状況は残っておりますので、あの経路を通ってウィーンに行くのは躊躇していました。
I女史のツブヤキで経由地にニュルンベルクを入れて調べてみましたら、おあつらえ向きにフランクフルトからニュルンベルクやパッサウを通ってウィーンに行く路線があるではありませんか。
更に調べてみますと、その日はローテンブルクで有名な時代祭があることも知りました。
これは行かないわけにはいきません。
いっそのことニュルンベルクに1泊したらどう?
でも、お祭りだけで貴重な1日を使うのももったいないし、何か他にもテーマを考えましょう。
はい!私の好きなテーマのある旅です(笑)。
結果、
①ブラートヴルスト・ホイスレでニュルンベルガーソーセージを食べたい。
②DB博物館を見学したい。
③ニュルンベルクマイスタージンガーのハンス・ザックス像に会いたい。
④聖ローレンツ教会で受胎告知のレリーフを見たい。
この4点をニュルンベルク再訪のテーマに決めました。
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フランクフルトのホテルはいつものエクセルシオール。
いつものように冷蔵庫の飲み物をペットボトルに詰め替えて出発です。
と言っても、詰め替えるのはミネラルウォーターのみ。
ジュースはお部屋で飲んでしまいますし、信じられないかもしれませんが、ビールはほとんどいただきません。いつも外で飲んでくるので、それ以上飲めないからです。
今日はニュルンベルクに移動の日。
これで一応当座の飲み物の心配をしなくていいのは大変助かります。 -
フランクフルト駅。
もう何度目だろう?
数えきれないくらい、この駅を利用しました。 -
8:21分、ウィーン行のICEに乗り、ニュルンベルクで下車します。
-
私たちの乗るICEが入線してきました。
正面からみるとかわいい顔をしていますね。 -
マイン川の橋の上から、マインハッタンの高層ビル群が見えればいよいよフランクフルトともお別れです。
なんとなくさびしい気持ちになるのは、いつも見慣れた風景だからでしょうね。
今回はフランクフルト市内はどこにも行かなかったなー。 -
窓の外は雨が降っています。
これからニュルンベルクのホテルに荷物を置いて、ローテンブルクのマイスタートルンク祭りに行くことになっていますが、雨が止んでくれればいいのだけど。 -
と、思ったらここでは厚い雲がかかっているけど雨は降っていません。
今回も菜の花畑はよく見ましたね。
この季節に旅行ができたことに感謝。
本当に私、車窓の景色をボーっと見ているの好きなんです。 -
ヴュルツブルクに近づいたらマリエンベルク要塞が見えてきました。
前回あのお城が見えるホテルに泊まったので、K氏・I女史のお二人とも
「ほら、あそこ見て見て!」って懐かしそう。
実はこの車両もゲルマン大移動の影響で混んでいるのです。
幸い私たちは空いている席に座ることができたので、車窓の景色を楽しんでいますが、内心列車の遅れがとても気になっています。 -
ご覧のように立っている人もいます。
私たちも荷物置き場がなくて、座席の横に置いています。一番手前に見えるスーツケースがそうです。
やっぱり、列車はニュルンベルクに25分遅れて到着しました。
焦ります。
私たちはまず、ホテルに荷物を置いたらDB博物館を見学することになっています。ローテンブルク行の列車の時間は決まっていますので、列車が遅れるとその分博物館の時間が短くなるのです。 -
私の計算では、列車が順調に10:30分に着いたとして、ローテンブルク出発12:36までに2時間ちょっとあります。
ホテルから博物館、博物館から駅までの時間を除いても1時間半は博物館が見学できる予定でした。
25分遅れで到着して、さらに、駅に着いてからホテル側の出口がなかなか見つからない。かな〜〜りウロウロして、探し出したころにはかな〜〜り時間を消費してしまいました。
ちなみにこの写真の反対側です。 -
ホテルは駅の南側にあるのです。旧市街側の北側は何度も来ておなじみなのですけど、ここでもまたウロウロ。
そこを通りかかった中年の男性、その様子を見て声をかけてきました。
そして連れて行ってあげるから付いていらっしゃいと。
その男性、道々K氏と話していましたが、名刺を出して何か困ったことがあればここに電話しなさいと。
ほんとにドイツにはこういう親切な人が多いですね。
また名刺持っているドイツ人もいるのですね。 -
その男性にホテルの前まで連れてきていただき、お礼を言ってお別れしました。
今夜のホテル「ベスト・ヴェステルンホテル」。
ちゃんと「am Hauptbahnhof」(駅の傍)ってあるんですけど、どうしてあんなに迷ったか。
列車の遅れも含めて1時間近く経過してしまいましたから、これからDB博物館に行っても30分ほどしか見ることはできません。
それじゃー行っても仕方がないわね〜〜。 -
ところがK氏、20分でも30分でもいいから一人で行ってくるって。
鉄道ファンの息子さんのために(と言うよりK氏もミイラ取りがミイラになったになったんじゃ?)、ニュルンベルクのDB博物館は楽しみにしていらっしゃったのですから無理もありません。
常に山歩きで鍛えていらっしゃる健脚のK氏のこと、文字通り足手まといの私たちが一緒じゃない方が機敏に動けますね。
ここからはK氏の写真を参照です。
重厚なDB博物館。
ニュルンベルクはドイツ鉄道の発祥の地です。 -
まずは私たちにもおなじみのICE3型。
ドイツが誇る最新の高速列車です。 -
そのお隣には、人気者アドラー号。
ドイツで最初に走った蒸気機関車です。
1835年12月、ドイツで初めてニュルンベルク⇔フュルト間を走りました。
これは復元されたもの。
ドイツの新旧2機の列車が並べて展示してあります。 -
アドラー号の後ろに見える車両は、1909年ジーメンス社製造の電気機関車。
-
1835年にニュルンベルク⇔フュルト間を走ったアドラー号に取り付けられた客車です。
ドイツ最古の現存する客車です。 -
この鮮やかな紺色に金の縁取りをあしらったド派手な列車は、あの有名なルートヴィヒ2世のお召し列車。
ルートヴィヒ2世とはメルヘンのお城、ノイシュヴァンシュタイン城を築いたあの狂王さまです。 -
列車の屋根の上にはなんと「王冠」。
いかにも豪華なものがお好きなルートヴィヒ2世のお召し列車です。
内部もさぞかし豪華なのでしょうね。 -
蒸気機関車が2台並んでいます。
左側、長い煙突の機関車はフェニックス号。
1863年にカールスルーエで製造されました。
右側の機関車は1906年王立バイエルン鉄道(ドイツ鉄道の前身)の蒸気機関車。
1907年にはミュンヘン→アウクスブルク間を時速154.4キロメートルで走り、これは当時の世界新記録だそうです。 -
上の模型が同型のものですね。
-
鉄道ファン垂涎の模型が飾られています。
K氏、さすがにすごいですね。
たぶん30分にも満たない短時間のうちに、ちゃんと押さえる列車はすべて押さえているのですから。
私も実際に博物館に行ってみたかったな。
機会があればぜひ見に行こうと思います。
◇◆
このあと、私たちは12時半に駅で待ち合わせをしてローテンブルクに行ってきました。
ローテンブルクの項は別編で。 -
ニュルンベルクに帰ってきました。
ローテンブルクで私たちに付きあってくれたMさんもお誘いして、これからお食事に行きます。
もちろん、テーマ①のブラートヴルスト・ホイスレでニュルンベルクソーセージをいただきます。I女史のたっての願いですもの。
ここでまたまた大失敗!
Mさん曰く、あらあそこは日曜日はお休みじゃなかったかしら?
スマホで調べたらやはり休みと、ガーーーン!
では、他にソーセージの美味しいところ知らない?って聞いたら、
これもスマホでチャチャっと調べて、口コミで一番人気のところに行きましょうと。
リヒャルトヴァーグナー広場。
あちらに見えるのはシャウシュピールハウス。(俳優座?) -
オペラ座を通り・・・。
そうでしたねー。前回のニュルンベルクはオペラ座は通りませんでした。
前回のシニア3人組のニュルンベルク編はこちら。
http://4travel.jp/travelogue/10921837
1905年にユーゲントシュティール様式で建てられたオペラ座は、リヒャルト・ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」がこけらおとしでした。
そして1935年にヒトラーの第三帝国の下で大幅に改築されました。
改築後のこけら落としはヒトラーも出席して行われましたが、その時の曲目もフルトヴェングラー指揮の「マイスタージンガー」でした。 -
ニュルンベルクは第三帝国時代ナチス党、ヒトラーを象徴する都市でした。
1935年といえば、「ニュルンベルク法」が制定された年、ナチス党大会もニュルンベルクで華やかに開催されました。 -
オペラ座の前に立つワーグナーの胸像。
ヒトラーはワーグナーを強く信奉しておりましたので、プロパガンダにも度々利用していました。
それだけではありません。ワーグナー亡きあとも、ワーグナー家とヒットラーは強い結びつきがあったのです。 -
今回はニュルンベルクの旅のテーマに「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の親方歌手ハンス・ザックスの像にあうことを入れました。
明朝、お会いする予定です。 -
少々私の足が疲れてきました。
情けないですね、今まではこんなに早く音をあげることはなかったのに。
「Mさんが探してくれた口コミナンバー1のレストランはまだ遠いの?」
ここから歩いて10分くらいらしい。
これから10分歩いて、帰りも20分近く歩いてホテルへ・・・!
私もう無理!。
この近くのレストランに入りましょうよ。
ちょうどその時素敵なお店が目に飛び込んできました。
ゲルマン博物館の前に、フランケンワインのボックスボイテルが描かれた明るい色調のレストラン。
写真はお店のホームページより拝借しました。 -
入って大正解でした。
このレストランを訪れた有名人の写真。
何と言っても観光客がいないところがいい。
客層は落ち着いた雰囲気の人ばかり、静かにワインを飲みながら談笑しています。 -
では私たちもワインを。
フランケンワインが取り揃えてあるお店です。
メニューを見て、私の独断と一存で全員1杯目はBacchus(バフース)、バッカスのことですね、を選びます。
これなんと、250mmも入っているのです。
あそうか、今日は4人なのね。
いつも3人なのでなんで4個あるの?って一瞬思ってしまいました。
2杯目はさすがにこの量はいただけないので、ミューラートゥルーガウを2杯とって、4人で分けました。テーブルの上には空のグラスがいくつも置いてあり、それを自由に使うことができました。 -
お料理はニュルンベルガーソーセージが入った盛り合わせ。
嬉しいことにシュパーゲル(白ソーセージ)も付いています。
そういえば、時季ものなのに、ハンブルクで筋だらけのまずいシュパーゲルを1度だけいただいたきりでしたね〜。 -
素敵な静かなお店で4人のお話も弾みます。
Mさん、どうしてニュルンベルクに来たの?って聞きました。
その答えが面白い。
どうしてもドイツで就職したくて、ドイツ地図の上にペンを立てて目をつぶって倒したら、ペン先がニュルンベルクを指していたから、ですって。
でもドイツ語学校に入ったはいいけど、元々英語は堪能な彼女のこと、どこでも英語が通じるのでちっともドイツ語が上達しないって嘆いていました。 -
楽しいお食事も終わり、Mさんがホテルまで私たちを送ってくれるそうです。
このレストラン、ワインはもちろん美味しいし、お料理も。
それに上品なおかみさんが民族衣装で接待してくれます。
場所は、ゲルマン博物館の前に、日本国憲法「第26条 教育を受ける権利」と彫られた円柱があります。その目の前でした。
(2013年の写真より)
ブラートヴルストホイスレでのニュルンベルガーソーセージではなかったけど、ここもとても良かったからいいわね。 -
道路にあった面白い形の消火栓。
ワインをたくさんいただいてみんな陽気にホテルに向かいます。
I女史に
「hmmelさん、アルコールが入ると足の痛みがなくなるんじゃない?」って言われました。
実は私もそう思います(笑)。 -
Mさんとはホテルの前でお別れです。
今日1日私たちシニアに付き合ってくれてありがとう。
ドイツでの就活頑張ってね!
◇後日談
Mさんからメールが入ってました。
今東京に帰ってきてるそう。
近々お会いすることになりました。
あの時のシニア3人、会えるのを楽しみにしていますよ〜。 -
ホテルのお部屋。
このホテル、とってもお得だったのです。
駅に近くて1泊朝食付きで1人部屋60.75ユーロ。
お部屋には冷蔵庫が付いており、ビールとミネラルウォーター各1本が入っています。これもサービス。
残念ながら、あんなにワインをいただいた後ではさすがにもうビールは飲めません。 -
それにこの旅で唯一、ポットがついていました。
年々、お得なホテルをとるのが上手になったな、と思います(笑)。 -
お部屋も狭いけど落ち着いた感じ。
すみません翌朝の写真なので、ベッドが乱れています。 -
お部屋のカーテンもドイツ鉄道発祥の地ニュルンベルクらしく古い蒸気機関車の模様。
◇5月16日
7時に朝食会場に集合。
一晩ぶりに3人で顔を合わせると話が弾むはずむ。いつも朝食の時間はつい長くなります。
でも、今日はゆっくりしていらません。
10時過ぎのウィーン行のICEに乗る前に少しニュルンベルクの街を散策したいのです。 -
ホテルフロントに、10時過ぎには帰ってきますからと言って、ホテル代の清算を済ませて出かけます。
フロントの女性は、
「カイン・プロブレム(問題ないわ)11時までに帰ってくればいいわよ。それより雨が降りそうだからそこにある傘を持って行ったほうがいいわよ」と傘を勧めてくれました。
ホテルは旧市街の反対側にあるので、駅をグルーっとまわって駅の正面側に出ました。 -
ケーニヒ通りを通って旧市街へ進みます。
ニュルンベルクの立ち寄りテーマ、
③ハンス・ザックスの像、
④聖ローレンツ教会の受胎告知レリーフ
をクリアしなければなりません。 -
職人広場はまだ開いていません。
今日は月曜日だから10時には開くはずですが、今回は間に合いません。 -
まだ朝が早いせいか、いつも賑わうこの通りも人通りもまばら。
聖ローレンツ教会の尖塔が見えてきました。
テーマの一つ④受胎告知のレリーフを見ます。 -
聖ローレンツ教会はまだ閉まっています。
そうか、まだ9時前ですものね。
帰りに寄ります。 -
中央に見える角ばった塔の形をした建物はナッサウ・ハウス。
ニュルンベルクで最古の建築物です。
地下はドイツ料理のレストラン「ナッサウアー・ケラー」になっています。
通りの街灯もなかなか重厚で歴史を感じます。 -
聖ローレンツ教会の角に立つ噴水は「美徳の泉」。
像をよく見ると女神像の乳房から水が出ているんですね。 -
7つの「美徳」があるそうです。
すなわち「信仰・愛情・希望・高潔・中庸・忍耐」の6つの美徳は、下の段の女神像が持つシンボルでそれぞれ示しています。
7つ目の美徳「正義」は、上段で剣と秤を持つ女神で現されています。
秤を持つ「正義の女神」はフランクフルトのレーマー広場でもおなじみですね。 -
さらに進むとペグニッツ川。
ムゼウム橋の上から見る中州に建つ館は「ハインリッヒ・ガイスト・シュピタール」
これは1332-39年に建設された老人・貧困者のための福祉施設です。 -
ムゼウム橋の中央付近に「カイザーモニュメント」があります。
神聖ローマ帝国皇帝レオポルト1世とヨーゼフ1世のために建てられたものです。
ニュルンベルクは神聖ローマ帝国にとっては重要な都市でした。
ところでこの写真、簡単に撮れたわけではありません。
例のごとく隣国の大国の方が何人も入れ代わり立ち代わり記念撮影をしているので、しばらく待ってやっと撮った写真なのです。
あの国のパワー凄いですね。 -
またまたお会いしました、不思議なモニュメント。
いつも何を表しているんだろうと疑問を持つもののそのままでしたので、今回はちょっと調べました。
「Narrenschiff brunnen(愚か者あるいは馬鹿者の船の泉?)」。
偏執狂・愚者・白痴・うすのろ・道化などありとあらゆる種類の愚者を1隻の船にのせて大海に出航する船のことらしい。
新約聖書の「ペテロの船」が題材となっているそうです。
ある種の「ノアの箱舟」なのでしょうね。 -
中央広場にやってきました。
ガラ〜〜ン!静かです。
美しの泉・・・、あらカバーがかかっています。
そういえば昨日Mさんが、暮れに行った時、美しの泉は工事中だったって言っていましたが、まだ続いているんですね。 -
工事中のカバーには「美しの泉」の絵。
前回ここの輪っかを3度回してお願いしたけど、叶えてもらえませんでしたね。
あの時、誰もお願い事は口にしませんでしたけど、3人とも同じ願いだったことは確実。 -
フラウエン教会
-
毎日1回だけ12時の鐘と共に、時計の下のカイザー(皇帝)を中心として仕掛け時計が動きます。
1日に1回だけですから、なかなかその時間に遭遇するのは難しいです。
私は1度だけ見たことがあります。
今時計の針は8時50分を指しています。まもなく9時。 -
ニュルンベルク名物レープクーヘンのお店。
テラスのモザイク絵、とても素敵ですね。
初めて気が付きました。
それにしてもまもなく9時になるのに、広場もこのお店も静かです。 -
私はテーマをクリアすべく、③ニュルンベルクのマイスタージンガーのハンス・ザックス像を探しています。
あの像がそうかしら?
壁の像に急いでかけよります。
違ったー。
この方は50年間、この中央広場で野菜や果物を売り続けた名物おばさん、らしいです。 -
この近くのはずなのですけど・・・。
しまったー!
今日はずっとウィーン行の列車の旅だと思って、痛み止めのロキソニンは飲んでいませんでした。
足が痛くなってきました。 -
ムゼウム橋のたもと。
私がハンス・ザックス!ハンス・ザックス!って探しているのを見てI女史、
「そろそろ足が痛くなったんじゃないの?ちゃんとお薬のんだの?」って。
さすが専門家、私の痛いところを突いてきます。
「あんまり無理をしないほうがいいわ。」と。
そうね、列車の時間もあることだしそろそろ引き返しましょうか。
後で気が付いたのですが、この建物の横の通りを入っていけばハンス・ザックス広場があったのでした。
次回への繰り越しテーマに決定!。 -
それではせめて、④聖ローレンツ教会で受胎告知のレリーフ、だけは見て行きましょう。
数年前に教会内部には入ったのですが、受胎告知のレリーフの前にあった豪華なシャンデリア惑わされて、受胎告知のことはすっぽり抜けてしまったのです(泣)。 -
入り口の、彫像の精密さは見事です。何度見ても感激します。
聖母子像を真ん中にして、左側の裸の女性像はイヴ。 -
こちらの右側の裸の男性がアダムね。
さて中に。
この入り口を開けてみますがびくともしません。
入り口はここではないのかしら? -
横に回ってみます。この扉も開きません。
それに9時過ぎたのに、誰も並んでいないって不思議です。人気の教会なのに。
聖ローレンツ教会は、月〜土は9時〜17時まで開いていると調べていました。
今日は月曜日、なのにどうして開かないの?
いや〜〜な予感がします。 -
ここでハタ!とゲルマン大移動が思いだされました。
5月16日、今日は祝日でした。
日曜と同じだから13時にならないと開かないのです。ガ〜〜ン!
中央広場の静けさも、お店がまだ開いていない理由も納得いきました。
今日はお店もすべてお休み! -
職人広場も今日はお休みね。
何て言うことでしょう。
ニュルンベルクの再訪テーマ、①DB博物館、②ブラートヴルスト・ホイスレでソーセージを食べること、に続き、
③ニュルンベルクのマイスタージンガーのハンスザックス像にあうこと、④聖ロレンツ教会で受胎告知のレリーフを見る事。
この4点すべてが空振りに終わりました。
DB博物館は幸いK氏だけでも行くことができて良かった~。 -
ベストヴェステルンホテルに戻り、部屋からスーツケースを持って駅に向かいます。
ホテル前で工事をしていた円形のビル。
次にニュルンベルクを訪れた時、ここがどんなふうに変わっているのか、それを確認するのが楽しみで大きな工事中の写真は撮るようにしています。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ハッピーねこさん 2016/09/13 00:39:20
- やはり素敵な街!!
- himmelさん、こんばんは。
ニュルンベルクでは、お目当て果たせず残念ではあられましたが、
あそこはぶらっと歩くだけでも十分素敵な街。
拝見したら私もまた訪ねたくなりました。
「美しの泉」は私が昨年の春に訪ねた時すでに修復中でしたが、まだ続いていたのですね。
ずい分念入りですね。どのように仕上がるのか楽しみです。
ドイツは祝祭日にはしっかり休日モードで参ってしまいますね。
私はニュルンベルクに過去3度訪ねたうち、2度は祝日とメーデーで
残念な思いをしました。
3度めの昨年にやっと職人広場など入れましたが、縁のある街はいつかきっと
またの機会があるものですよね。(と自分に言い聞かせている節もありますが^^)
それに、たまたま入られたレストランも素敵なお店でしたし、ホテルもいいお宿でしたし、
親切なドイツ紳士にも出会われましたし、さすがhimmelさん、
旅の神様がしっかりついておいでです。
そうそう、ホテルの冷蔵庫の飲み物。そういえば私もお部屋でビールは飲みません。
外でしっかりいただいているのですね。
そのことにこれまで気付いていなかったことに、ひとり笑っております。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2016/09/13 23:14:46
- RE: やはり素敵な街!!
- ハッピーねこさん、こんばんは。
> あそこはぶらっと歩くだけでも十分素敵な街。
ええ、もちろん、旅にテーマだなんて大上段に構えなくても、ふらっと歩くだけでも素敵な街ですね。
あの4つのテーマなんて、普通ふらっと歩くだけで簡単にクリアできることなのですものね。
いつかハッピーねこさんが旅行記に城壁を歩いたことを書いていらっしゃいましたね。
ほんとはあれをやりたかったのです。でもあれはふらっと寄っただけでは難しいので諦めました。
美しの泉、昨年の春も工事中でしたか。ほんとに長いですね。
あんまり長いとどうな姿に変身するんだろうって気になりますね。
ホテルのビール、そうなんです。ほとんど外で飲んできますので、これ以上は・・・ですね。
ただ、駅でパンやお惣菜を買って一人で部屋食をやるときには、冷えたビールがあって、なんて幸せ〜〜!って思います。
ハッピーねこさんの続編も待っています。
himmel
-
- cooさん 2016/09/12 22:03:49
- ニュルンベルク
- frau.himmelさん、こんばんは。
テーマ全部空振りって残念でしたね。
また行く理由はできましたけどね(^_^;)
私は予定に入ってなかったんですが、日帰りでニュルンベルクに行きました。
地図もガイドブックもなくて、前日の夜に4トラで勉強して行ったのですが、見どころがこんなにいっぱいあったんですね!
私もできることならリピしたいと思いました。
お仲間も加わって素敵な旅でしたね。
足の調子が心配ですが、続きも楽しみにしています。
coo
- frau.himmelさん からの返信 2016/09/13 22:52:02
- RE: ニュルンベルク
- cooさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
> テーマ全部空振りって残念でしたね。
はい、見事に大三振してしまいました。
日が悪かったですね。日程を1日延ばせばみんなクリアできたのですが、それが簡単にできないところが旅先の辛さ。でも別な楽しみを見つけることもできたりするのですから、どんな旅でも捨てたものではないと思っております。
cooさんも前日調べただけでニュルンベルクに乗りこまれても、きっと素敵なニュルンベルクを見つけられたことと思います。
ニュルンベルクって何度行っても素敵な街ですね。
街並みはもちろん、歴史的にも中世から現代までぎっしり詰まっている見どころが多い町です。
cooさんのスリランカ旅、私には全くなじみのないところですが、ヨーロッパとは違った美しい風景と、御主人さまとの楽しい旅のご様子を、拝見させていただきますね。
himmel
-
- ペコリーノさん 2016/09/11 13:40:18
- あらー、frau.himmelさんとの共通点が!
- frau.himmelさん、こんにちは
三人の旅行記、楽しく拝見しています。
膝の痛みはスッキリと治すことが難しいので大変ですね。
実は、私もロキソニンのヘユーザーです。もう一つの薬と合わせて16年以上の付き合いで、もちろん旅行には欠かせない物になっています。あと、湿布薬も…(笑)
この薬のおかげで旅行も楽しめますし、人生が明るくなった気がしています。
ますますfrau.himmelさんに親近感がわいてきてしまいました!
これからオーストリアの旅になるのですね!
楽しみです!
ペコリーノ
- frau.himmelさん からの返信 2016/09/11 20:31:11
- RE: あらー、frau.himmelさんとの共通点が!
- ペコリーノさん、こんばんは。
ペコリーノさんもロキソニンを?
信じられな〜〜い。あんなにお元気で高いところがあると登らずにはいられない方なのに。しかも湿布薬も・・!?
私のロキソニンとの出会いは2014年のシニア旅の時。
ミュンヘンで足を痛めて急きょ帰国しなければならなくなった時、I女史が私に勧めてくれたものです。
これが劇的に効いて・・。
今ではお医者さんにも自分からロキソニンにしてくださいってお願いしています。
お医者さんは、あれは強すぎるからもう少し弱い方が・・・と言われるのですが、どうしても痛いときしか飲みませんから、と。
でもね、お酒を飲んだら前後6時間は空けるようにと言われているので、旅先では大変です。
ヨーロッパではお昼の食事にお酒を飲むことは普通でしょう?
朝食の時では間に合わないので、夜中に起きて薬を飲んでいます(笑)。
そうです。いよいよウィーンに行きます。
ウィーン編大変です。写真が多いし、エピソードも多いからうまくまとめられるかしら?
ペコリーノさんは冬の旅のご準備着々でしょうか?
計画作り楽しんでください。
himmel
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