2016/05/30 - 2016/05/30
61位(同エリア487件中)
ベームさん
5月30日、6日目。
今日はリギ山に登ります。ピラトス山とどちらにしようか迷いましたが、標高1800m足らずで登りやすく景観の美しい所から19世紀の初めころから人気の山で、ゲーテ、マーク・トーゥエン、ヴィクトリア女王など文人、貴人、日本人も岩倉具視使節団、斉藤茂吉などが訪れたことがあるというリギ山にしました。昔はロバで登ったそうです。
麓のフィッツナウはヘッセの「ペーター・カーメンチント(郷愁)」の舞台の一つでもあり、そこから出る登山電車はヨーロッパ最初のものと云うのでこれも楽しみです。
写真は登山電車からの四森林州湖。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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⑥。
ルツェルン~フィツナウ~リギ山~アルト・ゴルダウ~ルツェルン。 -
朝のルツェルン駅。
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駅前はバスとトラムのターミナルになっています。
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駅の横、カルチュアー・コングレスセンター。
複合文化センターでルツェルン美術館、ルツェルン音楽祭の会場となるコンサートホールなどがあります。 -
スロヴァキア・フィルの演奏会。新世界から、モルダウ、謝肉祭、エフゲーニー・オネーギンなど。
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船着場付近。
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ホーフ教会の塔が見えます。
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カルチャー・コングレスセンター。
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駅の目の前が船着場です。
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8時12分発フリューレン行を確認。
スイストラベルパスはとても便利で、湖船、後で乗る登山電車に無料で乗れます。 -
フィアヴァルトシュテッター湖/四森林州湖は複雑な形をしています。
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四森林州湖の湖船の航路です。
一番下にルツェルン。左にリギ山、右にピラトゥス山。
地球の歩き方から借用。 -
フィッツナウまで船で行き登山電車でリギ山/リギ・クルムまで。
帰りはリギ・クルムからアルト・ゴルダウに降りました。 -
船内。
朝一の便なので乗客はまばら。 -
出航。フィッツナウまで約一時間の船旅です。
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スイス・トラヴェルパスはすべての湖船に有効です。
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町の後ろに並ぶ塔はムゼック城壁です。
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ルツェルンの町がだんだん遠ざかります。
2本の塔はホーフ教会。 -
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途中左手に館が見えました。
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ヘルテンシュタインの船着場。
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ヴェッギスに近づきました。
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ヴェッギス。
ここからもロープウエイとフィッツナウから来る登山電車に乗りついでリギ山まで行けます。 -
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平地の少ない山国スイス。
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もうすぐフィッツナウ到着。
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フィッツナウ到着です。ここで下船。9:09。
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乗って来た船。
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船着場。
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登山電車、通称赤い電車がホームに停まっていました。
手前の丸いのは方向転換用のターンテーブル。 -
電車を方向転換させる大きなターンテーブル。
建物は車庫です。 -
船の乗客は皆すぐ登山電車に乗り込みましたが私はフィッツナウの町を少し散策しました。
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どんな町か。フィッツナウはヘルマン・ヘッセの「ペーター・カーメンチント」の舞台になっています。
ヘッセ自身バーゼル時代よくここまで来てボート遊びをしたそうです。 -
この近在カーメンチント姓が多いそうです。ペーターの故郷ニミコンはここではないかと思います。
ペーターはニミコンのことをこう語っています。
「小さい光で織りなされた青緑色の滑らかな広い湖面が太陽を浴びて横たわっているのを、また険しい山が湖面をひしひしと取り囲んでそびえているのを私は見た。」 -
教会がありました。
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主祭壇はキリスト磔刑図。
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キリストの復活。
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キリスト昇天の天井画。
小さいけど美しい教会でした。 -
登山電車のレールです。
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電車が降りてきました。
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赤い電車。
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小さい静かな村です。
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「ペーター・カーメンチント」でのニミコン村の描写はこんな長閑なものではなく、もっと山の中の厳しものです。
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家々の庭には綺麗に草花が植えられています。
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湖畔に出ました。
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パークホテル。
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元小学校、今博物館。
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その横に古びた教会が建ってます。
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福音派教会です。
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登山電車の駅に戻ってきました。ここで標高435m。
この登山電車は1871年ヨーロッパで初めて建設されたものです。 -
10:15の電車に乗りました。1時間に1本です。
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ぐんぐん高度を上げていきます。
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四森林州湖が眼下に広がっています。
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美しい景色です。
発色がおかしい。 -
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ポツリポツリ斜面にへばりつくように小屋が建っています。
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リギ・カルトバート駅。1433m。
ヴェッギスからロープウエイで来た登山者はここで登山電車に乗換えです。 -
夏の間は高地で放牧されています。
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およそ32分で終点リギ・クルム到着。
登山電車の車内。他の乗客が降りるのを待って撮影。 -
リギ・クルム駅。
標高1752m。麓のフィッツナウと約1300mの高度差です。 -
急にガスが出てきました。
青い電車はアルト・ゴルダウから上って来たものです。帰りはこれに乗ります。 -
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赤い電車と青い電車。
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山頂までは少し登ります。
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山頂付近。
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山頂に立つホテル、リギ・クルム。
斉藤茂吉がドイツ留学中の1924年9月(大正13年)、妻と共にこのホテルに一泊しています。その時はアルト・ゴルダウからの登山電車で登りました。翌朝角笛で起こされ毛布を体に巻いて日の出を見ています。ベッドの中には湯たんぽが入っていたそうです。そして赤い電車でフィッツナウに降り湖船でルツェルンに行きました。今日の私のルートと逆です。
随筆「リギ山上の一夜」に書いています。 -
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頂上に立つテレビ塔。1798m。
山頂からの見晴らしはガスのため叶いませんでした。 -
左ヴェッギスまたはフィッツナウからでも、右下アルト・ゴルダウからでも登れます。
左四森林州湖、右ツーク湖。 -
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青い電車。
赤い電車より4年あとの1875年開通です。帰りはこれでアルト・ゴルダウに降り鉄道でルツェルンに戻りました。 -
少しの間赤い電車と並走してから別れます。
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湖が見えないので眺望は赤い電車のルートがよいでしょう。
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少しだけツーク湖が見えます。
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終点。
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アルト・リギ鉄道。
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スイス国鉄のアルト・ゴルダウ駅。
登山電車の駅とは300mほど離れています。 -
駅の列車発着表。
黄色が発、白が着はドイツの鉄道と同じです。 -
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ツーク湖岸を走ります。ルツェルンまで30分強。
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リギ山。
写真を整理してみるとリギ山全体の写真が無い。
そこでウィキから借用しました。
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