南イタリア縦断記７　ポンペイの火砕流

2012/04/18 - 2012/04/19

シチリア島から北上しポンペイへ。火砕流堆積物から発掘された遺跡、紀元前のポンペイの文化は今と変わらないようでした。

還暦の旅人、2度目のイタリア。今回はローマから南の縦断旅です。ローマ、ナポリ、アルベロベッロ、ポンペイ、タオルミーナ、パレルモなどを訪問の旅行記です。

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

列車はフェリーでメッシーナ海峡を渡りローマに向け北上します。

チレニア海を左に見て。

山岳地帯を抜けます。

１８：２５、サレルノで下車。シチリア島パレルモから8時間余りかかりました。なお、アマルフィーへ行くにはここで下車。

我々は普通列車に乗り換えポンペイに行きます。あの山の向こうにあります。

ポンペイに１９：１０到着。駅前のホテルにチェックイン。フロントで聞いた美味しいピザ屋さんへ。Pizza e Pasta, Ristorante e Pizzeria。

前菜、パスタ、ピザ、カツレツ、生ラビオリ等。

この地ワインが旨かった。２本空けました。

ロザリオ聖堂がきれい。

Hotel Diana Pompeiへ戻り就寝。

翌日はポンペイ遺跡へ。カルチャーウィークでここでもフリー。窓口で通常切符を買うように大人何枚と言うと、入場券を渡してくれます。ただし０ユーロと表示されていました。
この週間にはどこでも学生の団体が多かったです。

円形闘技場。

スロープを下り闘技場内へ。

野球場のようでした。

ポンペイ遺跡を巡りました。

ワインを甕で売っていた。

現代でも通用する店構えです。

舗装道路で歩道もついています。

町はヴェスビオ火山からの火砕流に巻き込まれ埋まりました。

火砕流堆積物に埋まった町から多くの生活用具も発掘。

カフェで昼食。

大富豪の牧神の家。

この牧神の像はレプリカ。ナポリの歴史博物館で本物は見ました。

馬車も通れる横断歩道。

ヴェヌスの家。

彩色された壁。

貝に乗ったヴィーナス、フレスコ画だそうです。

水道。ローマは道路網と都市への水道の供給は公共事業で行ったそうです。水道は個人宅への引き込みには個人負担がかかるそうですが、このように道路にある蛇口の水はタダだったそうです。

今でもタダです。ボトルにミネラルウオーターとして詰めました。

家は煉瓦やこのような石材も使われています。ヴェスビオ火山の岩石でしょうか。角閃石を含んだ安山岩。

大浴場。ローマ人は水道のおかげで大浴場を造ることができ、これが彼らの文化を高めた一因とも言われています。

風呂には壁画もあったようです。銭湯の富士山ですか。

丸天井で、こった作りです。

広場で様々な商業活動が行われたそうです。

定番の記念撮影ですが、背後のヴェスビオ火山はよく見えません。

遺跡を後にしてこれも定番、お土産探し。

聖堂をとおり新市街に戻りました。

ホテルでバッグをピックアップし直ぐ先のポンペイ駅へ。これからナポリを経てローマへ。
その途中、鉄道のアクシデントに遭遇。続編へ。