信越ぐるり徒歩の旅（3）　山古志

2016/08/13 - 2016/08/14

朝起きると、多少は足も良くなっていた。
女将さんに最近の村の様子などを聞き、のんびりスタート。

栄村から越後川口辺りまではほぼ下りかフラットで距離の割にはすいすい進む。
越後川口からは木沢地区を通って山古志に向かうが、いきなり強烈な上り坂で、また足が痛み出した。押して歩くのも苦痛。ハンドルにもたれるようにして、体重を使って押して登る。
木沢では木沢里山食堂に行ったが、まさかの休み。ここから先食べるところもなく参った。
その後、県道71号と474号線の交差点で道が分からず、15分ほどうろうろ。精神的にも疲れた。「やまこし復興交流館おらたる」に行った後、「木籠集落郷見庵」に行くと、建物の前にテントを張って、おにぎりと牛の煮込みなどが販売されていた。14時過ぎていたが、ほっと一息。
その後は、観光などする気力もなく、宿のある浦佐駅へと急いだ。
お風呂で汗を流した後夕飯を食べに外に出ると、どこもお盆休み。ファミリーレストラン的なお店まで休みだった。新幹線停車駅の前なのになかなか衝撃的。田中角栄偉大なりといったところか。
さいわい、宿のすぐそばの居酒屋が、お墓参りに行っていたと少し遅めに開店したのでそこで食事はとれたが、ホテルのマッサージも当たり前のようにお休み。
明日もまた痛い足を酷使するのかと思うと憂鬱な気分だった。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

土日祝しかやっていないんだからと思ったが・・・。
観光協会のホームページ辺りで告知してくれよと思った。

木沢里山食堂 グルメ・レストラン

県道71号と474号線の交差点。
細かい道が複雑に入り組んでいて地図と合わせても分からなかった。

土砂崩れの後もだいぶ緑に覆われてきた。

わりあい失敗だったのが、「やまこし復興交流館おらたる」。
2度目の訪問だが、特に変わったところはない。
それはしょうがないとして、1階では職員同士で延々と大声でしゃべっていて、常連客相手の田舎の居酒屋に間違って入った気分だった。
復興というのが日常に戻るということではそうなのかもしれないが、だとしたら、震災を外向けにアピールするのはそろそろおしまいにした方がいいかもしれない。

やまこし復興交流館おらたる 美術館・博物館

「木籠集落郷見庵」。
スマホをポケットに入れているので、汗で曇っていた。
ここは何度か来ているが、新しい建物になってからは初めてだった。
地域の人たちが盛り上げている感じだった。

建物の前で販売していたおにぎりと牛の煮込み。おいしかった。
ここでも地域の特産品など販売していて、それが分かっていればおらたるでお土産など買わなかったのに。

水没した家屋は保存することになったが、きれいになりすぎていてちょっと変な感じだった。

浦佐駅は改装中。

浦佐駅 駅

駅前にある田中角栄の銅像。

ホテルからの眺め。
浦佐で唯一良かったものになった。