ヨーロッパとアジアの交錯、イスタンブールとキプロス&アドリア海沿岸ドライブの旅：トルコ・南北キプロス・クロアチア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナ旅行【３８】（2015～2016年末年始７日目３ アドリア海沿岸ドライブ４ 「街道の街ポチテリ」）

2015/12/31 - 2015/12/31

年末年始休暇に有給を2日足してイスタンブールとクロアチアを中心に10日間の日程で旅してきました。
ヨーロッパの東の果て、見どころ満載のイスタンブールの雑踏と喧騒は、もはやヨーロッパではなくアジアのそれでした。
シリアなど紛争地域にほど近いキプロスは、事実上の分断国家にも拘わらず対立は表面化しておらず、むしろ平和で人々は普通に検問所を通って交流していました。
また、ヨーロッパの果てから一足飛びに飛んだクロアチア、ドブロブニクはアドリア海の真珠という別名に違わぬ美しさを見せ、初めての海外レンタカードライブでモンテネグロのコトルやボスニアヘルツェゴビナのモスタルなどこれまたすばらしい風景にも出合い、ドライブという新しい旅の形も無事遂行することができました。

日程は以下の通りです。

1日目（12/25）羽田発 ⇒ フランクフルト経由 ⇒ イスタンブール到着　午後～イスタン観光
2日目（12/26）南北キプロス日帰り観光
3日目（12/27）イスタンブール市内観光
4日目（12/28）イスタンブール市内観光　イスタンブール発 ⇒ ドブロブニク到着
5日目（12/29）ドブロブニク市内観光
6日目（12/30）（ドライブ）ドブロブニク発 ⇒ コトル市内観光 ⇒チャブリナ到着
7日目（12/31）（ドライブ）チャブリナ発 ⇒ モスタル市内観光 ⇒ スプリット到着市内観光
8日目（1/1） スプリット発 ⇒ ザグレブ到着市内観光　ザグレブ発 ⇒ フランクフルト到着
9日目（1/2） ヴュルツブルク・ローテンブルク・フランクフルト市内観光
10日目（1/3） フランクフルト発 ⇒ 帰国

今回は７日目3です。

エリア その他の都市(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

滞在もそこそこに、モスタルを出発します。
次の目的地はレンタカーでの終点、スプリットです。
（ﾓｽﾀﾙ10:25 ⇒ 11:02ﾎﾟﾁﾃﾘ）

スプリットへは、いったんチャブリナまで戻る形になります。

道路は交通量も少なく、快適です。

来たときは急いで走っていたのであまり気にしませんでしたが、荒漠たる山々の景色と田舎の里の風景が広がります。

途中停まって写真を撮ったりします。
特に何があるという訳ではない、静かでのんびりした景色です。

そんな中、１カ所だけ気になる街というか集落がありました。
塔や城壁のある村で後で調べるとポチテリという村でした。
（ﾎﾟﾁﾃﾘ11:02～11:10）

道端では老夫婦が露店の開業準備をしていました。

ポチテリはミナレットがあることから、ボシュニャク人主体の村のようです。

山頂の城壁は壊れかけていますが見事な造りです。
登ってみたいですが、時間がないので見上げるだけです。

村自体が山肌にへばり付くようにあり、ミナレットやこのような塔が建っています。

この塔はなんでしょう、ミナレットとはまた違うようです。

山の上には砦のように城壁があります。

門を潜って街の中に入ってみたかったのですが、階段が続き、時間がかかりそうだったので残念ですがここまでにして戻りました。

道を挟んで反対側は川が悠然と流れていました。
ポチテリのようなガイド本にないような街を訪れることができたのは、レンタカーの旅ならではです。
さあドライブ再開です。
（ﾎﾟﾁﾃﾘ11:10 ⇒ 11:16ﾁｬﾌﾞﾘﾅ）

出発地点のホテルに戻って来ました。
ここからはナビを頼りに高速道路の入口を目指します。
（ﾁｬﾌﾞﾘﾅ11:16 ⇒ 11:29ﾎﾞｽﾆｱ紛争の碑）

分岐をＡ１（高速道路）方面に進みます。

途中、でっかい十字架がある広場があったので降りて見てみました。

碑はまだ新しく、恐らくボスニア紛争後にできたものだと思われます。
こんな長閑なところでも20年前は戦場だったのでしょう。合掌です。

ここで改めて相棒を見てみます。運転しやすくいい車です。

さあ続いては、終着スプリットまで初の高速道路運転です。
（ﾎﾞｽﾆｱ紛争の碑11:33 ⇒ 11:35高速入口）