2016/03/30 - 2016/04/09
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無知無謀さん
2016年03月30日(水曜日)から04月09日(土曜日)まで10泊11日で、個人手配による夫婦のベトナム中部、北部の旅を楽しんできました。
ベトナムには10年前に一人旅で行きましたので2回目です(1回目の旅行記もアップしてあります)。ベトナムの印象を3つ並べます。
① アジア一般に言えることですが、若者が多く、活気があります。
② 観光地には欧米の方が非常に多く(オーストラリア人が多いのかもしれません)、かなり英語が通じます。
③ ISに揺れる欧米に比較すると安全では?
物価が安く、コストパフォーマンスの良い旅行ができます。
さて本旅行記は9本の観光編と2本の番外編で構成しています。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさと失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ベトナム旅行番外編その1です。
番外編その1は交通(航空券)と現地ツアー関係です。
番外編その2はホテルと食事です。 -
ベトナムへの直行便は日本の航空会社かベトナム航空。
どこかの空港を経由してベトナムを往復するアジア系の航空会社には安い航空券もありますが、高々1万円安いくらいですので、悩まず、直行便。
もちろん、ANAやJALよりもベトナム航空が安いのでそちらを選択。
ただ、ホーチミン、または、ハノイの往復便ですとANA,JALも結構安いです。
しかし、行きがハノイ便、帰りがダナン便、かつ、ハノイからフエまでの国内線(当然ANA,JALにはこの便はありません)となるとかなり価格に差が出ます。
ところで、何故3月30日の出発か? 理由があります。
12月にこの旅行を計画しましたが、まずは、出発日の決定。
実は、ハノイ往復ですと、出発日によって、あまり価格は変わりませんが、帰りをダナン発に、かつ、ハノイからフエへの便を希望時刻の便にしますと、かなり、価格が日によって変わります。
そして、一番大きな問題は、4月以降の格安券の値段が12月には決まっていないことです。ベトナム航空へ質問しますと決まるのは、1月中旬とのこと。
そのため、Expediaで検索すると、3月までなら5万円前後ですが、4月以降の出発便は30万円になります。
このような事情から12月に決めるためには3月出発、そして、価格を考え30日になりました。 -
もっとも、後日からみると、4月の格安券は3月とほぼ同じ価格で、かつ、原油価格がさらに下がったことから、サーチャージがほぼゼロ。従って、後日から判断するなら4月以降の方がベターでした。
ところで、航空券は、ベトナム航空のHPから買うかExpediaで買うかですが、今回もExpedia の方が安いことから、ここで購入。
成田ーハノイ、ハノイーフエ、ダナンー成田で4万5千円でした。 -
ベトナム航空について3点
まず、格安航空券のためか購入時に座席指定を受けられません。
従って、座席指定は24時間前のWebチェックイン」を利用することになります。
または、早めに空港へ行くか!
2点目は、帰国便が10:25発が10:50発に変更になったのにもかかわらず、連絡が来ませんでした(当日の変更ではなく、時刻表自体が変わった事です)。Expediaからもベトナム航空からも。
いつもは、旅行前、又は現地でiPAD等でチェックはするのですが、今回は全くしていませんでしたし、webチェックインもしませんでした。
時刻が遅くなったことであり、被害はありませんでしたが、もし、出発時刻が早くなっていたらと考えますと、ぞっとします。
いつであったか忘れましたが、出発時刻が5分変わっただけでも連絡がきた記憶がありますが、・・・・。 -
3点目は、ダナンから成田への便では、座席にディスプレイがありませんでした。
従って、映画が見られません。
昔の国際便にはこのような事もありましたが、さすがに最近の国際線では初めて!
もっとも、ダナンから成田までは約5時間です。 -
次は、現地ツアー会社です。
2009年夏にベトナム旅行をした際、最も有名なツアー会社「シン・カフェ」を利用し、サービス・価格ともに満足しましたので、今回も、「シン・カフェ」を利用しました。
しかし、2009年と大きく変わったのは、いろいろな旅行案内や旅行記で記されているごとく、現在は、類似の名前の旅行会社が乱立していることです。
写真はフエのお店の看板。
この看板のごとく、昔の「シン・カフェ」は今は 「The Sinh Tourist」が正しいツアー会社の名前です。 -
ハノイにある、紛らわしいツアー会社を2点。
「The SinhCafe Tourist」 -
この会社の名前の支店はかなりあります
本物の「The Sinh Tourist」よりも多いかも。 -
もっとシンプルな「Sonh Tourist」
-
イチオシ
これが、本物の昔の「シン・カフェ」
現在は「The Sinh Tourist」ハノイ支店(ハノイに支店が2つあります)。
さて、今回の旅行で5つのツアーと1つのバスチケットを「The Sinh Tourist」でインターネット購入。
ハロン湾ツアー、サパツアー、ホアルーツアー、フエ古都ツアー、ミーソン遺跡ツアー、そして、フエからホイアンまでのバスチケットです。
2009年の時は、現地支店での購入でしたが、今回はインターネットで購入。
インターネットで購入の場合、それで終了というわけではなく、事前に支店へ行きバウチャーを発行してもらう必要があります。 -
写真のバウチャーは下記インターネットより転載
http://tabijozu.com/hoian-mysonsanctuary
ここにピックアップ時刻等が記されています。
ところで、インターネットで購入した場合、本当に現地支店は行かねばならないのでしょうか?
現地に夜遅く到着した場合、支店より離れたホテルに宿泊する場合など不可能な場合があると思いますが、・・・。
この点について事前にメールで質問したのですが、なしのつぶて。
多分、現地でホテルのコンシェルジュ経由などならOKだと思いますが、実際のところは不明です。
今回は、支店行くことにして、ハノイの最初のホテルは支店から徒歩範囲を選択。
ハノイ支店でハロン湾ツアー、サパツアー、ホアルーツアーのバウチャーをもらいました。 -
それでは、最初のハロン湾ツアー。
前回の旅行では、日帰りツアーでしたが、今回は1泊のクルーズです。
ツアーはいくつかありましたが、観光内容はほぼ同じで、価格は宿泊する船のランクにより異なります。
実は宿泊するのですから、ホテル宿泊と同様、ExpediaやBooking.comで予約することもできます。しかし、いろいろ比較したところ、AGODAでの予約が最も安く、更に、The Sinh Tourist が圧倒的に安価でした。
尚、写真のごとく、Pick Upはツアー会社ではなく、宿泊する「Royal Palace Cruise」のバスです。すなわち、ツアー会社は単なる代理店で、あとは、どこの代理店経由であろうと同じツアー内容です。
尚、ツアーによっては(ホテルによっては)、現地集合が原則で、ハノイーハロン湾の送迎は別料金の場合があります。 -
さて、船室ですが、Booking.com等で予約する場合は、通常のホテルと同様、スタンダードルームやスイートルームを選択できますが、The Sinh Touristで予約する場合は部屋は選べません。
旅行記 ハロン湾編でも記しましたが、私たちは写真のようなスイートルーム(スタンドルームは応接セット部分はなく、ベッドのみです)と思われるルーム鍵をもらいました。理由はよくわかりませんが、当日は家族連れが多く、ダブルベッドの部屋が適さなかったとかの理由があったのかもしれません。
ちなみに、ツアー料金は2名で23、000円です。ホテル代、観光代、素晴らしい食事(ハロン湾編で詳述していますが、朝1、昼2、夕1がつきます)、ガイド代、カヤック代、そして、ハノイーハロン湾の送迎付きです。 -
写真は、私たちの船ではありませんが、この船でのツアー料金がほぼ同じでしたので、こんな船だと思ってください。
-
ツアー参加者です。
-
イチオシ
(写真はサパの棚田)
次は、サパツアー。
サパツアーにはバスツアー(サパまで6時間)と列車ツアー(往復夜行列車)があります。往復バス(1泊2日のツアー)を選ぶか夜行列車(3泊4日)を選ぶかです。
どちらも現地は2日間で、ほぼ同じ内容。
夜行列車のツアーでもっとも有名なものがヴィクトリア・エクスプレス号に乗りヴィクトリア・サパ・リゾート&スパに宿泊する豪華ツアーで一人約6万円(二人で12万円)。
The Sinh Touristにも列車ツアーはありましたが、豪華列車と豪華ホテルのツアーはありません。
今回はバスツアーを選びました。
バスツアーですと2名で13、000円。豪華ツアーと10倍違います。
バスツアーは安い。
ところで、ツアー案内で、ホテルのレベルをあげ(標準だと暖房設備がない場合があるとのこと、事実、この時期でも夜は暖房が必要でした)、夕食をつけると2名で7000円アップということでしたので、現地支店で追加申し込み。
しかし、追加オプションは、これは失敗だったかも。 -
最初に案内されたホテル。
-
トレッキング終了後、貴方はランクアップされましたので、ホテルが変わりますと言われ案内されたホテル。
部屋は4Fでエレベータがありませんでした。
最初のホテルは、2つ星から4つ星までありますので、ランクアップされる前のホテルの部屋はどうだったかわかりませんが、・・・
このツアーの基本料金は2名で13、000円。往復のバス代(片道5,6時間)、ホテル代、2日間のガイド代、朝食代、2日間の昼食代が含まれています。
ホテルのランクアップと、夕食(この旅行でもっとも寂しい夕食、五目蕎麦みたいなもの)のオプション料金は7、000円。
ホテルは変えずに、豪華なレストランンを探した方がベターでした。 -
ツアーのピックアップに戻ります。
まずは、ホテルで06:45のピックアップバスを待ちます。
そして、まずは、The Sinh Touristのオフィス前(申し込みをした支店でなく、もう一つのハノイ支店)へ。
ここで、写真のようなデラックスバスに乗り換えました。
このバス、Sapa Expressと書かれており、ハノイーサパ間のシャトルバスです。乗客はツアー客だけでなく、サパへ行かれる方のバス(その事は、到着してはじめて解りましたが)。 -
バスは、2回の休憩を経て、13時にサパに到着。
旅行記サパ編に記しましたが、ここからが大変でした。
てっきり、バスに乗っている人(3,40名)は全員、The Sinh Touristのツアー客だと思っていたところ、私たち2名のみがThe Sinh Touristのツアー客。
バスを降りると、他のバスのガイドに連れられ、写真のサパの旅行代理店へ。
私達以外で一緒にここに来たのは、The Sinh Cafe Tourist(バウチャーを覘き代理店がわかりました)で申し込んだ、もう一組2名だけでした。
そのあとは、それぞれの代理店の関係者が引き取る形です。
待つ事、20分? 車が来てまずは、レストランへ。そこにバイクで乗ってきた若者が、レストランで昼食後、先ほどの写真のホテルへ行くよう言われました。
すなわち、今回の1泊2日のThe Sinh Touristのツアー客は私たち2名のみでした。 -
次にガイドについて。
ツアー数名にガイドが一人つきますが、今回はツアー客は私たち2名のみ。
従って、専属ガイドです。
写真は、翌日のトレッキングスタート時の写真。
後ろから3番目が家内、その手前が若いママさんガイド、そして最後尾が、2日目のトレッキング中、ついて来られ、最後にお土産を買わされましたおばさん。そして撮影している私です。
専属ガイド(?)は英語の読み書きはできないようですが、ヒヤリングとスピーキングはプロ。 -
3番目のツアーは、ハノイから日帰りのホアルーととタムコックツアー。
2名で6000円。
バス代、ボートツアー代、ガイド代、昼食込です。
バス(写真の真ん中のバス)は、満席。
私たちの宿泊していたヒルトンホテルがピックアップの最後のようで、最後の2席のみ空いていました。
どうやら、The Sinh Touristは有名ですが、代理店業務のみでツアー催行会社ではなさそう(間違っているかも知れませんが、・・・) -
ツァー客、30名くらい。
-
4番目のツアーがフエ古都観光です。
前日にハノイから飛行機でフエへ。そこからタクシーでホテルへ。
チェックイン後、少し休憩し、まずは、The Sinh Touristのフエ支店へ。
ホテルから支店までわざわざタクシーで(ベトナムは物価、特にタクシー代は格安なので問題はありませんが、・・)来ました。前述しましたが、本当に事前に支店へ行かねばならないのかな???
翌日のフエ古都観光のツアーと翌々日のフエからホイアンまでのバスチケットのバウチャーをもらいました。
尚、ツアーはホテルまでのピックアップはありますが、ホイアンまでのバスについては、ピックアップサービスはなく、ホテルからここまでやはりタクシーでくる必要があります。 -
やはり、The Sinh Touristではなく、いろいろなツアー会社で申し込んだ方があるツアー催行会社のバスへ。30名くらいのツアー客です。
ツアー料金は2名で3、000円。バス代、ボートツアー代、英語ガイド代、そして昼食が含まれます。
安い、ほかの都市のツアーよりも格段に安い。????
実は、観光地の入場料は別です。これが、1名約2、000円。2名で4、000円。ツアー料金に比較して入場料が意外と高いですね!! -
ツアーの英語ガイド
-
翌日、フエ(The Sinh Touristのフエ支店)からホイアン(The Sinh Touristのホイアン支店)へ。
このバスには、しっかりとThe Sinh TOuristの名前がありました。 -
イチオシ
2階建てのスリーピング仕様です。
多分、フエーハノイ間等の夜行バスに使用されるのでしょう。
2名で約1、000円。3時間半ほどかかります。 -
バスから見えたダナンのThe Sinh Touristの支店です。
ホイアンでは、The Sinh Touristのオフィスへ到着しましたので、まずは、翌日のミーソン遺跡のツアーのバウチャーを発行してもらいました。
ところで、遺跡ツアーでは原則、ピックアップサービスはあるのですが、宿泊しているホテルが旧市街の車乗り入れ禁止の場所にあるため、ピックアップサービスは利用できず、8時にオフィスへ行くことになりました。 -
イチオシ
最後のツアー、ミーソン遺跡ツアー。
2名で2、000円弱。
バス代、ボートツアー代、英語ガイド代、(フォーの)昼食代込です。
遺跡入場料金は別で1名150Kドン、約750円。
フエと同様、入場料金は、ツアー料金に比較して高いと感じます。 -
トウボン川クルーズを含んでおり、キムボン村に寄ります。ホイアンの伝統工芸、木彫りの作業現場を見学します。
-
英語ガイドです。
以上、番外編その1でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- izumoさん 2016/09/26 10:21:42
- ありがとうございました!
- 12月に思い立ってハノイに行くことにしました。
以前から行きたいとは思っていましたが何もデータを
持っていなくて無知無謀様の旅行記が大変参考に
なりました。感想とともに料金や時間などの具体的な
ものが本当に役立っています。
これまでもいろいろ行かれているようですがまた次の
私の旅行に参考にさせていただきますのでよろしく
お願いいたします!
- 無知無謀さん からの返信 2016/09/27 21:48:21
- RE: ありがとうございました!
- 役に立たれた方が一人でもおられると感激です。
ベトナムは楽しかった
最近は、ヨーロッパがテロ不安で躊躇します。
しばらくは、アジアかな!!
無知無謀
> 12月に思い立ってハノイに行くことにしました。
> 以前から行きたいとは思っていましたが何もデータを
> 持っていなくて無知無謀様の旅行記が大変参考に
> なりました。感想とともに料金や時間などの具体的な
> ものが本当に役立っています。
>
> これまでもいろいろ行かれているようですがまた次の
> 私の旅行に参考にさせていただきますのでよろしく
> お願いいたします!
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