2016年スペイン5日目　ロンダからアンテケラへ～夜の青と石畳が素敵な町～

2016/04/23 - 2016/05/06

4月27日(水)　朝、ロンダからアンテケラへ移動

今日はアンテケラで1泊。
この町は旅程に入れるかどうか迷いました。
ロンダからモンテフリオまで行けるけれど移動ばかりになるので、グラナダではない町に滞在したかった。
ここはガイドブックに載っていないし、町歩きが面白そうだし…ということで1泊してみることにしました。
結果は大満足、泊まってよかったです。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロンダの宿で朝食

宿1階のバルです。
朝7時前ですが朝食を準備してくれました。

朝の闘牛場

朝7時過ぎはまだ暗いので、ロンダ駅までタクシー移動にしました。
ウエイターさんがタクシーを呼んでくれます。
闘牛場前で待ちました。

ロンダの駅

ホテルからタクシー6ユーロ。
スーツケース料金も込みでしょうか。

ロンダ駅 駅

ロンダ駅のホーム

アンテケラ・シウダ行きのチケットは前日に窓口で購入済み。
窓口のおじさんが、「アンテケラ・サンタ・アナでバスに乗換えだよ、バスの料金も込みだからね」と、購入するときも購入した後も何度も説明してくれました、優しい。

ロンダ→アンテケラ・シウダ　9.5ユーロ

7:55　ロンダ駅発〜アンテケラへ

のどかな風景を満喫。

ロンダからアンテケラへ

周りには何もないようだけれど、何となくここの駅に降りてみたかったです。

アンテケラ・サンタ・アナ駅

この時はまだRENFE線路工事中だったため、ここからグラナダまでは不通。
RENFEが用意したバスに乗り換えます。
私以外のお客さんはグラナダ行きのバスに乗り込みました。
アンテケラ・シウダ行きの大型バスには私のみ。
アンテケラには観光客は少ないのか、時間が早すぎるのか。

アンテケラまでの移動もかなり調べました。
でも心配には及ばず、すんなりアンテケラまで行けました。

アンテケラ・シウダ駅にバスで到着

ホテルまで歩けそうだけれど、ゆるい上り坂をスーツケースで移動するには大変そう。
でもタクシーは見当たらず。
タクシー待ちしている様子のおじさんに質問しましたが、タクシーの台数が少ないようです。
おじさんが呼んだタクシーに私も乗せてくれて、先にホテルで降ろしてくれました。
ホテルまで5ユーロ(翌日に乗ったタクシーは6ユーロだった)。

ホテル　Plaza San Sebastian

サン・セバスティアン広場に面していて好立地。
家族経営しているようで、受付のお姉さんは親切です。
アンテケラの見所や行き方を詳しく教えてくれました。

部屋は清掃中のため荷物を預かってもらい町歩きへ。

ツインルームをシングルユースで24ユーロ

一人で利用する分には広くて快適です。
部屋もバスルームも清潔。
バスタブにお湯をためたけれど、熱いお湯が途切れることなく使えました。
2階には以前食堂だったらしいフリースペースがあります。
購入したものはそこで食べてもよいとのことでした。

またアンテケラに来ることがあればこのホテルに泊まりたいです。

アルカサバに向かいます

広場に面しているツーリストインフォメーションで教会などの開場時間表をもらいました。
まずは午前中の涼しいうちにアルカサバへ。

アルカサバへ行く途中

登ってきた坂を振り返る。
あの塔のある広場にホテルがあります。

ヒガンテス門

奥にはサンタ・マリア・ラ・マヨール教会が。
先にこちらに行ったら、アルカサバの入り口でチケットを買うように説明されました。

門まで戻る

門の横にアルカサバの入り口があります。

アルカサバ

入り口を越えるとチケット売り場。
アルカサバと教会の共通チケット、6ユーロ。
オーディオガイド込みです。

城壁に登ってみる

ここはヒガンテス門の上。
誰もいません。
10：00ちょうどに着いたので1番目だったと思います。

建物の跡

次はあの塔へ

塔への階段を登る

塔からの風景

アンテケラはトレッキングもできるそうです。
次に来るときはトレッキングしたい！と思える景色です。

反対側の塔

誰もいません。
貸し切り状態だと思うとテンションあがります。

塔の鐘

ちょうど鳴り響きました。

塔からの風景

アンテケラの町並みを360度見渡せます。
誰もいないので、一番眺めのいい場所を独占。
とてもいい気分です。

次はあちらの塔へ

城壁を渡る

ここもテンション上がります。

白い塔

塔の内部

まだ行っていませんがメスキータみたい、と思いました。

先ほど登った塔

ようやく観光客が。
でも最後まですれ違いませんでした。
すごくゆっくり観て回ったのに。

また別の塔が

こちらもいい風景です。

城壁の外側

城壁の外側

鐘楼がある塔まで歩けそうでしたが、途中で満足したので引き返します。

他に、お墓跡などがありました。
アルカサバ、大満足です。

次はサンタ・マリア・ラ・マヨール教会へ

今日も天気がよく気温もどんどん上昇しています。

サンタ・マリア・ラ・マヨール教会

教会の内部

教会の内部

八岐大蛇にしか見えません。

次の教会に向かう

アルカサバを出て、来たときと反対側の坂を下ります。
のどかな雰囲気。

カルメン広場の城壁

親子の像

説明書きがなかったと思います。

カルメン教会

ここはホテルのお姉さんが薦めてくれた教会。
入場料1ユーロ。

教会の中

黄金できらきらしていないので、私は落ち着いてのんびり見学できました。

祭壇

木の祭壇、遠くからも近くからもいつまでも見ていられます。

聖母

静かでいい雰囲気の教会でした。

メソン・イベリコ

お昼ごはんを食べにいろいろ迷いましたが、何となくこちらに。
コソ・ビエホ広場の向かいのレストラン。

1品目はスープ(ソパ・デ・セボージャ)

たまねぎ、パン、ハムなどが入っています。
ちょっとしょっぱいけれどハムが美味しい、温かくてほっとする。
これ1品でお腹は満足。

2品目は鱈のフライ

身がふわふわで美味しい。
けっこうなボリュームなので、半分はお持ち帰りに。
感じのよいウエイターさんで、快くタッパに入れてくれました。
2品とお水で11.65ユーロ(単品で頼みました）。

この後、ホテルに戻り鱈を置いてきました。
ホテルの立地がよいため、気軽に帰れます。

闘牛場へ

地図を何となく見ながら町歩き。
たまたま近かったので立ち寄ってみます。

闘牛場

入り口がレストランでした。
営業しているようですが誰もいないし入ってみました。
でも中の土のところには入れません。

エステパ門

お花が綺麗に咲いています。

エステパ門と国旗

ここでアイスを食べることに

チョコとストロベリー　2.4ユーロ

なめらかではないけれど、しっかりした味で美味しかったです。
暑いので一息つきました。

サン・フアン・デ・ディオス教会

なかなか開いている教会に出会えず、18時近くにこちらの教会へ。
アンテケラは教会がたくさんありますが、スペインのお昼時間を外しても閉まっているところばかり。
時刻表をもらっていましたが、そのとおりではなかったような。。

でも町歩きは楽しいし、朝から満喫。

教会の中

入場料は1ユーロでした。

教会の中

係りのおじさんがいろいろ説明してくれます。
このような装飾は見たことがなかったので新鮮でした。

天井を見上げて

ここの教会も来てよかったです。
係りのおじさんも明るく接してくれました、感謝。

外壁修理中(塗装中？)

この作業車、好きです、必ず写真を撮ります。
歩道と車道の段差が大きいところには使えないのでしょうか。

ホテル付近の坂道を散策

アンテケラも坂の町です。
お土産屋さんは一つもみかけませんでした。
開いているフルーツ店を聞いて、夕飯用のイチゴを買いました。

この後、ホテルに戻りお風呂に入って一休み。

夕日を眺めにアルカサバへ

高台にあるアルカサバに向かいます。
かなり暮れてきましたが、想像していた夕焼けにはならず。
家の窓も閉まっており、明かりが漏れません。
綺麗な夜景は見られませんでしたが、陽が沈んだ後の空の青さに驚きました。

サンタ・マリア・ラ・マヨール教会の脇

明かりに照らされた壁もいい感じ。

青がとても綺麗

夜の町並み

夜の町並み

石畳が輝いていました。

夜の町並み

ホテルのあるサン・セバスティアン広場から離れないように町歩き。
この町は治安の悪さは感じません。
でも一人なので注意。

サン・セバスティアン教会

前方にいるおじさんもずっと写真を撮っていました。

サン・セバスティアン教会

青が本当に綺麗でした。

サン・セバスティアン広場

サン・セバスティアン広場から坂を見上げて

サン・セバスティアン広場

雨上がりではないけれど、どこも輝いていました。
ずっと写真を撮っていたい。

今日はおしまい

今日も大満喫の1日でした。
アルカサバも町歩きも楽しかったし、町の人たちが優しかった。
ここも本当に来てよかったです。

明日はこの旅一番の楽しみだったモンテフリオへ。