イスタンブール・カイロ旅行記４（カイロ市内散策編）

2016/05/02 - 2016/05/07

ピラミッドから戻るところらへんから夜までのお話です。

お土産物屋さんの前で腰掛け、

そこのしつこい親父と話をしていたけれど、

やっぱりムバラク政権下の安定していた時期に比べ、

テロなどが散発しているエジプトでは観光客が激減した

とのことでした。

言われてみれば、ピラミッド周辺は観光客って、

あんなにも有名な建造物なのに、ガラガラだったし…。

エジプトの観光地と言われる場所は、

どこも自動小銃を持った軍人がいてピリピリムード。

恐らく、何かテロが起こった場合には、

民間人が居る居ないに関わらず、

銃撃戦が行われるんだろうなと感じた。

ピラミットから最寄りのバス停へ向かう。

その間も「タクシー、タクシー」と何人もしつこく声をかけてきた。

「バスで戻るから、乗らん」

っていくら言っても理解できないらしい。

とは言っても、バス停に着いてもどのバスに乗っていいのかわからんので、

やっぱり地元の人に聞くと、親切に教えてくれました。

バスと地下鉄で次はエジプト考古学博物館へ向かいました。

私が博物館に行くことって興味もないのでほとんどないのですが、

どうしてもツタンカーメンの黄金の仮面を見たかったので、

見に行きました。

チケットは一人７５エジプトポンド（約８５０円くらい）でした。

チケットの係員はおふざけで、

チケットをなかなか渡さず…。

それに気をとられてお釣りをもらうのを忘れてしまった。

この手の詐欺って、２０年前にベネチアに行った時にされたことと全く同じ。

その時はハンガリーの首都・ブダペストから夜行列車に乗って、

ちょうど着いたすぐ後で、疲れもあったんだと思います。

今回も午前中に散々ピラミット周辺を暑い中歩いて、

お疲れモードに入っていたので、

疲れている時はより気を引き締めていかないといけませんね！

カメラを預けて中へ。

中は写真撮影がダメらしいです。

だけど、皆さんスマホでバンバン写真を撮られていましたので、

私も数枚頂きました。

中には私が一番見たかったツタンカーメンの黄金のお面や

一緒に出土した装飾品などがたくさん展示されていました。

ミイラなんかも展示されていましたが、

こちらは別料金ということで、

私は中に入らず。

ミイラの方はあまりたくさん人が入っていませんでした。

お金をちょろまかされたことが、

少々ショックだったのですが、

ボリューム満点の展示物で、

見たいものも見ることができたので、

概ね満足して博物館を後にしました。

その後は昼食を食べるために宿近くの食堂へ。

鳥、羊、牛…

色々な肉を炭火で焼いて提供してくれるお店をお昼ご飯に選びました。

たくさんの種類の中から、

トルコではキョフテと言われるハンバーグっぽいものを注文。

これにどっさりと野菜サラダがついてワンコインの５００円くらいでした。

料理が運ばれてくるまでの間、

私の地球の歩き方を奥へ持って行き、

自分達が写っているページを開けて、

スマホで写真を撮って盛り上がっていました。

食事は美味しくいただいたのですが、

サラダの中に小石が入っていて…。

歯が欠けなくてよかったです。

その後、いったん宿に戻ってから、

バラマキ用のお土産を買いに行くため、

カイロで一番大きなショッピングモール・シティースターズへ行くことに…。

バスターミナルへ行き、

シティースターズへ行きたいって聞くと、

やっぱり、みんな親切でこっちこっちと私を連れて行ってくれました。

バスの中から恐らく何千人もの人が集まり、

デモを行っていたのが見えました。

バスで一時間くらい走ったところで、

運転手から降りるように言われ下車。

目の前にショッピングモールが…。

中に入ると小さくて…。

どうも違うショッピングモールに入っていたようです。

色々な人に聞きながらなんとかたどり着くことができました。

中に入ると、明らかに他の店と異なる。

とにかくでかくて綺麗。

とにかく、この辺りでマクドに行っておこうと思い、

フードコートでマックアラビアを注文。

とにかくデカかったのが印象的でした。

その後、スーパーマーケットを探したのですが、

閉鎖されていたようでして…。

結局あてが外れて、明日違うお店でお土産を買うことにしました。

帰り道、相当疲れてたし、普段タクシーなんか使わないのですが、

少々高くても座って帰ろうと思って、

タクシーを止めて乗りました。

目的地を告げ走り出したのですが、

少し走ってもメーターは動かず。

「メーターを使え」と言っても使う気配がなかったし、

「いくらで行くつもり」って聞いても相場以上（多分２倍位）の値段を言ったので、

渋滞している時に一銭もお金を支払わず強引に車から降りました。

と言ってもどうやって帰ればいいのかわからず…。

だけど、親切な人が大多数を占めるエジプトではお構いなし…。

聞けば絶対に助けてくれました。

私が聞いた仕事帰りの男性は自分の乗る予定のバスを１台見送って、

私がバスに乗るのを見送ってくれました。

私は満員のバスで立っていたのですが、

運転手が自分の隣が空いているので座れと言ってくれ、

そちらに座り、後は質問攻めにあいましたが、

楽しく過ごすことができました。

タクシーでは不愉快な思いをしましたが…。

そして、午後９時過ぎに宿に到着。

午後１１時頃から散発的にパンパンと乾いた音が聞こえました。

本当は少し見に行きたい気持ちもありましたが、

変なことになったら嫌だと思い、

宿で前日の行動をブログを書いていました。

（続く）

エリア カイロ(エジプト)

さとうきび？をたくさん積んだ車。

あまりにもあり得ない荷姿に二度見をしてしまいました。

国立博物館に到着。

カメラを持って入ろうとして入り口で注意を受けました。

だけど、写真を撮っている人もたくさんいらっしゃる。

チケットを買うところで、カメラを持ち込むことを伝え、

別にお代金を払わないといけなかったのかも！？

よくわからなかったので、

スマホのカメラでエジプトっぽい物を撮りました。

美術なんか全く詳しくないので、

よくわかりませんが、

一番エジプトっぽいかもしれません。

棺の側面。

数年前、大阪の天保山で行われたツタンカーメン展に

展示されていた棺と似たような感じ。

顔をアップ。

一通り、博物館を見学したのち、

ホテルの近くのお店で昼食。

このお店、地球の歩き方にも載っています。

私の地球の歩き方を見て、

「貸して欲しい」と言われ、

貸すと、奥に持って行きスタッフ間で大盛り上がり。

このレストランのスタッフの集合写真が地球の歩き方に出ていたようです。

写真は自分たちが写っているページをスマホで写真を撮っている所です。

私も自分の顔が外国のガイドブックに載っていたら、

同じことをすると思います（笑）

トマト、セリ、玉ねぎ、キューリが皿にもられた、

エジプシャンサラダ。

小石入りでした。

小石で前歯が欠けなくて良かった。

エジプトのナン。

トルコで言う所のキョフテ。

お祈りタイム。

外でも時間が来ればお祈りです。

超大型ショッピングモールのマクドで夕食を食べました。

マックアラビアを注文。

ナンに野菜とパティが挟まっていました。

ドバイのマクドで食べる物と変わらずと言ったところでしょうか！？

超大型ショッピングモール。

大きすぎて、訳がわかりませんでした。

エジプトとは思えない大きさ、

そして、美しさ。

スーパーマーケットでお土産を買おうと思ったのですが、

大きなスーパーマーケットは閉店？改装中？で開いていませんでした。

カイロの大渋滞。

バスの一番前に乗せられ、

運転手から質問攻めに遭う。

近くのお店で買った大好きなザクロジュース。

そして、ビール。

ビールはビールの味とはかなりかけ離れているノンアルコールビールでした。

この旅行記へのコメント （2）

• タビヤスさん 2016/09/02 11:12:54

  楽しく読ませていただいています

  年明け早々にエジプトへツアー旅行にいくことになりそこでやっと治安の問題を知ってちょっと心配になってあれこれ調べていたらこの旅行記と出会いました。一人でしかもピラミッドや街中を自由に歩き回る様子に驚きそして前向きな気持ちになれました。このような旅行記は大きな力、励みになります。これからも赤裸々に体験記を書き続けてください。私の当面の目標は一人で北京へ行き自由気ままに歩き回ることです。長城を心いくまで楽しみたいのです。このような旅行記を読ませていただくと気持ちがどんどん前向きになれるので感謝です。これからも良い旅を続けてください。期待して読ませていただきます。

  SATORUさん からの返信 2016/09/02 22:11:18

  RE: 楽しく読ませていただいています

  タビヤスさん
  
  はじめまして！
  当方の旅行記への訪問とコメントをいただきまして、
  ありがとうございました。
  
  エジプトへツアー旅行へ行かれるという事で…。
  旅行会社もツアーを実施するようになったんですね〜〜。
  ムバラク政権崩壊以降、エジプトでは混乱が続き、
  大変な時期もあったようです。
  ピラミッド周辺のお土産物屋さんも観光客が激減している事から、
  相当大変みたいでした。
  
  観光客もすごく少なく、
  ゆっくりとピラミット周辺を散策する事ができ、
  私自身はいい時期にエジプトへ行く事ができたな〜〜。
  と感じました。
  
  おそらく、今も観光客は少ないと思いますよ！
  現地の観光客を相手に仕事をしていない人々は
  とにかく優しい人が多かった印象だけが今も残っています。
  エジプトは本当にいい場所でしたよ！
  今から楽しみにしておいてくださいね！
  
  あと、北京ですが、とにかく広かったというのが印象です。
  万里の長城は一見の価値ありですよ〜〜。
  コツは登りはケーブルカーを使い、
  帰りは下りになっているので、
  坂道を下るようにして下りてくると楽に観光ができますよ！
  時間がないと、サクッと見学する事ができます。
  タビヤスさんもいい旅と出会いがあるといいですね！
  旅行記、楽しみにしています。
  
  最後に、当方の旅行記を褒めてくださり、
  ありがとうございました。
  今はネットの環境がないので、
  なかなか旅行記の更新ができず溜め込んでいるのですが、
  応援してくださっている方がいるんだという事を励みに、
  旅行記を更新できるときはしていこうと思います。
  
  これからも宜しくお願い致します。
  
  サトル