アメリカ絶景ドライブ～早朝のモニュメントバレー＆ナチュラルブリッジ～

2016/06/07 - 2016/06/07

モニュメントバレーに到着２日目、早朝に起きてモニュメントバレーに昇る朝日を見に行きます。その後は朝のバレーロードをドライブし、様々なビュートを見てまわる。そして、モニュメントバレーを見てまわった後はシップロックへ行く予定だった行程を急遽変更し、モニュメントバレーから比較的近いナチュラルブリッジ国定公園へと向かうことにしました。途中の絶景ロード、モキダグウェイを通ったり、この日はとにかく絶景三昧の１日となりました。



(今回の行程)

１日目　移動&ドジャース観戦
２日目　ドジャース観戦&移動
３日目　グランドキャニオン&モニュメントバレー
４日目　モニュメントバレー&ナチュラルブリッジ国定公園
５日目　アンテロープキャニオン
６日目　レイクパウエル＆移動
７日目　ホワイトサンズ
８日目　移動
９日目　移動

KIX--[DL172]--NARITA--[DL284]--LOS ANGELS

LOS ANGELS--[DL283]--NARITA--[DL473]--KIX

エリア モニュメントバレー周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: デルタ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
モニュメントバレー２日目、夜明け前から活動を開始し、ビュートの後ろから昇る朝日を見にモニュメントバレーへと、向かう。６時からオープンとのことだったが、普通に６時前でも入ることができた。すでにけっこうな人数の人が写真を撮ったり待ち構えている。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
West Mitten Butteの後ろより陽が昇る。色鮮やかに照らされたビュートが美しい。日の出、日の入の時間は入場時のビジターガイドに記載されており、それを参考にすると行程を組みやすい。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
陽がのぼりきってビュートの間から太陽がみえる。ザビューホテル側から見たビュートは午前中は逆光になるので、太陽を正面にした時のお決まり、絞りを絞りまくりショットで太陽を捉える。ここはバレーロードを少し下ったところから。サンライズツアーの方々もこの辺りのポイントまでは来ていた。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
ザビューホテル。ホテルからはモニュメントバレーを、見渡すことができる絶景ホテル。残念ながら今回は空室がなかった。やはり人気だけあって、早めの予約が必要だ。グルーディングスロッジからも、ザビューホテルへ行き、バレーを見ながら朝食を食べるというツアーもあった。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
バレーロードの入口付近にあるナバホ先住民の住居「ホーガン」泥や砂からできているそうだ。ホーガンは冬は暖かく、夏は内部の気温を低くする造りになってるそうだ。上部が尖っているほうがfemaleホーガン、丸いほうはmaleホーガン。female ホーガンの方がよりしっかりとした造りになってるようだ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
そのままバレーロードに入り早朝ドライブ。レンタカーだと気ままにまわることができるのがいい。「Three Sisters」が見えてくる。恐竜の角のようにも見えるがベールを被った３人の修道女のように見えることから「Three Sisters」と名付けられたのだ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
朝日に照らされた「Elephant Butte」
やはりビュートがもっとも美しく輝きを増すのはサンライズとサンセットのようだ。この二つの時間帯はしっかりとまわりたいところだ。とくに午前中はそこまで気温も高くなく、空気も澄みわたってる可能性も高くオススメだ！

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
しばらく進んで行った後、後ろを振り返るとこの景色。度々車から降りてビュートなどの景色を撮る。バレーロードは舗装はされていない道ではあるが、走った感じ、特に問題が無ければ普通に走行できるが、雨が降った後などは走行は難しいだろう。とりわけ、バレーロードの最初は下り坂になってるが、先に進んでいくとほとんど平坦な道になる。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
John Ford's Pointからの風景。赤土が印象的な絶景ポイント。モニュメントバレーと映画との関係はきっても切り離せない。数々の映画にモニュメントバレーは登場する。その中でも、ジョンフォードはナバホの人々を出演させたり、強い結びつきがあったようだ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
逆に現地ツアーではプライベートロードなど、個人ではまわることのできないポイントをまわってくれるようだ。自分達でまわれるところにはなかったが、ツアーだとアーチ形のロックやシークレットポイントなんかもまわってくれるようだ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
見た目もそのまんまに「Totem Pole」だいぶ先にあるので見えないが、これでも高さは２５０mあるのだ。細長い造形がよく折れずにここまで残ったものだ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
モニュメントバレーのハイライト「Artist Point」
ここのダイナミックな景色はモニュメントバレーの中でも素晴らしい。朝早いだけあってこの美しい景色を３０分以上貸切だった！心ゆくままに堪能できるのは個人でまわることの強みでもある。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
ビュート郡が広大な大地に点在する。この雄大な景色は写真で伝えることは難しい。ほんまに感動的な絶景だ！途方もない時間をかけて雨や風が台地を少しずつ削ぎ取り、創り出してきたのだ。冬の日には雪が降ることもあるらしく、雪が降った景色も見てみたい！

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
Thunderbird Mesaが見える。この先はプライベートツアーでないと見れないポイントで一般車の走行は禁止されているようだ。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
Cly Butte と今回借りてきたレンタカー。バレーロードを走った車は車体も中も赤土だらけ。日本のレンタカーのようにお互いに傷を確認してから貸出というわけでなく「○○番にとまってるから〜」と鍵を渡されて、「君の戻って来る時間はスタッフのいない時間やから、この返却ボックスにキーを入れといてくれ〜」ぐらいの感じ。
側面とかに、おっきい傷とかも既にあるが、保険はバッチリプランに加入。車に傷がついた時の保障＋人を引いた時の保障＋自分達の負傷時の保障をフルで入りました。なんといっても訴訟大国アメリカですからね。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
「The Thumb」その名も親指。見事に見たまんま親指を立てているようにみえる？！左隣りのビュートは顔にもみえて、グッジョブサインをしている人にも見える??

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Monument Valley★

「モニュメントバレー」
このアングルも素晴らしい！まるで古代のジュラッシックパークのような壮大な景色。この付近の景色はいよいよ美しいスポットばかりになってくるので、少し走っては車を止めて写真を撮ってを繰り返す。朝早くのうちは交通量は少ないので道に止めて撮影してても問題ないが、交通量が多くなってきたらそれは難しいだろう。

モニュメントバレー ナバホ トライバル パーク 国立公園

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
ナショナルブリッジ国定公園に向かう途中で通る道モキダグウェイ。地球の歩き方、アメリカ国立公園編にも記載されてる道だが、これが実際に走ってみると、とんでもなくダイナミック！

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
このとおり、ハンドル操作をミスったら崖下に真っ逆さまな道。そうは言っても道幅はそこまで狭いわけではなく、対向車とのすれ違いさえなんとかなれば問題ない。しかし、何と言っても景観がダイナミックでついつい脇見してしまいそうなのでそれが最も危険だ。

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
モキダグウェイはそれほど長いわけではない。最高速度は１５マイルなので時間はかかるが、登りで約２０分ほど、下りで１５分程の距離だった。途中のスペースに車を停め、崖伝いに歩いて行ってピクニックをしている夫婦なんかもいた。

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
今回私が借りたのはセダンだったが、モキダグウェイも問題なく上り下りできた。これだけの断崖絶壁が続く未舗装路だが、見た目よりは難易度は低い。しかし、歩き方にも載ってるとおり、雨の日や夜間は崖くずれや転落の可能性が上がるので避けた方が良いだろう。

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
メサを登る道という意味でもモキダグウェイを登るのは貴重な経験なのかもしれない。とにかくここでしかないようなダイナミックな景色なのだ！

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
広大なテーブルが延々と続いてる。

☆U.S.A-Moki Dugway★

「モキダグウェイ」
私もゆっくりと登りながらきれいなポイントを見つけては停車し、写真を撮りながら小一時間ほどかけて登りきった。シーダーメサを登りきるとこの絶景が広がった！眼下に広がる景色は「Vally of the God」大きなビュートもここからだとあんなに小さく見える。

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」

ビジターセンターで入場料３ドル＋自動車６ドルを払い、ビジターガイドを受け取ったら車で一周９マイルのブリッジビュードライブを移動する。歩くのが難しい場合は３つの橋、いずれも展望台より見渡すことが可能だ。だいたいの展望台は駐車場から徒歩すぐの距離だ。最初の、橋はシパプブリッジ。こんな感じのトレイルを約１００メートルほど歩く。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
展望台からのシパプブリッジ。シパプブリッジの橋部分は比較的厚く、かつキレイなアーチ形状になっている。ビジターガイドによると展望台からシパプブリッジまでのハイキングは往復１時間程度とのこと。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
Horsecollar Ruin トレイルへの入口付近から。
ここでは左側に写っているように、かっては橋だったか、橋になり損ねたかと思われる部分（これは何処にも載ってなく推測）も見れる。少しだけ橋の様になっているのがわかる。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
こちらもHorsecollar Ruin トレイルへの入口付近から。ホワイトキャニオンが創り出す馬の蹄のような崖をみることができる。Horsecollar Ruin は往復約３０分程。しかし、とにかく暑くてHorsecollar Ruin はスルー>_<

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
さらに車を進めて行くとカチナブリッジの展望台トレイルに到着。こちらはトレイルを歩いて３分ほど。こちらの橋は最も太く、もはや穴の開いた巨大な岩壁といった感じだ。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
カチナブリッジのアップ。カチナブリッジへも、近くに降りて行くことができるが、ハイキングとなると、やはり往復１時間はかかるボリュームになっている。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
展望台より見えるオワチョモブリッジ。
３つの橋の中では最も橋部分が薄くて形がキレイな橋。ビジターガイドの中ではelder bridgeと表現されていた。これは他の２つの橋がまだ発展途上にあったのに対して、オワチョモブリッジは完成された造形を保っているからのようだ。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
オワチョモブリッジへは３２０メートル、高低差５５メートル。往復３０分程のトレイル。たいしたことない距離やけど、めちゃくちゃ暑い中のハイキング。しかし、橋の迫力を間近で味わう為にもここは頑張って歩いてみる。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
天に架かる橋のように見えるオワチョモブリッジ。夜になると夜空には満天の星空が浮かび、まるで星空に浮かぶ巨大な橋に見えるのだ。今回は残念ながら見れなかったが、ビジターセンターに飾ってあった写真を後ほど紹介している。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
ブリッジの付け根部分もこうしてみると立派なもんで、橋としてとてもキレイな形に仕上がってる。近くで見るとこんなに絶妙な形に仕上げた自然の力はほんまに凄いって改めて感じた。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
ちなみにナチュラルブリッジ国定公園のオワチョモブリッジはいつか行ってみたい絶景ではあったが、モニュメントバレーからそんなにすぐの距離であることを把握してなかったこと。オワチョモブリッジを訪れるのであれば星空とオワチョモブリッジの共演が見れる夜がいいと思ってたのもあって、急遽での訪問になってしまったのである。けど、行ってみると昼間でも十分見所あるスポットだった。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
トレッキングをする場合は３つのブリッジはいずれもトレイルでアプローチすることができる。それぞれ、シパプブリッジ-オワチョモブリッジ間は４〜６時間、シパプブリッジ-カチナブリッジ間は２〜４時間、カチナブリッジ-オワチョモブリッジ間も２〜４時間とビジターガイドに記載されている。いずれのトレッキングも夏の間は気温がかなり高いということに気をつけたい。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
最近絶景としてかなり有名になってきているオワチョモブリッジ。絶景ガイドブックにも載ったりしているのもあるだろうか。なんといっても星空に浮かぶこの橋の写真が凄まじい。こちらはビジターセンターに飾ってあった写真。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Natural Bridges National Monument★

「ナチュラルブリッジ国定公園」
ナチュラルブリッジ国定公園はナチュラルダークネス（自然な暗闇）を、味わうことができるスポットとして、有名になってきているのだとか。ビジターセンターにはナチュラルダークネスを楽しむ７ヶ条が書かれていた。夜のオワチョモブリッジを鑑賞するツアーも出ているようだ。

ナチュラル ブリッジ国定公園 国立公園

☆U.S.A-Vally of the God★

「神の谷」
モキダグウェイを下ってくると「Vally of the God」が見えてえくる。せっかくなので「Vally of the God」にも少しよってみることにする。遠く見えるピラミッド型のビュートは「Setting Hen Butte」

☆U.S.A-Vally of the God★

「神の谷」
モキダグウェイの麓に入口がある「Vally of the God」その名も神の谷。道路は未舗装なので雨の後は入らないようにとの看板がある。道はいたって平坦なので、雨でぬかるんでさえなければ、難易度は高くはない道だろう。

☆U.S.A-Vally of the God★

「神の谷」
ピラミッド型のビュートは「Setting Hen Butte」
私は時間の都合から少し写真を撮った程度でしたが、「Vally of the God」にはこれまた個性的なビュートがいくつかある。「Vally of the God」の入口付近には宿もあって宿泊も可能なので、じっくりとまわってみたい人にはいいかもしれない。ここから約３時間かけてページの街へと戻ります。