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何十年もの時を隔てて、訪れた人生二度目の四国。 <br />初の香川県初訪問。 <br />朝、訪れた丸亀城に続き、日本三大水城の一つ 高松城跡へ。<br /><br />「直接、海路に通じた門が現存する。」<br />「櫓の奥に停泊中のフェリーが見える。」<br />今まで訪れた城とは趣の異なる海城ならではの姿があった。

【初訪問!香川県 ③】 高松城 昼夜訪問

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2016/07/27 - 2016/07/27

924位(同エリア1950件中)

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LP1989

LP1989さん

何十年もの時を隔てて、訪れた人生二度目の四国。
初の香川県初訪問。 
朝、訪れた丸亀城に続き、日本三大水城の一つ 高松城跡へ。

「直接、海路に通じた門が現存する。」
「櫓の奥に停泊中のフェリーが見える。」
今まで訪れた城とは趣の異なる海城ならではの姿があった。

  • 高松城東口の旭橋&旭門<br />玉藻公園としては、裏口っぽく見えるが、<br />高松城としては、こちらの東口こそ 大手門。<br />旭橋が堀に対して、斜めに架かっているのは<br />橋を渡る侵入者が城内に側面を晒すように仕向け、<br />城内から攻撃しやすくするため。

    高松城東口の旭橋&旭門
    玉藻公園としては、裏口っぽく見えるが、
    高松城としては、こちらの東口こそ 大手門。
    旭橋が堀に対して、斜めに架かっているのは
    橋を渡る侵入者が城内に側面を晒すように仕向け、
    城内から攻撃しやすくするため。

  • 旭門で入城(園)料 200円を収め、<br />100名城のスタンプを押して、城内に進入。<br />今回の高松城が、100名城中の25番目、やっと4分の1。<br />もし、コンプリートしたければ? あと75城。<br />気が遠くなるわ。

    旭門で入城(園)料 200円を収め、
    100名城のスタンプを押して、城内に進入。
    今回の高松城が、100名城中の25番目、やっと4分の1。
    もし、コンプリートしたければ? あと75城。
    気が遠くなるわ。

  • これは意外だった。旭門の枡形内に埋門を発見。<br /> <br /><br />

    これは意外だった。旭門の枡形内に埋門を発見。


  • やはり、枡形を構成する石垣のパーツはデカい。<br />先に訪れた丸亀城と比べると 規模・形状はまちまち。

    やはり、枡形を構成する石垣のパーツはデカい。
    先に訪れた丸亀城と比べると 規模・形状はまちまち。

  • 披雲閣(旧松平家高松別邸)<br /><br />元々(江戸時代)は、松平藩の政務を行う場所、<br />藩主の生活の場所としての現状の2倍規模の御殿だったが、<br />現存する物は、松平家の12代当主の頼寿伯爵により、<br />松平家の別邸として再建された。(完成:大正6年)<br />香川を訪れる賓客をもてなす迎賓館としての役割も果たし、<br />現在は、貸館の用に供されている。<br />

    披雲閣(旧松平家高松別邸)

    元々(江戸時代)は、松平藩の政務を行う場所、
    藩主の生活の場所としての現状の2倍規模の御殿だったが、
    現存する物は、松平家の12代当主の頼寿伯爵により、
    松平家の別邸として再建された。(完成:大正6年)
    香川を訪れる賓客をもてなす迎賓館としての役割も果たし、
    現在は、貸館の用に供されている。

  • 披雲閣の庭園。松&飛び石が 印象的。<br />

    披雲閣の庭園。松&飛び石が 印象的。

  • 近年の解体・積み直しを経て再生された天守台。<br />狭小ゾーンなので、内堀に浮かぶようなビジュアル。<br />そして、天守台を囲む堀の水は海水。

    近年の解体・積み直しを経て再生された天守台。
    狭小ゾーンなので、内堀に浮かぶようなビジュアル。
    そして、天守台を囲む堀の水は海水。

  • そんな天守への唯一の動線が 二の丸と本丸を結ぶ鞘橋。<br />元々は 屋根のない むき出し構造の「らんかん橋」だった。

    そんな天守への唯一の動線が 二の丸と本丸を結ぶ鞘橋。
    元々は 屋根のない むき出し構造の「らんかん橋」だった。

  • その鞘橋を天守から見下ろす。<br />当初、橋に屋根がなかったのは、敵兵の侵入を想定し、<br />天守から 橋を渡る敵兵を鉄砲や矢で迎撃するため。<br />太平の世に落ち着いた江戸時代中期になると、<br />橋の老朽化が心配になり、現在のように屋根を設けた。<br />橋脚は 今でこそ 石の柱と木の梁で構成しているが、<br />元々は 万一のときに破壊するため、完全木製だった。

    その鞘橋を天守から見下ろす。
    当初、橋に屋根がなかったのは、敵兵の侵入を想定し、
    天守から 橋を渡る敵兵を鉄砲や矢で迎撃するため。
    太平の世に落ち着いた江戸時代中期になると、
    橋の老朽化が心配になり、現在のように屋根を設けた。
    橋脚は 今でこそ 石の柱と木の梁で構成しているが、
    元々は 万一のときに破壊するため、完全木製だった。

  • 天守台の石垣は、輪郭が あまりにも直線過ぎて、<br />いかにも、最近、積み直したばかりという印象。

    天守台の石垣は、輪郭が あまりにも直線過ぎて、
    いかにも、最近、積み直したばかりという印象。

  • 天守台の石垣は、新調されて間もない。<br />巨大な長方形の隅石に挟まれて、 <br />規模&形状がまちまちの石で構成している。<br />近くで見ると 実に大味な積み方だな~。

    天守台の石垣は、新調されて間もない。
    巨大な長方形の隅石に挟まれて、
    規模&形状がまちまちの石で構成している。
    近くで見ると 実に大味な積み方だな~。

  • 丸亀城の堀は海水を引き込んでいるので、<br />瀬戸内海の潮位次第で 堀の水位も変わる。<br />それを調整するのが、この水門。

    丸亀城の堀は海水を引き込んでいるので、
    瀬戸内海の潮位次第で 堀の水位も変わる。
    それを調整するのが、この水門。

  • その水門を天守台から見下ろす。<br />道路(国道30号線)を挟んだすぐ向こうが海。<br />内堀に海水を引き込んでいる事実を視認できる。

    その水門を天守台から見下ろす。
    道路(国道30号線)を挟んだすぐ向こうが海。
    内堀に海水を引き込んでいる事実を視認できる。

  • 瀬戸内海の潮位次第では、海水魚の稚魚が<br />潮の流れに乗って、水門の網を抜け、内堀に入り、<br />そのまま成長して、内堀を居場所にする。<br />堀を泳ぐ成長魚の姿を自分の眼で確認できなかったが、<br />こんなメジャーな魚が これだけの種類 居るとはね~。

    瀬戸内海の潮位次第では、海水魚の稚魚が
    潮の流れに乗って、水門の網を抜け、内堀に入り、
    そのまま成長して、内堀を居場所にする。
    堀を泳ぐ成長魚の姿を自分の眼で確認できなかったが、
    こんなメジャーな魚が これだけの種類 居るとはね~。

  • 更に 水城(海城)としての高松城を象徴するのが、<br />城内一番の遺構といえる月見櫓&隣接の櫓群。<br />海上を往来する船舶を監視したり、<br />参勤交代で江戸から戻る藩主の船を<br />出迎えるために建てられた櫓。<br /><br />

    更に 水城(海城)としての高松城を象徴するのが、
    城内一番の遺構といえる月見櫓&隣接の櫓群。
    海上を往来する船舶を監視したり、
    参勤交代で江戸から戻る藩主の船を
    出迎えるために建てられた櫓。

  • 唐破風&切妻破風を織り交ぜ、<br />なかなか格調高い三重櫓にまとまっている。<br />櫓というより小天守のような外観。<br /><br />つい先程 訪れた丸亀城の天守より豪華。

    唐破風&切妻破風を織り交ぜ、
    なかなか格調高い三重櫓にまとまっている。
    櫓というより小天守のような外観。

    つい先程 訪れた丸亀城の天守より豪華。

  • 側面の続櫓との結合部にも、立派な唐破風&懸魚。<br />ここだけ見れば、連立天守の1ショットのよう。

    側面の続櫓との結合部にも、立派な唐破風&懸魚。
    ここだけ見れば、連立天守の1ショットのよう。

  • 続櫓と渡櫓に挟まれた水手御門<br />門の手前は、現在は空堀だが、かつては海面そのものだったため、<br />直接、海に開く門の 唯一の現存例になる。<br />藩主は、水手御門から小船に乗り、沖で大型船に乗り換えて、<br />遊覧や参勤交代に出掛けたという。その証しとして、船着石段がある。<br />海路からの侵入に備え、両脇の櫓は、狭間と石落としで防備。<br />

    続櫓と渡櫓に挟まれた水手御門
    門の手前は、現在は空堀だが、かつては海面そのものだったため、
    直接、海に開く門の 唯一の現存例になる。
    藩主は、水手御門から小船に乗り、沖で大型船に乗り換えて、
    遊覧や参勤交代に出掛けたという。その証しとして、船着石段がある。
    海路からの侵入に備え、両脇の櫓は、狭間と石落としで防備。

  • 月見櫓も加えてのこの並び、角度は、<br />100名城スタンプと同じ絵柄<br />海の大手門として、遺構として、<br />城内で最も絵になる場所だから、納得。<br /><br />櫓の向こうに出港を待つフェリーが見える。<br />ここ高松城ならではの様子。

    月見櫓も加えてのこの並び、角度は、
    100名城スタンプと同じ絵柄
    海の大手門として、遺構として、
    城内で最も絵になる場所だから、納得。

    櫓の向こうに出港を待つフェリーが見える。
    ここ高松城ならではの様子。

  • 月見櫓を外(北東側)から見る。<br />今でこそ、埋め立てられているが、<br />かつては、石垣を境にして、右側が海。<br /><br />「讃州さぬきは高松さまの城が見えます波の上」<br />「わたつみの 玉藻の浦を 前にしぬ 高松の城 竜宮のごと」<br />こんな風に謡われたのだから、<br />海から見る姿も実に映えたことだろう。

    月見櫓を外(北東側)から見る。
    今でこそ、埋め立てられているが、
    かつては、石垣を境にして、右側が海。

    「讃州さぬきは高松さまの城が見えます波の上」
    「わたつみの 玉藻の浦を 前にしぬ 高松の城 竜宮のごと」
    こんな風に謡われたのだから、
    海から見る姿も実に映えたことだろう。

  • もう一つの櫓は 南東隅に構える艮櫓(うしとらやぐら)<br />こちらも、月見櫓に負けない破風・懸魚を備える。<br />艮櫓を より正確に呼ぶなら「旧東の丸艮櫓」<br />元々、別の場所(=東の丸の北東隅)にあった物を<br />現在の位置に移築したのが、名前に「旧」が付く所以。

    もう一つの櫓は 南東隅に構える艮櫓(うしとらやぐら)
    こちらも、月見櫓に負けない破風・懸魚を備える。
    艮櫓を より正確に呼ぶなら「旧東の丸艮櫓」
    元々、別の場所(=東の丸の北東隅)にあった物を
    現在の位置に移築したのが、名前に「旧」が付く所以。

  • 外(旭橋)からの艮櫓。<br />北東隅にあった物を南東隅に移したので、櫓の向きが変わった。<br />更には この場所に櫓を載せるために この石垣を積み足し加工した。<br />外壁色と同じ白の袴腰型の石落としが いい味を出している。<br />この石落としがあるから、移築時に櫓の向きを変えることとなった。

    外(旭橋)からの艮櫓。
    北東隅にあった物を南東隅に移したので、櫓の向きが変わった。
    更には この場所に櫓を載せるために この石垣を積み足し加工した。
    外壁色と同じ白の袴腰型の石落としが いい味を出している。
    この石落としがあるから、移築時に櫓の向きを変えることとなった。

  • 東の丸艮櫓が移築されたとなれば、元の場所が気になる。<br />そのヒントとなる 東の丸についての案内書を<br />城外(=玉藻公園の外)で見つけた。<br /><br />早速、かつての東の丸のゾーンへ足を延ばす。

    東の丸艮櫓が移築されたとなれば、元の場所が気になる。
    そのヒントとなる 東の丸についての案内書を
    城外(=玉藻公園の外)で見つけた。

    早速、かつての東の丸のゾーンへ足を延ばす。

  • (東の丸跡地に立てられた)香川県立ミュージアムの<br />入口脇を飾る石垣は、見栄えが良いので、<br />後々になって、新設したように見えるが、<br />実は、旧東の丸の石垣跡。

    (東の丸跡地に立てられた)香川県立ミュージアムの
    入口脇を飾る石垣は、見栄えが良いので、
    後々になって、新設したように見えるが、
    実は、旧東の丸の石垣跡。

  • 同じく、東の丸跡地に立てられた<br />香川県民ホール内で見つけた この石垣、<br />これが 元々の艮櫓の存した場所・櫓台のようだ。<br />駐車場の奥の場所に わざわざ石垣を新設するのは考えづらいし、<br />北東角に当たる位置の石垣が盛り上がっているからね~。<br /><br />

    同じく、東の丸跡地に立てられた
    香川県民ホール内で見つけた この石垣、
    これが 元々の艮櫓の存した場所・櫓台のようだ。
    駐車場の奥の場所に わざわざ石垣を新設するのは考えづらいし、
    北東角に当たる位置の石垣が盛り上がっているからね~。

  • 城内・外を一巡りして、西門の前へ<br />西門は、高松駅方面に存するので、<br />玉藻公園としては、こちらが表門的存在。<br />

    城内・外を一巡りして、西門の前へ
    西門は、高松駅方面に存するので、
    玉藻公園としては、こちらが表門的存在。

  • 瓦町のサウナで リフレッシュした後、<br />夜、玉藻公園(西門)に戻ってきた。

    瓦町のサウナで リフレッシュした後、
    夜、玉藻公園(西門)に戻ってきた。

  • 昼間は この門が料金所だが、<br />夜間は 夕涼み無料で開放中。<br /><br />帰りのバスに乗るまで まだ たっぷり時間がある。<br />もう一度中に入って、夜の姿を覗いてみる。

    昼間は この門が料金所だが、
    夜間は 夕涼み無料で開放中。

    帰りのバスに乗るまで まだ たっぷり時間がある。
    もう一度中に入って、夜の姿を覗いてみる。

  • 無料開放とはいえ、進入できないゾーンもある。<br />例えば、月見櫓 続櫓 水手御門 渡り櫓の<br />重要文化財ゾーンの手前では、柵に行く手を阻まれる。<br />それでも、遠目に浮かび上がる月見櫓の姿は なかなかのもの。<br />

    無料開放とはいえ、進入できないゾーンもある。
    例えば、月見櫓 続櫓 水手御門 渡り櫓の
    重要文化財ゾーンの手前では、柵に行く手を阻まれる。
    それでも、遠目に浮かび上がる月見櫓の姿は なかなかのもの。

  • 夕涼みということで こんな演出をしている。<br /><br /><br />ミストシャワーとライトアップを融合させた出来映えは・・・

    夕涼みということで こんな演出をしている。


    ミストシャワーとライトアップを融合させた出来映えは・・・

  • ミストシャワーが演出する庭園が幻想的。<br /><br />演歌歌手のステージ仕掛けにも見えるけど・・・

    ミストシャワーが演出する庭園が幻想的。

    演歌歌手のステージ仕掛けにも見えるけど・・・

  • 高松シンボルタワー&ホテルクレメント高松を背景にしてみた。<br />

    高松シンボルタワー&ホテルクレメント高松を背景にしてみた。

  • 艮櫓も、ライトアップ。<br />チョロチョロと人の姿があるのは、ポケモンGOで遊んでいる面々。<br />暑さが癒えてから、無料で玉藻公園に進入して モンスター探し。<br /><br />夜は、水城としての要素を味わうことはできなかったが、<br />昼夜に渡って、入場したのは貴重な機会だった。

    艮櫓も、ライトアップ。
    チョロチョロと人の姿があるのは、ポケモンGOで遊んでいる面々。
    暑さが癒えてから、無料で玉藻公園に進入して モンスター探し。

    夜は、水城としての要素を味わうことはできなかったが、
    昼夜に渡って、入場したのは貴重な機会だった。

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