2016/06/11 - 2016/06/11
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gingkoさん
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3年前にジョージアに行った時から、ちょっと気になっていた隣国アゼルバイジャンにとうとう行って来ました。友達に「アゼルバイジャンに行く」と言っても「それどこ?」か「アバゼ…?え?」など国名さえ言えない人がほとんどでしたが、行ってみると、そりゃあもう、楽しかったのです!アゼルバイジャンいいじゃん!とダジャレも言いたくなるくらい。
カタール航空ドーハ経由、乗継ぎに行き帰り8時間ずつあったので、行きも帰りもドーハでミニ観光できたのもよかったです。
今回の旅の日程はこんな感じです。
6/11(土) ドーハ経由(ミニ観光)、バクー着(夕方)
6/12(日) バクー1日観光
6/13(月) アテシュガー(拝火教寺院)、ヤナルダグ(燃える丘)半日観光 その後バクー市内観光
6/14(火) ゴブスタン半日観光 その後バクー市内観光
6/15(水) シェキへ1泊旅行 早朝出発
6/16(木) AMシェキ出発、バクーへ戻る バクー市内観光
6/17(金) AMバクー市内観光 午後空港へ ドーハ経由(ミニ観光)帰国
ちなみに、今回は久しぶりに一人旅ではなかったため、交通機関は贅沢して長距離の移動はハイヤー使用が多くなりました。安い公共交通機関についての情報は今回あまり入っていません。
その1はドーハのミニ観光篇。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カタール航空、約12時間で羽田からドーハへ無事到着。金曜夜中12時半の便に乗ったのですが、夜中1時半くらいに食事が出てしまいます。空港で無理して食べないようにした方が、機内食を楽しめます。
ドーハのマハド国際空港には、テディベアにデスクランプがブッ刺さったようなシュールな待ち合わせ場所があります。インフォメーションのすぐ目の前です。この前では一応みんな写真を撮らないといけない雰囲気でした(笑)。私は一緒に写るのは遠慮しました。見れば見るほど、悲壮感の漂ってくるテディです。
ちなみに、空港では米ドル、ユーロなど主だった通貨が使えました。余っていたドルとユーロを持って行って重宝しました。旅行当時のカタールリアルのレートは1リアル約30円でした。 -
アゼルバイジャンのバクーへのフライトまで、約8時間あります。カタール航空では、5時間以上トランジットまでの時間がある人は、無料で約3時間の市内観光ツアーを行っています。空港に着いたのが朝5:45、最初のツアーの締め切り時間は7:15という事前情報があったので、まずはツアーカウンターに直行しましたが、なんと長蛇の列で、8時〜の第1回のツアーはすでに定員いっぱい…。20名の定員なのですが、もっと早く着いていた人がたくさんいたんですね。大人気のツアーです。帰りも8時間トランジットがあるので、帰りに期待してカタール航空主催のツアーはあきらめました。
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ということで、この8時間どうするかを中東のスイーツを食べながら作戦会議。色々調べて、アライバルビザで結構カンタンに外に出られることがわかったので、ちょっと休んだ後に、思い切って外に出てみることにしました。アライバルビザは35USD、クレジットカードだとイミグレーションの列で支払い処理してもらえます。現金払いは別途オフィスに行かなくてはいけないので、カードの方がラクチンでおススメです。
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入国審査の後、空港のインフォメーションでタクシーでの観光について色々聞いていたら、そういうことを相談できる人が空港に配置されているみたいで、その方を呼んでくれ、さらに電話でコンタクトを取ってくれて、直接話すよう言われ、希望時間や金額などを伝えました。1時間25USDで3時間75USDと言われたので、ちょっとディスカウントしてもらえないかなぁ、と言ってみたら70USDになりました(笑) 微々たるモンですが、言ってみるものです。
ところで、インフォメーションでいろいろ手配してもらったものの、結局この人員配置?のシステムが何だったのか、わかりませんでした。タクシーとは別に観光システムがあるのか、代理店のようなものが存在するのか分からないままだったのですが、今回の旅は友人と2人だったし、3時間で70USDは炎天下(当時約40℃)の中で見所を無駄なく回ってくれるタクシーハイヤーは快適で助かりました!一人だとちょっと足踏みするかもですが、2人以上ならリーズナブルだと思います。
タクシーの車窓から見えるこの建物は、建設途中のカタール国立博物館。フランス人建築家、ジャン・ヌーベルの作です。デザートローズ(砂漠のバラ)という石をモチーフにしたものだそうです。この方の建築は、後でまた出て来ます。 -
最初に連れて行ってもらったのは、ドーハイスラム美術館。ラマダンのため昼間閉館していました。そうそう、注意点です。ラマダン中は国にもよりますが、昼間は店や施設が閉まっていることがあります。観光しようと思っていたところが全部パーになる可能性があるので、きちんと下調べしていった方がいいと思います。今回は、計画性のない観光だったので、残念ではありましたが「ルーブルのピラミッドをデザインした建築家」による建築を見られただけで、満足(と思うことにします)とポジティブに!
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ダウ船という、伝統的な木造漁船のハーバーへ。伝統と背後の高層ビル群のコントラストが、いい味だしてます。
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そしてそして。この辺りは昔天然真珠の産地だったようです。ドバイもそうでしたね。大きなアコヤガイのオブジェが。昼間は暑すぎてほとんど誰も歩いていませんでした…。
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こちらは首長の館だそうです。リッチ感たっぷり。
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ドライブ中、チラチラ見えてた気になるこのビル。ドーハタワーという商業ビル。先ほど出てきたカタール国立博物館と同じ建築家、ジャン・ヌーベル。この方の建築、日本にもありますよ〜。汐留に建つ、電通ビルです!
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次は立派なショッピングモールに連れて行ってくれました。ですが…。
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ラマダン中で、ほとんどクローズ、ガラーンとしていました。閉まった店のウィンドーショッピングすることに(笑)。この店開いてたら無駄遣いしそうだったな、なんて想像しながら歩きました。20分くらい時間を配分されたので、トイレに行っておきました。トーブ(アラブ人男性の民族衣装)を着た人もセルフィー、の何かの広告。
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1階はアイスホッケー場になっていました。
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いろいろなところで"Ramadan Kareem"という文字を見ました。「ラマダンおめでとう」という挨拶文で、運転手さんの話によるとこれで「ラマダン来たーッ」って感じになるそうです。日の出から日の入りまで絶食なんて、苦行だと思っていたのですが、イスラム教の方たちにとっては、これは神に近づくための儀式であり、おめでたいことなのですね。
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次はカタラ文化村という、アートやショッピングなどが楽しめる総合施設です。ここもラマダン中で、あまり開いていなかった…(泣)
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海辺がいい感じ。ですが、暑くて5分と外に出ていられない感じでした。40℃は記憶によると初体験。
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顔なしみたいなオブジェがありました。中に入っていいのかと思ったら(笑)、ロープがあったので、そういうんじゃなかったみたいです。
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文化村の中の円形劇場。
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鳩小屋のモニュメント。白バトが何羽も休む、和みスポット。
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ええと、一部ファンはいるようですが、まだ説明しないと分かってもらえない、マンホールコレクションです。日本でももちろん、海外でもマンホールを撮りまくり、度々現地の人に首をかしげられていました。
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スーク・ワキーフという何でも揃う市場。こちらはラマダン中の昼間でもチラホラお店が開いていました。広いしじっくり見たかったけど、今日は時間が限られている!帰りに無料ツアーに参加できなかったら、ここだけでもタクシーで来たい!と思う場所でした。
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こんな小道がいくつもいくつも…。たまりません。
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布やらスパイスやら骨董品やら食器やら。。お買い物好きの方は、充分注意した方がいいスポットです(笑)。再度来れることを祈りつつ、スークとお別れしました。
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約3時間でお願いしたツアー、なにげにあっという間で楽しめました。空港が見えてきました。8時間ものトランジットを有効に使えて満足!
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お腹が空いたので、空港のフードコートでランチ。ラムのカレーを食べました。あとハーブだらけのサラダ、ヨーグルトスープ。カレーが特に絶品でした!量は多いです。今回は二人旅なので、シェアして楽しめました。
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カタール航空の機体が並ぶマハド空港。
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無事搭乗。
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カタールからほぼ北上、ということはこの辺はイラン上空ってとこでしょうか。2時間ほどでバクーに到着です。ワクワク。さっき食べたばかりなのに、こんな短いフライトでもしっかりとした機内食が出てしまいました。まぁこれはしかたないか。全部食べられなかったですが、カタール航空サービスも機内食もいいです。
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