グランド・キャニオンの一日(１９７６年撮影）

1976/08/18 - 1976/08/19

入会前の古い写真を見直すシリーズ。とうとうアメリカの写真もいれる気になった。１９７６年の夏滞在したが、グランド・キャニオンは自然の偉大さをいやでもわからせてくれるところだ。グレイハウンド・バスで中西部をしばらくあちこち移動した時の写真だ。この時は、ワイオミングから、デンバーを通り、ロッキー山脈沿いにサンタフェまで南下し、それからアルバカーキを通って、フラッグスタッフからグランド・キャニオンに行った。　　

Bright Angel Lodgeに一泊して、午後の景色と翌日の午前中の景色を撮影した。途中で崖下におりる道路、Bright Angel Trailを歩いては見たが、一日で往復できる距離ではなく、しばらく行っただけで断念した。こういうところでのんびりしすぎても、当時は、間を持て余したはずだ。二日目の午後は再び、バスに乗り、フェニックスからツーソンに向い、知人の家に泊めてもらった。そうそう、ツーソンではワイアット・アープのＯＫ牧場の決闘を思い出したものだ。サボテンだらけの地域を知人に案内してもらった。saguaro cactus, octilloなどのとげとげしいサボテン類の名前はそこで覚えた。今、見ると、それらの写真には２０代後半の私がしばしば写っている。別人だ。そうだ、丁度(2016年時点で）４０年前のことだ！

写真は崖下に向かう途中のものを最初におく。この崖を下る道路をずっと歩けば、１６００ｍ下にあるコロラド川まで行ける。

後の写真は、朝から夕陽に沈むまでの光の変化で雰囲気が変わる順序で、大峡谷の写真を並べる。カメラはCanon FTBだが、レンズはこの時は何本か持っていったと思う。

(追加；これらのプリントは当時、一番だとされた京都の東洋現像所で現像、プリントされたものだ。変色が少ない。ただし、確かＬ版一枚のプリントが８０円くらい。Ｂ５くらいに引き延ばすと８００円くらいした。だから厳選して撮影したものだ。なお、同時期にアメリカで現像、プリントしたものは、今、すべてセピア色になっている！！！）
(２０１６年記す）

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

ここから朝の写真。左の日陰に注意。

Bright Angel Lodge - Inside the Park ホテル

日没。グローフェの音楽「大峡谷」を思い出す。

少し西側に移動した地点で撮影。以上はプリント写真をスキャナーでファイル化したもの。色調など修正は一切していない。

グランドキャニオン国立公園 国立公園