ときめきの伊豆箱根女性３人旅～目と耳と心と・・・が満足の旅　その２　美術館巡り

2016/08/02 - 2016/08/02

2016年8月1日（月）から3日（水）うん十年前の大学時代の同級生女性３人で、伊豆・箱根へ旅行をしました。美しい物を見て、美味しい物を食べて、温泉に浸かって、おしゃべりして、楽しい3日間でした。その１日毎の旅行記です。主な行程は下記の通りです。
１日目　再会◎伊東市お湯かけ７福神◎城ヶ崎海岸
伊東ホテルニュー岡部泊
２日目　仙石原美術館巡り◎ポーラ美術館◎ガラスの森美術館
　　　◎箱根ラリック美術館　湯本富士屋ホテル泊
３日目　箱根乗りもの三昧　◎成川美術館

エリア 仙石原(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2016年８月２日（火）旅行２日目
　お天気が良くないようなので、２日目と３日目の予定を入れ替えて、仙石原の美術館巡りをすることにしました。ホテルからタクシーで伊東駅、700円＋送迎130円、
JRで伊東から小田原に行きます。
　小田原から箱根湯本へ小田急で。「箱根フリーパス２日券4000円」利用。

伊東駅 駅

　箱根湯本駅から徒歩３分の「湯本富士屋ホテル」に急いで荷物を預け、箱根登山鉄道で、強羅へ。２両編成でした。スイッチバックで動く電車です。強羅で下車しバスに乗り換えます。

箱根登山電車 乗り物

　だいぶ登ってきました。
　スイッチバックは、急な坂道が登れないため、来た道を戻るように、Ｚ字のようにジグザグに進行方向が変わって登って行く登り方です。途中で車掌さんと運転士さんの場所を交代して進みます。

箱根登山電車 乗り物

　観光施設巡りバス湿生花園行きで13分ポーラ美術館へ。看板よりかなり奥の、
木に隠れて良く見えない所に入口があります。ガラス張りです。よくこんな山奥の、森に囲まれたところに造ったものです。　
　「自然とアート、そして歴史と文化が融合するエリア」だそうです。
　チケットを購入しようとよく見ると、ラリック美術館との２館で2700円との表示が。もちろんこれを購入。箱根フリーパスを利用しても１館200円引きにしかなりませんから。

ポーラ美術館 美術館・博物館

　パンフレットとチケット　表側
「箱根の自然と美術の共生」がここのコンセプトだそうです。「高さを抑え、ほとんどを地下に置くことで森の景観との調和を図った外観、自然光を生かし、森の緑や空の青、風にそよぐ梢を室内にいながら感じられるように配慮」なるほどその通り。地下ですが明るい。東京の美術館よりはるかにゆったりとしたスペース。

ポーラ美術館 美術館・博物館

　初めて訪問しましたが、日本画、西洋画、ガラス工芸など展示物が多岐にわたっていて驚きました。世界のあちこちの美術館で見かけた、モネ・ルノワール・ゴッホ・黒田清輝・ガレなどなどの作品が飾ってあります。すべて本物で、これを収集した方はどれだけお金持ちなのかと、下世話なＣは考えてしまいました。

ポーラ美術館 美術館・博物館

　「モダンビューティー」展開催中
「フランスの絵画と化粧道具、ファッションに見る美の現代」
とのことで、その当時の洋服、化粧道具などが展示してありました。

ポーラ美術館 美術館・博物館

　トイレ
美しい

ポーラ美術館 美術館・博物館

個室にも日が差し込み、綺麗

ポーラ美術館 美術館・博物館

TUNEというカフェもあります。

TUNE グルメ・レストラン

　モダンビューティー
フランスの芸術とファッション

ポーラ美術館 美術館・博物館

モダンビューティー

ポーラ美術館 美術館・博物館

　Ｂ１のミュージアムショップ
お手ごろな値段です。

ポーラ美術館 美術館・博物館

ショップ脇から外を見ると　誰のダンス？遊び心が楽しい。

ポーラ美術館 美術館・博物館

　チケット入れを４種類購入。どの絵も素敵でどれかだけに絞れず、４種類全部買いました。１枚258円
左からガレ・ルノワール・モネ・ルノワール
絵葉書もルノワール

ポーラ美術館 美術館・博物館

　ミュージアムショップに関するアンケートに記入するとはがきが１枚もらえました。多岐にわたる展示品に「また、来たい」と思える美術館です。
　１時間ほど見て、また、観光施設巡りバス乗車、次は箱根ガラスの森美術館です。

ポーラ美術館 美術館・博物館

　箱根ガラスの森美術館　フリーパスの割引で1300円
　入口で団扇とパンフレットを貰いました。今日は２つコンサートがあります。
「ラカンツォーネ」でカンツォーネを聞きながらランチ。その後ヴェネチアングラス美術館で「クリスタルトリオアンサンブル」水曜の馬頭琴の演奏を聴くつもりでしたが、明日と日程を入れ替えたので。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　パンフレット裏
美術館というよりレストランと庭と画廊がいくつか合体した感じ。広いです。
ヴェネティアン美術館では迷子になりそうでした。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　まずはランチしながらカンツォーネを聴こうと、ラカンツォーネへ。外で順番を待ち店内へ。
　天井は木組みでシャンデリア。

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

ところどころにガラスの飾りが。

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

Ｃはベーコンのパスタセットをチョイス。パスタが少し太めのきしめん？味は普通

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

紅茶付きで1580円

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

食事しながら13時からのカンツォーネを聴きます。15分間。

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

　女性が歌いながら各テーブルを回り、最後にCDを売るというシステム。マイクを通しての歌声で、声量がもっとほしいなと思いました。男性はキーボードを演奏しながら歌い、こちらは発声が美しく、ロングブレスで歌っていて上手だと思いました。

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

壁飾り

Caffe Terrazza Ukai グルメ・レストラン

レストランから見た右手側水車小屋風の「アチェロ」

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

レストランから見て正面「ミュージアムショップ」「現代ガラス美術館」

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

白と水色の花が涼し気に咲いています。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

光の回廊「コッリドイヨ」

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

もしゃもしゃしたのが「パラッツオ・デュカーレ・シャンデリア」

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　13：30分からの「クリスタル・トリオ・アンサンブル」を聴きに、ヴェネアチアン・グラス美術館へ。椅子席はもう空いていなくて、２階から見下ろす形で聴くことにします。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

天井画もあります

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

３人のプロフィールです。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

演奏風景

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　グラスパンフルート
吹いて音を出すので、かなり肺活量がいりそうです。低音部担当

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　ヴェロフォーン　中音部担当
指を濡らしながら演奏。和音が綺麗

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　グラス・ハープ　高音部担当
指を濡らしながら演奏していました。指の状態をベストにするのが大変なのでは？と思いました。やってみたいです。
　最後の方で「ふるさと」お客が皆で歌い、彼らが伴奏。気持ちよかったです。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

ガラス器

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

細かい細工

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

ガラスの人形

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

お庭の一部

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

多分夜は、ガラスのイルミネーションが綺麗なのでしょう。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

誓いの鐘のそばの花

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

ガラスの作品

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

現代ガラス美術館内の作品

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

薔薇の庭園

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

もしゃもしゃの近景

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　遠くに早雲山、ロープウェーが見えます。
　２つもコンサートが聴けて満足。
　ショップの品は美しいですが、やはり、ベネチアで買うより高く、見るだけ。
食事・コンサートも含め２時間半ほど滞在。また観光施設巡りバスに乗車し、ラリック美術館へ。

箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館

　ラリック美術館
　バスを下車し、美術館受付のお姉さんに、箱根湯本行きのバス停の場所を聞きました。地図を見せてくれ、丁寧に説明、バス時刻も教えてくれました。
　扉がしっかりしまっている、すぐ手前の建物に入ろうとして？？？パッサージュという雑貨のお店でした。一番奥が美術館でした。

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

今日見た中では一番重々しく、荘厳な感じの入り口です。

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

　途中の道は木々が茂り、森の中の径という感じ。キラキラ明るいガラスの森美術館の後だから余計そう思うのかもしれません。

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

パンフレット表

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

パンフレット裏

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

クラシックカーがお出迎え

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

木が茂った、池のある庭

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

睡蓮の咲く庭

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

　睡蓮が見えるかな？

　館内は「ガラスの巨匠ラリック」らしく、ガラスや香水瓶などが飾られており、
「光の輝きを緻密に追求した作品は工芸の価値を絵画や彫刻と同じレベルまで高めた」と言われています。

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

　私が好きなのはこの３点。右端は有名な「シルフィールド」というブローチ。
当時の最高水準の七宝技術で表現したそうです。はがきは１枚108円。これなら買えます。
　１時間少々の滞在時間で雑貨の店パッサージュまで見ました。「錫の花留」が欲しかったのですが、ここにも、卸元にも在庫がないそう。そうと分かっていれば先月「山種美術館」で買っておけばよかった。後悔しても後の祭り。

　お姉さんが教えてくれたバス停で待っていると「臨時箱根湯本行き」が。ラッキー、まっすぐホテルに向かいます。

箱根ラリック美術館 美術館・博物館

　終点箱根湯本でバスを下車し、お土産を買い、赤い橋を渡ります。水の色が朝と違って少し澄んできたみたい。

早川 自然・景勝地

　橋を渡り、右に行くとホテルエレベーターがあります。宿泊は湯本富士屋ホテルです。

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

エレベーターを降りて通路を進み右手が入口

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

金魚の泳ぐ池があります。

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

上の段と下の段に分かれた池

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

　朝預けた荷物をポーターさんが部屋まで運んでくれます。日本ではチップっていらないんだっけ？一瞬頭をよぎります。
　エレベーター前にかけられた絵画

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

ソファーと椅子の応接セット

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

ツインルーム

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

室内に手洗い場、アメニティー・コップなどもちゃんと３人分

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

　Ｃは補助ベッド、
そして畳。なんと誰も座らなかった・・・

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

バスルーム

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

夕食会場に行く途中の壁画

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル

夕食はＡの希望するフランス料理をチョイス。「ヴァンヴェール」にて

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　メニュー表
「玉」だけ見て、「玉ねぎ」と読んでしまったＣ
玉蜀黍（とうもろこし）でした。ボーイさんに優しく訂正されました。
鱸これも読めません（すずき）でした。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　シャルキュティエールのゼリー寄せ。
分からない料理、言葉が出てくると、其のたびにスマホ検索、ハムのゼリー寄せです。美しいですが、ぽろりと崩れ食べにくいです。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　パンはオリーブオイルで。左から逆時計回りにトマトパン、米粉パン、フランスパン。
　前者２つはふわふわして柔らかくて美味しかったので、お代わりしました。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　玉蜀黍とトマトのスープ
５ｍｍ角切りのトマト数個お上品に入っていました。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　鱸のポワレとリゾット
　お米がもち米みたいにもっちりしていました。家ではスナップエンドウをこんな状態で切ることはありません。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　牛フィレ肉の無花果ソース
　これは読めました。お肉は柔らかく美味しかったです。でもＣの好みはステーキは塩コショウ程度で、無花果はフルーツとして食べたいです。
　別のボーイさんが「こちらはなすで、こちらがオクラです」と説明してくれましたが、それくらいは分かります。玉蜀黍を玉ねぎと読んでしまう無知なおばさんと思われているのでしょうから、仕方がないけど。マッシュポテトもほんの少し。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　ヨーグルトソルベは冷たいうちにと、さっさとスプーンで食べました。上のガレットが水分がしみてヘにゃへにゃ。Ｃはパリパリのが好き。
　この粒粒が取りにくく、フォークですくってスプーンに乗せて食べました。正しい食べ方かは？です。
　食後の紅茶も美味しかったです。
　
　さすがに部屋に戻って何か食べる気はせず、夕食前にお風呂に入ったので寝る前はパスし、おしゃべりしたものの、22時過ぎにベッドへ。

ヴァンヴェール グルメ・レストラン

　エアコンつけっぱなしのせいか、加湿器はつけていたものの、朝方咳込み、４時過ぎから皆を起こしてしまいました。ごめんね。

　５時半にお風呂。人はいましたが、さすがに昨夜のように裸で洗い場待ちはしませんでした。
　７時半に朝食。ゆっくりしたいというＢの希望で、バイキングではなく和定食をチョイス。マグロはあげましたが、ごはんはお代わりしました。美味しかったです。

日本料理 鮨会席 桂 グルメ・レストラン

　おひとりさま18630円でした。
　次回用のスタンプカードもくれました。（次回は日帰りのような気がしますが。）
お茶菓子、帰宅して食べましたが、美味しかったです。次回これを買おうと思います。

箱根湯本温泉 湯本富士屋ホテル 宿・ホテル