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兵庫県姫路市青山は、姫路市西部を流れる夢前川のさらに西に広がる町で、かつて西国街道(山陽道)と山陰地方へ向かう因幡街道の分岐点にあたり、今も分岐点には安政2年(1855年)に建てられた道標を見ることができます。<br /><br />姫路城下の西の玄関口に位置し、街道筋に面していたとはいえ、正式な宿場町ではなかった青山ですが、夢前川の増水時には川止めの宿場町的な役割を果たしていたようです。<br /><br />現在の青山には、切妻屋根や入母屋屋根の中2階建に、漆喰塗籠めの虫籠窓や格子をしつらえた重厚な町家が連なり、かつて、旅姿の人々が行き交った情景を彷彿とさせる町並みが続いています。<br /><br />なお、青山一帯は、永禄12年(1569年)、姫路城を攻略せんとする龍野藩主赤松政秀を迎え撃った24歳の黒田官兵衛が初陣をかざったところで、姫路城をこよなく愛する官兵衛が初勝利した功績を称えて、「黒田官兵衛古戦場」にまつわる史蹟類が保存されています。

2016 お城だけじゃない姫路散歩 3/3 青山

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2016/05/02 - 2016/05/02

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nao

naoさん

兵庫県姫路市青山は、姫路市西部を流れる夢前川のさらに西に広がる町で、かつて西国街道(山陽道)と山陰地方へ向かう因幡街道の分岐点にあたり、今も分岐点には安政2年(1855年)に建てられた道標を見ることができます。

姫路城下の西の玄関口に位置し、街道筋に面していたとはいえ、正式な宿場町ではなかった青山ですが、夢前川の増水時には川止めの宿場町的な役割を果たしていたようです。

現在の青山には、切妻屋根や入母屋屋根の中2階建に、漆喰塗籠めの虫籠窓や格子をしつらえた重厚な町家が連なり、かつて、旅姿の人々が行き交った情景を彷彿とさせる町並みが続いています。

なお、青山一帯は、永禄12年(1569年)、姫路城を攻略せんとする龍野藩主赤松政秀を迎え撃った24歳の黒田官兵衛が初陣をかざったところで、姫路城をこよなく愛する官兵衛が初勝利した功績を称えて、「黒田官兵衛古戦場」にまつわる史蹟類が保存されています。

同行者
一人旅
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • この日最後の目的地、青山のあるJR姫新線播磨高岡駅を目指して、JR姫路駅へやってきました。<br /><br />姫新線のプラットホームから見たコンコースの額縁の中に、姫路の町を従えた白鷺城が望めます。

    この日最後の目的地、青山のあるJR姫新線播磨高岡駅を目指して、JR姫路駅へやってきました。

    姫新線のプラットホームから見たコンコースの額縁の中に、姫路の町を従えた白鷺城が望めます。

  • 播磨高岡駅へ降り立ちました。<br /><br />姫路市青山の最寄駅は播磨高岡駅なんですが、町並みそのものは夢前川の西側に位置しています。<br /><br />でも、播磨高岡駅から夢前川までの西国街道沿いにも良い町並みが続いているので、先ずはその町並みを楽しみます。

    播磨高岡駅へ降り立ちました。

    姫路市青山の最寄駅は播磨高岡駅なんですが、町並みそのものは夢前川の西側に位置しています。

    でも、播磨高岡駅から夢前川までの西国街道沿いにも良い町並みが続いているので、先ずはその町並みを楽しみます。

  • 西国街道の西側の町並みです。

    西国街道の西側の町並みです。

  • 軒下に石臼を飾りたてた町家は、さしずめ「播磨の石庭」ですかね・・・。

    軒下に石臼を飾りたてた町家は、さしずめ「播磨の石庭」ですかね・・・。

  • 「このお店、何屋さんか判りますか?」って、一目で判りますよね。

    「このお店、何屋さんか判りますか?」って、一目で判りますよね。

  • 「米」と大書した看板の前には、「踏車(足踏み水車)」と呼ばれる道具が置かれています。<br /><br />最近では博物館などでしかお目にかかれませんが、田植えの際に田へ水を引き入れる道具で、人が足で踏んで水を汲み上げます。

    「米」と大書した看板の前には、「踏車(足踏み水車)」と呼ばれる道具が置かれています。

    最近では博物館などでしかお目にかかれませんが、田植えの際に田へ水を引き入れる道具で、人が足で踏んで水を汲み上げます。

  • 商売柄でしょうか、伝統的な町家を守っておられます。

    商売柄でしょうか、伝統的な町家を守っておられます。

  • 入母屋屋根に伝統様式を身にまとったこちらの町家は・・・

    入母屋屋根に伝統様式を身にまとったこちらの町家は・・・

  • 廃船になった高瀬舟の船板を再利用した「船板塀」を塀の一部に使っておられます。

    廃船になった高瀬舟の船板を再利用した「船板塀」を塀の一部に使っておられます。

  • 新聞屋さんの建物も、元々は伝統的な町家でした。

    新聞屋さんの建物も、元々は伝統的な町家でした。

  • この風景にさりげなく寄り添う木は・・・

    この風景にさりげなく寄り添う木は・・・

  • こうして見ると、町のシンボルツリーのようです。

    こうして見ると、町のシンボルツリーのようです。

  • 通常なら袖卯建がついているところに、こちらの町家には持ち送りの様なものがつけられています。

    通常なら袖卯建がついているところに、こちらの町家には持ち送りの様なものがつけられています。

  • かつて格子が入っていたと思われるところが、アルミサッシに代わっています。

    かつて格子が入っていたと思われるところが、アルミサッシに代わっています。

  • 「千本格子の家」とでも呼ぶべき町家。

    「千本格子の家」とでも呼ぶべき町家。

  • 明和4年(1767年)に建立された下手野の道標です。

    明和4年(1767年)に建立された下手野の道標です。

  • 法然上人の生誕地、岡山県美作にある誕生寺への道標で、『左:たつの道、右:第一番みまさか誕生寺道』と彫られています。

    法然上人の生誕地、岡山県美作にある誕生寺への道標で、『左:たつの道、右:第一番みまさか誕生寺道』と彫られています。

  • 今だ端正な姿を保っている町家です。

    今だ端正な姿を保っている町家です。

  • 文政10年(1827年)に建立された常夜灯です。<br /><br />元々は、かつて夢前川の渡船場があった堤防に建てられていたそうです。

    文政10年(1827年)に建立された常夜灯です。

    元々は、かつて夢前川の渡船場があった堤防に建てられていたそうです。

  • では夢前川を渡って青山へ向かいます。<br /><br />夢前川はその昔は渡し船で渡っていたんですね。

    では夢前川を渡って青山へ向かいます。

    夢前川はその昔は渡し船で渡っていたんですね。

  • 西国街道青山の町並みに差し掛かると、青山の道標が立っています。<br /><br />これは安政2年(1855年)に建立されたもので、ここが西国街道と因幡街道の分岐点にあたります。

    西国街道青山の町並みに差し掛かると、青山の道標が立っています。

    これは安政2年(1855年)に建立されたもので、ここが西国街道と因幡街道の分岐点にあたります。

  • 道標には、「右、因州、白州、作州、雲州」と山陰方面の国々を、また、「左、備前、九州、金毘羅、宮島」と山陽から九州方面を示す文字が彫られています。

    道標には、「右、因州、白州、作州、雲州」と山陰方面の国々を、また、「左、備前、九州、金毘羅、宮島」と山陽から九州方面を示す文字が彫られています。

  • 西国街道青山の西側の町並みです。

    西国街道青山の西側の町並みです。

  • この辺りは、特に重厚な町家が軒を連ねています。

    この辺りは、特に重厚な町家が軒を連ねています。

  • こちらの町家も、腰壁に「船板塀」を使っておられます。

    こちらの町家も、腰壁に「船板塀」を使っておられます。

  • 主屋をセットバックさせて、前庭を広く取った町家。<br /><br />塀の中に庭園がしつらえられているようですね。

    主屋をセットバックさせて、前庭を広く取った町家。

    塀の中に庭園がしつらえられているようですね。

  • 一部タイル張りに改修されていますが、元々は重厚な町家です。

    一部タイル張りに改修されていますが、元々は重厚な町家です。

  • 出格子が効果的に配された町家。

    出格子が効果的に配された町家。

  • 正面から見れば、建物により豊かな表情を醸し出しているのが判ります。

    正面から見れば、建物により豊かな表情を醸し出しているのが判ります。

  • 西国街道青山の東側の町並みです。

    西国街道青山の東側の町並みです。

  • 2階の窓に手すりがついている町家。<br /><br />実用するうえで、安全への配慮が行き届いています。

    2階の窓に手すりがついている町家。

    実用するうえで、安全への配慮が行き届いています。

  • そろそろ薄らと西日が町並みに差す頃になりました。

    そろそろ薄らと西日が町並みに差す頃になりました。

  • ここにも前庭を広くとった町家がありました。

    ここにも前庭を広くとった町家がありました。

  • 敷地の角部を、ちょっとした庭園風に仕立てています。

    敷地の角部を、ちょっとした庭園風に仕立てています。

  • 格子の真ん中に戸袋のようなものをしつらえた町家。

    格子の真ん中に戸袋のようなものをしつらえた町家。

  • 長屋門に続いて土塀がめぐっています。

    長屋門に続いて土塀がめぐっています。

  • 自然石面積の石垣の上に漆喰塗の土塀が載っています。

    自然石面積の石垣の上に漆喰塗の土塀が載っています。

  • 湾曲する道なりに、漆喰塗の土塀と板塀が向かい合って延びています。

    湾曲する道なりに、漆喰塗の土塀と板塀が向かい合って延びています。

  • さて、青山の町並みもほぼ歩いたので、このあたりで播磨高岡駅へ戻ります。

    さて、青山の町並みもほぼ歩いたので、このあたりで播磨高岡駅へ戻ります。

  • 夢前川を反対方向に渡って・・・

    夢前川を反対方向に渡って・・・

  • 播磨高岡駅へ着いた頃には、夕焼けがこんなにも駅名板を照らしていました。

    播磨高岡駅へ着いた頃には、夕焼けがこんなにも駅名板を照らしていました。

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