ロンドンから路線バスと電車でガーデンめぐり　その④

2015/08/07 - 2015/08/13

この日はハットフィールドハウスの庭を見に行きました。
ハットフィールドハウスは、エリザベス１世が女王になるまで住んでいた屋敷で、1558年、敷地内の１本の大きな樫の木の下で読書をしていた彼女が異母姉のメアリ１世の死去に伴い、家臣に「貴女様はたった今、イングランドの女王となられました。」と告げられた場所があることで知られています。
このハットフィールドハウスはロンドンの北方に４０分ほどの鉄道駅「ハットフィールド」のすぐ目の前に入口があるので、私の路線バスと鉄道でめぐるガーデンの候補地としてまさにうってつけのところでした。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

まずは宿泊していたホテルの最寄りの地下鉄ハマースミス駅のバスターミナルから、キングクロス行きの路線バスに乗りました。終点のキングクロス駅まで、時間はかなりかかりましたが、２階建てバスの２階席最前列に陣取り、ロンドン市内の名所を車窓から見学しつつ楽しみながら行くことができました。

キングクロス駅と言えば、皆様ご存じの「ハリーポッターシリーズ」で、ホグワーツ魔法学校に向かうハリーたちが汽車に乗る９と４分の３ホームがあります。その前に並んでふくろうのヘドウィグを乗せたカートを押す写真を撮ってもらう大勢の子供たちがいました。ハリーポッター人気、もちろん健在ですね。

アクセスよくスムーズにハットフィールドハウスに到着。建物の内部は見学せず、ひたすら庭を散策しました。この日はハウス内では映画かドラマの撮影が行われていたようで、いずれにしても入場はできないようでした。

オールドパレス前のノットガーデン。

自然な感じの花々が咲く先には大きな生垣をくりぬいたような門が。

涼しげな噴水もありました。

家臣に囲まれたエリザベス１世をあらわしたレリーフです。

この門の先にもさらにお庭が広がっています。

重厚な煉瓦の建物とベンチと花々。いかにもイングリッシュガーデンらしい風景です。

おしゃれなギフトショップもありました。