チェコとポーランド（南部中心に）１５日間（④南部の木造教会巡り、クロスノ県の古城ホテルへ）

2016/05/31 - 2016/06/15

今回ヨーロッパ（ポーランドへ行きたいなあ～物価安いし比較的平穏だし）への旅行に行くに当たり、やはり今ヨーロッパで問題のテロや暴動、移民の問題などから何処の空港へイン・アウトするか？途中の乗継場所も今はイスタンブール経由もちょっとね～！（この旅行記下書き中に空港テロ爆破にびっくり）モスクワ経由は経験から最終の選択だし、燃料サーチャージも４月からゼロなど、そうこうしている内に４月になりサイトをチェック。エミレーツ航空がかなり安い金額でチェコ・プラハ行きが出てたので決定でした。
チェコは３年前に中欧旅行を計画し出発の２週間前位にチェコからドイツ近辺の大洪水で行き先変更した経緯からプラハとチェスキー・クルムロフは外せない！後はポーランドの南を中心に古城ホテルに泊まりたい、そして小さな街（村）を廻ろうと計画し実行へ。
大枠の旅程は以下のようになりました。
５月３０日エミレーツ航空、羽田空港発の深夜便でドバイ経由でプラハ空港へ
５月３１日プラハ空港到着後レンタカーを借り一路ポーランド国境手前の街フラデツ・クラーロヴェーへ
６月１日　国境を超えてクドヴァチェルムナ(Kudowa Czermna)、シフィドニツァ、ヤボルの平和教会、そしてクリチュクフの古城ホテルへ
６月２日　ボレスワヴィエツでお買い物後ヴロツワフへ
６月３日　移動距離が長いので一路ワルシャワへ、買い物と観光
６月４日　終日ワルシャワにて観光
６月５日　小さな美しい街ガジミエシュ・ドルヌィ、ルブリンへ寄りザモシチへ
６月６日　ラドル経由して木造教会を幾つか周りクロノスの古城ホテルへ
６月７日　翌日も木造教会を巡り、タルヌフ、ザピリエ、そしてニエポウォミツェの古城ホテルへ
６月８日　ヴィエリチカ岩塩鉱、ビルケナフ・アウシュヴィッツそしてクラクフへ
６月９日　終日クラクフ買い物と観光
６月１０日ポーランドを後にチェコのオロモウツへ寄りクロムニェジーシュへ
６月１１日急遽ホラショヴィツェへ寄ってからチェスキー・クルムロフへ
６月１２日朝から一路プラハへ直行、空港へ行きレンタカー返却
６月１３日終日プラハ
６月１４日少しプラハで買い物後プラハ空港から行きと同様エミレーツ航空・ドバイ経由で帰国へ
６月１５日夕方、今度は成田空港着で帰国

旅行記は幾つかに分けての内容となってます。
④編はザモシチを出発し、ウクライナ国境近くのラドルスからマーウォボルスカ南部木造教会群を見て、クロスノ県にある古城ホテルへ

エリア その他の観光地(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザモシチのホテル　Morandówka　出発です。
このホテル（Ｂ＆Ｂかな）画家がいるのでしょうか。（同じタッチだし）
少しこった絵がレセプションに置かれています。

ザモシチのホテル　Morandówka　出発です。
こんな素晴らしい場所で、さらに総額２５０ズロチ（７５００円以下）申し訳ない様な！
素晴らしかった、ザモシチお別れです。（または無いかな？）
有難うございます。

訪問地及び移動ルート
赤丸数字は宿泊地及び観光・見学の場所
青丸数字は移動途中での観光・見学の場所
マップの⑫から⑯へ移動ルート

（グーグルマップ利用）

更にポーランドの田舎道を南下、ウクライナ国境近いラドルスまで延々と田舎道。
距離にして８０キロメートル程度ですが、１時間半以上かかります。
ゆっくりと走るしかない、幸いにも天気は上々です。

ラドルス（ラドリュス？）Radruz　到着です。
やはり、１時間半以上かかりました。最後がよくわからな細い道でもあり。
本日、木の教会巡り最初です。
良いじゃないですか。

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。（写真の赤い点）
隣にこんな看板が、やはりたくさん有るんだ・・・・。
これ全部は無理ですね。
このポーランドとウクライナにまたがるカルパチア山脈周辺に点在する木の教会。
16〜19世紀に東方正教会とギリシャ・カトリックのコミュニティによって建設されたそうです。

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
ぐるりと塀の外から木の教会の回りを一周。
表も裏も鍵がかかり入れない。う〜ん残念です！
トイレも入れない（連れ曰く）
何と、そこへ自転車でツアーしている２足組の男女が到着。女性が『私達この中に入るけど一緒に入ると一言。』
何とラッキーな！是非一緒にお願いします。
すると、女性が表の入口に書かれている電話番号に連絡いれます。
結果。『１０分位で係の人が来るそうです。』
（そんなのポーランド語で書かれてもわからよ〜（悲しい！））

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
無事、教会内部へ入る事が出来ました。
中には木製の板に書かれたイコンや様々壁画が。
ここはウクライナに近いだけにどちらと言うと東方正教会的な要素がします。
素朴ですがなかなかの見応え。
ここまで来た甲斐がありました。

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
天井繰り抜いた仕切りの板穴から先、こんな風に壁絵が見えます。
係の人が来て他の客も一緒に説明してくれましたが、ポーランド語で３０分経ちまだ続きます。これ以上無理です。
ごめんなさい（そっと失礼します）

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
今度は近くで（塀の中から）回りを一周します。

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
板一枚でこんな感じで組み合わせてます。
（細かい細工木材を水平に組み上げたログ構法で、外壁と屋根は木製シングル葺きだそうです。）

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
天井は四角形で組まれてます。更にここは横に塔まであります。

ラドルス（ラドリュス？）Radruzの木の教会。
中に入れて良かった。
ちょっとポーランド語のガイドが予定外に長く時間が大分経ちました。
木の教会の外に事務所の様な物がありトイレもあり良かった。
今日からの移動は田舎だけにこのトイレが課題と予測されたので。
お腹が空いたけど次へ移動。

次の木の教会へ移動の途中。
次は約７０キロメートルやはり１時間半位。
あまりに牧草の景色が良く下車、深呼吸。
実は、この前のラドルスへ行く途中森の中を走っている時、突然目の前に小さなバンビが出現（まだ成長していないので可愛い点々がありました）
車を一瞬みてまた森の中へ。さすが、写真は間に合いませんでした。
コノ写真は間違ってもバンビではありません（当然わかりますか）

次のホティニエツ Chotyniec　木の教会へ到着です。
ここもやはり鍵が！入れません。（当然この人係りの人ではありません）
ここは電話番号も無し？（書かれていてもポーランド語ムリ！）

次のホティニエツ Chotyniec　木の教会
先ほどと違い又々いいですよね〜。作りが違う感じ。

次のホティニエツ Chotyniec　木の教会
屋根が今度は六角形？八角形？凝った作りです。
塀の外から回りを１周します
離れた場所にちゃんと塔もあります。（いっちょまえです。失礼）

次のホティニエツ Chotyniec　木の教会
このプロポーションは素敵です。
入れないけどここまで来て良かった。
内部が多分３室（ドームが３つ有るし）で真中天井が中心何んでしょうね。

次のホティニエツ Chotyniec　木の教会
後ろからのプロポーション。この日と翌日木の教会を見て廻り、結果個人的にはこの教会が気に入りました。（やはり、中に入りたかっった！）
ここ観光客来るのかなあ〜

おやおや、ホティニエツ Chotyniec木の教会前でランチタイムですか。
誰もいないし。お腹すいたし許可します。
当然運転手もパンを頂き少しのんびりしました。

ホティニエツ Chotyniec木の教会の裏にちゃんとトイレが。
心遣い有難うございます。
ランチ食べそろそろ次へ行きますか。
連れの一言、このトイレ綺麗なんだけど汚い！（意味分かんない！）

今日の３番目、ブリズネに到着です。既に１５時近くです。
ホティニエツの教会から１２０キロメートル、今度はは少し道も良くなり１時間４０分（２時間以内）です。
ちゃんと駐車場有るし。
前の２つは適当に木の教会前に停めて見学と言うレベルでした。

ブリズネの木の教会
ここはちょっと洗練されてきた感じです。
木造教会を訪ねて行くルートを色々検討したのですが、確かにこの地域はかなりたくさんあり、しかもバラバラでそれぞれが幹線道路から田舎道へ入って行くと存在する。
そのため、移動がかなり無駄もあり時間がかかります。

ブリズネの木の教会
そうです、ガイド本によると、マーウォポルスカ（小ポーランド）地方一帯には１５世紀頃に建てられた木造教会が今でも５０ほど残っており、中でも状態の良い６つの町や村の教会が世界遺産に登録されてるそうです。
（ブリズネ、ハチョフ、センコヴァ、ビナロヴァ、デンプノ、リプニツァ・ムロヴァナの６つ）
その内の一つです。

ブリズネの木の教会
塀が無いので外周を１周。この四角形の屋根が天井に当たるのでしょう。

ブリズネの木の教会
ここも中に入れませんでした。
この辺の木の教会は最初のラドルスとはかなり違うのだろうと想像。

ブリズネの木の教会
何でしょうね、イエス？まさか、犬では無いしね。
勝手な想像は失礼ですね。
何や書かれてますが？？？

ブリズネの木の教会
こんなシチュエーションの教会でした。世界遺産はちょっと違うかな。

ブリズネの木の教会を終了、次の最後のハチョフへ向かいます
木の教会の道を隔てた向こう（写真の背景）には立派な現代的教会があり、さらにその後ろには広大な墓地が広がっていました。

ハチョフの木の教会へ到着です
ブリズネから３０分程度です。

ハチョフの木の教会
ここもマーウォポルスカ（小ポーランド）地方一帯に１５世紀頃に建てられた木造教会が今でも５０ほど残っている中、６つの町や村の教会が世界遺産に登録された一つです。

ハチョフの木の教会
廻りを１周。大きさの違いは有りますが前のブリズネと形は比較的似てます。

ハチョフの木の教会
内側屋根のハリの部分。構造が良くわかります。

ハチョフの木の教会
やはり、前のブリズネと同じ四角形の屋根（天井に当たる部分）。

ハチョフの木の教会
ここは勝手に内部へ入れます。正面主祭壇。
（寄付金を気持ち置きました）

ハチョフの木の教会
天井に壁画はカトリック教会でよく見る絵に近いです。

ハチョフの木の教会
正面横の祭壇。
かなり現代に近いカトリック教会の雰囲気です。

ハチョフの木の教会入口側
中は比較的シンプルですね。
いまもミサが行われている感じです。

ハチョフの木の教会
世界遺産と言われるのはこの大きさと木造の保存状態なんでしょうね
かなり大きな木の教会です。
あとは、最初のラドルスに比べると幹線道路から比較的まだ近いから来やすい。

ハチョフの木の教会
ちょっと遠くからでもこの大きさがわかります。
（逆に近くに行くと写真におさまらない）
さて、今日の木の教会巡りは終了。
４箇所巡り同じ木の教会でもかなり違いがわかりました
明日もまだ、木の教会巡り続きますがちょっと考えようかな？
本日の宿泊先まで２０キロメートルも無く３０分かかりません。

今日の宿泊先入口です（チェックイン後撮影）
比較的順調に到着、この入口から先に少し見えるのがホテルです。

今回２回目の古城ホテル　Pałac Polanka　（バラック　ポランカ）です。
こじんまりした、ちょっと小さな宮殿タイプの古城ホテル。
当初、このクロノス県辺りのホテルを探し てた中、たまたまGoogleマップで見つけました。
それと、今回旅行のテーマの１つ、ポーランドの古城ホテルへ泊まる！
それ故、一度予約した別のホテルをキャンセルし即決でした。

古城ホテル　Pałac Polanka
後ろにに回り、レセプションへ向かいます
最初の古城ホテルはメック（要塞のようなお城）と言われるタイプのホテル、今回はバラック（狩りの為建てた物や、避暑などの目的で建てた）宮殿タイプです。

古城ホテル　Pałac Polanka
いらしゃいませ！
と出向かえは無し。自分で開けただけです。
いざチェックインへ

古城ホテル　Pałac Polanka　の部屋
客室は見るからに宮殿内部ではありません！普通のホテルと言う感じです。
でも、清潔でキレイなのでよしとしましょう。

古城ホテル　Pałac Polanka　の部屋

古城ホテル　Pałac Polanka
改めて、入口から入って来た時のホテル全貌です。
宿泊客少なそう！（結果、少ないです）

古城ホテル　Pałac Polanka
こんなプロポーションの古城ホテルです。
（着いた日と翌日朝の写真です。）

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食
近くに（歩きで行ける範囲）全くレストランも無いので、今日はホテルでコース料理になりました。
前菜は綺麗に盛り付けされてます。ムース状のお肉

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食
ポーランドのスープ（ズーレック）。

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食
ビールの後はワインです。（いつも一緒）
ワインはポーランド生です。

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食
メインはジビエと魚をオーダー

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食
魚（サーモン）のメインディッシュ

古城ホテル　Pałac Polanka　での夕食
最後のデザートまで。
この古城ホテル朝・夕食（ビール・ワイン飲みチップ）全て５００ズロチでした。
（１５０００円以内位ですかね）
古城ホテルで２回目のコース料理！
けして悪くないのですが、この後はご遠慮かな（連れも納得）
理由は個人的ですが、料理に個性が無いかな？（偉そうにスミマセン）

古城ホテル　Pałac Polanka
翌朝、朝日にまぶしく輝く古城ホテル！
ブロポーションがまぶしい！
ホテルの周りの庭を散策したのですが、意外と狭く広大な緑の中という感じではない。
近隣の人でしょうか、庭に犬を連れて散歩してました。
誰もとがめるわけでもなく、お互いに節度を守っているのでしょうね。

古城ホテルの直ぐそば（外側）を散策
すぐ隣に隣接した集合住宅！
上の写真は、部屋もかなり狭く小さそうな感じ！
下の写真こちらは、少しレベルが上の集合住宅です。
細い道は隔て建っているが、かなり生活レベルが違いそう。

今回ポーランドに来て思ったのは、来る前に想像したほど貧富の差が感じらんない。でも、よくよく 見るとやはりかなり差有りそうな感じです

古城ホテル　Pałac Polanka　での朝食へ
雰囲気はやはり、良いですね。

古城ホテル　Pałac Polanka　での朝食へ
今日もしっかりと頂き、昨日に続き木の教会巡りからスタートです。
（でもちょっと変更で！）

この後⑤編木造教会・タルヌフ・ザピリエそしてニエポウォミツェの古城ホテルと続きます。