2013/06/28 - 2013/06/29
1902位(同エリア2871件中)
tt旅さん
リスボン周辺とポルトの街を歩いてきました。
6月27日 羽田発 01:30 エミレーツ航空ドバイ経由 14:45 リスボン着
6月28日 サンタ・クルース
6月29日 エリセイラ
6月30日 リスボンからポルト
7月 1日 ポルトからリスボン
7月 2日 シントラ
7月 3日 リスボン 17:55 リスボン発
7月 4日 エミレーツ航空 ドバイ経由
7月 5日 00:01 羽田着
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6/28 今日はサンタ・クルスに行きます。
まずセッテ・リオスバスターミナルからトーレスヴェドラスに行き乗り換えます。
リスボンからトーレスヴェドラス 6ユーロ
10:00発のバスが来るまで時間があるのでベンチに座っていると、近くに大きなリュックを持ってTシャツと短パンでビーチサンダルを履いた、見るからに旅行中の若い女性が座っていました。
何気なく見ると驚いたことに彼女は妊婦でした。
しかもTシャツと短パンの間から剥きだしで突き出たお腹は大きさからして臨月近くのようです。
何でこんな無謀な事をするのか訳がわかりません。
怖すぎてそれ以上見ていられませんでした。 -
トーレスヴェドラスには1時間弱で到着してサンタクルス行に乗り換えます。
トーレスヴェドラスからサンタクルス 2.45ユーロ
サンタクルス行のバスは大半が海水浴に行く若者達で満員状態になり、途中からは乗車を断られていました。
席の数しか乗せてはいけないようで、運転手さんは何度も人数を数えていました。
私は運転手さんのすぐ近くの席に座ったのですが、このあたりの席は運転手さんとの交流エリアらしく、周りの人たちは運転手さんを交えて話しに花が咲いていました。
何を話しているのか解らない私は、お邪魔な気がして居心地が悪く、もう少し後ろに座ればよかったと思いました。 -
バスを降りた所は街の中心から少し離れたバス停留所でした。
帰る時に乗車するバス停がわからなかったので、観光案内所に行って乗車場所と時間を確認しておこうと街中に向かって歩き出しました。
海辺には海水浴の人達がいて、明るい陽射しのもと、いかにも南欧の小さな素朴な町といった感じです。
観光案内所は案内板辺りを探しても見つからず、近くの人に聞いてみると移転したということで新しい場所を丁寧に教えてくれました。 -
新しい観光案内所の案内板は崖の上にある草原の方を指していて、見ると個人の住宅のような建物が2つ3つあるだけです。
近くまで行ってみましたがやはり個人の家のようでした。
草原の中で何かしている人がいたので、大きな声で話しかけると近くに来てくれました。
そして観光案内所を探していると言うと一緒に歩き出しました。
”どちらからですか?”
”日本です”
”...日本から...カズオ ダンのモニュメントですか?”
”そうです..カズオ・ダンです”
この人は観光案内所の人だったようで、私が帰りのバスの時間と乗り場が知りたいと言うと若い人にテキパキと指示を出して地図と共に用意してくれました。
サンタクルスはトーレスヴェドラスの中にある一都市らしく、それらの地図や資料も簡単な説明と共にいただきました。 -
いただいた地図はわかり易く出来ていて、そこに檀一雄所縁の場所やバス停などマークを入れてくれました。
これで安心したのでお昼ご飯を食べることにしました。
Pensao Restaurante Mar-Lindo
席に座ると大西洋が一望できました。
本日のスープ 1.5ユーロ
野菜のスープだと思いますがとても美味しくて飲み干しました。
白のグラスワイン 1ユーロ -
いわしの塩焼き 6ユーロ
焼いただけだと思うのですがとてもおいしかったです。
ただ6尾くらいあったので食べきれず、残念ながら残してしまいました。
海を見ながらのんびりゆっくり食事をしていると、老夫婦(?)が入って来て隣のテーブルに座りました。
お店に入ってきた時から女性の方が妙に私を見ていて、今にも話しかけてきそうな感じです。
お隣さんは簡単に食事を済ませ、帰り際女性の方が
”おはようございます”
と日本語で声をかけて来ました。
”・・・おはようございます”(”こんにちは”と迷いましたが)
と答えると何か言葉を続けそうな気配でしたが二人はそのままお店を出て、お店の前にあるベンチに座って海を見ていました。
私は、きっと彼女は若い頃ホテルで働いていて、日本人の私を見てその頃の事を思い出し懐かしかったのかなと想像しました。 -
食事を済ませて外に出ると、先ほどのお二人がいたので軽く挨拶をして文学碑に向かいました。
落日を 拾ひに行かむ海の果 A PRAIA DE Sta-Cruz 檀一雄
檀一雄は落日に向かって”返せ・・・返せ・・・”と連呼したと書いています。
文学碑は海に向かって建っていました。 -
碑銘には檀一雄の生涯が簡単に書かれており、最後の方に
ーあんなにサンタクルス再訪を願っていたのに、享年63歳ー
と書かれています。 -
文学碑から見た大西洋
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檀一雄の作品には自伝的な色合いが強いものが多く、特に幼い頃の思いを書いた作品はそれが小説とはいえ、様々な大人の事情の中で生きていく子供の健気さが感じられて切なくもあります。
そんなことを考えながら文学碑を見ていたら泣けてきてしまいました。
これは檀一雄の生涯を思っての気持ちか、はたまたこんな遠くまでよく来たな檀一雄、そして私も遠くまで来ちゃったなあという気持ちか、これまで色々と大変なことがあったけどよく頑張ってきたなあと自分を愛おしむ気持ちなのか、何か混ぜこぜの思いが溢れました。 -
-
サンタクルスは崖の上にあり、そこから海に向かって左の方を見ると岩が多くて荒々しい大西洋、右を見るときれいな砂浜が続く穏やかな大西洋があります。
砂浜に行くには断崖に付いている階段で結構な距離を降りて行くことになり、迷った挙句断念しました。
体力的にきつかったのが理由ですが、せっかくここまで来ながら砂浜まで下りなかった事、後々まで後悔しました。 -
後日談になりますが、帰国してすぐの頃テレビでリスボンを紹介する旅番組があり、その中でサンタクルスが紹介されていました。
そこにランチの時に”おはようございます”と声をかけて来たおばあさんに似た人が出てきて、弟が檀一雄と交流があったと話していました。
同じ人なのかどうかわかりませんが、もし出発前に見ていたら出会った時の私の反応は少し違ったものになっていたのにと思いました。 -
檀一雄が住んでいた家の前の通りは”檀一雄先生通り”
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かつて住んでいた家。
"KAZUO DAN"の表札がありました。 -
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そろそろリスボンに戻ろうと思い、最後にもう一度文学碑を見ておこうと行ってみると、文学碑の周りでは子供たちが楽しそうに遊んでいました。
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何のまぎらわしさもない、天と地と私の三者鼎談が出来るところ
それにはサンタクルス浜ほど申し分のないところは、ほかになかった。
鼎談には絶えず海の伴奏がともなった
檀一雄はそんなようなことを書いています。
自分を見つめ直すには良い場所かもしれません。
私も、檀一雄の人生を追ってここまで来たのに、文学碑の前では図らずも自分の人生を振り返ってしまいました。
日本から遠く離れてみるのもたまには良いのかもしれません。 -
サンタクルス 本当に来て良かった。
今度来ることがあったら宿泊して、檀一雄絶賛の落日を見たいと思いました。 -
リスボンに戻ってきました。
明後日からポルトへ行くので切符を買いにサンタ・アポローニャ駅に行きました。
リスボンーポルト 49.50ユーロ(往復)
窓口で購入したのですが、電車の進行方向に対して前向きの席が良くて(海外は後ろ向きの席が多いので)それを言葉でなかなか説明出来ず、身振り手振りを交えて説明すると窓口の人は笑いながらすぐ理解してくれました。
私は気付いてきたのですが、ポルトガルの人は解ろうとする気持ちに溢れていて、難なく人の気持ちを理解します。
とても居心地が良いです。
写真はカテドラル -
ホテルに帰る途中に素晴らしい景色が見えたので、市電を降りてしばらく夕焼けに染まっていくテージョ川を見ていました。
ホテルに戻るとお気に入りになった屋上に行き、サンタクルスのことを思いながらビールを飲みました。 -
6/29 今日はエリセイラに行きます。
エリセイラは檀一雄の奥さんがポルトガルに来た時訪れて大変気に入り、夫の死後、遺骨をエリセイラに埋葬したと何かに書いてありました。
せっかくなのでどんな所なのか行ってみようと思います。
カンポバスターミナルからエリセイラ行がでています。6ユーロ
カンポバスターミナルの横にはサッカースタジアムのようなものがありました。 -
バスの席は昨日学習したので運転手さんの後ろの二番目の席にしました。
今日も運転手さんの周りでは話が弾んでいます。
田舎道をくねくねと走りしばらくすると大きくてきれいな町並みになりました。
バスが停留所に止まると運転手さんは私に
”降りますか?”
と声をかけてきました。
私は”エリセイラまで行きます”と答えたのですが、何故運転手さんが声をかけたのかわかりませんでした。
後でガイドブックを見ると、そこはマフラという有名な観光地で、ほとんどの観光客はここで降りるため運転手さんは気を使ってくれたようでした。
予習不足でもったいないことをしました。
さらにくねくねした田舎道を走りリスボンから1時間位でエリセイラに到着しました。 -
バスターミナルで降りると海のほうに向かって歩いて行きました。
海岸まで行くと崖の下に砂浜が広がっていてたくさんの人が海水浴を楽しんでいました。
エリセイラの街はGoogleマップを印刷して持参しましたが、他に資料がないためどこが街の中心なのかどの辺りを歩いたら良いのかわからず、とりあえずランチにすることにしました。
海岸沿いにあるレストラン Bombordo da Ericeira
ハンバーガープレート 6.5ユーロ
グラスワイン 1.1ユーロ
ラテ 1ユーロ
食後海岸沿いを歩いてみました。
若者のグループで賑わっており、通りには音楽が流れています。
昨日のサンタクルスの海岸は高校生位のグループや家族連れを多く見かけましたが、エリセイラはもっと大人の若い人が多くいました。
湘南海岸のような賑やかさに圧倒されて街中に行く事にしました。 -
街はちょっとこじゃれた南欧の街といった感じで、素朴な雰囲気があるサンタクルスと比べると垢抜けた感じがします。
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暑さが体力を奪っていきます。
さらに、よくわからずに歩いているので不安があり、疲労が増していきます。
エリセイラ 今度来る事があったら、もう少し涼しい時に来たいです。
”もういいかな”と思いバスターミナルに向かいました。 -
バスターミナルに着くと、来る時乗ってきたバスの運転手さんがいました。
私の事を覚えていて
"もうリスボンに帰るの?”
と言われ少しバツが悪かったです。
着いてから2時間位しかたっておらず、とても短い滞在でした。
しかもその大半は食事をしていて街を歩いたのは1時間位だと思います。
帰りも同じ運転手さんのバスでリスボンまで帰ってきました。6ユーロ
ちなみにこの運転手さんも流暢な英語を話しました。 -
リスボンに戻りジェロニモス修道院に行ってみました。7ユーロ
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内部はとても荘厳な感じです。
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中庭
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発見のモニュメントですが、思っていたより大きくてびっくりしました。
下の方に歩いている人を入れて写してみました。 -
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テージョ川
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先にあるベレンの塔まで行ってみようと思ったのですが、意外に遠くて途中で諦めてしまいました。
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モニュメントの方に戻ります。
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かつて大国だったポルトガルは、たくさんの野望を持っていたのでしょうね。
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お菓子屋さんのパスティス・デ・ベレンの前を通ったら空いているようなのでパステル・デ・ナタなるお菓子を食べてみようと入りました。
パステル・ベレン(バステル・デ・ナタ) 1.05ユーロ
ラテ 1.20ユーロ
美味しかったです。
ポルトガルは食事もお菓子もワインもコーヒーも美味しくて、そして安いです。
日本人の味覚に合っていると思います。 -
ホテルの近くまで戻ってきて、ケーブルカーに乗ってサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台に行きました。
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ホテルのすぐ裏にあるので、景色がホテルの屋上から見るのとほぼ同じです。
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ここは”ショーシューエキー♪”のコマーシャル撮影に使われた公園だそうです。
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ホテルに戻り屋上のバーに行くとお店の人が私を憶えてくれていて、ビアグラスを手に持って掲げ、笑顔で迎えてくれました。
本当に居心地の良い屋上で、ビールを飲みながら暮れていくリスボンの街を見ていました。
至福の時です。
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