2016/05/05 - 2016/05/05
26位(同エリア621件中)
エンリケさん
2016年GWのネパール旅行5日目(ネパール観光4日目)。
ポカラ2日目は、ポカラを象徴する湖、フェワ湖の北にそびえる標高1592mのサランコットの丘へのハイキング。
明け方早くにホテルを出発し、3時間をかけてたどり着いた丘の上の展望台からの眺めは、あいにくの曇り空でヒマラヤの山々は見えず。
それでも、逆方向には山裾に広がるポカラの街とフェワ湖の美しい景色を望むことができ、登った甲斐のあったサランコットハイキングとなりました。
<旅程表>
2016年
5月1日(日) 成田→バンコク
5月2日(月) バンコク→カトマンドゥ
5月3日(火) カトマンドゥ→パタン→ボウダナート
→パシュパティナート→カトマンドゥ
5月4日(水) カトマンドゥ→ポカラ
○5月5日(木) ポカラ(サランコットハイキング)
5月6日(金) ポカラ→カトマンドゥ→ナガルコット
5月7日(土) ナガルコット→バクタプル→カトマンドゥ
5月8日(日) カトマンドゥ→バンコク
5月9日(月) バンコク→成田
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月5日(木)
ポカラ2日目は、展望台からのヒマラヤの山々の眺望を求めて、フェワ湖の北に位置する標高1592mのサランコットの丘へ。
昼になると雲が多くなってしまうというので、早朝5時20分、まだ薄暗いうちに早起きしてホテルを出発です。
しかし、出掛けにホテルの屋上に登ってヒマラヤの方角を見渡してみると・・・山のシルエットさえも見えないどんより空。
うーん、やはりネパールは冬の時期でないと澄んだ空は期待できないのか・・・。 -
フェワ湖に出てきても、空はこんな感じでどんより・・・。
-
正直、期待はできない空ではありましたが、GW中の短い旅行期間ではポカラにいられるのはこの日までだったので、予定通りサランコットの丘に登ることに。
そのままフェワ湖東側のメインストリートを北上していきます。
ちなみにネパールでも健康のための運動の習慣があるのか、こんな早朝でもウォーキングしている人がちらほらいますね。
ポカラと違って大気汚染のひどいカトマンドゥでは考えにくいことですが・・・。 -
6時、前日も下調べにやってきた、サランコットの丘への登山道入り口に到達。
ここまでやってくるのにホテルから歩いて30分。
まだまだ先は長い・・・。 -
20分ほど坂道を登っていくと、右側にフェワ湖が見える位置に。
周囲もだいぶ明るくなってきました。 -
ちなみに丘の頂上へは、こんな石で作られた階段状の小道を登っていきます。
周りには民家や畑などがあり、地元民の生活感満載で、“山登り”とまではいいにくい感じですね。 -
だいぶ高度が上がってきて、フェワ湖だけでなく、その隣のポカラの街並みも見えてくるようになりました。
-
登り始めてから30分が経過。
畑地帯を通り抜け、次はこんな林の中を登っていきます。 -
こんな林の中にも時折民家が。
干し藁のかたちがストゥーパのようにも見えますね。
さすがは仏陀の生誕国。 -
6時50分、登り始めてから1時間近くが経過。
山賊が出てきそうな林の道を抜け、フェワ湖の見える開けたところにやってきました。 -
左手の方には山の尾根や段々畑も見渡せます。
-
少し平坦な道が続いた後は再び坂の道となり、7時30分、フェワ湖がさらに下に見えるようになってきました。
-
高度が上がってきても、付近にはまだまだ民家や畑が。
石造りのこんな簡素な家で洗濯物を干しているおじさんも。 -
ここでふと空を見上げると、観光客なのか、ハンググライダー、いや、ウルトラライトプレーンがすーっと頭の上を横切っていきます。
なるほど、同じバックパッカーの沈没地でも、ルアンパバンやホイアンとは違うポカラの魅力はこんなところにあるんですね。 -
7時50分、登り始めてから2時間近くが経過。
足場の狭い、かなり急な坂道を登り切って振り向くと、林の向こうにフェワ湖が。
その背後の丘の一角には、有名な日本山妙法寺の白いパゴダも認められます。 -
そのまま階段状の狭い道を登り切った先には広い自動車の道があり、一角には有人の休憩所が。
2時間ぶっ通しで山を登ってきて、のどがかなり渇いていたので救われる思いです。 -
外国人慣れしている休憩所の若い主人からペットボトルの水を買い(50ルピー=約50円)、フェワ湖方面の崖に向かって開かれた席に座ってしばし休憩。
相変わらずすっきりしない天気ですが、青い空も見えてきました。
フェワ湖の眺めの方は、手前の林が邪魔をしてイマイチ・・・。 -
8時10分、休憩を終え、展望台めざしてリスタート。
自動車道の先のあのハゲ山を登れば展望台か? -
このハゲ山を登っている途中、降りてきた日本人のご夫婦と遭遇。
今回の登山で初めて出会う旅行者が日本人とは、やはり忙しくて休日の少ない日本人はこんなヒマラヤの見えなさそうな天気でも登ってしまうのか・・・。 -
そして8時25分、“VIEW POINT”と書かれたゲートの前に到着。
ここをくぐればサランコットの丘の展望台はもう少しか。サランコット ビューポイント 山・渓谷
-
客のいない寂れた土産物屋街を登っていき・・・。
-
8時30分、登山口から2時間半でついに頂上へ。
ちなみにわたしのほかにこの場にいるのは、4〜5人のネパール人の観光グループが2組ほど。
天気が良くないのと人があまりいないのとで“着いた〜”という感慨はないですね(笑)。 -
頂上の丘の上にはこんな作りかけの建物が。
手前にナンディー(シヴァ神の乗り物である聖牛)が据えられているところを見ると、シヴァ神を祀る寺院を建てる予定だったのが、経済状況が厳しくなってストップしているということなのでしょうか・・・。 -
階段があったので地下に降りてみると、ここだけは完成しているらしく、中央にシヴァ神の化身であるリンガが。
ご神体優先とはいえ、何とも中途半端な造り方をするものですね。 -
大きな造りかけの建物の隣にも、小さな祠のような建物が。
“三又の鉾”と小さなナンディーがあるところを見ると、やはりシヴァ神を祀っているものでしょうかね。
ここポカラでもシヴァ神の人気は揺るぎないようです。 -
その祠の脇からは、さらに上の展望台へと続く階段が。
シーズン外で観光客の少ないサランコットの丘ですが、ちゃっかり門番はいて、彼に入場料50ルピー(約50円)を払って展望台への階段を登っていきます。 -
そして正真正銘、サランコットの最頂部の展望台からの眺めがこちら。
まずはフェワ湖方面。
ガスは晴れないままですが、山の尾根に沿って道路や建物が連なっているこのあたりの街の構造がよく分かります。 -
そしてこちらがヒマラヤ方面。
サランコット周辺は晴れてきたものの、遠くヒマラヤの方は雲が厚くかかっていて、ガイドブックにあるような神々しい雪山は残念ながら拝めずじまいですね・・・。
やはりポカラには沈没するくらいの気持ちで長くいないとダメかな・・・。 -
そんなかたちでちょっぴり(かなり?)残念な結果に終わったサランコットの丘からの眺めでしたが、時刻はちょうど9時、気を取り直して下山を始めます。
-
先ほど通った土産物屋街は、晴れ間が出てきて少し明るくなった感じ。
ちょっと覗いてみると、店の主人から“アンモナイトの化石はどう?”と勧められます。
そうか、ヒマラヤは大陸移動でインド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかって海底が隆起してできたものだからアンモナイトの化石が採れるのか・・・。 -
晴れてきたサランコットの丘周辺からのフェワ湖の眺め。
湖というアクセントがある分、先ほどのヒマラヤ方面の眺めよりも素晴らしく見えるかも。 -
先ほどの休憩所を通り過ぎ、再びこんな石が敷かれた簡素な狭い山道を降りていきます。
-
降り始めてから30分後、畑が石垣で囲まれた、こんな村落のようなところにやってきました。
登りとは若干違うルートになってしまったかな? -
畑にはこんな小さな子山羊が草を食む食む・・・。
-
納屋の方では親(?)山羊たちが草を食む食む。
-
村人たちは慣れているのか、民家の間を通り抜けていく外国人旅行者のことなど気にも留めず・・・何もかものどかな村の風景ですね。
-
村の道を通っていたら学校帰りの姉弟と偶然出会い、こちらは大人と違って外国人観光客に興味津々。
“ナマステー”とあいさつすると、“写真を撮って”というような仕草。
要望に応じて“パチリ”と写真を撮ってあげると、弟の方はどこでおぼえたのか、“マネー”とチップの要求・・・。
教育上良くないので笑顔だけあげてお金はあげませんよ(笑)。 -
9時40分、フェワ湖がだいぶ近くに見えるようになってきました。
うーん、ヒマラヤを拝めなかった分、こっちの方が心に残る景色になりますね。 -
下山路は再び林の中に入ります。
晴れ間が出て暑くなってきたので、日陰のあるこちらの道の方が体にはいいですね。
・・・とのんびりと林の中の道を歩いていると、後ろからかなりのスピードで足跡が。
もしや山賊?と思って振り向いてよく観察してみると・・・山中の村から下の街に降りていく普通のおじさんのようでした。ふう。 -
下山を始めてから1時間半近く経った10時20分、林の道を抜け、フェワ湖がかなり近くに感じられるところまで降りてきました。
ここでフェワ湖の方を眺めると、何やらふわふわと空に浮かぶものが・・・。 -
そう、パラグライダーです。
ここポカラはネパールにおけるパラグライダーのメッカとなっていて、年中たくさんの外国人観光客が、廉価な料金でできるパラグライディングを楽しみにやってきます。
山を降りてから見上げると、空にはまるで雲霞のようなパラグライダーの一団が。
中にはくるくる回ったりとアクロバティックな飛行をしながら急に下降していく機体もありましたが、バランスを崩して落下したというわけではなく、ちゃんと無事に飛んでいるのでしょうか??? -
そんなこんなで下山路も終わりに近づいてきました。
いつの間にか後ろから来たおじさんには抜かれてしまいましたが・・・さすが地元の方々は慣れていて歩くのが早いですね。 -
空にはどんどん増えるパラグライダー。
-
その下では地元の人々が山の斜面を工夫して作った段々畑。
うーん、ここに暮らす人々は、パラグライダーがこんな身近にあるというのに、農業生産だけではそれに乗るお金を生み出せないんだろうなと考えてみたりして。 -
そして10時50分、最後の坂道を降り、フェワ湖の北の一般道に戻ってきました。
帰りは2時間弱と、さすがに行きよりも短い時間で済みました。
結局今回の登山で出会った外国人は、日本人のご夫婦が2人と欧米人の女性ハイカーが1人、そして自転車で山巡りをしていた欧米人の男性1人の合計4人だけでした・・・。
やはりシーズンではなく、天気も良くなかったためか。
航空券の安さに釣られることなく、旅の季節を選ぶことは重要ですね・・・。 -
11時20分、さすがにお腹が空いていたので、レイクサイドのネパール料理のレストラン、“BE HAPPY RESTAURANT”へ。
シーズンのせいか、また、1年前の大地震の影響もあるのか、前日入ったカフェやレストラン同様、ガラガラです・・・。 -
まず最初に頼んだのはミルクティー(小ポットで77ルピー=約80円)。
インドのチャイのようなものかと思ったら、ミルクが濃厚でかなり白い感じ。
まあ、味の方はちょっぴりシナモンが効いてほどよい甘さで美味しかったですが。 -
よく見ると店の入り口にはチベット仏教の経文が書かれた五色の祈祷旗、タルチョが。
この店も亡命チベット人が経営しているのかな・・・。 -
そしてメインはノンベジ(=チキンが入っている)のダルバート・タルカリ(347ルピー=約350円)。
これまでに食べたダルバート・タルカリの中ではそこそこの味でした。 -
食後はホテルに戻って少し休憩・・・のはずが、山登りで疲れていたためか、いつの間にか深く眠ってしまって、起きたのは辺りが薄暗くなり始めた18時。
せっかくの海外旅行なのに何たること・・・と我ながら自分の行動に唖然としましたが、ポカラはこういう過ごし方のほうが合ってるのかな。
ポカラマジックが働いたということで。
ちなみに写真は、珍しく昼間停電していないときにうとうとしながら見ていた現地のドラマ。
夫婦(?)ゲンカでお互い血まみれになってダウンするまで追いかけたり逃げたりするというトンデモストーリーでした。
あまりの生々しさに初見の外国人も思わず引き込まれてしまいましたが、ネパールではこういうのが人気なのか??? -
さて、窓の外を見ると、相変わらずどんよりした天気。
路面は濡れていて、どうやら眠っている間に一雨降ったようです。 -
19時過ぎ、夕食をとりに外へ。
一雨降ったからか、外はかなり涼しく、上に羽織るものが必要な感じ。
そんな中で遠くまで行く気力もなかったため、前日も訪れたホテル近くの“FEWALAKE RESTAURANT & BAR”へ。
昼食と同様、最初はミルクティー(大ポットで175ルピー=約180円)。
温まっていい感じです。 -
前日がベジのモモだったので、この日はチキンのモモを注文(275ルピー=約280円)。
やはりベジよりはこちらの方が美味しいかな。
添えられている野菜はパサパサで食べられたものではありませんが。
バックでかかる音楽はボブ・ディランの“Like a Rolling Stone”など1960年代テイスト。
虫よけの線香もあちこちでたかれていて、子どもの頃、田舎の夏休みでかいだ蚊取り線香の匂いを思い出します。
・・・時代に取り残されたようなポカラのフェワ湖のほとりで、この日の夜も更けていくのでありました。
(震災1年後のネパール6日目〜ナガルコットへの道に続く。)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2016/09/16 21:22:36
- ゆったりポカラ
- エンリケさん、おばんでした☆
やっぱりネパールはいいなと思いながら拝見しました。
サランコットの丘へは、行かなかったのですが、イメージ通りののどかさですね。
ただ登るだけではなく、ストゥーパがあったり、段々畑があったり、ネパールならではの風景です。
おっしゃる通り、この狭い段々畑などでは農作物も限りがあり、どうやったら豊かな作物の収穫ができるのでしょうね。
日本の海外青年協力隊員の皆さんが、活動をなさっておられるのかもしれませんね。
地元の方々が、召し上がるダルバートは、大量のご飯が8割、おかずが2割程度だったことを覚えています。
しかも一日2食だとか。
私はモモや麺類は良かったのですが、ダルバートは正直飽きちゃいました…(^^;
やっぱりインドやスリランカの方が、カレーは美味しいかな?
私が旅先で出会った風景の中で、ポカラで見た日の出はトップクラスの思い出です。
前日に虹が出て、翌朝のヒマラヤの日の出は、地元の方々が「ここ10日間の中で最高!」とおっしゃるほど。
GHの方が、わざわざ起こしに来てくださいました(もうすでに起きていたのですが)。
神々しいほどのアンナプルナやマチャプチャレ(@^▽^@)
レイクサイド、ダムサイド両方泊まりましたが、ダムサイドの方が、きれいだったような気がします。
2月でした。
ポカラからカトマンズへの飛行機からのヒマラヤも美しかったです。
訪れる時期を選ぶのは、私も難しいなと思います。
私は、当時飛んでいたロイヤルネパール航空で、チケット代は結構高かった気がします。
もう「ロイヤル」じゃないし(笑)
ネパール、ランタン谷のお花も魅力で、また訪れたいですね!
町子
- エンリケさん からの返信 2016/09/20 23:18:06
- やはりいつかリベンジを。
- 川岸 町子さん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
サランコットの丘、天気は残念でしたが、ペルーのワイナピチュ以来の海外での山登り(ハイキング?)という貴重な体験をすることができ、いい思い出になりましたね。
そういえばワイナピチュ登山のときも土砂降りの雨だったし(わずかな時間だけ雲が晴れましたが)、わたしは山相手ではいい天気に恵まれないタチなのかもしれないですね(笑)。
> 地元の方々が、召し上がるダルバートは、大量のご飯が8割、おかずが2割程度だったことを覚えています。
そういわれてみると、わたしのダルバートの写真でもご飯の割合が圧倒的に多いですね。
これならお腹が膨れて無理に長時間歩いたりすると吐きそうになるわけだ(笑)。
> 私はモモや麺類は良かったのですが、ダルバートは正直飽きちゃいました…(^^;
確かに、ダルバートはこのポカラで食べたのを最後に、カトマンドゥに戻ってからは敬遠して食べませんでしたね。
> 私が旅先で出会った風景の中で、ポカラで見た日の出はトップクラスの思い出です。
> 前日に虹が出て、翌朝のヒマラヤの日の出は、地元の方々が「ここ10日間の中で最高!」とおっしゃるほど。
> 神々しいほどのアンナプルナやマチャプチャレ(@^▽^@)
そんなヒマラヤの景色、見たかったですね〜。
これはやはり、いつかリベンジしないといけないですね。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
ポカラ(ネパール) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
53