2005/09/24 - 2005/09/24
54位(同エリア718件中)
tadさん
入会前の古い写真を見直すシリーズの続き。 1992年にチェコのプラハを訪問したが、その旅行記は既に書いた。その頃は、実際にはチェコスロヴァキアという国名であった。で、1992年にプラハを訪問した翌年、1993年1月にチェコスロヴァキアが分裂した。チェコとスロヴァキアになったのだ。で、スロヴァキアのほうは、首都がブラティスラヴァとなった。
1992年にウィーンからドナウ川を下るフェリーに乗り、ウィーンからハンガリーのブダペストまで行ったことがあるが、その時、川下りの景色でブラティスラヴァ城は印象的に見えた。そこはマリア・テレジアも住んだことがあるという16世紀からある城だ。マリア・テレジアがいたことがあるというのは、このあたりはかつて、すべてハプスブルク家の支配する領土内だったからだ。街を散歩していると、ウィーンの続きのような雰囲気のところも多い。オペラ・ハウスも立派だ。
2005年9月ウィーンからバスに乗って、2時間足らずでブラティスラヴァを訪問できた。ドナウ川沿いの丘に建つブラティスラヴァ城は、実際に入場してみると、期待ほどではなかった。内部の写真が残っていないし、記憶も残っていない。
城の見物をした後で、ドナウ川のほうに坂道を降りて行き、見上げた写真が一枚目だ。聖マルティン大聖堂にもはいり、確かその近くで入ったスーパーマーケットで、果実でつくった蒸留酒を数本買った。ウィーンと同じスタイルのものだが、値段はウィーンの数分の一だったと記憶している。オペラ座も安く見れるということだった。
でも、言語はスラブ系のスロヴァキア語だから、バスで2時間でウィーンに戻るとドイツ語になるのは凄い。その隣のハンガリーのブダペストに移動すると、さらに、ヨーロッパ語の系統でもないハンガリー語が喋られているのだから、言語に関心がある人にとってはたまらなく面白い地域なのだ。この地域から南に下ると、言語状態はさらに混乱してくる旧ユーゴスラヴィアに繋がっている。数時間バスや電車で移動すると別の言語の別の文化を持つ別の国になるのだ。
ただ、チェコと分離してしまうと観光的にも文化的にもスロヴァキアは今ひとつとなるだろう。
- 旅行の満足度
- 4.0
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坂道をあがって城に向かう途中。
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ブラチスラヴァ城 城・宮殿
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城の上からドナウ川を見下ろす。
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ドナウ川沿いを歩く。
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ミヒャエル門
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小ぶりだが瀟洒な街だ。
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聖マルティン大聖堂。ハプスブルク家の儀式が行われたところ。
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オペラハウス
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