2016/05/03 - 2016/05/08
165位(同エリア445件中)
夏目さん
2016年5月、南のワイト島から本島の小さな城下町アランデル、物語の舞台ペットワースへ。今回は割と余裕に日程を組んだつもり(笑)。ペットワースではスペシャルな出来事もありました。
旅行記中の各種価格記載は旅時現在のものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 1.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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菜の花畑を突っ切って、5月の英国を走り抜ける列車。英国の南はイギリスの庭、と言われるけれど、本当になんとほのぼのとした景色。でも、列車に乗っていても菜の花の花粉の匂いが漂ってくるのですよ。
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アランデルに到着。
ダウンズの連なる南イングランド、ウエストサセックスでもこの辺りはエリナー・ファージョンの「リンゴ畑のマーティン・ピピン」の舞台でもあって、あこがれの地域。 -
アランデルは古い町な所為だと思うけど、駅から町が少し離れている。鉄道が走るより町ができるのが前だと、大体こういうことになるわけで、駅からの距離で大体町の古さが計れるなあっていつも思うわけ。
でもって、町→道路→鉄道の順番で建てられているが故に、鉄道降りてからの道は結構わかりにくいのですよ…(ターミナルから道路に出る道がぐるっと回ったりするから)右なの?左なの?。見渡すとランドマークのアランデル城が。よしよし、こっちに行けばいいわけね。 -
あんまり「歩く」ことを想定していない道路の造りな英国なので、スーツケースごろごろしながらびゅんびゅん車が通る道の脇を行くことが多くて結構大変。でもねえ、でもさすがのアランデル城ってことかな、町に向かって人が結構歩いてる。
アランデルの町章。 -
本当に城下町なんだな、お城に向かって歩くとだんだん建物が増えて、川を渡ると昔からあると思われる小さな町。ここがアランデル。
今日の宿はいろいろ調べた結果アランデル一の宿じゃないかな~と思われたスワンホテル。規模の小さな町なので勿論大型ホテルとかはない。昔ながらのパブイン。ブッキングで予約しました。わーい、かわいい!。
入るとすぐパブカウンターで、そこでチェックインしてもらって荷物を預けます。さて、時間がないよ(いつも)アランデル城へ!。 -
スワンホテルから歩いてほんの3~5分、これからアランデル城を見学。
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すごく現代的。クリーンな感じ。
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お城の入り口にいろんな種類のチューリップ。
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これも。
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チューリップってイギリスって気はしないけど、シーズンな所為かすごく見事に咲き誇っていました。
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門からお庭をぐるーとまわると聳え立つアランデル城。盛り土なのか、もともと台地なのか、丘の上に立っているので小ぢんまりしたかわいいお城でも"聳え立つ"ように見える。そういう風に見える、っていうの結構重要だったんだろうな。
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物見の塔があって、けっこう入り組んだ建て型。そしてチューリップがたくさん…童話のお城イメージだな~。
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お城の中は撮影禁止なので…お城から塔までの渡り廊下。風が強い!。
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小学生が社会科見学(と、イギリスでもいうのかな?)に来ていました。「こぢんまりした童話のような」でも、やはりお城なんだなあ、近づけば堅牢です。
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櫓から居住区が見える。これね、かなり乗り出して撮っている。やっぱりそうそう中は覗かれないような造りにしてあるんだろうな。広くて素敵な中庭。こちらの居住区には入れなかったんですよ、まだ城主がお住まいになっているらしいので(たぶん)。
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お~、場内に結構な高低差があるんだな!。もともと堀だった部分も見えて、いい眺め。
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遠くまで見渡せる…黄色い菜の花のじゅうたんと、青草のパッチワークがいかにも5月の英国。
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お城の敷地内を散策。星みたいな白いチューリップがかわいい。
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白いチューリップを追っていくと、お城のチャペルにたどり着きます。チャペルにお庭は白い花で統一してありました。とても美しい…。
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チャペルの入り口まで行って振り返る。
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わわ、面白い木だ。枝が下に向かって生えて、また上に向かっているの。
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お城の裏には広いお庭。さっきのチャペルの横姿が見えます。
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結構凝ったガーデンで、なにの庭、かにの庭、と区分けがされている。
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渦巻の芝生。
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櫓が見えて、ほのぼのしているのにやっぱりお城は戦争をしてたんだなー…とか。
中は写真が取れないので、写真ないのだけどアランデル城にはなんと日本人の女性ガイドさんがいらっしゃいました。もうずーっと長くこちらでお暮しなんだそう。なるほど、お喋りしていたら「あ~あれは日本語でなんていうのだったっけ」と仰られる場面もちらほら。そして発音も日本語とは少し違ってきている。めぐりあわせなんだろうけど、生まれたところと違うところに住み、もう生まれた土地のほうが知らない場所になっていまうことってあるのだなあ。 -
アランデル城の旗。
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日本人のガイドさんに教えていただいたのだけど、アランデル城もずいぶん修復をしていて、今ではオリジナルの窓は一つを残すのみなんだそう。それが中央やや右の小さな窓。これはお城創建当時のまま。もう窓としての機能はなくしてしまっているけど、歴史の思い出にとってあるのね、きっと。
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お城の庭にロビン。かわいいね、胸がきれいなオレンジ色ね。
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さて、お城を後に、アランデルの町へ。ここは理容院。破風がたくさんあって、昔の建物だねえ。
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スワンホテルへ戻ってきました。
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2階にあるお部屋、明るくてかわいい。ほっとするなー。
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スワンホテルの入り口。
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スワンホテル、1階はパブです。「…飲もうか」「飲んじゃおうか」。
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アランデルはお城と、お散歩と、町をぶらぶらするのが目的だったので、そんなにがつがつ行動しなければならないわけではなく…飲んじゃいます(笑)。
サイダー。ぷはー。 -
暮れそうで暮れない5月の英国、9時ぐらいまでは明るいので散策に出かけます。これも古いお家だなあ。屋根と、壁と、煙突がほんとおとぎの国みたい。今まで見てきた英国の古い町とは少し違うな…ヨーロッパ大陸風というか…ドイツとか?(行ったことないけど)なかんじ?。
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英国の小さな町は大抵丘の上にあり、町から外へ続く道路に立つと、こうやって町はずれが沈んでいき、向こうにダウンズが見えます。
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坂の途中にあるアランデル大聖堂。そうなのです、アランデルにいは大聖堂があるのですよ!。シティ、なんですよ!!。
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この大聖堂、道にびっちり沿ってにょきーと生えている感じ。いわゆる大聖堂の、広い土地(庭)の中に建ってるあれじゃない。アランデルは使える土地が少なかったのかもな…。
そして入場料はいりません、入り放題。聖堂の係員さんもこのときはいなかった。立派な建物だけど、少しさみしい…。 -
鮮やかな薔薇窓。
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アランデル大聖堂の壁面のガーゴイルたち。
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あ、面白いお家が。
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壁面がコッブル(※ライの旅行記参照)だあ(笑)。
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あはは、お茶目だねえ、グラサン獅子。
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基本、アランデルの古い建物はこの茶色いレンガ造り。イメージするところの所謂ヴィクトリアンハウス様式。ここは長屋かな…。
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さあ、夕方になってきたのでスワンホテルへ戻ります。今日の夕食はスワンホテルでお願いしてあるので…パブカウンターと逆側の奥に食事ができるテーブル席があります。あ、ちゃんと予約席になってる(^_^)。
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我々のパブでの黄金オーダー、「本日のスープ」。
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バーガーにしてみました。お味は…ふつうです(ははは)。
さて、今日はこの辺で。おやすみなさい…。 -
朝です。
スワンホテルのすぐ横にはアルン川(駅から歩いてきたときに超えた川)が流れている。横にはビールの醸造所などもあり、資源なんだなって。 -
さて、スワンホテルの朝ごはん。
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たっぷりの果物。
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濃いヨーグルトにフルーツ、ジュース。
明るいなー、気持ちいい。 -
パンが食パンじゃない!珍しい!。
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フルイングリッシュブレックファースト。ポートベローマッシュルームだ、これおいしいのよね。今日は卵は抜いてもらった。最近食べられなくなったなあ…しみじみ。
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さて、今日はアランデルの町ををぶらぶらして、少し郊外までお散歩の予定。ここは雑貨屋さん。同行者が「ここフィガロに載っていたよ!」って。そうかそうか、なら後で買い物せねばなるまい(笑)。
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町の本屋さん。
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昔の建物をそのまま使っているポストオフィス。新しい建築物、ほとんど見かけなかった。いいね、使えるものは使ったらいいんだよ。
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あれっ、振り返って気づいたけど、お城より大聖堂のほうが高い位置にあるんだな。
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アランデル城の入り口を右に逸れると森に向かって小道があります。
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川には鴨の親子。かわいいな!。
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石の橋。
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橋のたもとを右に曲がると細いフットパス。ぐーぐるまっぷさんによるとこのままいける筈。
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川と、少し広くなった池状の水に沿っていくと…あれ、白鳥さんが。
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フットパスの藪を抜けるとアルン川沿いに出ます。
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アルン川沿いを進むと…目的地が見えてきた。
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パブじゃん(パブだよ)(笑)。
ブラックラビット。看板かわいいね、上に穴熊が乗ってるよ!。
計画段階で、アランデルはお城見て町見て、あとどうしようかね?散策したいよね(散歩好き)、ラウンドできれば一番いいけど…と相談してて、そしたら同行者が「ちょっと離れたところに素敵パブがあるっぽい!」と。よーししれならいっそ底を目当てに散策しよう!。ということになったのでした。 -
わあー広いパブ…でも天気がいいから外で飲むけどね!。
さて、何飲むかな…今回1年ぶりの英国で「…」と思ったのは、我々いつも英国ではサイダーをぐびぐび飲んでいたわけだけど、この頃のトレンドのサイダーは甘口ってこと。あまいのまずい←。やっぱトレンドはあるんだよね…。
ので、新しいものにトライしようと、ラベルがかわいい穴熊のエールを試飲させてもらったら…ぐへっ、ぬるい!まずい!(私には)。「うへー」って顔して見せたら(これはベリーウッドの美穂さん直伝方法)笑われた(苦笑)。で、結局ギネス。 -
パブの前庭から空を見上げると高い木の梢から日の光…わあー気持ちいい。
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アルン川にはたくさん白鳥が飛来していました。…それがねえ、奴等(最早やつら呼ばわり)出落ちではありますが、着水もかなり乱暴。乱暴というか、ばちゃばちゃー!って感じ(笑)かわいいです←。
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それにしても、お客さんは言っているけど案外酒飲んでる人いないな(英国に対する偏見?)。と、川を見ながら飲んでたら陽気なおじちゃんたち。「写真撮っていい?」「いいよー、チアーズ!(乾杯)」。楽しい。こうでないと(笑)。
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アルン川のはるか向こうにアランデル城。さて、そろそろ帰りますか。
帰りはフットパスではなく、普通の道を。道沿いに野鳥センターみたいのがあって…保護区のようですね。 -
アランデルの町に戻ってきました。
アランデルで超有名なベリンダズティールーム。もちろん寄るよ!。スコーン食べるよ!。 -
ああ…これこれ、イギリスの田舎のスタンダードなティールーム。濃いこげ茶の使い込んだテーブルとボーンチャイナ。
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この姿!いい姿のスコーンだねえ~~。
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スコーンを割って、クロテッドクリームをたっぷり、イチゴジャムをもっさり。苺が上か、クリームが上かは地域差があると聞いたような…。
ちょーうめー!というわけではないけど、まっとうなスコーンでした。 -
ベリンダズティールーム。
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アランデルの街並みを後に駅に向かいます。
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車窓から菜の花畑。
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あっ、アンバーリーだ!!。通過した駅だけど(無念)寄りたかったな~アンバーリー。そりゃもちろん「リンゴ畑のマーティン・ピピン」のせいですよ!。アンバリの野原で…という歌詞があるのです。アンバリ、という響きにあこがれたなあ。来たい、次回はぜひ。
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またしても車窓。さっきと違うのは羊の白い水玉が見えるところ。かわいいなあ。
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プルボウに到着。
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プルボウの駅。駅には直結したタクシー乗り場と事務所が。小さな駅だけど案外使う人多い?。ここからバス今回のメイン(と言っても過言ではない)ペットワースに向かいます。
ペッットワース行きのバスは電車の到着時間に連結していない(逆方面行のバスが連結しているみたい)(この辺りは「特別編」を参照ください)。
バスの時間は事前に調べていたので「どうする?タクる?」とタクシー事務所のお姉さんに「あのーエンジェルインに行きたいのだけど」「?どこそれ」「ぺ、ペットワースのイン」「うーん、わかんないな」「これ(地図見せ)」「あー!エンジェルインね!(だからそう言っておろうが!!)」「今タクシー出払っていて、10分か15分くらいかかるかな…」「それじゃあバス待った方がいいか」というわけでバスを待つことに。
しかし結局30分以上待ってしまった。ていうか、予定よりずっとバスが遅れてきました。
で、ですねえ、英国はバス停の名前という概念が相当いい加減です(私の経験では)。案の定乗車して運転手さんに「ペットワースに行きたいの、エンジェル・インのあるとこ」って言ったら「(そこどこ)?」みたいな顔をされたので地図を見せると運転手さん、客席に向かって「これどこかわかるよね?」と。そうするとお客さんとしか思えないおじさん…おにーさん?がやってきて、「うんうん、大丈夫、いいよ、ペットワースね、このまま乗ってて、教えるから」と。あ、ありがとうございます…(恐縮)。バスは出発。ぐいーん、と飛ばしてあっ、エンジェルインだ!。おにーさんが「ここだよ!」運転手さんが「あー!エンジェルインか!(だからそう言ってんじゃんよ!(笑))」。 -
はい、てなわけで今日のお宿、ペットワースのエンジェルインです。昔からの宿だけど、白くきれいに塗りなおしてありました。しかしなぜこんな道ぎりぎりに建物を建てるか…(^_^;)。
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さて、いつも通り時間のない私たち、エンジェルインのフロントに荷物を預け、急ぎペットワースハウスに向かいます。
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今回うーん、と思ったのは、ペットワースハウス、入り口がよくわからないってこと。お屋敷だからさ~、入り口沢山あるのよ!。でも可観光客が入る入口がよくわからず。ペットワースの通りには「こちら」という看板もあるけど、事前調べはあいまいだった。
結果的には「たぶんここ」と思っていたセント・メアリー教会(この写真)の向かって右側、つまり、パーク・ロードを北上し、道なりに右に曲がるチャーチ・ストリートの角、そこに小さな扉があって、そこが入口。これ、開業中じゃないとわからないと思う(笑)。
セント・メアリー教会には桜?アーモンド?あんず?が咲いていました。きれい…。 -
入り口これ。地味すぎる!!。
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入り口を通り抜けると受付があって、「あと1時間半くらいで閉まるけど大丈夫?」「頑張る!」。
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建物が層になっているので、それを抜けて次の建物へ。
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巨大な台所!。
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庭に抜けると、これは有名なショットですね。ペットワースハウスが一望できる。
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中は豪華…フランスっぽいっていうか(フランス行ったことないけど)…ロココ?。ペットワースハウス、建物は素敵だけど中身がなあ…きらびやかで…派手っていうか…成金ていうか…あんまりな~~趣味がいいような気はしないな~~。
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こちらのお庭はかの有名なケイパビリティ・ブラウンの作。
ケイパビリティ・ブラウン、日本で言ったら誰だろう。夢窓国師?重森三鈴?。イギリスの「風景式庭園」を確立した庭設計者。私がケイパビリティ・ブラウンを知ったのは坂田靖子さんの「マーガレットとご主人の底抜け珍道中」という漫画でした。これが素敵な漫画でね…大好き。坂田さん手実はイギリス人じゃないの?って思うくらい、バジル氏とはまた違う意味で(時代差)イギリスの空気を持った漫画だった。 -
あ、りす!りす!!
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この景色で森の中ではない…心配のないお庭なの。
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西日と下生えの花たち。
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向こうに菜の花の黄色が。
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うわーすごい木だな…。
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ブルーベルが。そうね、森としてみるにはいささか整備されすぎている。人工的というまでは手がない、塩梅だねえ。
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ペットワースハウス、どーん。
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近くで見るとこういう感じ。すごいお屋敷だなあ…。
後篇に続く。
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