ヨーグルトの国から、ドラキュラゆかりの地へ（01） ソフィア

2016/04/29 - 2016/04/29

「ブルガリア」　というと 思い浮かぶのが ヨーグルトだけれど、それ以外に何がある？
そんな期待に胸を膨らませながら、首都ソフィアへ。

他のヨーロッパ諸国とは異なる建築様式に、ワクワクしてきました　!(^^)!
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＜行程＞
□４/２８（木） 羽田から フランクフルト経由、ソフィア へ
■４/２９（金） ソフィア市内観光
□４/３０（土） リラの僧院
□５/　１（日） ボヤナ教会 →　ヴェリコ・タルノヴォ
□５/　２（月） ヴェリコ・タルノヴォ
□５/　３（火） ヴェリコ・タルノヴォ → シナイア
□５/　４（水） シナイア → ブラショフ
□５/　５（木） ブラショフ滞在　※シギショアラへ
□５/　６（金） ブラショフ滞在　※ブラン城へ　　　　　　　
□５/　７（土） ブラショフ　→　ブカレスト
□５/　８（日） ブカレストから ミュンヘン 経由、羽田へ
　　　　　　　　　　　　（５/９　帰国）

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴィトシャ大通りを　北に真っ直ぐ歩いて行くと、最初に目に飛び込んできたのが、聖ネデリャ教会。

丸いドームの側面一面に　たくさんの窓があるのが特徴です。

教会の入口は　写真手前にありますが、廊下があるおかげで、雨が降っても　雨宿りできそうです。

中に入ってみると、うぁ～。
黄金の祭壇に、中央の大きなシャンデリアが眩しい。

天井部分を見上げれば、外から見えていたドームの窓から、陽の光が差し込みます。

そして、壁に描かれたカラフルな色使いのイコン（聖画）も　必見です！

外に出て、裏側にまわってみました。

ブルガリア正教って　独特の建築様式のようです。
この教会以外にも　各地で見ることができました。

聖ネデリャ教会から　さらに通りを歩いて行くと自動車道があり、遠く向こう側には尖塔を持つ　イスラム寺院　バーニャ・バシ・ジャーミヤ。
（舌をかみそうな　(^^;　名前です）

その手前に　屋根だけが見えるのが　聖ぺトカ地下教会です。
地下に半分　埋もれるように建てられています。

聖ペトカ地下教会の正面にきました。
石造りの小さな教会が、どうして　こんな地下に？

オスマン帝国は当時、馬に乗った人間よりも　高い屋根のキリスト教会を建てることを禁じていたそうです、
さぞ肩身が狭かったでしょうね。

階段で上がって入口に近づくと、扉は閉まっています。
しかも　とても　背の低い鉄の扉。

横にまわってみました。
ホントに、何の飾りもなく、窓もなく、質素な教会です。

ここからさらに階段で降りると　入口がありますが．．．
断られてしまいました。　(+_+)

なぜだろう？　ミサかな？　

さて、今度は　遠くからでも見えた尖塔のイスラム寺院　バーニャ・バシ・ジャーミヤです。

どっしりとした　丸いドーム。
風格があります。

中に入ってみようと思いましたが．．．

残念ながら、今日は閉まっていて入ることができませんでした。
それなら、ということで．．．

翌日も行ってみましたが．．．。

ご覧の通り、ミサの真っ最中。
ただ、遠くからですが、おごそかな光景を見ることができました。

バーニャ・バシ・ジャーミヤの裏手は、噴水や花壇もある公園になっています。
そして、宮殿のような建物もあり．．．これは何？

歴史博物館でした。
元々は、ソフィア中央浴場だったところです。
イスラム寺院　バーニャ・バシ・ジャーミヤの　「バーニャ」　は、お風呂を意味するとか。

へぇ～、中は　いったいどういう設備になっていたのかな。

お祈りする前に　ここで身を清める？　それとも後？
そんなことを想像しながら、建物の美しさに　うっとりです。

このすぐ近くには、公衆の温泉水汲み場もあります。　
ブルガリアの人は、温泉好きなのね。

寺院前の道路の向かい側には、セントラル・ハリ　（中央市場）　があります。
ほらっ、尖塔が見えるでしょ。

市場の２階から。
この市場には、地下もあります。

ベーカリーショップ。
たくさんのパンが　陳列に置かれています。

しかも　大きいパン。

あっ、ここは　鮮魚売り場。

氷の上に、無造作に置かれた魚たち。
まるで　海の中で泳いでいるような。

だから、今でも　動き出しそう．．．新鮮そのもの。

どんな料理に　変身するのでしょうね。

ここは、何屋さん？
豆のような、オリーブのような．．．

さて今度は、地下にやってきました。
ファストフードの店がありますが、、、あれっ？

うぁっ、こんな　ところに遺跡がある！

この辺り一帯は、遺跡が発掘されていますが、それを現代の施設と　うまくコラボしています。

中央市場の裏、変わった建物がありました。
シナゴーグです。

正面入口に、まわってみると、あれっ？
閉まってる　(+_+)

閉まっていると思うと、無性に見たくなってきた。

でも　ダメだね～。
とても　綺麗なシナゴークなのに、何だか　名残惜しいです。

さて、ここは？　
聖ペトカ地下教会前にある、セルディカの遺跡です。

地下鉄・セルディカ駅に直結しています。

地下道です。
旧共産党本部あたりから　聖ペトカ地下教会まで、セルディカの遺跡が続きます。

地下鉄の工事で偶然に発見されたというから、貴重な遺産です。

折角だから、ちょっと覗いて行こう。

あの奥に、何かがありそう～♪

いくつもの石が　積み上げられています。
その昔、ここは　どんな役割を果たしていたのでしょうか。

そして、ここは？

旧共産党本部前の広場に、ドームのように透明の窓が大きく張られた場所がありましたが、これがその正体だったんだ！

ほらっ、地上に出れば、わかります。
なかなか　憎い演出です。

正面が　旧共産党本部、右側は　大統領官邸です。

大統領官邸前に　やってきました。

正面には、２人の護衛兵が立っています。
今日は、大統領がいるのでしょうか。

そして、ここは大統領官邸前にある　国立考古学研究所付属博物館です。

博物館の前にも　いくつかの遺跡が置かれていました。
この辺りは、まさに遺跡の宝庫です。

この後も　続いて　ソフィアの町を歩きます。