2012年 ラピッド･シティ周辺ドライブ(3 days) =Day 1= ～LAからサウスダコタへ～

2012/09/01 - 2012/09/01

・9月1日：ロサンゼルス ⇒ ラピッド・シティ ⇒ デビルス・タワー ⇒ デッドウッド ⇒ ラピッド･シティ

・9月2日：ラピッド・シティ ⇒ マウント・ラッシュモア ⇒ クレイジー・ホース ⇒ カスター州立公園 ⇒ バッドランズ国立公園 ⇒ ウォール ⇒ ラピッド･シティ

・9月3日：ラピッド・シティ ⇒ ロサンゼルス

エリア ラピッドシティ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝2時半起きで、空港へ向かった9月1日。

ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港

目的はLaybor Dayとなる9月第1月曜を含めた3連休でラピッド･シティを中心に国立公園などを回る旅。

ロサンゼルス国際空港(通称LAX)発6時の便だったのだが、どうやらLAXは6時が始発になるらしい。海沿いにあるのだが、おそらく6時以前は周辺への影響を考慮しフライトを禁止しているのだろう・・・。

飛行機は予定通り離陸、そして中継地点のデンバー国際空港へ。

デンバー国際空港 (DEN) 空港

11年前に一度来ているはずだが、ターミナル内の記憶はあまりなく、こんな展示あったっけ？の状態。

ブレックファーストは朝マック。

9/11直後にグランド・サークルを回った時にデンバーを基点にした時以来11年ぶりだったが、空港の屋根は昔と変わらずロッキー山脈をイメージしたものだった。
こちらは当時のインパクトが大きかったこともあり、鮮明に覚えていた。

デンバーからラピッド・シティ行きの便は出発が20分ほど遅れたが、45分のフライトで10分遅れで到着した。ここは国際空港ではないので、非常に小さい。

国際空港だと通常ターミナルから専用のミニバンなどでレンタカー会社の事務所に向かうのだが、ラピッド･シティーの空港ではターミナルに併設された駐車場にレンタカーも停められているので、事務所もターミナルの中にあった。ターミナルの外に出ると暑い！LAよりもかなり北にあるにも関わらず、LAよりもかなり暑い。どんだけ冷夏なんだよ、LA!!

まず向かったのはラピッド･シティのダウンタウン。

本日のメイン･ディッシュであるデビルス・タワーは夕方に訪れたかったので、一応ダウンタウンということで時間つぶしがてら歩いてみた。

マウント・ラッシュモアに近いからか町の交差点ごとに歴代大統領の銅像が建っている。しかも四つ角全てに"建"っている(リンカーンは"立"っておらず、座っていたが・・・)。

こちらはロナルド・レーガン大統領。

こちらは初代ジョージ･ワシントン大統領。

こちらはジョン・Ｆ・ケネディ大統領。

こちらはセオドア・ルーズベルト大統領。

そしてエイブラハム・リンカーン大統領。

手に持った眼鏡だけでなく・・・

ダウンタウンのシンボルっぽい雰囲気が漂っていたホテル。

Hotel Alex Johnson Rapid City Curio Collection by Hilton ホテル

ダウンタウンを後にし、いよいよ目的の場所へと向かった。

フリーウェイを2時間走って(長距離ドライブも久しぶりだったので、ちょっと疲れたな・・・)、山を越えたところから見える平原の中に突如、隆起したデビルス・タワーが見えて、一気にテンションが上がる！

おぉ、ここがUFOが着陸した伝説の場所か！？と、思いにふけりながらドライブ(映画「未知との遭遇」で監督のスピルバーグがこの場所をUFOの着陸場所として使ったことで一躍知名度があがった)。

近づくにつれ、遠くから見たのよりも想像以上の大きさに圧倒される。

デヴィルスタワー国定公園 国立公園

公園ゲートをくぐるとさらにその大きさに圧倒されながらもふと足元を見るとプレイリー・ドッグがあちこちにいて、その愛嬌の良さに心が和む。

今回のレンタカー。

入園時にもらえる園内の案内図と旅のお供・地球の歩き方。

望遠で頂上付近を見るとこんな感じ。

なんとも神秘的な岩。

ビジター・センターの中には・・・

ミニ・タワーと・・・

どうやってこのタワーができたのか？という伝説を記す絵がある。

巨大な熊に襲われたインディアンが自分たちの足元を隆起させ、それに登ろうとした熊の爪痕がこの岩に刻まれたのだ・・・という伝説。

タワーの麓に一周2km(1.3mile)のトレイルがあったので、そこを歩く。

付近の木の枝には赤いリボンが巻かれていた。

ふもとまで来ると大きな落石がたくさん積み重なっている。

少し角度が変わるとまったく違う岩に見える。

この角度まで来ると正面からの岩の姿は想像すらできない。

こちらは真裏にあたる部分。

ふと足元の案内板に目を向けると・・・

昔のハシゴのことが書かれている。

良く見るとそのハシゴがまだ残っている。

行き交う人と"Hello"と声を交わしながら、ところどころに置いてある双眼鏡を見た人が岩の間に人が登っているぞ!と教えてれる。

良く見ると・・・

ロック・クライミングをしている人間が足を一杯に広げている！！

カメラのズームを最大にして確認したら本当に人がいる。両手両足を目一杯横に広げて、その摩擦力を利用して上に登っている。昔廊下とかで同じようなことして遊んだな・・・なんて懐かしい思いにふけるも、この悪魔の塔にはとても登れないなぁと現実に戻った。

トレイルはタワーをぐるりと一周するのだが、東西南北、見る方向によって実に多彩な表情を見せる。また登っている人も東西南北問わずに見られた。

こちらの角度もまた美しい。

一周して正面に戻ってきた。

車で園内を走っているとワイルド・ターキーの群れがいた。

なにやらオブジェもある。

見上げれば"悪魔の塔"、しかし足元にはプレイリー・ドッグという何とも言えないアンバランスさが、なんか心地良い。

正面から見ると実は不細工？

プレイリー・ドッグと聞いて頭の中に思い浮かべる典型的なそれ。

正面だが、食べてる姿はとても愛らしい。

餌は与えないでね！

お土産屋はスピルバーグの影響もあり、宇宙人絡みが多い。

プレイリー・ドッグの人形の下には宇宙人の人形・・・

世界広しと言えど、こんな品揃えしているのはここくらいだろう。

そして公園を後にする直前にバイソンを発見！。

バイソンは写真を撮っているうちに立ち上がり、土煙を上げながら近づいてきたので、ちょっと怖かった・・・。もう1種類、鹿が道路に2度も飛び出してきたが、写真を撮る余裕はなかった・・・。

帰る直前の夕焼け。

とても神秘的だった。

デビルス・タワーを後にして、Rapid Cityに戻る途中、タワーで会った老夫婦が薦めていたDeadwoodという町に寄り道した。

歴史的に重要な町らしい。日本で言うなら温泉のない熱海といった感じだろうか？

山の奥にある町でアメリカの都会の人が羽根休めに訪れる町といった感じ。

温泉はないのだが、アメリカ人の心を癒すものがある。それがカジノ！

Holiday Inn Express Hotel & Suites Deadwood-Gold Dust Casino ホテル

個人的にはケビン・コスナーが経営するお店がある町という印象が強かった。

MIDNIGHT STARというのがお店の名前。

ケビン･コスナーの過去の出演作のポスターや衣装が並んでいる。

「ボディ・ガード」のポスターと衣装。

Rapid Cityに戻り、昔、消防署だった建物を改装してレストランにしたお店で夕食。

ファイヤーハウス ブリューイング カンパニー アメリカ料理

ここで頼んだ1つのメニューが激ウマ！マッシュルームの傘の中をくりぬき、そこにカニのすり身を詰め、さらに上にチーズをかけて焼いたもの。

このメニュー考えた人間に会って、直接お礼を言いたいほどの美味しさだった。

お店の名前にもなっているようにここは醸造所。

支払いの際に消費税が5%強ということに気づき、何か得した気分になった(ちなみにLAは8.75%)。

そしてホテルに着いたのが23時。写真の整理をして24時半就寝。