川崎市生田緑地ばら苑（旧向ヶ丘遊園ばら苑）

2016/05/26 - 2016/05/26

川崎市多摩区の小田急小田原線沿線に「向ヶ丘遊園」という駅があります。
その名の通り、ここにはかつて小田急電鉄系の「向ヶ丘遊園」がありましが、平成14（2002）年閉園になりました。跡地は小田急電鉄による宅地を中心とした開発が行われる予定でしたが、住民による反対運動や、経済の低迷などで、計画は凍結状態になっています。

向ヶ丘遊園の中には「ばら苑」がありましたが、向ヶ丘遊園の閉園後も、存続を求める多くの市民の声にこたえ、川崎市が隣接する生田緑地の一部として管理を「生田緑地ばら苑」として継承し、ボランティアがバラの手入れなどを行い、春と秋の開花時期に一般公開を行っています。
今ではこのばら苑は、周囲を多摩丘陵の樹林地に囲まれ、360度の緑のパノラマと清涼な空気を体感できる「秘密の花園」として親しまれています。

今年（2016年）の春の公開時期は5月12日(木)〜29日(日)の18日間で、5月26日、ここを訪れました。
しかし、今年は暖かかったせいでバラの開花が早かったようで、訪れた時には、すでに散ったものも多く、残念でした。

なお、向ヶ丘遊園はなくなりましたが、小田急線には今でも「向ヶ丘遊園駅」の駅名は昔まま残っているため、今もビルやお店や銀行などの名前に「〇〇〇向ヶ丘遊園店」「〇〇〇銀行向ヶ丘遊園支店」などとついています。

エリア 登戸・新百合ヶ丘(神奈川)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

川崎市生田緑地ばら苑のＨＰによる、苑内の案合図です。

生田緑地 公園・植物園

川崎市生田緑地ばら苑の全景です。ばらの植え込みと芝生の緑地が広がっています。

川崎市生田緑地ばら苑の全景です。

川崎市生田緑地ばら苑の全景です。

川崎市生田緑地ばら苑の全景です。

ばらにカメラを向けて写す女性！！

ばらにカメラを向けて写す女性！！

しかし、この日は平日の木曜日！訪問客で圧倒的に多かったのは私を含め高齢者でした。

高齢の訪問客です。

老人ホームやデイサービスなどの介護施設から来た人々を、車椅子に乗せて見物させていました。

あちこちで、車椅子のグループが目につきました。

車椅子のグループです。

ここには、およそ530種、4,700株のバラがあります。そのうち目についたものを名前とともに掲載します。
まずは「ブラック　ティー」です。

「芳純」です。

「宮城野」です。

「スーパースター」です。

「マダム　ヴィオレ」です。「青いバラ」を思わせる薄紫の花色が、どこか神秘的です。

「マリア　カラス」です。鮮やかなローズピンクの巨大輪がみごとです。

「キャラメル　アンティーク」です。

「アウグスタ　ルイーゼ」です。

「クリムソン　ルイーゼ」です。

「ビバリー」です。

「リリーマルレーン」です。

「クローダ　マグレディ」です。

「サイレンス　イズ　ゴールデン」です。

「ユーロピアーナ」です。

「フラミンゴ」です。

「サリーホームズ」です。

上の「サリーホームズ」のアップです。

「コロネーション　ストリート」です。

ばら苑のなかに、白い柵で囲まれてエリアがありました。

入口には「ロイヤル　コーナー」と表示されていました。

ばらに中に、白い女神像が立っていました。

この中には、王族、皇室にまつわるバラが植えられていました。
まず「クイーン　エリザベス」、もちろん、英国エリザベス女王のささげられたバラです。

「プリンセス　ミチコ」、美智子妃殿下に捧げられたバラです。

「プリンセス三笠」

白い金網の支柱が並んでいて、ツルバラが植えられていました。

ツルバラの列です。

パーゴラ通りです。

パーゴラ通にはベンチが並び、人々が休息していました。

テントが張られ、向うにローズガーデンハウスが見えます。

ばらの植え込みだけでえなく、芝生の広場がありました。

ロイヤルコーナー前の芝生の広場です。

植え込みと、植え込みの間の芝生のスペーシです。

広い芝生の通路です。高齢者グループが、ゆっくり歩いていました。

写真は、売店の周りです。

切花や、苗木が販売されていました。

苗木の販売です。

苗木の販売です。