2016/08/07 - 2016/08/07
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Rolleiguyさん
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群馬県中之条町の夏祭りに行って来ました。数十年前、まだ子供だった頃に、娯楽らしい娯楽の無い時代には、祭りの日が来るのが待ち遠しく、せみ時雨の中に、太鼓の練習の音が聞こえて来たのを思い出します。当時の祭りには、沢山の出店があり、山国では珍しいヤドカリとか、金魚すくいなどに夢中になったものです。
さて、戦後も70年を越えて、世の中は豊かになり、楽しみはネットゲームに代表されるように、いくらでもころがっている時代となり、格別祭りを楽しみにするということでもないと思っていました。 今年、行って見て分かったのは、やはり祭りというものは見て楽しむのではなく、自分が参加することで、地域の人達との一体感を持つことを楽しむのだということです。言われなくてもそうですよ、と言われそうですが。地方の町は人口が減少しているが、この町は比較的安定しているようで、驚いたのは若者や子供が結構多かったこと。
室生犀星は「ふるさとはとおきにありて思ふもの そして悲しくうたふもの
よしや うらぶれて異土の乞食となるとても 帰るところにあるまじや 云々」と詠みましたが、生活に困窮した犀星がお金を用立ててもらおうと思って訪れた故郷で、思うように行かずに、帰ったことを後悔したときのものだと言われています。故郷への望郷の念を抱く人、もう忘れてしまいたい人、故郷のない人、様々な人にとってそれぞれの思いを抱かせてくれるのが故郷なのだなと、都会に出て来てしまった私は思いました。こうした伝統は是非将来の世代に引き継いでいってもらいたいものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昔は祭り前日の宵祭りも賑やかで、夜遅くまで山車が町中を練り歩いていましたが、今は前日の練り歩きは残っているものの、当日は町の中心部に留まっていて、ちょっと残念でした。
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小川町は住民が増えたのはこの何十年かで、山車を作ったのも比較的最近のようです。
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この日は気温36度にも達して、子どもなら裸になりたいほどでしたが、袖をたくし上げたのか、あるいは最初から袖なしなのか、祭りの衣裳を着て頑張っていました。
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町の中心部にある「つむじ」という広場で、町内の各山車が太鼓を叩いて競い合い、後で勝者を決めていました。暑さにも寒さにも弱い私は、あまりの暑さに結果を見る前に退散してしまいました。
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王子町の山車。太鼓を叩いているのは若い女性たちでした。
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左手にいるのは町内の若者や子供たちで、自分たちの山車の太鼓たたきを歓声をあげて応援していました。
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ここで叩き手の交替。
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これは隣の田町で、私の町内。子供たちの表情が様々でいい。正面の子供はまるで昭和の子供のようだ。
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競演を見る人達。芝生に座っているのは暑さに強いと思われる人達。殆どの人は、広場をぐるっと囲んでいる、建物の軒下の日蔭から見ていました。
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応援の歓声を上げる子供たち。左のお母さんも乗っていますね。
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叩き手もバチを突き出して威勢を高めています。
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ここも女性が優勢のようです。
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これは隣町の宮元町。威勢がいいですね。諸肌を脱いだ女性も。
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手前の女の子は金棒引きで、山車の前を歩きます。暑そう。昔は、太鼓を叩くのは女装した男の子で、女の子は金棒引きと決まっていました。どこでも女性の進出は著しいですが、まだ男の子の金棒引きはいないようです。
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声を上げて叩くのも威勢を上げるために大切です。
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これは新興の小川町。新興勢力だけあって整った様子。
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小川町の金棒引きをアップで。
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ここの叩き手は少し控えめの様子。
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中心部の仲之町。ここの山車だけは構造が違っていて、中もちょっと窮屈そう。
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でも、仲之町の山車は他のものより高さがあり、昔は人が立って手に持っている丁字型の棒で、通過する時に邪魔になるような、道路を跨ぐ電線を上に押し上げていたのですが、今は人形になってしまいました。
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志茂之町。これが伝統的な衣装を着た叩き手ですが、ここにも女性が進出。
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ここの叩き手は皆衣裳がきちんとしていました。
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金棒引きもお淑やか。暑くても顔に出しません。勿論、この日のような暑さでは、長く持たないので、大人が見張って水分補給や、山車の中で休ませるなどしていました。
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山車は少し小振りですが、きれいに纏まっています。
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一転して威勢のいい叩き手と交替。いい顔ですね。顔に何か書いてあり、アップしてみたところJumpとありました。
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この竪町の山車は優雅で、他の町と競い合うのではなく、静かに太鼓を叩いていました。 「踊り屋台」と呼ばれて、以前は太鼓たたきの人の後ろで舞う人がいましたが、舞える人がいなくなってしまったのか。残念。
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後ろの方ではスマホをいじっている人もいました。時代を感じさせます。
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裃とアンパンマンバッグのちぐはぐな組み合わせに現代の子供を感じさせます。
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動作もしっかりしていました。
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優雅過ぎて太鼓たたきの戦いにはミスマッチかもしれませんが、たたき方が全く異なるでの、見る人には好評でした。
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これは上之町の山車。手前に入道のような人が二人いますが、怪しい人ではありません。
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小さな子供たちがたたくと皆注目していました。
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気が付くと、昔の商人宿があり、看板に時代を感じます。今でも現役のようです。
群馬県は新島襄の活動もあって、100年以上前からキリスト教の布教が熱心に行われて、中之条町には、古くは、日本での布教黎明期のキリスト者として有名な海老名弾正(新島襄の薫陶を受けた。後に同志社の総長)、少し後のキリスト教社会活動家、大衆伝道者として著名な賀川豊彦などが来て、地元の映画館で大規模な伝道集会を開きました。私の母や伯母も出席したそうです。祖父宅には海老名弾正が泊まり、生まれて来る子の名付けを頼んだところ、「武勇」からとって一人は「武」、もう一人は「勇」という名になったと聞いたことがあります。「この旅館にも泊まったこともあるかもしれません。 -
暑さに耐えられず、帰ることにしました。左手のリヤカーのようなものは、田町が始めたそうですが、冷たい飲み物が入っていて、叩き手や山車の引手に配ります。
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戦いを終えた山車のそばでは子供たちのためのアトラクションが。
山車の下で休んでいる人がいいですね。 -
町内のお姉さん(お母さん?)に勧められてスイカ割りに挑戦。
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勢いよくたたきましたが、スイカは割れませんでした。
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見物する人達。
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背景に豆腐屋さんのお店が見えます。今も営業しているようです。電話番号を見て気がついたのですが、私の家の番号よりちょっとだけ若い番号でした。私の家に電話が入ったのは1955年頃で、当時の電話機はハンドルをぐるぐると回して、交換手が出たら何番お願いしますと言って、つないでもらったものです。
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猛暑の中ご苦労様です。
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ついて行きましたが、冷たい飲み物は頂けませんでした。夜はもっと賑やかになるようですが、今回はここまでにしました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- ドロミティさん 2016/08/22 21:22:19
- 立派なお祭りですね。
- Rolleiguyさん、こんばんは^^
台風の11年ぶりの関東上陸とかで、大荒れの一日でしたね。
中之条町の夏祭りの様子を微笑ましく拝見しました。
伝統的なお祭りが、その時代に合わせた形で連綿と受け継がれているのですね。
古き良き時代の昭和を見た気がしました。
旅館やお豆腐屋さんなど背後の町家はまさしく昭和(大正?)そのものですね。
とても懐かしかったです。(年がバレそうですね^^;)
まだまだ暑い日が続くようですから、体調管理にお気をつけてお過ごしください。
それでは、またお邪魔いたします☆ ドロミティ
- Rolleiguyさん からの返信 2016/08/23 00:03:06
- RE: 立派なお祭りですね。
- ドロミティさん
コメント有難うございます。古い街並に、昔はそれほど関心がなかったのですが、 よく保存されて愛情を注がれているなと思えるヨーロッパの街を見てから、日本の街並に目が行くようになりました。日本中殆どの町は、名前を聞かなければ区別出来ないほど没個性的で、空には電線が何十本もあるのを見ると、昔の日本の町はこんなではなかったはずだという思いが出て来ます。
それで豆腐屋さんや、旅籠の看板を見て、ちょっと嬉しくなったのです。
今日は、歌のレッスンで東京まで行ったのですが、全身びしょ濡れになってしまいました。台風の直撃でしたが、それ以外の被害は幸いありませんでした。
群馬のダムは空っぽでしたが、こんなに一時に降られては。自然相手に丁度良い要求は出来ませんね。
Rolleiguy
- ドロミティさん からの返信 2016/08/23 00:37:50
- RE: RE: 立派なお祭りですね。
- Rolleiguyさんへ
お疲れのところ、早々のご返信ありがとうございました。
このお天気でもレッスンお休みではなかったんですね!?
ご無事にご帰宅されて良かったです。
私なら軟弱なので即、自主的にお休みしてしまうところですが、さすがは何事も極めてらっしゃるRolleiguyさんです。改めて敬服いたしました。
ダムの水位が毎日下がっていたので、これでひと安心と言いたいところですが、川の増水の映像を見ていると逆に心配になりますね。
本当に自然が相手では思うようにいかないものです。
夜分、お邪魔しました。おやすみなさい☆ ドロミティ、
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- cheriko330さん 2016/08/15 06:05:12
- 大きなお祭りですね
- Rolleiguyさん、おはようございます(^^♪
中条町の夏祭りは、かなりの規模のお祭りですね。
子供の頃を、懐かしく思い出しました。
色んな衣装で皆さん、生き生きとしてお祭りを心より楽しまれてますね。
Rolleiguyさんの お写真素敵です。私も一緒に見学してる気になりました。
昭和の子供のような男の子は、髪型のせいでしょうか! その物ですね。
屈託のない笑顔がまた良いです。
暑くて 見てるだけでも喉が渇きますね。冷たい飲み物を頂きたかった事でしょう。
恥ずかしながら、海老名弾正さんの事は初めて知りました。福岡の
ご出身なのですね。
尊祖父さまも、ご立派な方だった事でしょう。
私の住む町内でも小さな山車で子供達が練り歩くだけのお祭りが
ありました。ずっと、ずっと残したいものですね。
この所、オリンピックで眠れぬ日が続いております。いつまで続くのか
毎日異常な暑さです。
どうぞ ご自愛の上お過ごし下さい。
cheriko330
- Rolleiguyさん からの返信 2016/08/15 11:09:02
- RE: 大きなお祭りですね
- cheriko330さん
コメントを有難うございました。田舎のマイナーな祭りですが、観光化されていないので、昔からの素朴さを楽しむことが出来たと思います。
写真だと大規模に見えたかもしれませんが、なるべく人が沢山写るようにと思った結果で、すごく賑やかというほどではありません。今私が住んでいる千葉県の流山市というところにも、隣町にも夏祭りがありますが、どこにでもある盆踊りがメインで、山車はありませんので、故郷の祭りには新鮮さと郷愁があります。オリンピックで夜更かしをして風邪をひいてしまいました。chiriko330さんもお気を付けください。
Rolleiguy
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