2016/07/05 - 2016/07/07
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チューぱぱさん
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〜アイヌ語で「地の果て」という意味の「シレトコ」をドライブ旅行です 〜
♪
知床の岬に はまなすの咲くころ
思い出しておくれ 俺たちのことを ♪
森繁久彌と言う好色男子の歌は心を揺さぶります。
この歌を聞き、羅臼へ一度は訪れてみたい気持ちが強くなります。でも、そこは「地の果て」
持病で旅行会社のパックツアーには参加できない私には無理だと思っていましたが、FDAが近くの中標津まで臨時便を飛ばす案内を見て、もう一度ハンドルを握ってのドライブ旅行をすることに
車の運転は1年半前の高知旅行以来ですが、まあ何とかなると・・(^^♪
レンタカーなら行き当たりばったりの旅行も楽しいはず。ハプニング覚悟の知床旅行です。
もっとも、ハプニングは旅行計画中にもう起きてしまい、パニックで冷や汗の連続でした。
旅行予定
初日は中標津空港に13:30着
レンタカーを借り、野付半島のトドワラを見て、羅臼へ 羅臼泊
2日目は、羅臼の国後展望台へ。そう、歌にある国後が見える丘ですね。
冬季は閉鎖される国後峠を越え、ウトロへ。知床五湖を見て午後からは観光船に乗り知床岬へ ウトロ泊
3日目の最終日は、ウトロの宿から清里を抜け、北の大地らしき風景を見ながら神の子池と裏摩周展望台へ
その後、中標津の開陽台とミルクロードを見て、空港へ戻ります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
地の果て「知床峠」からは国後島も見えます。
帰せ!北方領土!
許すな!不法占拠!!!!!
ロマンチックな詩と共に厳しい冬と隣国との対立が存在する地
夏の北海道は人の心を惹きつけます。 -
FDA グリーン機で名古屋を飛び立ちます
今回の道東・知床旅行を決めたのはFDAが臨時チャーター便を安く飛ばすとの案内を見てのものでした。片道¥12400で往復¥24800 おまけとしてクオカード¥1000分が付いてました。
しかし飛行機は安くても、直前企画なものでホテル・レンタカー等は自己責任でして、全然安くない (..)
夏の北海道は高いからねぇ〜
計画をミスると全てがパンクする可能性があり、無駄遣いのパターンにはまるかも?
で、焦りながら旅程を組むと・・・
なんと出発の日を勘違いしてたー
宿・レンタカーなどを全然違う日で予約を入れてしまい、出発前からドタバタと予約変更などを連絡。幸い変更できましたけど、計画段階からこんなんでは先が思い遣られるかも?(-_-メ)
いつも季節外れのお安い時期に街中歩きを主目的とした旅行を繰り返してきた我が家にとって、う〜ん!夏の北海道はちょっと高いかな!
やはり梅雨がない北海道は1年の内の4ヶ月が稼ぎ時。ある程度はやむを得ないとは思うけど、日本国内は同価格が通常の常識。レンタカーで夏特別料金と言われると、やはりちょっと何だかな〜っと思ったりします。
まして、1年に1回ハンドルを握るかどうかのペーパードライバーには、大自然を見に行くドライブ旅行は、体力的にもちょっと厳しい?
結論から言えば、走ってる車が少なく信号機もほとんどない北海道の道は楽勝でした。
(*^^)v -
機体は少々古くなってますが、CAは若くてピチピチです。(^^ゞ
でも、こんな飛行機は始めて 怒
搭乗してすぐに頭の上から何やら落ちてくる?
小さくて時折だからよく分からないが、どうやら極小の氷のようで。
エアコンのサーキュレーターが凍って、雨漏りのように氷の粒が舞い降りてくる。
出発前に気が付きましたが、もし指摘してエアコン不調で運行停止でもされたら私らの旅行の予定もパンクする。黙って我慢して、中標津空港に着陸してから美人のCAに話すと、もう了解事項らしく笑って「ええ、そうなんですよ」って
これて、ガス不足による霜付きだよね。飛行機ではこれもあってはならない事!
コリアンの自動車は雨漏りがするそうですが、ブラジルの飛行機も雨漏りがするそうです! 大爆笑 -
早く、最新鋭のMRJにしてよね。
MRJなら雨漏りなんてしないでしょ! FDAさん!!!
まったく、今回の旅行は計画段階からドタバタし焦りましたが、乗ってからの雨漏りにもビックリしました。
そうそう、乗る前にもトラブルが・・・
名古屋発の臨時チャーター便は客が少なく、昨年松山空港へ飛んだ時は乗客がわずか10名足らず。
当然赤字でしょうが、FDAはそれから工夫したようでして・・
名古屋だけでダメなら他所からも集めれば良い! っとばかりに、今回のフライトには九州福岡からのJTB団体客が大勢載ってました。
もちろん以遠権の問題でしょうか?名古屋空港で乗り換えのようでした。
でも、JTB添乗員はチャーター便だから自社の募集人員だけで飛ぶと勘違いしてたようで。プランにはランチが付いていて、待合室で「中標津へ行かれる方はお弁当を受け取ってください」とアナウンスを流しました。
すると、FDAで中標津へ行く人もお弁当が貰えると思って並び貰って行きました。
そんな話は聞いてないからしばらく眺めてたけど、私も行ってみると貰えるではないかい(^^ゞ
再度、添乗員へ確認すると「いや、エースJTB参加の人だけです」って
「お前らなぁ〜、だったら何というアナウンスさせるんじゃ〜 ボケ!」
その返答は「FDAによく言っておきます」って
もう開いた口が塞がらない!FDAの搭乗アナウンス係は添乗員の言葉通りを放送してるのに、JTBのアホは他人のせいにして、ミスした自分が頭を下げることを嫌ってる。
私とのやり取りでやっとミスに気が付いたJTB添乗員は、間違えて配布したお弁当を回収してた。待合所・機内でと回収したようだが、1個だけは行方不明になったようで (笑)
もちろん、どう見ても頭を下げて詫びて回収したとは見えなかったけど
旅行添乗員派遣会社からの派遣添乗員は程度が悪いのです。面の皮を厚くして自分のミスは知らぬ顔するのが処世術のようでした。トラピックもそうだったけど、旅行業界全体がどこか狂ってるような?
帰りの中標津空港でも似たような出来事が起き、私に「お前らだけが乗ってるんじゃないぞ〜」と怒鳴られても、ぶ〜っと膨れた顔をしたきりで詫びの言葉は一切なし!
まったく良い歳こいて、サービス業なのに人に頭を下げるのがそんなに嫌いなのかい?
この言葉を理解できない人はサービス業には向きません。もちろん旅行業も!
実るほど 垂れる 麦穂の 頭かな
by 北海道 -
北海道はでっかい道〜〜〜
地の果てはアルジェリアと歌にありますが、ここ野付半島も地の果てとされてます。
はぁ〜 (-_-)
出発前に色々ありすぎましたけど、とにかく中標津に着き空港内レンタカー案内所から各社に案内され、ドライブ旅行が開始されました。
標津町の野付半島までやってきました。
第二しべつ展望パーキングから見るオホーツク海です。
彼方にには国後島が見えます。じゃ、ここを地の果てと呼んではいけないんだ!
国後島の向こう側を地の果てと呼べるようにしなければ! -
野付半島は延長28kmの細長い半島で、砂嘴と呼ばれる砂で形成された地形です。そのため、地図でみるとかなり特異な形をしてます。
砂嘴が枝分かれしているような地形は分岐砂嘴と呼ばれ、他にも三保の松原で有名な清水港にも同様な分岐砂嘴あります。野付半島は、湿地の保全に関するラムサール条約に登録されていて、自然の宝庫となってます。
-
野付半島案内図
-
ナラワラ
野付半島が地の果てと呼ばれるのは、低湿地帯に加えて海水面の上昇からかトドマツやブナ林が立ち枯れし、荒涼とした姿はまるで世紀末の景色をしているからでしょう。 -
-
死滅していくナラ林です
-
野付半島ネイチャーセンターでは観光案内と共に季節の花や野鳥の情報などが展示されてます。
-
一番有名なトドワラは、後ろの岬の先にあります。
しかし、風化のため減少してしまったそうな
自然の姿は人の力で変えることはできないようです -
トドワラって「トド原」と書くようです。
ここから約1.3km先まで歩道が整備されてます。 -
遊歩道にははまなすの花が咲いてます。
♪
知床の岬に はまなすの咲くころ ♪
そう、北海道に花が咲き競う春が来ています。 -
本当は先まで歩きたかったのですが、時刻はもう午後4時。
他のトラベラーさんの言葉で「もう、トドワラは消滅してる」ってありましたので、散策は諦め宿に向かいます。
ここでも、私は勘違いしてたんですよね。 (^^ゞ
♪
飲んで騒いで丘にのぼれば
遥か国後に 白夜は明ける ♪
そう、緯度が高くなれば白夜になり、夜は短くなるんです。
それを、朝が早ければ夜も早くなると勘違いしてました。 汗
夕刻5時になれば暗くなり車の運転に支障が起きると勘違いし、急いで宿へ向かったのですが全然暗くならない。老人ペーパードライバーの悲哀です (^^ゞ
こんなことならゆっくりトドワラを見て来れば良かったなぁ
それか、飛行機がもう少し早く到着すれば見る時間が出来たのに、残念! -
電線が邪魔!
-
国後島
-
俺も、もう一度ここへ還ってくるぞ〜!!
-
羅臼の宿 まるみ
♪
別れの日は来た ラウスの村にも
君は出て行く 峠を越えて ♪
そう、今回の知床旅行でどうしてもラウスに泊りたかった。しかし観光客用の宿が少ないんです。
ラウスの村中にはビジネス用を謳った宿ばかりで、観光客用は村の手前の海沿いにある「まるみ」さんか、山の上にあるホテルを利用するしかないようです。
まあ、観光客は一年の内4ヶ月ぐらいしか来ないから無理はないかも? -
-
フロント
「こんにちわー」と声を上げると、バーさんがのそっと出てきます。古女将かな?ツキノワグマよりは良いけれど (^^ゞ
名前を告げ、ルームキーを貰います。
カウンターの下に「出航」とありますが、このまるみさんでは船があるようで「ホエールウォッチング」ができます。
知床半島の東側ではホエールウォッチング、西側のウトロでは知床岬観光がメインのようです。 -
ホエールウォッチングは沖縄で懲りましたのでもう乗りません。
でも、ラウスのホエールはマッコウクジラやシャチも見られるそうな -
マッコウクジラの見本が玄関に飾られてます。
このクジラはダイオウイカを食べる肉食ですよね。
確か、某カメラマンがクジラを撮影中に行方不明になってるはず。まさかクジラに喰われたのでは?
クジラは人類のお友達? いえ、違います! 海の中で生きるものです!
食うか食われるかは自然の摂理で、人類は食物連鎖の一番上に立つもの。業を背負って生きるものです。 -
玄関横に下駄箱がありまして、自分の部屋の番号に自分で靴を仕舞います。
-
一応、新館の和洋室をオーダーしました。(*^^)v
一番お値打ちな本館の和室でも良かったのですが、あまりにも侘しすぎる?
で、5階の和洋室に案内されました。食事は国後コースで1人¥14820×2=29640也
でも、でも、でも・・・
羅臼では、和洋室ってベッドルームに3畳の間が付いてると、そう呼べるんですね。(^^♪
部屋に入るなり笑っちゃいました。 (笑) -
その代り、岩盤浴ルームが付いてました。
これも笑ったけど、使用してみると中々のモノでした。
一生懸命豪華な設備にしようとしたんだネ!
まあ、民宿から発展したお宿だから -
ベッドはダブルサイズで角部屋で眺めはグット!
心配してた朝日に焦がされることもなく、逆に寒くて夜中にはエアコンを暖房に切り替えました。 -
ベッドサイドテーブル
-
冷蔵庫はもちろん空っぽ
手前のコンビニで缶ビールを買って来ましたので夜中に乾杯です。 -
-
-
バスユニットではないため、トイレルームは独立してます
-
岩盤浴ルームのシャワー設備
-
岩盤浴はスイッチを入れておくと50℃前後で安定し、4時間たつと自動でオフになります。
もし、部屋が寒い時はこのヒーターを点けます。
まるで、ガスレンジで上と下から焼かれるお魚さん気分? (^^♪
上と下から温められるため温熱効果は抜群で、相当時間が過ぎても体中がぽかぽかです。 -
フロア案内図
和洋室は1フロアに2室あるようで
両方とも角部屋になってます -
一応、空気清浄機もついてます
-
部屋からの景色も値段の内
野付半島方面
このお宿は周りに高い建物がないため、来る途中遠くから見えます。 -
羅臼方面
-
そして国後島
-
お宿の屋上は展望台になってます。
-
張り紙がありますが・・
空気の澄んだ秋口の満月は最高になるはず!
月の出とともに海が光ります。
満月に輝く海は、言葉にならないぐらい最高です。
むかし若き頃、愛知県三河にある三ヶ根山に登ると、満月に輝く海が見えました。
その景色を見せながらプロポーズすると絶対にOKがでます。そのぐらいロマンチックな景色になります。(^_-)-☆
羅臼の宿「まるみ」に泊まるなら、9月15日の中秋の名月が狙い目です。 -
お待ちかね!夕食で〜す
席が決められていて、
カニさんとお刺身がもうテーブルに載ってます。 -
こちらのものはフリーバイキング
どれだけでも食べ放題です。 -
お宿の自家製料理がずらっと並びます。
-
-
取りあえず少し集めてきましたが、全然食べきれない (^^♪
-
カレイの煮付け
これも嫁さんにお任せです。 -
焼き物も出てきましたけど、私の苦手な貝類とイカが乗ってる。
ほとんど嫁さんに任せました。
私の担当はカニさんでして、2杯を1時間かけて細部まで食べました。( ^^)
念仏です。 カニさん、カニさん、迷わず成仏しておくれ〜〜
満腹です。余は満足じゃ〜〜
人間は罰当たりのようで (^-^) -
料理の量には大変満足ですが、もう少し工夫があっても良いのではと思いました。
食べる時間と順番ですね。これを考えないと単なる喰い散らかしに終わってしまう。
カニさんの合間にお刺身を食べましたが、時間が少し経つと水っぽくなり味が抜けてしまってた。
料理の基本は、温かいものは温かいうちに食べる。冷たいものは冷たいうちに食べる!
カニさんだけでお腹が膨れ、せっかくの自家製料理が食べられなくなったのは残念です。
最後にもう一つ
お宿の息子さんかな?船乗りのようでして、口の周りにひげを生やし小さな子供を連れてました。
お風呂で一緒になったのですが、狭い風呂内で大声で話をするために反響が凄くうるさくて仕方ない。
身体も洗わずに出てきました。
もし、お宿の身内なら接客業失格ですね。
飲んで騒ぐのは仲間が揃った時だけでよろし!
客の前では静かにしましょうよ
てな具合で、ラウスの夜は更けていきます。
明日は知床峠を越えて宇登呂へ行きまして、知床岬観光船に乗ります。
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