2014/02/18 - 2014/02/24
1243位(同エリア6057件中)
powerbookさん
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- 旅行記15冊
- クチコミ106件
- Q&A回答2件
- 91,084アクセス
- フォロワー3人
マイレージがそろそれ期限切れになるため旅行を計画しましたが、休暇があまり取れないため、大好きなウィーン1都市のみに滞在しました。
今回の旅行でウィーンは8度目ですが、いつ行っても素敵な街です。
・初日:成田発ミュンヘン行きLH715便、ミュンヘンからLH2332便でウィーンへ
・前半3泊:ホテル ダス・チロルで宿泊
・後半3泊:ヒルトン ウィーンで宿泊
・帰路:ウィーンからフランクフルトへLH123便、 フランクフルトから中部空港まで LH736便
しばらく編集を放置していましたが、2017年の旅行と比較するためにも、やっと仕上げました
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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当初は、早朝の成田行きに搭乗する予定でしたが、北海道悪天候で翌日のフライトキャンセルの可能性があったため、急遽前日夜の便で羽田に向かいました。
猛吹雪で、駐機中の機体が揺れるのを初めて経験しました。
ピーク時間帯を過ぎているため、千歳羽田便ながら737でした。 -
当日になって予約サイトから予約した、品川プリンスホテルのメインタワーです。
もっとも安いツインルームの予約でしたが、広いコーナーツインにアップグレードしていただきました。 -
部屋からは、東京タワーや田町車両センターが望めます。
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朝の風景、いい天気です。
ゆっくり電車を眺めていたいけど、早起きして成田に向け、出発です。 -
JRのE259系に乗車したことがなかったので、品川から成田まで成田エクスプレスに乗車しました。利便性だけなら、ホテル始発のリムジンバスでしょう。
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車内です。
個性的だった253系(特に初期型)と比較すると、何の変哲も無い車両です。 -
成田出発までかなり時間があるので、ラウンジに入る前に免税店見物。ヨーロッパのブランド品なら、現地で購入するのも成田の免税店で購入するのもあまり差がないようです。ANAラウンジに向かうとき、本日搭乗するA340-600がスポットに入ってきました。搭乗までの時間、ラウンジで休息です。
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今日は、ルフトハンザLH715便、定刻13:00発でミュンヘン乗り継ぎです。
ボーディングブリッジから、コクピットの様子が良く見えました。
このA340-600、4発エンジンとロングボディ、昔のDC8-60を彷彿とする美しさがあります。現行機種では、一番美しい機体だと思います。
機内も、B777シリーズと較べると機内騒音が大変低く、大好きな機材です。
また、エコノミークラスもA340やA330は横8列で、今や横10列が標準となったボーイング777や787の横9列と比べると、居住性は遙かに高いはずです。 -
さて、お楽しみの食事の始まりです。
前菜は海老のポーチとサラダ、ドイツの航空会社だけあり、前菜だけでも結構なボリュームです。
シャンパーニュは大手量産品のジャカールです。
もう少しグレード上げて欲しいところです。
保管していたメニューカードを読み返したら、洋食、和食とも、ペニンシュラ東京のオーストラリア人と日本人料理長2名によるメニューだそうです。
2017年冬に搭乗した、スイスインターのミクニ印より、遥かに満足できた料理でした。 -
メインは大きなテンダーロインのソテーに大量のポテトダンプリング(味のついたマッシュポテト)、機内食はドイツモード全開、フォアグラ養成フライトです。味も美味しかったと記憶しています。
ルフトハンザCクラスの機内食、搭乗する度に美味しくなっています。
白ワインは、ドイツのリースリングと、オーストリアのグリュナーフェルトリーナという、私好みのリストでした。 -
今は1皿づつサービスするレストランスタイルに変わっていますが、この当時は大型ワゴンで一気呵成にサービスしていました。
とても合理的スタイルで、Cクラスでもあっと言う間にサービス完了です。
ルフトハンザの客室乗務員組合が、手間のかかるレストランスタイルの移行に、よく同意したものです。 -
ヨメのデザート、チーズセレクションです。
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凍てついたロシアの大地です。
ロシアの大地を眺めていると、高度10000mからでも人の手が加えられた人工的な地形の造形が判別できたり、自然が造りだした面白い地形に出会うときがあるので、外を眺めていても退屈しません。 -
機体ですが、搭乗したちょっと後に、フルフラットシートに更新されましたが、この時はまだライフラットシートでした。
食事のあとは、しばらくの間お休みモードです。
途中、サンドウィッチやおにぎりなどを持ってCAさんが巡回したり、ギャレーにもスナック類や飲み物が置いてあります。(熟睡していただきませんでしたが)
到着2時間くらい前になり、2度目の食事が始まりました。前菜はイカのマリネサラダです。 -
メインです。私が選んだのレモン風味のペンネパスタ。軽食といいながら、結構な量です。
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ミュンヘンで降機する際、新型シートになったFクラスを撮影しました。
中東のゴージャスキャビンとは対極の、機能美が際立つインテリアです。
因みにこのフライトは2クラスで、Fキャビンは開放されていませんでした。 -
私の一番好きな空港、ミュンヘン空港のT1とT2の間に広がる広場です。
この空間では、季節に応じて色々なイベントが行われています。
かつてアウディの大規模な新車発表会に出くわしたこともありますが、今回は何も開催されていませんでした。 -
飛行機のようなのは、ソーセージの屋台。その後ろは、空港内とは思えないような大型スーパーです。帰路ミュンヘン経由で帰国する前の買い物に、最高の場所です。
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フランクフルト経由も可能だったのですが、ミュンヘン乗り継ぎを選んだ理由、それはこのビアホール「エアブロイ」で美味しいビールを飲むためです。
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店内に醸造設備があり、出来立ての美味しいビールを飲むことができます。
店内は結構な広さがあり、いつも大勢のビール好きや家族連れで賑わっていて、大きなスーツケースがある以外、市中のビアホールと何ら変わりありません。 -
ビールだけでなく、料理も美味しく、本格的なバイエルン料理をリーズナブルなお値段で楽しむことができます。
添え物、大きなイモの団子です。 -
私がここでいつも注文するビールは、小麦麦芽を使用した華やかな香りが特徴の、ヴァイスビアです。
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ウィーン行きLH2332便、定刻19:15発に搭乗です。
Cクラスは確保できませんでしたが、シートは同じだし、お腹もビアホールでいっぱいだし、Yクラスでも問題ありません。
因みに夕方から夜にかけ、シェンゲン域内路線用のラウンジ、超満員になります。
席がなく、ソーセージ片手に立ち飲みしている人やらで、新橋ガード下みたいになります。 -
機材は、エンブラエルE195、2016年秋に、まとまった機数がF100やF70の更新用として、子会社となったオーストリア航空に移籍しています。
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前半3泊するホテル、ダス チロルという、小さいながら素敵なホテルです。
スモールラクシャリーホテルグループに加盟しています。
場所はマリア ヒルファー通りに面し、地下鉄ミュージアムクォーター駅近くです。
空港からホテルまでは、オーストリア航空のRed Cab サービスを利用しました。
車両は、基本的にはベンツEクラスですが、3名以上だとワーゲンの大型ワンボックスになったりします。俗にいうリムジサービスで、タクシーとほぼ変わらぬお値段で、ゆったりホテルまで行くことができます。ネットの事前決済ですが、ドライバーへのチップは忘れずに! -
部屋は、コーナーツインで、文字どおり三角形の広い部屋です。
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部屋のバルコニーから撮影した、夜のマリアヒルファー通りです。
ウィーン屈指のショッピングストリートですが、大型店やゲームセンターなどが集中している地区から離れているため、意外と静かです。 -
翌朝、朝食会場のこじんまりとしたレストランです。
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料理は思いのほか多彩で、注文すれば好みの卵料理も厨房で作ってくれます。
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種類だけでなく、大変満足できるお味でした。
初めて利用するホテルでしたが、選んで大正解でした。 -
早速市内観光、まずはシュテファン寺院、有料エレベーターで屋根の上でます。
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この屋根は、第二次大戦でほとんどが焼け落ち、終戦後にウィーン市内で真っ先に復興されました。
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教会内部、色々な教会に所縁ある人が隠れています。
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とあるビルから撮影した、国立歌劇場です。
上にあるテント、子どものためのオペラを上演するスペースでしたが、文化財としての建築物保護の観点から、現在は撤去されています。 -
ここはカールスプラッツにある、ウィーン市立博物館の内部です。
ウィーンの歴史がよく分かる展示ですが、優れた絵画が展示されていることは、意外と知られていません。 -
クリムトの名作が展示されています。
クリムトが一番長く関係があった女性、「エミーリエ フレーゲの肖像」です。 -
ウィーンの成り立ちや歴史を知るには、最高の施設です。
収蔵物は素晴らしいのですが、建物は1970年代的な実用的建築物で、絵にならないのも、観光施設としての今一つ人気が出ない理由かも。
でも、ウィーン好き必見の聖地です。 -
若きマリアテレジアと、最愛の夫
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他にも、クリムトの名作が展示されています。名作が多数展示されているのに、いつも空いてます。団体客はまず来ません。そのかわり、課外授業の小学生が良く来ています。
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カールス教会です。左右の塔と、中央のドームが特徴的な、バロック建築の美しい教会です。
手前の数段下がったところ、夏季は池になるはずです。 -
内部ですが、修復作業が続いています。
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修復作業の終わった天井のフレスコ画です。
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下から見上げると、細部はほとんど見分けることができませんが、至近から見ても関心するほど、細密に描き込まれています。
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見事と言うしかない、美しい祭壇です。
ここも、ウィーン中心部にあるにもかかわらず、あまり観光客は見かけません。ウィーン必見ポイントです。 -
長期間にわたり修復作業が進められており、左側は、作業用エレベーターですが、見学者も利用することができ、途中から仮設階段でドーム頂上まで上がれます。
このエレベーターに乗るのも、2度目です。
今回調べたら、修復作業が終了しても、修復作業の寄付集め目的のため、しばらく解体しないそうです。 -
観劇前の早やめの夕食のため、リンクシュトラーセに沿って、名所の夜景見学をしながら夕食に向かいます。
ここは国会議事堂、議事堂に権威を求めるのは何処の国でも同じ、此方はギリシャ様式です。 -
今夜の観劇は、ここブルク劇場です。
正面に張り出した半円型の客席部分が特徴の、国立歌劇場に次いで有名な劇場建築です。
演劇が主目的ですが、ジャスコンサートや朗読会など、多用途に利用されています。 -
ブルク劇場の向かいにあるのは、市庁舎です。
時計塔を中央に、シンメトリーな建築様式で、ライトアップされて、美しきが更に際立ちます。
市庁舎前広場は、年末まではウィーン最大のクリスマス市(ただし観光客が多いですが)、1月からはスケートリンクになり、家族連れで賑わっています。 -
今夜の夕食は、ここ、カフェ ラントマンです。
カフェを名乗っていますが、食事が充実している老舗の高級カフェです。 -
入口の両側は、テラスのようなガラス張りの部屋になっています。
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料理がとても美味しく、ウィーン名物のシュニッツェルは最高です。
予約なしで、混んでいた時間帯だったため、残念ながら狭い席しかありませでした。席が空いていれば、食事ですと言えば、広めの席に案内してくれます。 -
店内の様子です。夜はピアノ演奏も入り、雰囲気の良いお店です。
レストランよりは気楽に入れ、洒落た夕食には最高のお店です。
品の良さそうなご高齢のご婦人2人連れや、お洒落して来た家族連れなど、地元の方が多く、アジアの夫婦はちょっと場違いな感じもありますが、許してください。 -
今夜は、ブルク劇場で観劇です。
今夜の演目は「スズメとヒバリ」、昔の洋楽好きの人なら、ニヤリとする題目かもしれませんが、デートリッヒとピアフの2人が主役の音楽劇です。
ドイツ語劇で、オペラのように字幕もありませんが、音楽主役なので、ストーリーも良くわかります。二人の人気舞台女優の歌も素晴らしく、旅行初日から大満足です。
ちなみに、3年後のウィーン再訪の際に調べたら、今でも毎月のように上演されている、人気プログラムになっています。出来たら、もう一度鑑賞したいステージです。 -
客席監視のおばちゃんがカメラに厳しく、カーテンコールの写真も断念しました。
ここは、客席に沿って続く廊下です。 -
第二次大戦で破壊され、戦後早くに再興されたのですが、廊下や次の階段室は、建設当時のままに美しく復元されています。
客席は、予算不足だったのか、装飾のない実用的内装になってます。 -
有名な階段室です。クリムトも、天井画の一部を描いています。
この時は、ゆっくり鑑賞できなかったので、2017年冬に訪問した時、館内見学ツアーに参加して、堪能しました。 -
翌朝、シェーンブルン宮殿に行く前に、明治時代に国際結婚でウィーンの貴族に嫁入りした、青山ミツの墓参です。
彼女の波乱の生涯は、吉永小百合主演で、NHKでドラマ化されています。 -
彼女が眠る、グーテンホフカレルギー家の墓です。
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ここヒーツィング墓地は、ウィーンでもかつての上流階級の墓が多いそうで、立派なお墓が並んでいて、あまり怖い雰囲気はありません。
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シェーンブルン宮殿の上にある、自然公園の中を歩いて向かいます。柵の中には、クジャクが放し飼いになっていて、カメラを向けると、こちらを睨みつけます。
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リスも住んでいて、柵の隙間から出てきたリスに、ホテルの朝ごはんにあったシリアルをプレゼント。口先が明るくなっているのは、ストロボが発光したためです。
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道をまっすぐ進むと、グロリエッテの横に当たります。中央部分はカフェです。
カフェの地階にトイレがありますが、あくまでカフェ利用者のためです。
カフェは何度か利用したことがありますが、宮殿を見下ろす最高のシチュエーションで、ちょっと高級な雰囲気です。 -
奥に見えるのは、ウィーンの森と呼ばれる地域の麓で、中央の山の上にある白い建物、かつての貴族の宮殿を改装したホテル、以前一度泊まったことがあります。
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池に映るグロリエッテです。
この年の冬は、現地の人も驚く暖冬でしたが、2017年は、ヨーロッパ全域が厳しい寒波に見舞われ、この池もガチガチに凍っていました。 -
この日は宮殿が綺麗に見通せました。ちなみに、写真右奥の教会は、シュテファン寺院ではありません。
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この位置からの写真、冬以外は滝のように流れ落ちる水で、こう良く見通せません。
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庭園は、10月になると花が抜かれ、味気ない景色になってしまいます。
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ウィーンフィルのシェーンブルン夏のコンサートで、良く使われるカメラアングルです。
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丘の上の建物、シュロス ヴィルヘルミーネンベルク、現在は4つ星ホテルになっています。地下鉄U4の終点、ヒュッテルドルフからバスが夜遅くまで走っています。
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シェーンブルン宮殿からウィーン中心部へ戻ってきました。
ウィーンで一番のショッピング街、グラーベン通りの、ペスト記念柱です。 -
いつも観光客で賑わう、王宮前です。
王宮は、観光施設としてだけではなく、政府機関が庁舎として利用している、現役の建築物です。 -
ノイアーマルクト広場にある、ドンナーの泉です。左に見えるのは、ハプスブルク家一族の棺が保管されている、カプツィーナ教会です。名前は教会ですが、実態は墓所です。
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国立歌劇場とシュテファン寺院を結ぶメインストリート、ケルントナー通りです。
右にあるのは、ファッション専門のデパート、ペック&クロッペンブルクのウィーンで一番大きな店舗です。この数年前に、幾つか店舗を地上げ?して、大きなビルを新築しました。
いろいろな有名ブランドの服を見て回れるので、お勧めのお店です。 -
午後は、ヨーロッパ専門のランドオペレーター、ミキツーリストが催行している、現地ツアーに参加です。写真は市内を出たところで見かけた、美しい水道塔です。
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まずは、リヒテンシュタイン城の外観を見学です。
リヒテンシュタイン公国を治めるリヒテンシュタイン一族の先祖は、ハプスブルク家の重臣で、今もこの城のほか市内に宮殿を保有し、市内のフランツ・ヨーゼフ駅付近にリヒテンシュタイン美術館を開設しています。 -
下の基礎部分は築城当時のものですが、建物は18世紀に再興されたものです。
城の周りは広い公園のようになっていて、ウィーン市民憩いの場になっているようです。 -
古い城郭の廃墟となった一部が、今も残っています。
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今回のツアーは、ウィーンに来てから、カード会社のウィーンデスクを通じて予約しました。
私たちのほか、関西からいらした女性2名、それにドライバーとウィーン大学で日本語を学んだという、ガイドのモニカさんです。
女性2名とは、偶然にも帰路のフランクフルト行き機内やフランクフルトのラウンジで一緒になりました。 -
これから、ヨーロッパ最大の地底湖、ゼーグロッテの見学です。
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今回の見どころ、ヨーロッパ最大の地底湖ゼーグロッテです。かつて石灰岩採掘鉱山だったのですが、地下水脈をぶち抜いてしまい水没したという、来歴のハッキリしている地底湖です。
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アルカリ成分が強いせいか、水が青く透き通り、大変綺麗です。
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水没を免れた広いスペースは、大戦中ナチスの秘密工場として利用されていました。
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この舟は、ハリウッド映画のロケで使用されたものです。
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地上から、地下に通じるトンネルです。
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今見学してきた地底湖の、断面図です。
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シューベルトがしばしば滞在したというホテルです。ここの庭の菩提樹から、「菩提樹」の着想を得たそうです。
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ハイリゲンクロイツ修道院と教会です。
修道院は、外観の見学のみです。 -
中央が教会、左右に全く異なる建築様式の修道院という、ユニークな造りです。
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教会の祭壇です。
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この建物の1階がカフェやショップになっています。ショップには、修道院謹製のワインもあり、惹かれましたが、荷物になるので断念。
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たしか2種類から選べたケーキとコーヒーは、ツアーの代金に含まれています。
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最後の訪問地、マイヤーリンクに到着しました。
ウィーンから1時間も離れていないのに思いっきり田舎です。
路線バスで来る事も可能ですが、本数が限られていて、現実的ではありません。
4時間弱のミニツアーですが、効率的に回れるので、非常に便利でお得です。
今も通年催行されています。 -
マイヤーリンク礼拝堂です。かつてはハプスブルク家の狩猟の館でしたが、心中事件の後、修道院となって今に至るそうです。
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礼拝堂の中です。
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礼拝堂横の1室が、エリーザベトの息子ルドルフ皇太子とマリー・ヴェツェラが心中した、マイヤーリンク事件の展示室になっています。
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彼女の柩です。
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ハプスブルク家の狩猟の館当時、すなわち心中事件当時の室内の様子が再現されています。
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自称「ハプスブルク家研究家」のヨメは、資料を1枚1枚喰いいるように見ていました。
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写っている女性は、ガイドのモニカさんです。
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2人の死には、当時からいろいろな説があり、真実は闇の中です。映画の題材にもなっています。
何れにしても、ハプスブルク家の凋落を印象づける事件です。 -
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充実したツアーも終わり、出発地のアルベルティーナ広場前に戻ってきました。
こういうツアーに参加するのはウィーンで初めてでしたが、モニカさんのガイドも大変わかり易く、なかなか個人では周りにくい場所ばかりでしたので、ウィーン好きには、ありがたいツアーです。 -
夜は、私は楽友協会でコンサート、ヨメは国立歌劇場でバレエがあるので、早めの夕食です。
場所は、アルベルティーナ宮殿の地階にある、アウグスティーナケラーです。
市内では歴史あるのワインケラーで、以前来た時に、ワインの種類が豊富で、食事も美味しかった記憶があり、ここにしました。
店内は、大変趣があります。 -
ヨメは、長~いソーセージです。
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私は、ドイツ料理の定番、豚スネ肉のローストです。左は、付け合せのザワークラウトの山!
ただし、お味の方は、作り置きを温めたような感じで、ジューシーさがありません。
開店早々でしたからね、メニューの選択を誤りました。 -
今夜は、ウエザーメスト指揮、ウィーンフィルのコンサートです。楽友協会では何度も聴いていますが、ウィーンフィルは今回が初めて。おまけに指揮は大好きなウエザーメスト。実はこの直前に国立歌劇場総監督の辞任を発表したばかり。
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定期演奏会は、発売される席数に限りがあり、席は最後まで確保できなかったので、初めての立ち見席です。
立っていては疲れるので、後ろの壁を背にして、体育座りです。
ロシア人?か、高校生位の団体もいて、大混雑。
音楽なんか興味もないようで、私語が目立ち、しまいには女の子が倒れるはで、あまりいい環境ではありませんでした。 -
それでも、ステージは見えないものの、座って音楽に集中することができました。
曲目は、モーツァルト交響曲第28番、オーストリアの現代作曲家 ヨハネス マリア スタウトという(男性)のよくわからない曲、そしてブルックナーの交響曲第6番という曲目。有名な曲目ばかりが並ぶ、日本公演とは違います。
演奏は素晴らしく、ウィーンフィルの力の入った演奏を堪能しました。
楽友協会のグローサーザールで聴くウィーンフィル、やはり他のオーケストラとは音色が違います。音の厚み、芳醇という言葉が相応しい音色です。 -
ここからは、ヨメがバレエ 「眠れる森の美女」を見た、国立歌劇場の写真です。
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一番豪華かもしれない、階段室です。この部分は、空襲被害が少なかった場所で、建築当時のオリジナルの部分が一番残っている部分です。
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国立歌劇場管弦楽団の団員から、ウィーンフィルのメンバーを選出しているのに、同じ日同じ時に2箇所で演奏できるのか?
実は団員の数は2ステージ分以上はいて、足りなければ、OBやトラ(エキストラ)を呼ぶから、これに海外公演いれても、全く問題ないんです。 -
ウィーン市内最大、かつ豪華な劇場です。
中央の人が大勢いる場所は、立ち見席。
その上が最高カテゴリーの場所で、ここのボックス専用のクロークもあります。 -
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ヨメはバレエの大ファンなのですが、私は全く関心なし。
かつて、ここで一度だけ、バレエくるみ割り人形を鑑賞した事があります。
今回も大変素晴らしい舞台で、世界屈指のバレエを堪能したそうです。 -
朝のマリアヒルファー通りです。
このホテルは、今日でチェックアウトです。 -
今日は、ウィーンの隣国、スロバキアの首都、ブラチスラヴァへ日帰り観光です。
隣国といっても、電車で1時間弱、元々は同じ国の関係です。
この駅はウィーン中央駅、この時は部分開業で、ホームが3面ほど稼働し、近郊路線が運行する程度で、駅施設はほとんど仮設の状態です。
3年後の2017年冬に再訪しましたが、かつての鄙びたウィーン南駅の面影は全くありませんでした。 -
この電車に乗っていきます。
ブラチスラヴァまでの往復切符とブラチスラヴァ市内交通機関の1日フリー切符が一緒になっコンビチケット、ブラチスラヴァチケットを利用しました。
窓口に並ばなくとも、券売機で購入できます。
駅に行ったら、BratisLover と、言葉アソビしているパンフレットがあります。 -
車内です。
ブラチスラヴァにはウィーンへ通じる駅が2つあり、時間も距離もほとんど変わりありません。ウィーン中央駅からは、交互に発車しています。 -
着いたのが、ドナウ川対岸のペトルジャルカ駅、結構大きな駅なのですが、ほとんど人の気配がなく、一瞬不安になります。
殺風景な建物だけ見たら、ロシアの地方都市といっても、100%信用してしまうような風情。
駅前のバス乗り場から、市内中心部に向かいます。 -
旧市街地の入り口、バスターミナルからも近い、聖マルティン教会です。
マリアテレジアもここに戴冠式のため訪れている由緒ある教会です。 -
中心部へ向かう石畳です。
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有名スポット?チュルミ像です。
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モデルは誰なんでしょうね?
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国立歌劇場です。
ラ・ボエームの上演中なんでしょうか。 -
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たしか、市庁舎のはずです。
街の中心部の広場に面してあります。 -
旧市庁舎です。
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青の教会です。
旧市街地と新市街地の境になっている路面電車の走る幹線道路から、1キロほど住宅街に入ったところにあります。 -
中には入れませんでしたが、鉄柵の間から撮影しました。
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オーストリアもヴァッハウ渓谷の街、デュルンシュタインに青い教会がありますが、絵になりますね。
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ドナウ川です。かなりの川幅があります。観光船のほか、物流でも重要な河川です。
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スロバキアに来たんですから、有名なトカイワインを買いにきました。
旧市街地にある、品揃えの豊富そうなお店に入りました。 -
お土産にふさわしい、凝った作りのボトルのワインがたくさんあり、選択に迷いましたが、1本お買い上げ~
2017年夏になっても、抜栓するのがもったいなくて、未だそのままです。 -
食事をしに、旧市街地を抜けてガイドブックで見たビアホールを目指します。
初めての街でお店に迷ったら、ビアホールかワインケラーを選んだら、まず失敗はしません。
旧市街地にも沢山のレストランがありますが、いかにも観光客狙いが見え見えで、チョット引いてしまいます。 -
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途中、大統領官邸にいきあたりました。
旧東欧圏にしては、こじんまりとした建物です。 -
衛兵が立番していました。
交代式なんてするのかな? -
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旧共産圏の匂いプンプンのトロリーバスです。
ちなみに日本では、法律上はバスというより、電車の部類に入ります。 -
大統領官邸前の大きな交差点から、これから向かうブラチスラヴァ城が見えます。
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遅い昼食をいただく、ビアホールです。店内で、ビールを醸造しています。
クラウンプラザホテルの裏側にあります。 -
メニューです。
古くてボロボロ、ではなくアンティーク調にしています。
普通のビールなら、300mlで何と、1.2ユーロです。 -
メニューは豊富で、スロバキアの郷土料理もあります。
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ヨメが注文したのは、アメリカ的メニューのベイビーリブ、これが非常に美味、札幌にもこの料理をウリにしているアメリカの店がありますが、全く問題になりません。
これとビールのために、もう一度ブラチスラヴァへ行ってもいいくらいです。 -
城へ向かう途中、城壁跡がありました。
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ブラチスラヴァ城の下にあるトンネルをくぐるトラムです。旧東欧圏時代最後の頃の電車でしょうか。
ブラチスラヴァを訪れた時は、かなり古いトラムも走っていました。
古い電車は、電子部品が使われていないので、意外に長持ちします。
かえって、最新技術の電子部品満載だと、その部品が枯渇して修理不能になり、早くリタイアなんてことも日本では起きています。 -
お城の案内板です。
何箇所か、城内敷地への入り口があります。 -
独特の形状から、逆さにしたテーブルなんて言われています。
それにしても、随分とキレイです。 -
長い坂を登り、入り口の門にやってきました。
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城から見るドナウ川です。
高い塔のある橋を朝バスで渡ってきました。
塔の上は展望台になっています。UFOタワーと呼ばれているそうです。
塔は、斜張橋の塔ですが、随分と片側に寄ってますね。 -
入場券を買って中に入ります。
写真を撮りたい場合は、Camera Feeを追加で支払います。
旧東欧圏のお城に多い、料金システムです。 -
中は思い切り修復されていて、新築のお城にいるみたいな感じです。シシイとフランツヨーゼフの肖像画があったけど、この城に滞在した事あるのかな?
中は博物館というか、美術館のようになっていますが、正直言って、あまり見るべきモノはありません。 -
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遠くから見上げているのが一番のお城でした。
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バスに乗って中央駅に向かいます。
実は、ここで大失敗。首都の中央駅だから、いろいろとショップがあるだろう思い、そこで『実用的』なトカイワインを買おうと思っていたのですが、駅には小さな売店が1つあるだけで、ワインなんてありません。思い込みはいけませんね。 -
駅前には、トラムやトロリーバスが、次々にやって来ます。
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スロバキア国鉄の電気機関車です。
なかなか味のあるデザインです。
昔ながらの古くて小さい客車も、未だ現役で頑張っていました。 -
私たちが乗るのは、こちらの方。オーストリア国鉄の機関車です。
ウィーン中央駅まで行かず、途中で延伸になった地下鉄U2に乗り換えて、ウィーン市内に戻りました。
ブラチスラヴァ、観光には1日あればいいかな、という感じでした。
ウィーン空港からもバスが出ていますので、ウィーン観光の初日や最終日に立ち寄るのも、いいかもしれません。 -
今夜から後半の3泊は、ヒルトンです。
ヒルトンはウィーンに3件ありますが、昔からあるミッテ駅前の方です。
大型のアメリカンタイプで、アメリカの団体さんが良く利用するホテルです。 -
広いコーナーツインをホテルのサイトから予約しました。このホテルに泊まるのは、今回で2度目。前回は朝食があまり美味しくなかったし、カフェで朝食を食べたかったので、今回は素泊りです。
前回泊まった時は、建物の躯体のみ残す全面リノベーションの直後でしたが、それから結構な年月が過ぎ、部分的に傷みも出てきました。 -
翌朝、ミッテ駅の並びにある、カフェコンディトライ オーバーラーで朝食です。
品数で何種類かメニューがありますので、お腹の減り具合に合わせて、メニューが選べます。 -
オーバーラーのケーキケースです。
甘さ控えめのケーキは、地元の人に大人気です。
市内に何件かありますが、美術史美術館裏手のお店は閉店になっていました。
ケーキだけじゃなくて、チョコレートもリーズナブルで美味、それからクリスマス前限定のシュトーレンは絶品です。 -
右がホテル、左手がオーバーラーです。
早朝には、フィアカーが蹄の音を響かせながら、駅前のこの道を出勤していきます。 -
これから、朝のリンクシュトラーセを通って美術史美術館に向かいます。
朝の国会議事堂です。 -
左右対称の大きな建物、こちらは自然史博物館の方です。
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マリネテレジアの大きな像、子ども時代のモーツァルトは、後付けだとか。
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左側は外壁の洗浄が終わり、石材そのものの色が出ています。2017年に再訪した時には、洗浄作業は全て完了していました。
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美術館内部でも、硬貨や彫刻を展示するスペースは、あまり人の気配がありません。
館内を「探検」するだけでも面白いです。 -
館内、写真撮影が許されています。ただし、ストロボは厳禁です。
当然ですが、他の鑑賞者の邪魔にならないよう、タイミングを見計らって撮影する心遣いが必要です。
この美術館でも重要な作品、ブリューゲルの最高傑作、「バベルの塔」。 -
名画をしばし、ご鑑賞ください。
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この美術館の至宝、フェルメールの「絵画芸術の寓意」ですが、なぜか展示室に立ち入る事ができませんした。
この絵、何度見ても見飽きる事がありません。 -
1階部分は、ギリシャ・ローマ…エジプト時代の彫刻が展示されています。
絵画展示室とは違い、殆ど人がいません。 -
中央にある、カフェです。
以前はゲルストナーが運営していましたが、今は別の企業に変わっています。
ゲルストナー時代の方が店内の雰囲気が良かったし、肝心のケーキも美味しかった気がします。
数年前に訪れた時、偶然にも運営会社変更に伴う改修作業にぶつかった経験があります。 -
飲み物を作るコーナー、ここは昔から変わっていません。
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何だカンダ言いながら、しっかりケーキ注文してます。2人で3個注文、食べ過ぎです。
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この美術館、建築物もすばらしい芸術品です・
これは、建物中央の天井まで続く吹き抜けです。 -
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正面の部屋は、企画展を開催する部屋です。
ウィーン旅行の度に訪問していますが、何度来ても見飽きる事など、決してありません。
この美術史美術館を見るためだけに、ウィーンを訪問する価値があります。 -
次の目的地への移動中、軽食のお店で飼い主を待つ犬と目があってしまいました。
オーストリアの犬は、躾が非常に行き届いていて、カフェやレストラン、乗り物の中では、飼い主の足許で大人しく伏せたり、お座りしています。 -
ベルベデーレ宮殿の上宮と下宮の間をつなぐ庭園です。
なだらかな斜面になっていて、初夏から初秋にかけては花で美しいのですが、コンサートが夏休みシーズンになる夏には、1度しか訪問したことがありません。 -
上宮から下宮の眺めです。
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上宮は美術館となっていて、クリムト、エゴン・シーレ、ココシュカの名作の数々が展示されています。数年前から収蔵品の写真撮影は禁止となっています。
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中央駅側から見た、上宮の正面です。
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今夜は、フォルクスオパーでオペラ鑑賞です。
国立歌劇場より格下に見られがちですが、国立歌劇場の観光地化が止まらない今、観客の質はこちらの方が明らかに高く、それに比例してか、演奏や歌のレベルも高くなっています。 -
今日は、超有名でオペラ初心者にも理解しやすい、ビゼーの「カルメン」です。
オペラは、ストーリーなど無理があったり、破綻しているのがほとんどなので、歌詞の意味が理解できなくても、充分楽しめます。
実は、ここでカルメンを鑑賞するのは、今回が2度目です。
開演前のオーケストラピットを撮影してみました。 -
カーテンコールです。
今回は現代的な舞台美術や演出で、正直前回の方がレベルは上でした。 -
それでも、日本では考えられないチケット金額で、本番で高水準のオペラを楽しめるのですから、ウィーンを訪問したら、国立歌劇場ばかりでなく、こちらの歌劇場にも注目してください。
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左角が、今回泊まった部屋の位置です。
昔は、ヒルトンの1階が空港行きバスの待合室になっていて、当時から観光客相手の店が多くありました。 -
翌朝、市立公園と地下鉄U4の間を流れるウィーン川沿いに散策し、シュタッドパーク駅まで歩きました。
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有名なヨハンシュトラウス像、某アジア超大国御一行の皆様、よじ登ってツーショットしておりました。
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昔からある地下鉄車両です。
新型は、顔付きがワルくなってます。 -
ウィーン初日に次いで、2度目のシェーンブルン宮殿です。
今日も、丘の上を散策してグロリエッテに向かいます。
また、リスさんに会いました。 -
今朝も快晴です。
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今日の朝ごはんは、グロリエッテでいただきます。
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以外にも、地元の人の比率が高いのです。
この日は日曜日で、ブッフェがある日です。
ちょっとオシャレした家族などで賑わっていました。
私たちは普通のモーニングセットをいただきましが、ブッフェテーブルをチラッと見たところ、ホテルの朝食のブッフェをちょっと豪華にしたような感じでした。 -
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外だけでなく、中も彫刻で溢れています。
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この角度から見るグロリエッテ、威風堂々としています。
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今回は、宮殿側には降りず、グロリエッテの横を真っ直ぐ進み、メイドリング駅まで歩いて行きました。ここからトラムに乗って市内に戻ったのですが、来た電車はバーデン鉄道の電車でした。
ウィーン市内区域でしたら、他の電車と同一の切符やフリー切符で乗車できます。 -
また、王宮地区に戻って来ました。ヨメは、シシィミュージアムの見学です。
私は、一度行ったら、それで充分です。
待っている間、私は王宮地区で写真撮影です。 -
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2本の足だけで、バランスしてます。
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フィアカー、やはり白馬の方が絵になります。
かつて、一度だけヨメとその両親の4人で乗った事があります。 -
ランチタイム、今回初めて、有名なカフェ ツェントラルに入りました。
超有名店だけあり、観光客でシーズンオフでも混んでいます。 -
昼から、ワインもいただきます。
オーストリア代表する品種、グリュナーフェルトリーナです。
オーストリアワイン、日本ではあまり有名ではありませんが、それには理由があります。今から40年程前に、ワインの糖度不足を補うため、不凍液の成分であるジエチレングリコールが多くの製造者で混入されるという大事件があり、しばらく日本から完全に消えてなくなりました。
現在ではその事件の教訓から、政府により品質は厳しく管理されていて、安心して美味しいワインが飲めます。 -
店内の有名な絵です。
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ケーキの並んだ、ショーケースです。
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ここの店は、ウィーンでも一番規模が大きくキレイなパッサージュの一角、歴史的建築物の中にあります。
このカフェを訪れたら、是非パッサージュも歩いて見てください。 -
かつて、このカフェを書斎かわりにしていた作家の、当時の姿を再現した像です。
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食事の後、ケーキとコーヒーもいただきました。
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お味の方は、ごく普通かな。
超有名店だけあり、観光客で溢れ、余り落ち着いた雰囲気ではありません。
一度来たらいいかな。 -
夜のコンサートまで時間があったので、トラムに乗って、プラーターに行って来ました。
映画で有名になった、時代モノの観覧車は以前乗っているので、今回はパスです。 -
日曜日ですが、冬のためか余り人はいません。
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これから、今回の旅行2回目のコンサートです。
楽友協会で、トーンキュンストラーオーケストラの定期公演です。楽友協会では毎月1回、日曜午後に演奏会を開催していますが、楽友協会主催ではなく、あくまで貸しホールとしての演奏会です。 -
有名オーケストラではありませんが、8割程は入っていました。次のシーズンから、首席指揮者に日本人指揮者が指名され、日本のマスコミなどは得意のヨイショで「ウィーンの一流オーケストラ」などと紹介していますが、残念ながらオーストリアでの実力評価は決して高くなく、ザンクトペルテンというウィーンから100㎞程離れた地方のオーケストラという位置付けです。
ですから、ウィーンのオーケストラという紹介には無理があり、例えて云えば、成田市を東京というような感じです。 -
曲は、ラフマニノフのピアノコンチェルト1番、ドボルザークの交響曲第8番など。
写真は何をしているかというと、グランドピアノの組み立てているところです。
古いホールのためピアノ用迫りがなく、ステージも狭く押して出せないので、ピアノ本体を横に立ててステージに出し、大人数で脚と合体させます。
何とも大変な作業ですが、ピアノのアクションに悪影響はないんでしょうかね? -
演奏は満足できるものでしたが、正直ウィーンフィルハーモニーと比較すると・・・比較できません。弦の音が違いすぎます。
今回、この時のプログラムをネットで検索したら、同一プログラムで、場所を変えて4日連続のステージ、皆さん大変ですね。 -
コンサートが終わったら、すっかり真っ暗になっています。
建物の美しい姿は昔から変わりませんが、長期間の工事で地下を掘り下げ、小ホールなどが新たに作られています。
また、この中にはブラームスザールという、内装も音質も非常に美しい、室内楽ホールもあります -
夕食は、日曜日のためか事前に予定していたオーストリア料理のお店が早仕舞いしていたので、チロル料理のお店に予定変更です。
ステーキの上に揚げたオニオンを山盛りにした、オーストリア伝統の料理です。
どの料理も、ボリューム満点です。 -
店内は田舎の雰囲気満点です。
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大きなワイン樽を模した小部屋です。
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夜のホテル前、左は先日朝ごはんをいただいた、オーバーラーです。
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日本に帰る朝になりました。
その前に市立公園内を散策、ショパン像です。
残念ながら、ヨハンシュトラウス像ほど有名ではありません。 -
部屋から撮影した風景です。
右端の黒っぽい建物は、新しく建て替わったミッテ駅、正面の建物の左側が、カフェコンディトライ オーバーラー です。
ホテル近くの大手チョコレートメーカー「ヘンデル」の直営店で、ハネモノのチョコレートを安く購入したのですが、2017年冬に訪問したら、ジュエリー店に変わっていました。 -
ミッテ駅のシティエアターミナルでチェックインし、空港直行列車で空港に向かいました。
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オーストリア航空の、復刻塗装です。この頃から、ヨーロッパの航空会社では、復刻塗装がブームになってます。
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ウィーン10:40発、フランクフルト行きLH1235便です。
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右側機窓に、シェーンブルン宮殿の広大な敷地が見えました。
現地6泊と短い旅でしたが、ほぼウィーン1都市の滞在でしたので、ゆったりとした旅行になりました。 -
朝食は、ランプ肉のボイルにパンプキンサラダ。カボチャは冬の料理なんですね。
朝から3種のチーズ、デザートは、ラズベリーとルバーブのコンポートにバニラクリーム添えです。 -
フランクフルトでは、2時間弱の乗り継ぎ時間、一旦制限区域から出て、何軒かお店巡りして、すぐに出国です。
フランクフルト空港、入国はいろいろ厄介ですが、出国は全く問題なしです。
パタパタ式表示板が今も現役で残っています。
表示が変わる時に、「バサバサ」と大きな音がして、何度見ても見飽きません。 -
ずっと大規模な増設工事をしていた、Zゲートを初めて利用しました。
Zゲートのビジネスクラス用ラウンジです。
新しいだけあり、広くてゆったりしています。
ビールサーバーからビールを注ぎ、束の間のドイツにお別れです。 -
関空行きの747-400、この3年後にお世話になります。
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中部空港行きLH736便、定刻14:05発のA340-300です。
ヨーロッパともお別れです。 -
上昇を終えたところで、食事の始まりです。前菜は、仔牛肉のボイルに、野菜とベルギー産チーズです。ワインリストは、往路と同じです。本場のライ麦パンとも、お別れです。
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メインは、テンダーロインステーキ、赤ワインとチョコレートのソース。添え物の、さやいんげんとポテトグラタンの量に注目!
さすがはドイツ、日本の航空会社なら絶対ありえませんね。 -
日本人の男性CAが乗務していました。
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デザートは、マスカルポーネと洋梨のケーキです。
食後はぐっすりと寝て、時差ぼけ解消に努めます。
ちなみに、私の時差ぼけ解消方法は、離陸したら目的地の時間に時計を合わせ、なるべく現地の時間に合わせて行動する事です。 -
朝食は、いっぺんにサービスされました。
朝食にしては、結構なボリュームです。
右端は、ポークソーセージ、朝からビール欲しくなりますね。 -
間も無く、楽しかった旅も終わりです。
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中部空港名物、787の胴体輸送機、747-400を改造したドリームライナーです。
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乗ってきたA340-300です。
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中部空港発11:45発、新千歳行きNH707便です。A320に較べて機内が狭い、嫌いな737シリーズです。搭乗前に好物の赤福を購入、札幌へ向けて最後のフライトです。
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自宅にて。今回購入したり、機内サービスでいただいたチョコレートです
トレー入りは、ヘンデルのお店で購入した、「割れチョコ」です。 -
ウィーンやフランクフルト空港で購入した、ワインとシャンパーニュです。
中央が、ブラチスラヴァで購入したトカイワイン、中の細工の中には、ボトルの底から入れた、赤ワインが入っています。
2017年現在、未だ勿体なくて抜栓していません。
長い旅行記に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
よろしかったら、2017年冬の「ベルリン・ウィーン・プラハ」の旅行記も併せて御覧ください。
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