おきなわワールド・ひめゆりの塔＊南部半日観光〈8〉★沖縄本土満喫4泊5日の旅

2016/04/10 - 2016/04/14

沖縄南部三カ所を廻るバスツアーを事前に申し込み観光♪
神が宿る場所として崇められている斎場御嶽を訪ねた後はおきなわワールドへ。
おきなわワールドといえば、国内最大級といわれる天然記念物の玉泉洞が有名ですが、他にも築１００年以上の古民家を移築して昔の町並みを再現した王国村や、ハブ博物公園、伝統工芸や黒糖作りの体験など多彩な施設があり幅広い年齢層で楽しめる場所です。特に雨の日などは良いかも知れません。
バスツアーは７５分間の滞在だったので無理をせず王国村だけ見て廻りました。

その後ツアーの最終訪問地・ひめゆりの塔へ。
ひめゆりの塔は２度目の参拝です。ここに来ると戦争の悲惨さと命の尊さを再認識させられます。
昭和２０年日本政府が大戦へと突き進むなか、国内で唯一地上戦となった沖縄戦。
この地に眠るひめゆり学徒隊のように本来なら18歳以下の徴兵・動因義務のないはずの子どもたちも動員され、戦争に巻き込まれていく。。。
そんな中アメリカ軍は４月に沖縄本島への上陸を果たし、最後の砦「摩文仁」を占領して沖縄の地上戦が終結。
そして４か月後の８月15日に太平洋戦争は終わりを告げました。。。悲惨なことに沖縄戦による犠牲者は日米軍人と住民合わせて２０万人以上とされています。そして沖縄県民や沖縄県出身将兵の犠牲者は少なくとも15万人以上とみられる。15万人のなかには約９万４千人もの一般住民が含まれ犠牲に。

７１年前に起きた悲惨な戦争の傷跡を観るのも「沖縄を知る」うえで大切なことの様に思う。。。身の引き締まる思いでひめゆりの塔を参拝しました。

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南部半日観光バスツアーの流れは、
（7:40発)ロワジールホテル那覇　→斎場御嶽（9:00頃着）約50分間→おきなわワールド(10:15頃着）約75分→ひめゆりの塔(12:00頃着）約30分間→那覇空港着(13：00着）→県庁前(13：15着）
　　　　　　　　　　　 ツアー料金：1,400円　　　　　　　　　　　

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス JALグループ JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

斎場御嶽を１０時前に出発したバスは20分程でおきなわワールドに到着しました。
おきなわワールドに来たのは2度目。
もう１６年前になりますが玉泉洞やハブ博物公園など広い園内を一通り見て廻りました。
特に玉泉洞の鍾乳洞の長さが約８００ｍもあってスケールの大きかった事を今も記憶しています。

場所は、沖縄県南城市玉城前川1336

ツアーの滞在時間は７５分間なので、玉泉洞を見るにはちょっと厳しいかと・
王国村だけの入園券を買います。
料金は団体割引で520円。

フリーパス（玉泉洞・王国村・ハブ博物公園）1,650円
玉泉洞＆王国村　1,240円
王国村　620円

10：25　タイミング良く♪　エイサー広場でスーパーエイサーの公演が間もなく始まる時間
曇り空から雨になり天候が悪いせいか？すでに席は大半埋まっていましたが幸い前の方に空席が有り座わって観ることが出来ました。
公演中は撮影禁止でしたが、獅子舞あり、民謡ありと、かなり濃い内容。
沖縄芸能のいいとこどりを見せてくれます。
特に男性が大きな太鼓を打ち回転しながらジャンプする荒技のカッコいいこと！ (^^)/

公演の最後は、いかにも沖縄らしく観客も参加してカチャーシーで締めくくり

皆、のりのり↑

しばらく〜　とまりませーんー　楽しそうじゃありませんか(*^_^*)

スーパーエイサーの公演は毎日４回・約30分間
雨に関係なく本格的なエイサーが見られます。

エイサー広場を出て、道順に従って歩きます。
やって来たのは王国歴史博物館。
ガラスケースに並ぶさまざまな形状や表情のシーサーを観る事ができます。

古代の貴重なシーサー

王国歴史博物館を出て直ぐにある琉球写真館
琉装着付け体験ができるようです。　

雨が降っているので室内で撮影しているのかな・・
古都首里を再現した城下町で、琉装を着て思い出に写真を撮るのも良いでしょう
琉装着付け体験　500円
琉装着付け体験(写真付き)1,600円です。

雨がきつく降り始めたので屋内へ移動
南都酒造所が王国村屋内にあり上の方(1階）から地下にある工場作業場が眺められる場所にやって来ました。知らずに・・

苦手！苦手！・・・写真をなんとか撮りましたが・・

気持ちわる〜ぅ〜
見た事を早く忘れたいー！

なんと、南都酒造所はハブ酒で県内No1のシェアを誇るそうです。
勿論、園内でも販売しています。

王国村の城下町を再現した町並みをぐるりと廻って出口に辿り着きました。
通路の先に赤い建物のおきなわワールド入り口が見えます。

７５分間もあっという間！
鍾乳洞・エイサー・ハブ博物公園・工芸体験など、で色々なイベントを楽しむには最低でも半日は必要かと思います。
特に雨の日でも安心して楽しめるおきなわワールドは、子供から大人まで幅広く楽しめるとても良いテーマパークだと思います。

この後は、ひめゆりの塔を訪れます。
おきなわワールドからひめゆりの塔までは３０分も掛らない距離。

12:00　ひめゆりの塔入口です

ひめゆりの塔をはじめ南部には今も戦争の傷跡が多く残っていて、慰霊の火が消えることはない様です

「ひめゆり学徒隊の慰霊塔」
祈りを捧げます。
看護要員として戦場に動員され亡くなったひめゆり学徒の鎮魂のために、沖縄戦の翌年
１９４６年に建立されました。

慰霊塔の前に穴があいている洞窟が「沖縄陸軍病院第三外科壕跡」
当時、ひめゆり学徒を含む病院関係者や住人などおよそ100名がいたそうです。解散命令後の6月19日に米軍のガス弾攻撃を受けて80人余りが亡くなられたそうです。

前回は入館しましたが今回は時間が無く断念した 隣接の「ひめゆり平和祈念資料館」は、平和と命の尊さを学ぶ場所として一度は行かれるとよいと思います。

これで南部半日バス観光はおしまい。ツアーに参加した殆どの人は予定時刻の１３時に那覇空港で降りられ、県庁前で降りたのは２組４人でした。この後、那覇の町を見て歩き、そしてホテルに入ります。
＊＊＊＊最後までご覧いただき有難うございます。
続きは「波上宮とビーチを見て那覇見納め〈9〉★沖縄本土満喫4泊5日の旅」になります。