百済の歴史に触れる公州・扶余、そして青松への旅 ＜青松-後編＞

2016/05/21 - 2016/05/22

週末の１泊２日で、忠清南道にある公州・扶余・青松に行ってきました。
公州と扶余は、日本とも関係の深い百済だった場所。
今回３年ぶりに訪問しました。
以前よりも歴史的背景がわかるようになっていたので、より興味深く見学出来たような気がします。
青松は今回初めての訪問だったので、期待が大きかった場所です。
期待に負けないぐらい、いや、それ以上に素敵な場所でしたよ。
5月とはいえ、灼熱の太陽が照りつける中での観光となりましたが、天気に恵まれて、観光もグルメも満喫してきました♪

１泊２日の旅程のうち、こちらは青松-後編となります。

エリア その他の都市(韓国)

食後は、ちょうど五日市が行われているという青陽の在来市場に立ち寄りました。

青陽は内陸になるけど、海の幸もたくさん並んでいます。

こちらは青陽が誇る地元産の枸杞の実♪
1kg単位なので買いませんでしたが、お茶として飲んだりするならおすすめですね。

古くから続く市場ということで、左側には例の肉を売る店も……
これからの季節はとくに需要が高まりますからね。

アジュンマ達は井戸端会議に忙しそう~（笑）

市場の中心部ではのど自慢の公開収録中でした。
実は私達ツアーご一行、ちょこっとだけ映る予定です（笑）
収録の翌週が放送だと聞いたので、もう放送になったかもしれませんねぇ。

こちら青陽郡の郡司さん。
県知事さんのような立場の方になります。
五日市&のど自慢も行われているというので視察に訪れていた模様……

再び市場に目を戻すと、こちらもアジュンマ達が野菜の選別をしているところでした。

なかなか青陽唐辛子を見ないなぁと思っていたら、ようやく発見！
辛い唐辛子……何に使うか悩みますね(^_^;)

ちなみにチャメ(マクワウリ)は、10個以上ある1山が5,000ウォン、スイカも1玉5,000ウォンでしたよ！
これは安い！
ツアーの参加者の中にもチャメやスイカを買っていた方がいました。

マートではなかなか目に出来ない野菜や日用品なども目にすることが出来、やっぱり地方の市場巡りは楽しいですね。

市場を楽しんだ後は、今回のツアーの最後の訪問地へと向かいます。


「青陽在来市場」
住所︰忠清南道 青陽郡 青陽邑 中央路7ギル3
電話番号︰041-940-2331

今回のツアーの最後の訪問地｢狐雲植物園｣にやってきました。

花のトンネルを抜けて植物園へと入ります。
今の季節はたくさんの花が咲くので、植物園に行くなら絶好の時期ですね♪

もちろんお手入れもしっかりされているからでしょうが、一番見応えのある時に訪問したようです。

こちらの「狐雲植物園」は37haという広大な敷地に8,600種類もの樹木や花が植栽されているんだとか。

こちらはアヤメ？カキツバタ？
花に詳しくないのですが、きれいなものには目が引かれますね。

こちらはベルのような花をつけてます。
色合いもかわいらしいですね。

あまりに小さくて見過ごしそうになったのはスズラン！
ひっそりと可憐な佇まいです。

こちらはハート型の花で、韓国では比較的目にする花。
私は韓国へ来て初めて見たけど、日本にもあるのかな?!

植物園の一角には小動物などがいるスペースや子供用の遊具があるエリア、体験学習が可能なエリアもありました。
家族で訪れるのにもぴったりな場所です。

この日も快晴だったけど、木陰は爽やかな風が吹いていて、散策するにも快適でしたよ。
気に囲まれているからか森林浴も出来て一石二鳥！

アザミも鮮やかに咲いています。
空気がきれいだから、花々の色や木々の色が鮮やかに見えます。

散策の時間は充分にあったけど、やっぱり広くて全部は見れませんでしたね。
それでも空を近く感じる、素敵な場所で癒やされました。

1泊2日のツアーはこれで日程は全て終了です。
日本とも縁の深い百済に触れる公州・扶余から、自然の中でのヒーリングまで充実した旅になりました。

久しぶりの公州・扶余も、お初の青陽も天気に恵まれたこともあり、楽しく見学が出来ましたね。

本やドラマ、映画を通しての歴史の勉強もいいけど、やっぱり現地で直接目にし、耳にし、体験するのが理解しやすいように思います。


「狐雲植物園」
住所︰忠清南道 青陽郡 青陽邑 植物園キル 398-23
電話番号︰041-943-6245
HP︰www.kohwun.or.kr