2005/09/06 - 2005/09/08
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Dwind_999さん
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古代文明の白眉、「ナイルの賜物」と言われるエジプト文明。
ついにこの目にする時がやってきました。
- 同行者
- その他
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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9月6日(火)、17時半、イスタンブールのアタテュルク国際空港出発ロビー。
カイロ行き飛行機の搭乗を待ちます。アタテュルク国際空港 (IST) 空港
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18時45分発のエジプト航空MS-738便に乗ってカイロに向かいます。
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イスタンブールからカイロまでは2時間弱。
救命胴衣の付け方をデモンストレーションする男性客室乗務員。
さすがはエジプトの男、若い女性にやさしく気づかったりしていました。 -
エジプト航空の機内食。
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20時半、カイロ国際空港に着陸。
空港で持参していたUS$をエジプト通貨に両替しました。
$70=403.38LE(エジプトポンド)。1LEが\19.6。
両替したエジプト紙幣は、汚れたり破れかけたりしているのもあって、手で触りたくないような札が多い。
ツアーバスに乗って21時20分に空港を出発。夜中でもけっこう渋滞のある街中を通り、1時間後に宿泊先の「オアシス・ホテル」に着きました。カイロ国際空港 (CAI) 空港
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9月7日(水)、9日目。
いよいよエジプトツアーの始まり。
緑豊かな広い敷地に各部屋が配置されているオアシス・ホテル。
プールやテニスコートもありました。The Oasis Hotel Pyramids ホテル
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レストランでの朝食ビュッフェ。
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オアシス・ホテルの入り口。
入るときはセキュリティチェックのセンサーを通る。 -
ツアーなのでスケジュールが目いっぱい。朝もあまりゆっくりしていられません。
8時40分、バスはホテルを出て、ギザのピラミッドへと向かいます。
現地人ガイドは34才の男性で、カイロ大学考古学科を出たエジプト人。
ちなみに東京都知事になった小池百合子氏は1976年(昭和51年)にカイロ大学文学部社会学科を卒業している。 -
ホテルから10分ほどでギザのピラミッドに到着。
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バスの窓越しにあのピラミッドが見えてきました。
初めて目にするピラミッド、やはりデカイ。
その大きさに圧倒されます。 -
観光用のラクダたちがあちこちにいます。
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約4500年前のエジプト第4王朝時代に建造されたクフ王のピラミッド。
ギザの三大ピラミッドで最大規模を誇り、1辺の長さ230m、元の高さ146m(現在は頂上部がないので137m)。
一度は見ておきたいピラミッド、ついに念願がかないました。クフ王のピラミッド 建造物
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写真撮影などに応じて、小銭を稼ぐ男。
50PT(ピアストル)しか渡さなかったのでガッカリな顔してました。
当時のレートは1LE(エジプトポンド)はだいたい\19〜\20。
100PTで1LEになります。 -
クフ王のピラミッド、北側。
一つの石の巨大さがわかる。平均一個あたり2.5トンの石灰岩が約260万個使われているそうです。 -
以前に観たことがあるアガサ・クリスティの「ナイルに死す」を原作とした映画「ナイル殺人事件」(1978年制作)では、登場人物がピラミッドの頂上に登るシーンがありました。
1983年以降は上に登ることは禁止されています。
都知事の小池百合子氏は「振り袖、ピラミッドを登る」という本を出していますが、留学していたカイロ大学の卒業記念に振り袖を着てピラミッド登頂を果たしたそうです。 -
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ピラミッド側から見るカイロ市内。
こんなに街が近いとは知りませんでした。 -
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クフ王の息子のカフラー王(第4王朝の4代目ファラオ)のピラミッド。
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カフラー王のピラミッドの頂上部分には、表面を覆っていた化粧石がわずかに残っている。
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一辺の長さ215m、高さ143m(現在は136m)のカフラー王のピラミッド。
今回のツアーではカフラー王のピラミッドの中を見学。
低い天井の狭い階段を降りたり登ったり。
おまけにピラミッド内部は蒸し暑くてもう汗びっしょり。カフラー王のピラミッド 建造物
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ギザの3基のピラミッドをバックに記念写真。
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スフィンクス前。
スフィンクス 建造物
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全長57m、高さ20mのスフィンクス。
鼻が削られ、ヒゲはイギリス人によって持ち去られ、現在そのヒゲは大英博物館にあるそうです。 -
東側から見たスフィンクスとピラミッド。
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ピラミッド見学のあとはお昼ご飯。
レストラン前では観光客向けのデモンストレーションなのでしょう、大きな釜でパンを焼いていました。 -
昼食を済ませたあと今度はパピルスの店でショッピングタイムとなりました。
パピルスの作り方を実演。 -
Paper(ペーパー)の語源ともなっているPapyrus(パピルス)は、川や沼地に生息するカヤツリグサを原料としているそうです。
33?×23?サイズのパピルスにプリントされたものが60LE(約\1200)。
ヒエログリフ(古代エジプト文字)で名前を入れると10LE(\200)追加。
日本円で1400円支払いました。 -
13時半、聖ジョージ修道院にやってきました。
オールド・カイロにある原始キリスト教会の流れをくむコプト教の名所旧跡を見て回ります。聖ジョージ修道院 寺院・教会
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昔ながらの趣きを漂わせるオールドカイロの石畳の路地。
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オールドカイロにある聖セルジウス教会。
祭壇の左手奥の地下道は、ヘロデ王の嬰児殺しの難を避けるため、ベツレヘムからこの地へ逃げてきた、幼いキリストと聖母マリア、ヨセフ(聖家族)が身を隠していた場所といわれているそうです。聖セルジウス教会 寺院・教会
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オールドカイロの見学を終え、バスはナイル川を渡ってホテルへ戻っていきます。
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15時、オアシス・ホテルへ戻る途中に車窓から見えたピラミッド。
あのピラミッドがバスの窓からちょっと見えるだけでも単純に嬉しくなります。
1時間半ほどのホテルでの小休憩の間、プールで泳いだり、日光浴をしたりして過ごしました。 -
ホテルでの小休止のあと再びバスに乗って香水の店でのショッピングタイム、それが終わって夕食へと向かいました。
1日の労を終えたのだろう、ロバに乗った親子が家路につきます。 -
「Grill 55」というエジプト料理の店で夕食。
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1日の観光が終わりホテルに戻ってきて一風呂浴びたあと、他のツアー参加者とプールサイドバーでビールを飲みながらくつろぎました。
エジプトのSTELLA(ステラ)ビールが500mlの瓶で17.5LE(\350)でした。 -
9月8日(木)、10日目。
7時15分にホテルを出発という、慌ただしい朝。
バスから見た、カイロのラムセス駅前にあるラムセス2世像。 -
7時45分、アレキサンドリア観光に行くためラムセス駅に来ました。
ラムセス駅 駅
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ラムセス駅から乗った2等列車。(料金26LE=\520)。
アレキサンドリアまで220kmで所要約3時間。
沿線にナツメヤシの木と赤レンガの家を見る、車窓からの風景。
列車に揺られ、時おりうつらうつらしながらも車窓の景色に惹かれます。 -
川で洗濯する姿も見られる。
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走り始めて1時間、どこかの駅。
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11時10分、終点アレキサンドリアのマスル駅に到着。
マスル駅 駅
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地中海に面したアレキサンドリアは紀元前4世紀、アレキサンダー大王が造った都市で、紀元前1世紀頃には女王クレオパトラが住んでいました。
約2000年前には世界一の繁栄を誇っていたといわれるアレキサンドリア。
アントニーとクレオパトラの死後、この地はローマに支配され、ローマ帝国第二の都市として栄えていたそうです。
そして現在はエジプト第2の都市、駅前は多くの人で賑わっています。 -
バスの車窓から見るアレキサンドリアの街。
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路上の市場にはたくさんの人が群がっていました。
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12時過ぎ、「ポンペイの柱」を見学。
アスワンの赤色花崗岩で造られているそうです。ポンペイの柱 史跡・遺跡
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小高い丘に建つポンペイの柱とスフィンクス。
神殿と図書館が併設され、高さ27mの柱が3世紀頃には400本あったといわれているが、現在はその1本が残るのみ。 -
ポンペイの柱とスフィンクス。
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ポンペイの柱をあとにして再びバスに乗って移動。
市場の賑わい。
手前の大きな魔法瓶のようなものを背中に担いでいるのは、ジュース売り。 -
アレキサンドリアの街を走る幅の狭いかわいい路面電車。
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ロバに引かれて行く男。
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昨日の9月7日のエジプト大統領選挙で5選を果たした78才のムバラク大統領の写真が左上に。
※しかし、2011年のエジプト革命で、約30年の長きにわたるムバラク大統領の独裁政権は崩壊。
その後、大統領任期は6年から4年に短縮されました。 -
昼食後の14時半、今度はアレキサンドリア国立博物館に入りました。
地下のファラオの時代を主に見学。アレキサンドリア国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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古代エジプト第18王朝5代目のファラオ、ハトシェプト女王の像。
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ミイラの棺。
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3、4時間のアレキサンドリア観光を終え、マスル駅前に戻ってきました。
カイロのタクシーは黒と白のツートンカラーですが、こちらのは黒と黄色。 -
15時半、2等列車でカイロへと戻ります。
ゴミが散乱して汚れた途中の駅。
きれいな駅など一つもない。 -
18時過ぎカイロに帰ってきてバスでナイル川を渡り、夕食の中華料理店に向かいます。
左側の船のレストランは、夜になるとイルミネーションに飾られる。 -
夕方になるとカイロの街はどこもかしこも車と人が増えてきて混雑する。
道ばたに座り込んで何かの商いをしている人たちもよく見かけます。
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