【台南・安平】ミシュラン・グリーンガイド☆☆の安平樹屋を観に、バスで安平へ行ってみた。

2016/04/29 - 2016/05/02

安平といえば、台南の始まりの場所。
ということは、台湾の始まりの場所ですね。
その安平へは、台南中心部からバスで行けます。
88番や99番のバスが行きやすそうです。
目的は「安平樹屋」、ミシュラン･グリーンガイドで2つ星を獲得しています。
台南駅からではなく、途中のバス停「中正商圏」から乗ってみました。

エリア 台南(台湾)

ホテルから近いということもあり、バス停「中正商圏」から88番のバスに乗ります。

バス停には時刻表があります。
が、さすが公共の交通が乏しい台南、1時間に1本程度です。
事前にチェックしておく方が良いですね。
この日は平日、始発の9:27に乗る予定です。
予定時刻より少し遅れて、バスが来ました。
席はほどんど埋まっていましたが、2席のみ空いていたので、ギリギリ座ることが出来ました。

30分ほどで安平に到着。
一番の目的が「安平樹屋」だったので、バス停「徳記洋行・安平樹屋」まで乗りました。
ほとんどの乗客が、手前のバス停で降りて行きましたが。
このバス停で降りると、人が少ないため、どこから行けばいいのか分からないです。
でも、方向的に少し戻る感じで、海側だよね、と進んで行きます。

「安平樹屋→」のような標識があると良いのですが。。。
かなり、歩いたので、きっと1つ手前の「安平古堡」で降りた方が良かったようです。

「徳記洋行」を通り過ぎ。。。

隣りに「安平樹屋」がありました。

「安平樹屋」ミシュラン・グリーンガイド☆☆
「樹木に覆われた建物」なのですが、その覆い方がスゴイです。

建物内にも縦横無尽に行き来する枝や根。
自然の力ってスゴイです。

もちろん、こうなるからには建物が先にあり、後から樹木が大きく育った訳ですが、潰さずに避けながら大きくなることで、この不思議な空間を作り出しています。

屋根が屋根ではないように見えます。

もはや壁は見えません。

離れて見ることが出来ます。

遠くから見ると、ただの森です。
あの中に建物があるとは。。。
客観的に見て、また建物内へ戻ると、また不思議な感覚になります。

11時を過ぎると、団体客が到着したのか、急に観光客が増えてきたので、
混む前に「安平豆花」へ向かいました。

11:30、まだお客さんは半分程度です。
余裕で座れました。
週末は混むそうです。

タピオカとレモンです。
つるっとした舌触りの豆花に優しい味の蜜が美味しいです。
一息つけたので、次なる目的地「周氏蝦捲」へ向かいます。

路地を入ると、急に街並みが変わります。
安平の人々の暮らしが見え隠れします。

さんごで積み上げた石垣も、安平らしいです。

ぐんぐん進むと大きな樹が祀られています。

沖縄のシーサーのようなものが見えます。
剣獅という魔除けのようなものらしいです。

「樹王公」という樹齢300年の大木を祀っていました。

「周氏蝦捲」に到着しました。
お昼時は並んでいます。

テイクアウトする人もいるのか、回転が早いのか、ちょうど席が空いて、待たずに座れました。
きっと、タイミングが良かったんだと思います。
テーブルのそばで、席が空くのをじーっと待っている人達がいます。

タレや小皿はワゴンへ取りに行くセルフ式です。

「蝦捲」2皿分です。
ザクザクッとした食感で、中はジューシー、美味しいです！
わさび醤油が一番合う気がします。

「周氏」の向かいにある「鮮茶道」のお茶をぶら下げてくる人も多かったです。

「安平古堡」へ。

せっかくなので上ってみます。

階段でくるくると上って行くのですが、東インド会社のマークや、貿易が盛んだった当時の様子が描かれている壁は、とてもキレイです。

展望フロアへ到着。

先ほどの「安平樹屋」が見えます。
ただの森のようにしか見えませんが。

ここで記念写真を撮っている人が多かったです。

安平にはプリン屋さんが多い気がします。
せっかくなので、買ってみました。
「依蕾特 Elate」です。

プリンは、こんな感じです。
マンゴーやココアなどの味もありましたが、プレーンにしました。
まったりツルンのしっかり味で美味しいプリンです。
日本人好みかもしれません。

しかし「依蕾特 Elate」は、安平とは言え、安平老街からはかなり離れています。
台南市内中心と安平老街との間くらいです。
すぐ近くに「周氏蝦捲」總店があります。

99番のバス停「望月橋」の近くです。
帰りはここから中心地までバスで帰りました。

99番の路線図です。