2016/07/24 - 2016/07/24
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びしゃりんさん
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姫路に親戚がいる。
姫路の人は、書写山のことを単に書写と呼ぶ。
書写山は、書写山の社僧正という早口言葉で有名なあの書写山で、その書写山には圓教寺があり、姫路の人が、書写に行くと言えば、圓教寺に行くことをさす。
姫路は、播州の西にあたりいわゆる播州弁を話し、総じて口が悪い。
どうしたの?が、西播では「なんどいや」となる。多分、何ぞの「ぞ」が、「ど」に変形して、最終的に「なんどいや」になったんだろうと思う。
何故なら、播州ではざ行とだ行の混同が多く、例えば全部(ぜんぶ)を、でんぶ(お尻か?)と発音してる人が多い。
そんな姫路の親戚のM君から、電話がかかって来て、最近、寺社を回って、御朱印を集めてる事を話したら、M君が「書写行ったんか?なんどいや。まだ行ってないんか。書写行け。書写よ。えっ、どこ行くんどい?京都?止めとけ。書写はええど。書写行ってみい」と播州弁でしつこく勧めるので、書写に行くことにしてみた。
車で、書写に向かう。
姫路市内に入ったのが、午前11時半ころ、そろそろ腹が減って来た。
-
途中、名古山霊園のトンネル付近で「しまった。名古山霊園の近くのかどやに行けばよかったんや。」と思った時には、既にトンネルを抜けてしまっていた。
かどやというのは、M君のお父さんが、昔、私が小学生の頃、昼飯時に「よっしゃ、おっちゃんが姫路で一番上品でうまい店に連れってたろ」と言って私とM君を連れて行ってくれたところ。 -
なんのことはない。
大衆食堂「かどや」一膳飯屋。
おっちゃんは「ほんまは、かどやは、ネクタイ、背広で正装して来なあかんねけど、今日は特別や」とか、この手の冗談ばかり言ってた。 -
しかし、かどやのおでんはおいしい。
いつも、出汁が染み込んだ厚揚げとスジを食べてた。
しかし、少食の人は注意しなければならない
めしの小を頼んでも、丼に大盛の飯が出てくる。
普通の食堂で食べれば、飯、大の容量がある。 -
トンネルを過ぎて、一気に書写の麓に着いた
既に、午後0時昼飯どき。
JAがやってる野菜直売所でランチすることにした。 -
おー但馬牛って書いてるやん。ステーキランチ食うぞ。肉、肉。
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て、なんでやねん。ステーキランチは予約が必要らしい。
妥協で、ハンバーグランチに。
見た目、何の変哲もないハンバーグランチだけど、野菜がしゃきしゃきしてた。さすが、野菜直売所、JA兵庫西。 -
昼飯の後、野菜直売所より、書写山をのぞむ
麓から、山の中腹までロープウェイで行ってその後、山道を約15分ほど歩いて、境内に入れるとのこと。 -
ロープウェイは、2台あって、姫号と官兵衛号。行きは姫号だった。
約4分ぐらいで、山腹に到着。
ここから、歩いて圓教寺を目指す。
登る途中に、千手観音とか、十一面観音とかの像が飾られてる。
そんな像は、いちいち写真を撮らないよ。 -
と言いつつ、パシッヤって、撮ってしまった
中宮寺の如意輪観音様を見てから、如意輪観音様は、私の中では、別格になっている。
あー、何億年も、我々をどなして救済するかを考えとかんと、早く、救って、救ってという心境になる。 -
登る途中に、姫路市内が一望できる。
姫路城、見えんやん。 -
山門にたどり着く。
これこそ、本当の山の門だな〜。
と、しみじみ感心したりしてた。 -
山門から暫く歩いたら、着いたよ、書写山圓教寺。
でも、最初の摩尼殿に行くまで、まだ階段がある。 -
うおー、登るぜー!
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着いたよ、摩尼殿。摩尼は梵語で如意の意味
だから、摩尼殿は、別称・如意輪堂らしい。
本尊は六臂如意輪観音らしい。
清水さんと同じで、釘を使わずに建てられてるらしい。
らしい。と記載するのは、パンフに書いてあることを転記してるだけで、自分で確認したわけでもないので、そう書いてる。
知ったかぶりは、やだ。 -
摩尼殿の回廊。感じいいねえ。
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摩尼殿の御朱印。摩尼殿から少し歩くと大講堂、食堂、根本堂に至る。
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小学生が林間学校で、書写に来てた。
今から、オリエンテーリングが始まるらしい。 -
食堂の二階から、根本堂を撮影。
ふと、思い出したんだけど、ここでトム・クルーズ主演のラストサムライが撮影されたんだよね。
たしか、圓教寺を訪れた女性のブログか何かで、ラストサムライの撮影の事に触れ「あ〜、トム・クルーズに会いたい」って書いてたように記憶してる。
わしゃ「あ〜、小雪に会いたい」と言うべきか。
で、食堂の二階は、仏像とか、書とか展示してるんだけど、なんと撮影禁止になってない。
撮ったよ。 -
不動明王!
ちと、奈良や京都の寺社も見習って欲しい。
なんでも、撮影禁止、撮影禁止って掲示してばかりで。
後、書があった。 -
なんて書いてあるのか、分からん。
近くの解説を読むと、和泉式部の歌「くらきより くらき道にぞ 入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月」とある。
なんで、和泉式部の歌を飾ってるのか?よく分からん、後でネットで調べてみようと思って、食堂を出た。 -
食堂で売ってる圓教寺の御朱印帳。
感じいいから買ってしまったよ。なんか御朱印帳ばかり増えくる。 -
食堂で貰える御朱印は2つ。
大講堂、根本堂なり。
食堂の裏から、開山堂に向かうよ。 -
開山堂は、開山堂の御朱印と、チベット語の御朱印が頂けるので、どちらもお願いした。
-
御朱印を待ってる間、またも和泉式部を題材にした絵が開山堂にあった。
そこで、御朱印が書き終わった後、御朱印担当のお坊さんに聞いてみた。
このお坊さん、チベットの僧服を纏い、もしかしたらチベットから来ているのかも、日本語あまり分からないかもと思いながら、なんでこんなに圓教寺に和泉式部の歌とかが残ってるんですか?という趣旨の事を尋ねた。
すると、お坊さん、チベット人にあらず、流暢な東京弁で「圓教寺の性空上人に救いを求めて、和泉式部が歌を贈ったですよ。簡単に言えば不倫しちゃたんですよね〜」と、涼しい笑顔で解説してくれた。
成る程、不倫か〜と、圓教寺と和泉式部の関わりについて納得してしまった。
先程の和泉式部の「くらきより」という歌が不倫ですか?と尋ねると「そうですよ」と、お坊さんは断定しはった。
まぁ、紫式部の源氏物語を読んでも宮廷は乱れてるわな。
小説の紫式部、歌の和泉式部と言われ、仲が悪かったらしい。
さて御朱印は
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漢字とチベット語の御朱印。
チベット語は、ファンタジスタやな〜
さて、そろそろ、ロープウェイ乗り場に向かって帰ろ。 -
ロープウェイ乗り場近くに、摩尼殿の御本尊六臂如意輪観音の像があった。
そして、さあ、ロープウェイに乗って帰ろうとしたところ発見した -
言葉のいのちは愛である と書かれた
岡本太郎先生の筆による石碑があった。
なんでも、岡本太郎先生、書写出身の小説家椎名麟三と交友があったことから、椎名が亡くなった後、彼の信条「言葉のいのちは愛である」を石碑するに際して筆を取ったそうな。
姫路の人は、書写に来る度に「言葉のいのちは愛である」を見ているのだろうか。
ロープウェイに乗って帰るよ。 -
ひゃほー、帰りは、行きと違って官兵衛号だった。
さて、後日、M君から電話があって「書写どないどい。よかったやろが、書写よ」と一頻り、書写の自慢をしてた。
そして、M君は、私に仕事の関係で、頼み事をしてきたので、二つ返事で「ええで、引き受けるよ」と答えると
愛があるわ〜
と返してきた。
やはり、姫路人は、書写に行き、岡本太郎の筆になる「言葉のいのちは愛である」を見て
言葉に愛を感じているのだろうか。
愛があるわ〜だもんなぁ。
たしか、昔、岡本太郎先生のアトリエを訪ねた時、二階のベランダから太陽の塔が優しく私を出迎えくれ、太陽の塔に愛を感じたっけ -
岡本太郎先生の作品、石碑にしろ太陽の塔にしろ、愛があるわ〜。
おしまい。
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