個人手配・２０１６年４月　夫婦で行くベトナム旅行０４ ホアルー編

2016/04/04 - 2016/04/04

２０１６年０３月３０日（水曜日）から０４月０９日（土曜日）まで１０泊１１日で、個人手配による夫婦のベトナム中部、北部の旅を楽しんできました。
　ベトナムには１０年前に一人旅で行きましたので２回目です（１回目の旅行記もアップしてあります）。ベトナムの印象を３つ並べます。
　①　アジア一般に言えることですが、若者が多く、活気があります。
　②　観光地には欧米の方が非常に多く（オーストラリア人が多いのかもしれません）、かなり英語が通じます。
　③　ＩＳに揺れる欧米に比較すると安全では？
　　　物価が安く、コストパフォーマンスの良い旅行ができます。

　さて本旅行記は９本の観光編と２本の番外編で構成しています。

　この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさと失敗談、および、こんなことを知りたい等も記しています。
　尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による企画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、６０歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。

エリア ニンビン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

４月４日月曜日
　本日は、ホアルー・タムコック１日観光ツアー。
他のツアーと同様、TheSinhTouristのツアーです。
バス代、入場料、英語ガイド、昼食を含めて２名で１１２０Ｋドン、約５５００円。ところで、宿泊は昨晩からヒルトン・オペラホテルに２泊です。
これからは、旅の終わりまで、かなり良いホテルに宿泊します。

朝食風景

ところで、ピックアップ時刻は８時。
正面玄関（タクシーなど）と裏門（駐車場）があり、ホテルの係りの方によるとツアーの車は正面玄関だとのことで、最初はフロント前のソファで待つが、時間がたつにつれ、ホテルの外に出て待っていました。
ホテルの方も心配されツアー会社に電話してくれましたが、あと数分待てなどの返答。
待つこと３０分、８時半に、それも、裏門からツアーの方が私たちを探しに来ました。
真ん中のツアーバスです。
２０名強で、満席で私達が最後の席でした。

９時半休憩です。
ハロン湾ツアーでの休憩と同様な場所で、刺繍の作業場がありました。

１１時に古都ホアルーに到着

９６８年建都から１０１０年（明日観光する）ハノイのタンロンへ遷都されるまで、都が置かれたところ。

周囲は山に囲まれていてとても落ち着いた雰囲気

私たちのツアー客。

寺の門には、漢字が書かれている。
かつて、ベトナムでも日本や中国と同様に漢字を使用していたので、このように古い寺には漢字が多く残っている。しかしながら、フランス統治時代にアルファベットを基にした文字が推進されたため、漢字は使われなくなってしまった。インターネットによると、漢字が書かれている寺院の僧侶であっても、漢字を読める人はほとんどいないそうす。現在、漢字が読めるのは日本や中国や台湾に働きに行ったり、留学したことのある人だけだそうです。
ところで、漢字を廃止した理由について、ガイドは中国の影響を避けたいため（かって、ベトナム王朝は中国の王朝に対しては、朝貢の関係であった）と言っていたが、・・・・。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1041596075より

まずは、「ディン・ティエン・ホアン祠」に入ります。

ディン・ティエン・ホアン（丁先皇）祠」のお堂の前
皇帝を載せる御輿（みこし）でしょう。

いろいろと説明してくれましたが、あまりわからず、解ったところは忘れました。

お堂の屋根の装飾は２体の龍

お堂（廟）の中に入ると中央にディン・ティエン・ホアン帝の位牌が祀られており、奥にはディン・ティアン・ホアン帝の像や重臣の像があります。

次は、「レ・ダイ・ハン祠」（２代目の皇帝）
三の門です。

よく解りませんが、奇岩

祭壇とお堂は「ディン・ティエン・ホアン祠」とよく似ています。

ところで、本日のツアーガイド。
実は、数日前にツアーガイドの試験に受かり、本日が２回目の勤務だそうです。
その割には、迷うことも無く、素晴らしいツアーガイドでした。
英語も完璧です。

見学後、バスに戻る際、碁盤の目のような広場を歩きました。
ガイドさんがゲームの盤に見立てています　との説明がありました。

ベトナムにも囲碁があるのかな？

帰国後、調べると、ベトナムと中国に将棋に似たシャンチー（象棋）というゲームがあるようで、これかも？

次に向かったのが、タムコック。
１２：３０　まずは、船着場のレストランで昼食

ブッフェ付きのツアーです。
ここは、ヤギ肉が名産らしく、ヤギの焼肉もありました。

いよいよタムコック観光です。タムコックは、ベトナム語で「３つの洞窟」という意味で、途中に船は３回鍾乳洞が垂れ下がった真っ暗な洞窟を通過します。
ところで、タムコックは、「陸のハロン湾」とも呼ばれていますが、そのハロン湾は「海の（中国）桂林」と呼ばれているのですが、タムコック＝桂林　とはならないでしょう？？

一つの小船に２名の観光客、そして、漕ぎ手。

ちなみに、漕ぎ手は「手で漕ぐ」のではなく、「足で漕ぎます」
女性でも！！

何故？

スタートはこんな町並みから。

途中、このように写真を撮っています。
観光後、写真を売り込みに来ます。

１０名以上、カメラマンがいましたが、ほとんど男性でした。

観光後、プリントした写真を持って買ってくれと迫ってきます。
かなり高い金額を吹っかけて。
一枚５０ｋドンとか。２５０円です。

最後には、諦めて（記念に買ってもよいかと思っていましたので）、５枚５０Ｋドンで買いました。
売る方もお土産と異なり、プリント済ですので、買ってくれないとゴミと同じでしょう。

洞窟に船が入っていきます。

こんな感じです。

このような中を進みます。

家族連れ。３名乗っています。

またまた洞窟です。

最後の洞窟をくぐると、折り返し点。
数艘の船が寄ってきます。
しつこいモノ売りが寄ってきます。
お土産を買ってくれと！！
漕ぎ手のチップとして買ってくれと！！

何とか無視。

最後にもう一枚

船着場に戻ると、漕ぎ手がチップの要求です。それも、１００Ｋドンと金額を指定して。
負けて５０Ｋドン払いました。２５０円。
一つの旅行記で３回（折り返し点、写真の売り込み、漕ぎ手のチップ）も売り込みやチップの話を書いたのは初めてです。
ベトナム一のしつっこい売り込みは観光気分を台無しにしませんかね？？

ところで、タムコックの入場料が１２０Ｋドン＊２名、ボート１艘１５０Ｋドン。ボート１艘１５０Ｋドンに対してチップの要求１００Ｋドン。
これ何！！

ところで、よく読むと外国人観光客は１艘２名以下となっています。ベトナム人は３名以上でも乗せるのかな？
欧米人は体重があるからかな？

終了後は、サイクリングや街歩き、または、レストランで休憩。
少し、町並みを歩きましたが、特に特徴はなし。

１５：５０集合し、１６：００　ハノイに向け出発

１８時頃ヒルトンホテルに戻りました。

夕食前に、ハノイ大教会を見学ということで、ホテルからホアンキエム湖を経て教会まで夜のハノイを散策

クイズ　この写真、どこで撮られているのでしょう？
路上です。
ホアンキエム湖の北側の旧市街は信号も無く、凄まじい道路事情でしたが、南側には信号があります。
その青信号の際、車が停まっているのを見計らい、横断歩道で写真を撮るのです。

一組だけではありません。
流行なのか、何組もいます。

ハノイ大教会
１８８６年仏教寺院の跡地に建てられた教会。
外壁は黒ずんだ色です。説明では、白と黒の石材を使用しているが、カビと埃で黒ずんだとの事。
ありそうな説明ではありますが、このような色の教会は見た事がない。

夕食は、地球の歩き方に載っていた「ニャーハン・ゴン」。
教会からはタクシーで。

日本人が何組もいたのは驚き。それも旅行者ではなく、駐在者を含めて出張してきたビジネスマン達です。

最初の席は、１Ｆが満席との事で、２Ｆ。
しかし、タバコの臭いが強く、禁煙席への変更を頼んだら１Ｆにしていただけた。このレストランは、雰囲気的に絶対に１Ｆです。

美味しい料理です。

ヒルトンホテルに戻りました。

実は、本日は誕生日。
パスポート、もしくは、ヒルトン会員のデータからか部屋に誕生日ケーキが置かれていました。
さすが、ヒルトンホテル

眠くなってきましたが、ウエルカムドリンクのチケットもありましたので、スポーツ・バーをのぞきました。

明日は、ハノイ市内を少し回り、ベトナム中部フエへ行きます。