セマナ・サンタの時期に巡るアンダルシア地方とリスボンの旅⑦リスボン－2

2016/03/21 - 2016/03/30

ロシオ駅
シントラ駅
ムーアの城跡
ベーナ宮殿
昼食　ｼﾝﾄﾗ・ｳﾞｨﾗ
王宮
シントラ発
ロカ岬
カスカイス
カイス・ド・ソレ
夕食　リベイラ市場
サンタ・ジェスタのエレベーター

エリア リスボン(ポルトガル)

朝9時。ロシオ駅。
お天気はいまいちだけど、シントラに向けて出発。

Bilhete Train&Busをロシオ駅の窓口で購入。クレジットカードは使用できず、現金のみだった。

出発間際の電車に乗り込む。中はあまりきれいとは言えない…。

シントラ駅。

トイレを探すも見つからず。ｲﾝﾌｫﾒｰｼｮﾝが空いたので尋ねたところ、駅構内にあるとのこと。Bilhete Train&Busを買っていたので出入り自由。
構内のトイレは0.2ユーロコイン必要でした。たまたま1つもっていたからよかったものの、なかったらひたすら我慢…？

434番のバスに乗ってムーアの城跡へ。

７〜８世紀に築かれたそうですが、いったいどうやって造ったんだろう…。タイムスリップしたみたいな場所です。


お天気が良ければ大西洋まで見渡せるそうですが、あいにく時折小雨がぱらつくこの日はそこまでは見えませんでした。

ムーアの城跡を後にしてバスでペーナ宮殿まで。バス停からさらに坂道があり、結構きつい坂(有料バスあり）をのぼると、そこにはちょっとビミョーなセンスの外観の宮殿が姿を現します。

これはいったい…?　魔除けとか？

少し晴れてきて遠くまで見渡せます。

カルロス?世とその王妃はこの宮殿でずっと過ごしたとのこと。この景色を共有できていることが不思議な気がします。

ダイニング。

こじんまりした中庭。

再びバスに乗って王宮へ。
いったん近くの店で簡単な昼食を済ませてから入りました。

外観はいたって普通の建物といった感じ。

白鳥の間。

天井に描かれた白鳥は一枚一枚異なります。

カササギの間。

天井いっぱいに描かれたカササギ。

紋章の間の天井。

貴族の紋章が描かれています。

紋章の間の壁面はアルレージョ。狩りの様子が描かれています。

王宮の１階テラス（？）からムーアの城跡が見えます。

王宮から駅に向かうバス乗り場がわかりにくくて戸惑いましたが、無事駅に戻り、４０３番のバスに乗り換えてロカ岬を目指します。
４０分ほどの乗車時間でしたが、爆睡していてあっという間。

観光バスが次々にやってきます。
３月でこれだけやってくるんだからオンシーズンはさぞや賑わっていることでしょう。

「ここに地果て、海始まる」

日没まではまだ時間がありましたが、西に傾いた太陽の光が海に反射してとてもきれいでした。ユーラシア大陸の西の端にいるんだと思うと何とも言えない気持ちになりました。

そういえば、作家の檀一雄は１９７０年代にここから少し北に行ったところで１年半ほど滞在したとのこと。きっと似たような景色を見ていたんでしょうね。

1時間ほどロカ岬を堪能したのち、再び４０３番バスに乗って右手に大西洋を見ながらカスカイスに向かいます。

カスカイスからカイス・ド・ソレに向かう電車は進行方向右に座ります。

やがて前日に訪れたベレンの塔、発見のモニュメント、４月２５日橋が見え、カイス・ド・ソレに到着。

夕食はまたまたリベイラ市場で。

ここには石鹸やチョコレートなどおしゃれなお土産を売っているコーナーがありました。空港で買えばいいと思って何も買わなかったのですが、翌日空港で同じものがかなり高く売られていて、ショック〜〜。

Viva Viagemに２４時間分６ユーロをチャージしたので、ケーブルカーや市電を乗り継いで戻ります。

サンタ・ジェスタのエレベーター。この時間は待ち時間も１０分くらいでした。

エレベーターの上からの景色。サン・ジョルジュ城が正面に見えます。

たくさんの人に配るお土産(チョコレートなどの食べ物）を買おうとあちこちのお土産物屋さんを覗きましたが、日本のような個装の食べ物ってホントないんです。
スーパーがあったのを思い出し、行ってみたらちょうど閉店時刻で目の前で閉まってしまいました。が〜ん！
明日の朝、サン・ジョルジュ城の行く前に買い物をすることにしてホテルに戻ってきました。

これはホテルのエレベーター横にに描かれた絵。おしゃれな雰囲気のホテルです。