スイス～チェコ～オーストリアの旅⑫ ～ヴァッハウ渓谷～

2015/07/31 - 2015/08/17

8月13、14日
チェコから最終地　ウィーン　に向かい、ヴァッハウ渓谷でドナウクルーズを楽しみます。

前半はスイスでハイキング
後半は
8月10日　 インスブルック～チェスケー・ブデヨビッツェ(ブデヨビッツェ泊）
8月11日　 フルボカー城　(チェスケー・ブデヨビッツェ泊）
8月12日 チェスキー・クルムロフ（チェスキー・クルムロフ泊）
8月13日　 チェスキー・クルムロフ～ウィーン　(ウィーン泊）
8月14日　 ドナウ川クルーズ＜メルク～クレムス＞　(ウィーン泊）
8月15日　 ウィーン市街散策　(ウィーン泊）
8月16日　 ウィーン～成田
8月17日　 成田～名古屋(中部)

エリア ヴァッハウ渓谷周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェスケー・ブデヨビッツェからウィーンに向かう列車はほとんど人が乗っていません。
そしてこのような車窓からの風景も延々と続きます。

のんびり田舎モードのままで大都会の駅に降りＵバーンが別の階にあることを知ると、ここは大都会であったことを再認識した場所でもあります。

ホテルの最寄り駅、シュテファンウプラッツに降りると威圧的に感じるシュテファン寺院とともにすごい人に圧倒されてしまいます。

今日も暑い1日で、水飲み場には水を求める人の列がとても興味深いです。

ウィーンで何をするかは予定を立てていません。
ずっと続いた良い天気はそろそろ終わるようですので、明日はヴァッハウ渓谷のドナウ川クルーズとしましょう。

翌日14日
ウィーン西駅からザンクトペルテンで乗り換えてメルクに到着。

メルクの駅に掲げられたオーストリア鉄道の看板はいつもＱＢＢに見えてチーズを連想してしまいます。

乗船場の方向は？と確認しなくとも、皆さんの歩く方向についていけばなんとかなるでしょう。
メルク修道院が見えてきました。

Stadtpfarr教会　とのことです。首が痛くなるほど高いです。

修道院も近くから見るより、船から見たほうが良さそうですね。

この船に乗ります。クレムスまで２４ユーロ

見晴らしの良いテラス席が良いのですが、日差しが強くとにかく暑いですので日陰になる場所を探します。

シェーンビューエル城

アックシュタインにやってきました

山の上に古いお城のようなものがあります。

のんびりと下っていきます。

シュピッツはブドウ畑がいっぱいで街も広いです。

やっと渓谷らしい岩場が出てきたところが・・・

デュルシュタインです。

クレムスまでもう少しですがここから乗る人がいっぱいいます。ここで過ごした人でしょう。
ここで降りる人もいっぱいみえました。

多くの人が歩いていくのは何か良いところがあるのでしょう。
ライン下りに比べ古城などが少ないので、途中の街で楽しむのが良いと思います。
私は旅行前半で十分満足したので、ただ何もせずのんびり船旅気分にはこのまま船に乗っているほうが会います。

クレムスに近づいてきました。川幅が広くなったということはこれまでが渓谷だったということでしょう。

クレムスに到着

場所を確認し、クレムスの駅までは遠いので地図を頼りに最寄りの駅に向かいます。

着いたのがこの駅
いつ電車が来るかもわからないので、結局クレムスの駅まで歩きます。
しかし暑いです。喉が渇きます。

最短で選んだ道はジョギングを楽しめるような道です。

住宅街から離れた所に何かありそうです。事前調査もなく、このような教会にも飽きてきたので駅に直行です。

クレムスの駅に到着
ウィーンに戻りウィーンの森で森の中を散歩しましょうか。

列車に乗って30分程すると天候が急変し、風と雨がひどくなってきました。こんな天気になる前に列車に乗れて、なんとついているのでしょう。

ラッキーとおもったら電車が停止。安全確保かと思ったら落雷で倒れた木により動かなくなってしまったようです。
雹まで降ってきました。車内冷房も止まり窓が開かないため暑くて熱中症になりそうです。
車掌さんは携帯で連絡をとりながら対応を待つようですが、1時間はかかるみたいです。
持っている水で1時間もつか心配です。

約1時間半後、やっと外に出られました。というより避難指示。
今までテレビのニュースで見るだけでしたが、旅行中に遭遇。

自転車を乗せている人は自分で自転車で移動する人もいますがこの畑の中の移動も大変そうでした。

レスキュー隊の方が水を持ってきて皆さんに分けます。助かりました。
近くの大通りまでバスが来ているようで、そこまで歩きます。

バスが待っていました。
皆さん仕方がない　ということで混乱もありませんでした。
ウィーンまで行くのかと思ったら、ウィーン寄りの隣の駅までです。

車掌さんは本部への連絡や手配、社内連絡など大忙しでした。
お世話になりました。

駅には30分後くらいに臨時列車が到着しました。
この列車のホームはウィーンから離れる方向に停まっているのですが、ウィーンに向かう臨時列車の為一般客の方はウィーンにもどってしまうと混乱していたようです。

今回かろうじて聞き取れたドイツ語単語、隣の女性が英語で説明して頂いたことと、近くの日本人学生2名から聞こえてくる話で状況を大体把握できました。
ウィーンの森散策は出来ませんでしたが、今回貴重な体験ができて、土産話には最高な出来事でした。

ホテルのあるシュテファンプラッツに来るとコンサートのチケット売りの人がいっぱい。キャッチされ、ウィーンで何をする計画もなかったのですが、シェーンブル宮殿でのコンサートに明日行くことになりました。

夕食はシュニッツルが食べたいので、ホテルのレストランでいただきます。

ビールはバドワイザーでしたが、先日のチェコのものではないでしょうね。

今日一日もいろんなことがありましたが楽しい１日でした。乾杯！
ご苦労様でした。