2016/05/03 - 2016/05/05
82位(同エリア1117件中)
ハンクさん
シアトル滞在3日目、再びレンタカーでヴァンクーヴァーに戻らなくてはいけない。急ぎ足でシアトルの名所を訪れることにした。ホテルから車で市街に入り、街中の駐車場に車を置いた。街中のウエストレイク駅からモノレールに乗ると、市の北部のシアトルセンターと言う一角に到着する。ここでシアトルのシンボルとも言えるタワー、スペース・ニードルに上った。この塔は高さ184メートル、タワーの上部にUFOのような円盤がくっついている。内部には建設開始からの写真が展示されており興味深い。展望台からの360度のパノラマが素晴らしい。
そしてスペース・ニードルの隣にあるのがEMP博物館、斬新なデザインで知られるフランク・ゲーリーの設計による建築だ。これはロックミュージックやサイエンスフィクション、ポップカルチャーをテーマとした博物館である。しかし時間があまりなかったのでここはパス、隣のチフリー・ガーデン・アンド・グラスに入館した。これはデール・チフリー氏のガラスアートを展示する博物館で、少々グロテスクな作品もあるが楽しめた。
そしてシアトルからヴァンクーヴァーに戻る途中、シアトル市街から40キロほど北にある、世界最大のボーイング社の旅客機工場エヴェレット工場に立ち寄った。床面積40万m2、容積は1330万m3というから、自動車組立工場のざっと3〜4倍の巨大な工場だ。 ここで旅客機の組立工場を見学するツアーに参加した。ボーイング社は言うまでもなく世界最大の航空機製造会社で、ヨーロッパ連合のエアバスが唯一のライヴァルだ。かつて複数あったメーカーが次々合併し、現在はアメリカで唯一の大型旅客機メーカーとなった。世界の航空宇宙機器業界のリーダーである。
工場見学の入場料は大人20ドル(予約18ドル)、ガイドツアーは英語のみで約80分、カバン、カメラ、携帯電話など一切持ち込むことができない。この日は747、777、そして最新鋭の787の組立ラインを見学できた。元フライトアテンダントだったという女性の、早口の英語の説明をすべて聞き取るのは至難の技だ。日本語ガイド付きのツアーはHIS、JTBなどが主催しているようだ。なお、身長制限があり、122cm以下の子どもは見学不可である。
日も沈みかけた夕方、再び国境を越えた。カナダ入国は車から降りることなく、パスポートをチェックするだけだった。ちなみに2016年3月よりカナダ入国には電子渡航認証(eTA)が必要となった。有効期間は5年、またはパスポートの有効期限まで。陸路で入国する場合は関係ないが、空路入国の際は必須であるのでお忘れなく。申請料金は7カナダドル、英語またはフランス語のみのため少々時間を要するが、送信して数時間後には入国OK のメールが届いた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- レンタカー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
シアトルのシンボルとも言えるタワー、スペース・ニードル
-
街中のウエストレイク駅から市の北部のシアトルセンターまで走るモノレール
-
モノレールは完全無人運転
-
建築家フランク・ゲーリー設計のEMP博物館
-
スペース・ニードルとEMP博物館
-
スペース・ニードルの内部の展示
-
スペース・ニードルからEMP博物館を見下ろす
-
スペース・ニードル展望台からの眺め
-
スペース・ニードル展望台からの眺め
-
スペース・ニードル展望台からダウンタウンの眺め
-
スペース・ニードル展望台からの眺め
-
チフリー・ガーデン・アンド・グラス、デール・チフリー氏のガラスアート博物館
-
チフリー・ガーデン・アンド・グラスの展示
-
チフリー・ガーデン・アンド・グラスの展示
-
チフリー・ガーデン・アンド・グラスの展示
-
再びモノレールでダウンタウンへ
-
ボーイング工場の駐機場
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flight
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの内部
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightの展示
-
ボーイング社のビジターセンター、Future of Flightのギフトショップ
-
ドリームリフター、ボーイング787の部品を運ぶ輸送機
-
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- タコキムチさん 2016/06/14 22:25:11
- ハンクさんへ
- ハンクさん!
シアトルのボーイング工場、やはりありますよね!!
私は主人と15年ほど前に行ったのに、主人が忘れていて、行っていないと言うのです。
行った証拠に写真を見せたくても、工場内は一切撮影不可でしたので、私もだんだん自分の記憶に自信が持てなくなっておりました。
工場は写真撮影不可で、飛行機の作る過程も見せてくれましたよね。
トゥールーズのエアバス工場も、一度行こうと思っています。
お邪魔しました。(o^^o)
カメラちゃん
- ハンクさん からの返信 2016/06/19 17:47:45
- RE: ハンクさんへ
- カメラちゃん さんへ
ちょっと意外なご質問になんとお答えしていいものか、、、と思いました。
15年前のことはよくわかりませんが、今年の5月時点ではボーイング社の工場ツアーは確かにありました。巨大な747、777、787の組み立て工程をしっかり見せてくれました。トゥールーズのエアバス工場の事はよく知りませんが、機会があれば2大メーカーですので比較してみたいと思います。
ドイツ語がお好きとのこと、小生もいつか完全なドイツ語が話せるようZDFを見て、Spiegelを読んでいますが、文法が難解ですね!それでもまたドイツ、オーストリアを旅して音楽を聴くことが最上の喜びです。
それでは Gute Reise! Bis bald.
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ハンクさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
30