ビジネスクラスで行く　華麗なるカナディアンロッキー２ジャスパー編

2016/08/02 - 2016/08/09

旅行２日目は、いよいよカナディアンロッキー突入です。
ＢＣ州ロッキーからアルバータ州ロッキーまで大自然に抱かれ、
身も心もリフレッシュです。
カナディアンロッキー最高峰の
Ｍｔ．ロブソンも顔を出してくれました。

エリア ジャスパー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: その他

２日目９：００サンピークスを出発
Ｒ５を通り、カナディアンロッキーを目指します。

広大なロッキーでは山火事が良くあるそうです。
よくできたもので、山火事によって高温になると発芽するパイン材があるそうです。
自然の世代交代が行われ、誰が手を加えなくても並べて植えたような森林が出来上がるそうです。

北トンプソン川に沿ってバスは走ります。
ＢＣ州で３番目に大きな川で太平洋に注ぎます。

１１：００
Ｒ５沿いの「クリアウォーター」という街に到着。
名の通り、水が美しい、穏やかな街です。

そこにある「ＳＰＡ　ＨＡＴ」の滝　７５ｍ

スパハット渓谷も美しい。
氷河で削られてできた谷です。

地層がはっきり見えます。

４万年の歴史を感じる滝です。

青空のもと、北トンプソン川の上流に向かいます。

石灰が溶けている川は、太陽の光によって表情を変えます。
きれいだね。

今日の昼食は、サンピークスのホテルで作ってくれたランチＢＯＸ。
またまたバスの中で食べます。

ハムチーズサンド・バナナ・生ニンジン・チョコケーキ・水
写真撮るまででもないかな。
でもパンが素朴でおいしい。甘みもあって完食してしまった。

１３：４５　Ｍｔ．ロブソン州立公園到着。

カナディアンロッキー最高峰　３９５４ｍ

富士山より高いんだ。

観光案内所があって、ウッドデッキから雄姿が眺められます。

Ｂｕｔ，
Ｍｔ．ロブソンは雲に隠れることが多く、
なかなか山頂まで見ることはできないそう。
山が見える確率は１/3以下と言っていました。

恥ずかしがり屋さんで今日も雄姿を見せてくれないのかな〜。

山頂まで見られると、ピラミッド状の独立峰

残念だな〜

（観光案内所のポスターを拝借）

と思いきや、風が雲を吹き飛ばしてくれました。

あと１０分と、皆が願う中、
「ここまで見えれば十分ですよ」と冷たいお言葉…

皆の願いむなしく、バスは出発しました。

あ〜あ、本当にあと１０分だったのにな〜。

Ｒ１６に入り、ムース湖

このあたりではよくムースを見かけることから、そう名付けられたそうです。
湖は細長くて、対岸は見えるのですが道路に沿って延々と続いるので、広い川のよう。

Ｍｔ．ロブソンを越えたのでアルバータ州に入りました。
時差があるのです。
ここで時計の針を１時間進めます。

Ｍｔ．ロブソンから１時間。

さあ、ジャスパー国立公園に入りました。
カナディアンロッキー本番です。

ワクワク

カナディアンロッキーにある自然公園は７つ。
全部合わせると、なんと総面積
　２万３４０１Ｋ?

ムースレイクから続く、アサバスカ川。
正面はエントランス連山。

私が思い描いていたカナディアンロッキーの風景が飛び込んできます。

１６：００（アルバータ州時間で）

ジャスパーのダウンタウンを通り越して
「マリーン渓谷」へ。

氷河の水の勢いを肌で感じます。
すごい威力。

轟音が轟いています。

一番目の橋には落差２５ｍの滝があります。

冬にはこの滝も凍り、アイスウォークができるそう。

カナディアンロッキー最大規模の荒々しい渓谷だそうです。

石灰岩ですから化石も見ることができます。

アンモナイトだ〜

アルバータ州は恐竜がたくさん発掘されている州ですから
アンモナイトも珍しくないですね。

今、私は、カナディアンロッキーにいるんだと
実感させられています。

１７：００　ジャスパー到着。

今日のホテルは、ジャスパー駅前の
「ザ　ウィスラーズ　イン」
山小屋風の可愛らしいホテルです。

お部屋は普通のツイン

スーペリアクラスのホテルだけど、昨日より広いよ。
ホットタブもあり、ゆっくりくつろぐことができました。

部屋の窓の正面にはジャスパー駅舎

あっ、カナディアン号が停まっている！
見に行かなきゃ。

貨物優先の鉄道なので、
毎日運行されているわけではなく
バンクーバー・トロント発が
それぞれ週3便のみ

バンクーバー　　　２０：３０発
カムループス　　翌日６：００着
ジャスパー　　　　１６：００着

と考えれば、バスでここまで来た私たちと
時間的にはあまり変わりませんね。

優雅な車窓旅も素敵です。
東部で乗ったから今回はガマン。

駅前の観光案内所の前は公園になっています。
ジャスパーのダウンタウンの散策に出かけましょう。


といっても、メインロードが一本道だけ。
落ち着いた街です。

四方を山々に囲まれた
カナディアンロッキーの
北のゲートシティです。

ジャスパーベアのお出迎え

夏のロッキーはお花真っ盛り

ダウンタウンは色とりどりのお花があふれています。
素敵な避暑地です。

こんなに可愛いピザ屋さんのオブジェ

実際に野生の動物にもたくさん出会えるのです。

次に行くバンフより観光客が少なく、
みんな優雅にのんびり過ごしています。

こんな街に長期滞在が本当のバカンスですね。

お楽しみスーパーに行ってみました。

ダウンタウンに２軒ありましたが、
ホテルに近いこちらのスーパーの方が
大きくて種類も豊富。

バンフのスーパーは大きすぎてほしいものを
見つけるのに疲れましたが、
こちらは、私たちが欲しいメープル土産などが
まとめておいてありました。

現地の方は、大きなＴボーンステーキも
どんどんカートに入れていきます。

私たちはブラックベリーをお買い上げ。

３ドル程度。

新鮮で甘くておいしかったですよ。
熊さんたちの気持ちが良くわかる。

看板が素敵なお土産屋さん。

ジャスパーロゴ入りのＴシャツや
パーカーが豊富でした。

１９：００

ホテル併設のレストラン
「Ｃａｓｓｉｏｓ」
でディナーです。

サラダは嬉しいです。

この後、しばらく生の野菜とは会えませんでした…

このサーモンは塩コショウの味付けで
あっさりしていておいしい。

伝家の宝刀「しょうゆ」持参で
下のパスタもおいしくいただけました。

このケーキは

Ｎｏ　Ｔｈａｎｋ ｙｏｕです。

このホテルは地下に
「Ｗｉｌｄｌｉｆｅ　Ｍｕｓｅｕｍ」
が併設されています。

ジャスパー国立公園で見ることができる
１００種類以上の剥製が展示されています。

これはクーガ―

ビーバーは想像より大きいのです。

ゴート

毛はカウチンセーターの材料になります。

今回の旅行でブラックベアもグりズリーも
実物を見ることができました。

宿泊客は無料で見ることができます。

ホテルフロントでトークンをもらうのをお忘れなく！
結構楽しめます。

その後、４階のホットタブでジャグジーにつかりながら
ジャスパーの夕暮れを楽しみました。

移動が多い日でしたが、１３５００歩歩きました。

３日目の夜が明けました。

今日も快晴！　よい天気！

只今の時間、午前６時。

サマータイムのジャスパーは少しお寝坊さんです。
朝の散歩は寒く、上着が必要です。

７：００　朝食

ホテル併設のレストランで
アメリカンブレックファースト

う〜ん　野菜が欲しい。

出発時の８時の空

ウィスラー山のロープウエイもはっきりと見えます。

フリーでゆっくりと
マリーン湖まで行きたい街でした。

スッキリとした青空に見送られ
ジャスパーを後にします。

ここからレイク・ルイーズまで２３０Ｋｍ